JAPAN JAM 2024 DAY3 2024年5月3日 @千葉市蘇我スポーツ公園

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。JAPAN JAMの後半戦が始まりました。あいだの三日間は普通に仕事がありましたが、寒暖差で若干体調がだるく、仕事に集中できませんでした。

後半戦初日、千葉寺からのアクセスバスを利用して会場に向かいました。今日もスムーズに到着です。朝からハム焼きを食べたかったのですが、非常に長い列ができていたため断念しました。その後、クロークで荷物を預け、SUNSET STAGEに向かいました。それでは、ライブの様子をお伝えします。

ライブレポート

ポルトギース

雲一つない青空のもと、まずは朝礼です。「今日の空は何?完璧ですね!」初日、二日目と快晴が続き、設営期間の10日間もほとんど雨が降りませんでした。中日の3日間も天気に恵まれ、熱中症への注意、フクダ電子アリーナの活用方法などが説明されました。3日間の休止期間を利用し、音響と映像、動線段差の解消などの改善点が紹介されました。2000人のスタッフや参加者の意見を活かし、最高の空間づくりに取り組んでいるそのスピーディーさには感心させられます。

ポルトギースは、4ピースバンドで平均年齢は21歳、6月に活動を開始し、大学の軽音部で浮いていたメンバーが集まって結成された爽やかで好青年たちのバンドです。彼らは「大げさかもしれないけど、JAPAN JAM3日目の一日の始まりを創りに来ました」と、中村隆太郎の優しい顔立ちと乾いた声で爽やかに歌い上げました。

「去年の5月に踵を浮かせながら観ていたJAPAN JAM、6月に結成していろんなことがありましたが、今日ここに立っています。また帰ってこられるように頑張ります」との言葉に、観客の心を掴みました。

<セットリスト>
01. 23
02. 相合傘
03. 7月の君へ

モーニング娘。’24

SKY STAGEでは、海津亮の朝礼がありました。「モーニング娘。の前説と言えば渋谷だったので緊張しています」と語り、「参加者が入ってくれて気付く改善点を修正しました」とWING STAGEの音響改善について画像付きで説明がありました。また、ジャイアントフラワーの鏡のオブジェに大行列ができていたため、迅速な撮影が促されました。

モーニング娘。24の17期メンバー、弓桁朱琴がブログで何度もハム焼きを食べたいと書いていたので、良いライブをしたら差し入れるということで呼び込まれました。

水色の爽やかな衣装で登場すると、懐かしいナンバーを連発します。エモかわいいですね。「みなさん、SKY STAGEのトップバッターとして、最後まで一緒に盛り上がっていきましょう!」毎回思いますが、彼女たちはほぼノンストップでパフォーマンスを続けます。中盤には、フォーメーションダンスに変貌した時期の楽曲が続きます。

「わがまま 気のまま 愛のジョーク」では、「愛されたい愛されたい!」などのコールアンドレスポンスで盛り上がります。「OK、JAPAN JAMいい盛り上がりです!水分取ってください」と超短い給水タイムを挟むだけでライブを続けます。「努力 未来 A BEAUTIFUL STAR!」では、「みんなも一緒に!」「しっあわせになりたい…」と盛り上げます。その後も「ザ☆ピ〜ス!」から定番曲が続き、「ここにいるぜぇ!」で会場中がジャンプし、朝から大盛り上がりでした。

<セットリスト>
01. LOVEマシーン(updated 23 Ver.)
02. 恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.)
03. One・Two・Three(23Ver.)
04. Help me!!(updated)
05. TIKI BUN
06. わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)
07. What is LOVE?(23 Ver.)
08. そうだ!We’re ALIVE(updated 23 Ver.)
09. ザ☆ピ〜ス!(23 Ver.)
10. 泡沫サタデーナイト!
11. ここにいるぜぇ! (23 ver.)

WurtS

SUNSET STAGEへ、WurtSが登場しました。いつものパーマンのような帽子をかぶり、バンドメンバーは白いシャツにネクタイ姿。そしてDJのうさぎも大暴れです。暑さで大変そうでしたが、一生懸命踊って暴れて盛り上げていました。

「ありがとうございます、WurtSです。暑すぎるくらいだけど、JAPAN JAMに初出演です」と挨拶し、新曲「エヴォリューション」を披露しました。ロッキンなどにも出演しているので初出演とは意外でした。
うさぎは暴れすぎて一時的に姿を消しましたが、戻ってくるとまた大暴れです。一度休憩を入れないともたなかったのでしょうか。復活後も暴れすぎで大丈夫でしょうかと心配になるほどでした。ラストは「分かってないよ」。バンドメンバーも動き回るので、ギターとベースのシールドが絡みまくっていました。

