COUNTDOWN JAPAN 23/24 DAY3 2023年12月30日 幕張メッセ国際展示場

ライブ参戦
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皆さんこんにちは、みたらしゴローです。COUNTDOWN JAPAN 23/24の3日目の様子をレポートします。今日は入場列の流れが驚くほどスムーズで、予想よりもずっと早く会場内に入ることができました。主催者の感度の高さと、毎日のブラッシュアップが実感できる素晴らしい対応でしたね。それでは、感動的だった3日目の出来事をお届けしましょう。

ライブレポート

シャイトープ

今日はCOSMO STAGEで若いバンドから聴いていこうと思います、まずは「シャイトープ」早くも会場は混雑し、奥への誘導が行われています。私は上手の柵際、スピーカーの目の前の少し刺激が強い場所に位置していました。

朝礼はロッキングオンのブッキング、古賀晋マネジャーが行いました。今回お決まりのコロナの窮状を紹介し、新規参加者が60%を超えることから、フェスの歴史への理解が重要だと考えているのでしょう、特にルールと自由に関しての話がありました。参加の楽しさを共有し、仲間を増やすよう呼びかけました。また、前向きな厳しい意見も募集しているとのこと。シャイトープは結成からわずか1年半、SNSでの広がりを通じて知名度を上げてきました、まさに現代のチャンスが広がる環境ですね。

「COSMO STAGEトップバターのシャイトープ、よろしくお願いします」彼らは柔らかく伸びやかな声と歌で聴かせてくれました。2曲目で、近くの中学生くらいの子が倒れましたが、セキュリティースタッフが迅速に救護しました。その子がその後回復し、楽しむことができたのか気になります。

会場は満員「シャイトープの初出演です。ありがとうございます。今年の集大成をお見せします」と佐々木想が話しました。
「音楽を愛する人は何かを探していると思います。巡り巡って出会っているんです。いろんな感情を音楽で包んであげたいと思っています。シャイトープの音楽がそうなれば良いと思います」と締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. 誘拐
RH2. tengoku
1. pink
2. ミックスジュース
3. 誘拐
4. ランデヴー
5. 部屋
6. マーガリン

Conton Candy

続いては、SNSで話題のコントンキャンディーのステージです。リハーサルでは、彼らは非常に入念にサウンドチェックを行い、細かな調整をしていました。実は恥ずかしながらコットンキャンディーと思ってました。
「こんな感じでやらせてもらいます。Conton Candyです。CDJも出来上がっているようなので、好きにやらせてもらいます」という言葉には、彼女らのファジーネーブルという楽曲のかわいらしい感じとのギャップが垣間見えました。

SEが鳴り、メンバーが再び登場すると、彼女らはいきなり観客を煽り始めます。紬衣の発声はHump Backの林萌々子を彷彿とさせ、ベースの楓華もHump Backのぴかのようにベースを奏でながら、にこにこと跳ね回ります。まるで幻覚のようでした。

紬衣は「私たちが小中学生の時に初めて来たこのフェスに出られるのは、夢のようです。夢を叶えること、目標など何も気にせずにやってきました。出たいという気持ちももちろんありますけど、CDJは通過点にさせていただきます」と語り、「ファジーネーブル」を歌い始めました。

「またConton Candyですと幕張で言えたらいいと思います。この場所で私が救われたように、誰かが救われるといいですね。貰った分、たくさん返せたらいいと思います」ベースの楓華とドラムの彩楓は双子さんなんですね。
最後の「好きなものは手のひらの中」では、過去の客席にいた昔の自分たちに向けて歌い演奏するConton Candyの姿が見えました。その姿に胸が熱くなり、涙が溢れました。

<セットリスト>
RH1, ロングスカートは靡いて
RH2. リップシンク
1. baby blue eyes
2. プードル
3. ロングスカートは靡いて
4. ファジーネーブル
5. 102号室
6. 好きなものは手のひらの中

go!go!vanillas

EARTH STAGEに向かいました。もう3日目ということで、少し飲み疲れを感じていたのでお酒は控えめにしようと思っていましたが、Conton Candyの余韻がすごくて、時間があったので場外のコンビニで日本酒を購入し一気飲みのあと、場内でハム焼きビールと一緒に楽しみました。

次はgo!go!vanillasです。彼らのご機嫌でさわやかなサウンドは、本当に心地よいものでした。牧達弥は「俺たちのサウンドについてこれる?」と観客に問いかけ、とても爽やかな気分にさせてくれました。観客と一緒に「CDJ、CDJ」とコール、初めて彼らを聴いたのがJAPANJAMだったせいか、青空の下の方が彼らには似合うかもしれません。

<セットリスト>
RH1. ヒンキーディンキーパーティークルー
RH2. マジック
1. アメイジングレース
2. コンビニエンスラブ
3. 青いの。
4. エマ
5. デッドマンズチェイス
6. one shot kill
7. カウンターアクション
8. 平成ペイン

優里

続いては優里のステージです。彼の「ドライフラワー」のイメージが強く、やさしい雰囲気を想像しがちですが、実際はパンクロック。フェスでの「ドライフラワー」は、だいたいパンクロックバージョンで披露されます。

私自身、このようながなり上げるスタイルの方が好みです。「2023年、俺はボロボロだった。目標は何一つ叶わなかった。ここにいるみんなの中にも、同じように感じている人がいると思う」と優里が語り、そういう時こそチャンスであるというメッセージを込めて、ロックを熱唱しました。

