第108回全国高等学校野球選手権埼玉大会 4回戦 県立浦和高等学校 VS 浦和実業学園高等学校 2026年7月18日@アイル・スタジアム浦和

スポーツ観戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は夏の甲子園予選を観戦します。個人的に注目していた、文武両道の伝統校・県立浦和高等学校と、近年頭角を現してきた浦和実業学園高等学校による4回戦、アイル・スタジアム浦和での一戦です。

三連休初日、仕事など一週間の疲れを回復するため少しゆっくりし、10時過ぎに目覚めて準備を済ませ球場へ向かいました。第一試合の市立川越高等学校と西武学園文理高等学校の試合が長引いたため、試合開始は約30分遅れます。球場入口には長蛇の列ができていましたが、手際の良い運営のおかげでスムーズに入場できました。スタンドは8割ほど埋まっていたでしょうか。一塁側に座り、プレーボールです。それでは試合の様子をお伝えします。

観戦レポート

県立浦和高等学校は渡辺雄太、浦和実業学園高等学校は左腕・五味拓真と、両チームともエースが先発します。打撃陣は前戦と変わりありません。県立浦和高等学校の強力打線と、浦和実業学園高等学校のエース五味拓真、そして抑えの松本夏輝との攻防が見どころです。

また、細かい野球で1点を狙いにいく浦和実業学園高等学校の攻撃に対し、県立浦和高等学校が頭脳的にどう対応するのかも気になるポイントです。

1回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
県立浦和高等学校・渡辺雄太は立ち上がり、1アウトから2つの四球を与えますが、後続を断ち無失点で切り抜けます。

1回裏 県立浦和高等学校の攻撃
先頭打者・若山和人の強烈なショートゴロを福田光がファンブルしますが、続く打者をダブルプレーに打ち取り、ピンチを最小限に抑えます。

2回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
先頭打者・関奨馬がレフト前ヒットで出塁。バッテリーエラーで二塁へ進むと、1アウト後に送りバントで2アウト三塁とします。ここで送りバントを選択したのは少しもったいなく感じました。後続は凡退し、得点には至りません。

3回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
またも先頭の斎藤大樹がレフト前ヒットで出塁。送りバントと内野ゴロで2アウト三塁となり、4番・雲津禾巳に期待がかかります。2球目を強烈なライナーで捉え、三塁コーチャーの股を抜けますが、その次の球で死球。さらに続く打者も四球を選び、2アウト満塁となります。
ここで県立浦和高等学校は伝令を送り、渡辺雄太を落ち着かせます。打者は6番・開奨馬。やや甘く入った初球を見逃して簡単に追い込まれると、最後は空振り三振。三球三振で倒れ、この回も得点を奪えませんでした。

3回裏 県立浦和高等学校の攻撃
ビッグチャンスを逃した直後は気をつけなければなりません。県立浦和高等学校は簡単に2アウトとなり、9番・佐藤嶺の打席を迎えます。サードは極端な前進守備、ショートもかなり三塁寄りの守備位置です。2球目を痛烈に捉えますが、その打球はショート正面へのゴロとなり、県立浦和高等学校も2回に続いて三者凡退となりました。

4回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
下位打線からの攻撃です。ここまで毎回チャンスをつくっていましたが、この回はわずか6球で三者凡退に終わります。

4回裏 県立浦和高等学校の攻撃
1アウトから2番・矢富桜生が左中間を破るスリーベースヒットを放ち、千載一遇のチャンスを迎えます。3番・渡辺雄太はライトへの飛球を放ちますが、やや浅く犠牲フライにはなりません。続く4番・渡辺佑も右中間へ鋭い打球を放ちますが、ライトが好捕し、得点には至りませんでした。

5回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
1アウトから2番・落合樹生が三遊間を破るヒットで出塁。2アウトとなりますが、4番・雲津禾巳がレフト前ヒットを放つと、落合樹生が好走塁を見せ一、三塁とします。しかし、続く清水健太は見逃し三振。渡辺雄太は要所でワイド気味のストライクゾーンにも助けられながら、肩口から大きくブレーキのかかるカーブと、低めに丁寧にコントロールされたストレートを武器に、再三のピンチを切り抜けます。