<セットリスト>
RH1. ブルーベリーハニー
01. ふたり計画
02. コズミック
03. NERVEs
04. エヴォリューション
05. BOY MEETS GIRL
06. SWAM
07. Talking Box (Dirty Pop Remix)
08. リトルダンサー
09. 分かってないよ

にしな

BUZZ STAGEの19歳のシンガーソングライター、liaの「shallm」を少し見た後、フクダ電子アリーナでモニターに映るヤングスキニーを見ながら焼きそばを頂きます。かやゆーが「今日は5月3日、俺はゴミ人間」と言っているようですが、もう少しモニターの音声を上げてほしいですね。

次に、WING STAGEのにしなに向かいます。だぼだぼのTシャツとギザギザのミニスカートで登場し、快晴の青空の下、さわやかすぎる癒しの世界が広がります。「今日晴れたから、やってみたいな、人の曲なんですけど」と言って、チャットモンチーの「シャングリラ」を歌唱し、さわやかな癒しが倍増しました。

「JAPAN JAM最高です、ありがとう。水を飲みながら最後まで楽しんでいってください!」と言い、「ヘビースモーク」でしっとりと締めました。

<セットリスト>
01. クランベリージャムをかけて
02. 東京マーブル
03. U+
04. シャングリラ(チャットモンチー cover)
05. シュガースポット
06. ケダモノのフレンズ
07. ヘビースモーク

乃紫

BUZZ STAGEに向かいます。乃紫はミニスカートとルーズソックスの制服のようなスタイルでパフォーマンスを行っています。人生初のフェスだそうで、一生懸命コールアンドレスポンスを求めて盛り上げています。いろいろと準備してきたのでしょう。

終盤には話題の「全方向美少女」を披露し、全7曲を見事に聴かせました。

<セットリスト>
01. 先輩
02. ヘントウタイ
03. 惑星より愛を込めて
04. 接吻の手引き
05. 全方向美少女
06. A8番出口
07. アフターオール

アンジュルム

派手なバラバラな衣装でメンバーが登場し、相変わらずのパワーを見せています。松本わかなは少し大人っぽくなったような気がします。1曲目からパワー全開で観客を煽ります。

「皆さんこんにちは、アンジュルムです!今日は全力で飛ばしまくっていきます」と挨拶。川名凜は左足を怪我している中でのパフォーマンスとのことです。続いて新曲「美々たる一撃」を披露。立て続けに観客を煽り続けながらパフォーマンスを続けます。

「暑いと思いますので、水を飲んでいきましょう」と観客に呼びかけ、「新曲も盛り上がりましたが、この後も跳んだり跳ねたり盛り上がるぞ!」と言い、「大器晩成」から3曲続けて熱狂的なパフォーマンスを披露しました。最後に「ありがとう、最高、最後まで楽しんでね」と締めくくりました。

<セットリスト>
01. ドンデンガエシ
02. 次々続々
03. 泣けないぜ・・・共感詐欺
04. 美々たる一撃
05. アイノケダモノ
06. 出すぎた杭は打たれない
07. 大器晩成
08. 友よ

indigo la End

快晴で夏のようだったのに、急に寒くなりました。クロークに上着を取りに行き、羽織りました。ハム焼きはモーニング娘。の前説の影響か、とんでもない列です。今回発見のお酒とシイタケを食べながら、SKY STAGEで川谷絵音の爽やかな歌声に向かいます。

演奏の半ばで、「毎年出させてもらって、下手したら最年長かと思ったけど、SUPER BEAVERが救ってくれました」と語り、ちょっと意外な一面を見せました。

後半はしっとりと聴かせ、「来年もまた出たい、最年長かもしれないけど」と言いながら「名前は片思い」で締めました。

<セットリスト>
RH1. 夜汽車は走る
01. 夜明けの街でサヨナラを
02. 瞳に映らない
03. 想いきり
04. 実験前
05. 通り恋
06. 心変わり
07. 夏夜のマジック
08. 名前は片想い

MyGO!!!!!

先週と同じく、いまいちだったソーセージを買ってしまい、消化した後でWING STAGEへ向かいます。バンドがテーマのアニメからの声優さんのバンドで、最近こういったバンドが多いですね。可愛らしいすらりとした人から癒し系まで、美しい人たちです。演奏を始めると本格的で上手ですね。客席もすごいコールで、まるでアイドルのようです。

羊宮妃那が「普段私たちは声優として活動しているんですけど、アニメから飛び出したバンドです」と、アニメ声の正確な声優らしい発声で説明していました。曲名を説明する際に表記は当て字の漢字でよくわからないこともありますが、それも愛嬌の一つです。