<セットリスト>
RH1. 飛行船
1. ライラ
2. ピーターパン
3. うぉ
4. ドライフラワー(Punk Rock ver.)
5. ヒーローの居ない街
6. 告白直前酸欠状態
7. 飛行船
8. ベテルギウス
9. ビリミリオン

UNISON SQUARE GARDEN

今日唯一前方当選のUNISON SQUARE GARDENのステージです。ノンストップで演奏すると思っていましたが、斎藤宏介が「もう二つ寝ると年が明けて2024年、結成20周年の年になります」と話しました。これには会場から「おめでとう」と大歓声が上がりました。「恩返しに行こうと思います。全国津々浦々ツアーを行います」と続けました。

田淵智也はいつものように、広いステージを全力で駆け回り、笑顔で楽しそうにパフォーマンスをしていました、広くて楽しそうです。彼らのエネルギッシュなステージは本当に嬉しいものです。「UNISON SQUARE GARDENでした。バイバイ!」と言ってステージを終えました、いつもより晴れやかな感じでした。

<セットリスト>
1. いけないfool logic
2. 世界はファンシー
3. カオスが極まる
4. kid,I like quartet
5. Invisible Sensation
6. シュガーソングとビターステップ
7. 101回目のプロローグ
8. オリオンをなぞる

Little Glee Monster

控えるはずだったのにまたもドリンクを補給し、GALAXY STAGEへと向かいました。後半の3つのステージは、昨日と同様にGALAXY STAGEの下手側の柵前を狙いました。「リトグリを初めて観る方、どれくらいいますか?」とい問いかけ、「最後まで拳を振り上げて楽しんでください」と続きました。

毎年末、Little Glee Monster(リトグリ)の歌声は心を浄化してくれるような気がします。そして「WONDER LOVER」ではダンスが取り入れられており、彼女たちにとっては新しい挑戦ですよね。最近は多くのアーティストが少なからずK-POPの影響を受けているように思います。リトグリには必ずしも必要ではないかもしれませんが、しかし、彼女たちは激しい曲でも見事に歌い上げます。心が綺麗になりました。

<セットリスト>
1. A cappella Medley
2. Join Us!
3. UP TO ME!
4. Jupiter
5. WONDER LOVER
6. ECHO
7. SAY!!!
8. 世界はあなたに笑いかけている

Chilli Beans.

リハーサルに現れたMotoは短い金髪のツインテールで現れ随分なイメージチェンジに驚きましたが、周囲からは「かわいい」との声が漏れました。彼女のサングラスもとてもかわいい形でした。
本番ではSEに乗って再び登場し、大きな歓声を受けました。「Chilli Beans.です、一緒に歌ってください」という彼女らの呼びかけに合唱です。時折、マイクコードがずれているのか、お腹が痒いのか、Motoが爆笑しながら服の中を気にする様子も、なんともかわいらしい仕草でした。

「皆さん元気ですか?CDJは盛り上がっていますよね」と続け、「最後まで一緒に楽しんでいきましょう。暑いですか?暑いですよね」と言いながら新曲「doll」を披露しました。
「盛り上がっていますか?Chilli Beans.を観に来てくれてありがとう。仕事は納めましたか?お疲れさまでした」と述べ、「Chilli Beans.も今年はライブ納めです。今年はいろんなフェスに出させていただき、みなさんと出会えて本当にありがとうございます」と語りました。彼女らの楽しそうな音楽と姿を見るのが本当に好きです。

<セットリスト>
RH1. HAPPY END
RH2. School
1. aaa
2. rose feat. Vaundy
3. See C Love
4. doll
5. daylight
6. lemonade
7. Raise
8. シェキララ

HEY-SMITH

リハーサルから、HEY-SMITHの管楽器の音に観客は早くも反応し、大いに盛り上がりました。ご機嫌なSEで再登場し、「COUNTDOWN JAPAN大忘年会、始めるぜ!」といきなり盛り上げます。

「大忘年会、この先しばらく、何があっても大丈夫だからね」と続け、「キラキラしたバンドの中で、俺たちみたいなドロドロしたバンドをトリにしてくれてありがとう。意味わからんよな」と語り、観客を笑わせました。「真冬に真夏の曲を歌いましょう、暑いから夏でもいいですよ」と言いながら、「新しいこと、人と違うことをしたら、何でもかんでも咎められるけど、気にしなくていいからね」など熱いメッセージを交えながら勇気を与えていきます。

ラストはおなじみの「Come back my dog」を演奏し、本当に忘年会のような雰囲気に。悲しいことや嫌なことをすべて忘れさせるような、ステージも観客も終始歌って踊り狂う、最高の締めくくりとなりました。

<セットリスト>
RH1. California
1. Dandadan
2. 2nd Youth
3. California
4. Be The One
5. Say My Name
6. Let It Punk
7. Into The Soul
8. Don’t Worry My Friend
9. Be My Reason
10. Summer Breeze
11. You Are The Best
12. We sing our song
13. Goodbye To Say Hello
14. Come back my dog

まとめ

今日の最大の驚きと感動は、Conton Candyのステージでした。本当のロックをしに来ました」という彼女らの言葉に、生で観るまで気付かなかった彼らの素晴らしいメロディーとメッセージ、情熱を感じました。こういう体験があるから、フェスをやめられないんですよね。明日でいよいよ最終日。楽しみにしています。みたらしゴローでした!

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