5回裏 県立浦和高等学校の攻撃
この回先頭の5番・平山大翔がセンター前ヒットで出塁。送りバントでチャンスを広げると、7番・尾崎慎之助がレフト前へタイムリーヒットを放ちます。劣勢だった県立浦和高等学校が、ついに先制点を奪いました。後続は抑えられ、この時点で県立浦和高等学校が1-0とリードします。

6回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
1アウトから四球で出た走者を送りバントで進めますが、この場面も少しもったいなく感じます。その後、連続四死球で満塁、一打逆転のチャンスを迎えますが、最後は凡退。3者残塁に終わります。

6回裏 県立浦和高等学校の攻撃
先頭の1番・若山和人がピッチャー強襲の内野安打で出塁しますが、ダブルプレーなどで好機を断たれます。

7回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
ラッキーセブンを迎え、一塁側の応援席では吹奏楽部とチアリーダー、そしてメガホンを手にした部員や生徒たちが懸命に声援を送ります。
3番・青木寛が四球で出塁すると、続く雲津禾巳がまたもレフト前ヒットを放ちます。送りバントで二、三塁となりますが、外野守備はかなり深めの位置を取ります。次の打者は初球スクイズをファウルにすると、簡単に追い込まれ、最後はショートゴロ。しかも走塁ミスも重なりダブルプレーとなって得点できません。ここまで浦和実業学園高等学校は、なんと13残塁という拙攻が続きます。

7回裏 県立浦和高等学校の攻撃
伝統の応援団を中心に、男らしさあふれる大迫力の応援が球場に響き渡ります。
ここまで1失点ながら好投を続けていた左腕・五味拓真は、大きなフォームから投げ込むストレートに加え、スライダー、カーブを織り交ぜた緩急自在のピッチングを見せていました。しかし、さすがに疲れが見え始めたのでしょうか。先頭打者にストレートの四球を与えると、2アウトから7番・尾崎慎之助が放った打球は高々と舞い上がります。打球は両翼93メートルと狭いレフトスタンドへ吸い込まれるツーランホームラン。県立浦和高等学校が3-0とリードを広げ、この場面で五味拓真は降板。松本夏輝へ交代となります。
松本夏輝は代わり端に二つの四死球を与えますが、最後は鋭い当たりでしたがサード正面のライナーに打ち取り、追加点は許しませんでした。

8回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
反撃したい浦和実業学園高等学校ですが、デッドボールとヒット、さらにバッテリーエラーで二、三塁のチャンスをつくります。しかし、2番・落合樹生はストレート一本に狙いを絞っているように見える打席でしたが、結局最後は直球を見逃して三振に倒れます。

8回裏 県立浦和高等学校の攻撃
2番から始まる上位打線でしたが、セカンドゴロ、そして連続三振に終わり、追加点は奪えません。勝負は最後の守りへ持ち越されます。

9回表 浦和実業学園高等学校の攻撃
先頭の3番・青木寛がツーベースヒットを放ち、反撃の狼煙を上げます。しかし、続く4番・雲津禾巳はサードフライ。5番・清水健太は三塁線、そしてレフト線へと鋭い打球を放ちますが、いずれも惜しくもファウルとなります。最後はセカンドゴロに倒れ、続く開奨馬も力なくライトフライ。ここで試合終了となり、県立浦和高等学校の選手たちに歓喜の輪が広がりました。

<試合結果>

123456789
浦和実000000000071
浦和000001020350

勝利投手 渡辺雄太
敗戦投手 五味拓真
本塁打 尾崎慎之助(7回裏2ラン)
入場者数 非公表

まとめ

実力が拮抗した両チームの対戦でしたが、多くのチャンスをつくりながら残塁の山、無得点に終わった浦和実業学園高等学校に対し、少ないチャンスを確実にものにした県立浦和高等学校が勝利を収めました。「点が入りそうで入らない試合は、そのまま0点で終わる」という野球の怖さを象徴するような一戦だったように感じます。

最後まで勝負どころで粘り強い投球を見せた渡辺雄太と、再三の好機を生かせなかった浦和実業学園高等学校打線。その明暗が勝敗を分けた試合でした。以上、みたらしゴローでした!

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