ロックバンドさながらに観客を煽り、演奏もすごく、コールもすごいです。声優さんたちは年齢に関係なく、凄いパフォーマンスを披露できるんですね。

<セットリスト>
RH1. 迷星叫
RH2. 名無声
01. 迷星叫
02. 壱雫空
03. 影色舞
04. 碧天伴走
05. 砂寸奏
06. 歌いましょう鳴らしましょう
07. 音一会

ハルカミライ

続いて、本日唯一の前方、10列目のど真ん中です。興奮しますね。リハーサルにメンバーが登場すると、「ファイト!!」を2連発し、「フュージョン」で十分に暖まった会場。本番になると、橋本学は赤ではなく白のアイラインを引き、革ジャンで登場しました。「君にしか」の大合唱から始まりました。橋本学が「まぶいぜ、最高」と叫びます。

2曲目では早くもセットリストを変更し、須藤俊が「もっと自由に、ファイト!!」を挟んで「カントリーロード」へと続けます。橋本学はいつの間にか上半身裸になり、「今年もこの季節がやってきたね、もう夏だっけ?暑い時間にしましょう」と語ります。そしてまた「ファイト!!」を挟み、「俺達が呼んでいる」で盛り上げます。チェ・ゲバラのトレーナーを着た関大地はステージを転がりまわり、曲中で演奏を止めて「絡まっちゃった」とシールドの絡まりを直してから、須藤俊が「永遠の一瞬から」と再開し、「フルアイピール」へと続けました。

橋本学が「俺が、休みを楽しむコツを伝授しよう」と言い、「コツは、すぐ過ぎさせること。楽しすぎて一瞬で、もう終わっちまったんかと過ぎさせること。それがフェスの醍醐味」と語ります。「僕ら世界の真ん中!」と「春のテーマ」を歌い上げ、「タオル、Tシャツ完璧だよ、あとは裸で気にしない」と続けました。「謎の3連勤、昨日仕事遅かったくせに早起きした奴いるんでしょ、ごめんね昼まで寝てて」と言い、須藤俊が「俺はモンハンやってたよ」と続けて、「夏のまほろ」へと進みます。

橋本学が「いい夏になりそうだな、へいへいほー!」と「PEAK’D YELLOW」の導入部分を大合唱。そして、「ああ、ぼくの…」と橋本学が歌い出すと小松謙太が前に出て静止し、「昨日モンハン一緒にやってた」と告白しました。

橋本学が「JAPAN JAMが必要だって言われたけど、今さらだけど、開催おめでとうございます」と言い、「世界を終わらせて」を披露しました。

「ちょっとやる予定なかったけど」と言い、「アストロビスタ」を沁み入るように歌いました。「普段はイヤホン、ライブハウス音楽は閉鎖的、でもフェスは開放的。眠れない夜に俺はSUPER BEAVERを聴くのさ」と歌い、「育てて、守って、振り返って、前を向いて、人も、ロックも、幸せも、俺たち歌おうぜ」とのメッセージに感動しました。「やっぱり、ロックフェスをロックフェスにするのはバンドだけじゃない、イベントだけじゃない。君のチカラだったんだよ」と締めくくりました。

「いつもちかくに…」と「望遠鏡」の大合唱で締め、この指とまれとまれ!「元気100倍だぜ!」の声とともに、最後は「ファイト!!」で濃くてあっという間の時間が過ぎました。

<セットリスト>
RH1. ファイト!!
RH2. ファイト!!
RH3. フュージョン
01. 君にしか
02. ファイト!!
03. カントリーロード
04. ファイト!!
05. 俺達が呼んでいる
06. フルアイビール
07. 春のテーマ
08. 夏のまほろ
09. PEAK’D YELLOW
10. 世界を終わらせて
11. アストロビスタ
12. Tough to be a Hugh
13. エース
14. ファイト!!

SUPER BEAVER

夕暮れのステージにSUPER BEAVERが登場しました。前半、渋谷龍太は観客に向かって「JAPAN JAMは声が小さいフェスなのですか?」「自己紹介してるのに、その反応ですか?」と呼びかけます。ステージをいっぱいに動き回りながら歌唱する渋谷龍太は、「我々は30分、40分、50分のライブをやれば一日終わりですけど、あなたは朝から暑い中でここまでそのライブを何回も観て生き延びてきたんですよね? 俺たちよりもそんなあなたの方がはるかに凄いです! あなたが音楽を作ってるんです!その自覚ありますか? よろしくお願いします」と観客を称賛しました。

「じゃあ好きに踊ってください。自己紹介で忘れてました、踊れないバンドSUPER BEAVERです、ダンスホールにしましょう」と言って「irony」を演奏しました。

続いて、「誰一人、人生被っていない、ひとつになろうぜ、とか一体感とかすごく嫌いです。音楽の目的がそこではない。各々好きなものがうっかり一緒なだけ、あいつが好きではなく自分で選んだ結果です。あなたたちには興味ない、あなたに興味ある。全部自分で決めてください」と宣言し、「幸せのために生きているだけさ」を披露しました。

「いろんなバンド楽しかったですか。よそのバンドが何してたか知らないが、愛とか夢とか希望とかダサいこと歌えるのがロックバンドだと思ってます。だからあなたに今歌います」と語り、「アイラヴユー」を演奏しました。「あなたが音楽を作ってるって自覚できましたか!」と大合唱が続きました。

「逃避じゃなくて現実と戦うための音楽」と言う言葉通り、ヒット曲を何曲か演奏しなくても、最後には大盛り上がりでした。さすがSUPER BEAVERです。

<セットリスト>
01. 切望
02. 突破口
03. 決心
04. irony
05. 幸せのために生きているだけさ
06. アイラヴユー
07. 予感
08. 小さな革命

ブランデー戦記

以前から気になっていたブランデー戦記へ、荷物をクロークから取り出して向かいます。SEで登場し、蓮月は黒革のミニスカートとブーツで登場しました。演奏は力強く、叩きつけるようなパワーがあります。

「こんにちは、ブランデー戦記です。こんなにたくさんの方の前で演奏できて嬉しいです。野外は初めてなので楽しみです。精一杯演奏で返します、よろしくお願いします」と挨拶し、8月にセカンドEP発売と公演について告知しました。

「BUZZ STAGEトリ、日本のロックバンドブランデー戦記です」と紹介し、Kidsを披露。どの曲も重く力強い演奏で、時折膝立ちになって演奏する蓮月もカッコいいです。最後にみのりがこれ以上ない深いお辞儀をして終了しました。

<セットリスト>
RH1. Coming-of-age story
RH2. Coming-of-age story
01. 黒い帽子
02. ストックホルムの箱
03. Kids
04. Musica
05. 僕のスウィーティー
06. 水鏡

DJ和

SUNSET STAGEに移動し、マカロニえんぴつの終盤を遠くから聞きながら、花火を見上げました。すぐにDJ和のサウンドチェックが始まりました。「さあ二次会ですよ、限界を超えましょう」「集合!始めますよ」「40分に延長です!家に帰るまでがJAPAN JAMですからね」と声をかけました。

ラジオ体操から開始し、体を伸ばすたびにそこら中から声が漏れます。効きますね。続いてDJが開始され、「どんだけ音楽好きなんだよ、あんたら!」と観客を煽ります。

9曲流して「楽しいですか?初めて観たという人?」と問いかけ、「クロージングDJ貴重な時間やらせてもらってます。今日出た人は流さないようにしていますけど、ギリギリ流していいですか?」と言い、「ロマンスがありあまる」ゲスの極み乙女をかけました。まさにギリギリですね。続いてHump Backの曲を流し、「そろそろ生まれるかな?」と続けました。

ジャンボリミッキーでは「ここで踊れるようになった人いるでしょう!」と言い、次々と曲を流していきました。「最後の曲、名残惜しいですね。僕のワンマンが5月28日にあるので、ぜひ来てください」と告知し、「歌って帰ろう!」と言って「Dragon Night」で一日を締めくくりました。

<セットリスト>
SE1.swim(04 Limited Sazabys)
1. ラジオ体操第一
2. Mela!(緑黄色社会)
3. ルーキー(サカナクション)
4. DOGLAND(PEOPLE 1)
5. 不革命前夜(NEE)
6. ライラック(Mrs. GREEN APPLE)
7. さよならエレジー(菅田将暉)
8. HE IS MINE(クリープハイプ)
9. 虜(My Hair is Bad)
10. ロマンスがありあまる(ゲスの極み乙女)
11. 拝啓、少年よ(Hump Back)
12. あつまれ! パーティーピーポー(ヤバイTシャツ屋さん)
13. Bling-Bang-Bang-Born(Creepy Nuts)
14. ジャンボリミッキー!
15. 桜のあと (all quartets lead to the?)(UNISON SQUARE GARDEN)
16. KICK BACK(米津玄師)
17. DADA(RADWIMPS)
18. SPECIALZ(King Gnu)
19. 絶対零度(なとり)
20. 閃光([Alexandros])
21. Dragon Night(SEKAI NO OWARI)

まとめ

今日も快晴で暑かったですが、夜になるとすごく寒かったですね。アクセスは改善されていて、特に帰りがスムーズで嬉しいです。今日と明日は幕張に泊まり、ご飯もゆっくり食べて温泉に浸かり、しっかりと休養を取ります。万全の体調で最大限楽しみたいと思います。みたらしゴローでした!

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