「TOKYO METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024」DAY1 2024年5月18日 @新木場・若洲公園

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです!連休明けから少し経ち、金曜日は有休を取り人間ドックへ。その場で指摘される異常はなく、一安心しました。

さて、土曜の朝は、有楽町で最近お気に入りの吉野家の鯖定食を楽しんでから、新木場へ向かいます。シャトルバス乗り場までの道中では、外国人観光客が乗るマリオカートに手を振りつつ、スムーズに早めに会場へ到着しました。

まずはTシャツを購入。その後、打首獄門同好会がリハーサルしているであろうWINDMILL FIELDに向かいました。それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

打首獄門同好会

朝イチのアーティストは、入念にリハーサルする時間が確保されています。一日を通して機器に不具合がないか確認する重要な役割も担っています。この日も多くの曲を演奏しながら、客席とのコミュニケーションを楽しみ、リクエストにも応えました。最後にはおなじみの「うまい棒」が配られ、朝から会場はほっこりした雰囲気に包まれました。

朝ビールをいただいていると、本番前にテレビ朝日の鈴木新彩アナウンサーが登場。注意事項の説明やABEMAの告知を行い、さらに「スクワットの準備できていますか?」とユーモアを交えた煽りで観客を盛り上げました。その間、スクリーンには出演アーティスト全員の画像が流され、期待感が高まります。

そして、白のノースリーブというかキャミソール風のトップスを着たjunkoをはじめとするメンバーがステージに登場。「デリシャスティック」でスタートすると、観客は先ほど配られた「うまい棒」を突き上げて応え、朝から熱気に包まれたライブが繰り広げられました。

大澤敦史が「昔ながらの会社のリーダーズの皆さん、ぷっちょどうですか?」と問いかけながら二曲目へ。「あとでDogが出てくるので、猫の話をしておきたい」とユーモアたっぷりに語り、「猫の惑星」へ繋げます。さらに、「WEST.とかけまして、週の終わりの仕事の疲れとときます。その心は、最後にどっとくるでしょう」と謎かけを披露し、「はたらきたくない」を演奏。メインステージのトップバッターとして、この後出演するアーティストたちを予感させるようなセットリストが続きます。

大澤敦史が「ありがとうございます。暖かいというより暑いですね、最高気温29℃」と挨拶すると、会場には朝から夏フェスのような熱気が漂います。そんな中、披露されたのは「なつのうた」。観客からは失笑も漏れつつ、「死亡フラグを立てないで」と笑いを誘いました。

そしていよいよスクワットタイムが到来。「筋肉マイフレンド」で観客とともに体を動かし、ラストスパートは飯テロタイム。「さかな乱入に気をつけて」と声をかけながら、巨大なマグロの空気人形が客席に投げ込まれる演出で「島国DNA」を熱唱。最後は定番の「日本の米は世界一」で大合唱。ステージには20周年記念のロゴが映し出され、そのデザインのカッコよさも印象的でした。

<セットリスト>
RH1. 私を二郎に連れてって
RH2. TAVEMONO NO URAMI
RH3. KOMEKOMEN
RH4. 布団の中から出たくない
RH5. 牛乳推奨月間
RH6. 88
01. デリシャスティック
02. 部長ぷっちょどう?
03. 猫の惑星
04. はたらきたくない
05. なつのうた
06. 死亡フラグを立てないで
07. 筋肉マイフレンド
08. 島国DNA
09. 日本の米は世界一

WurtS

SEASIDE PARKに移動します。朝イチから満員状態のエリアで待っていたのはWurtS。ウサギDJもいつもの格好で登場していますが、さすがに今日は暑そうです。一方、WurtS本人とバンドメンバーは、白いワイシャツに黒ネクタイと黒スラックスというスタイル。どうしてもパーマンを連想してしまい、申し訳ない気持ちに。

軽快に3曲を演奏した後、「楽しんでる?こんな快晴」と話しかけ、観客に暑さ対策を呼びかけました。そして「Abemaも生中継だから、新曲やってみたい」と紹介し、「エヴォリューション」を披露。「夏フェスみたいだね」「ここからは、踊りましょう」と煽りつつ、ウサギDJが再登場。続いて「Talking Box」「リトルダンサー」とダンスミュージックを立て続けに演奏し、ウサギDJも前に出て激しく、そしてかわいらしく踊ります。

ラストは「分かってないよ」。メンバーたちはステージを広く使いながら、観客を左右に分けて交互に合唱させる場面もありました。激しい手拍子と大合唱が生まれ、会場全体が熱気に包まれました。

<セットリスト>
RH1. ブルーベリーハニー
01. ふたり計画
02. コズミック
03. NERVEs
04. エヴォリューション
05. Talking Box (Dirty Pop Remix)
06. リトルダンサー
07. 分かってないよ

新しい学校のリーダーズ

WINDMILL FIELDへ移動し、PAの右わきに位置取ります。いよいよ新しい学校のリーダーズの登場です。神秘的なSEが流れる中、法被を羽織ったメンバーが現れ、SUZUKAが「メトロック、We are 新しい学校のリーダーズ!」と宣言。ライブは「Toryanse」からスタートしました。

続いて「新曲!」と告げると、メンバーたちは羽織を脱ぎ捨て、文字がたくさん書かれたセーラー服姿に。「Giri Giri」を披露した後、「ATARASHIIGAKKO」のコールアンドレスポンスで観客を煽り、「オトナブルー」へ。観客とともに首を振りまくります。

さらに新曲「Arigato」を披露し、ここでもコールアンドレスポンスが続きます。その後、おなじみの学ランを羽織り、「暑い中、ぶっ飛びたいですか!」と叫び、「オタ芸」を披露。学ランを脱ぎ捨てると、「Tokyo Calling」へと突入。MIZYUがステージ上を暴れまわり、SUZUKAはなんと客席へ突入し、気合のこもった歌唱を見せました。

ようやく一息ついたところで、SUZUKAが「楽しんでますか?素晴らしい景色をありがとうございます」と感謝を伝えます。そしておなじみの「個性や自由ではみ出していく」の挨拶をしながら、「オトナブルーで皆さん首振っていただいて、夏の暑さに音楽に身をゆだねる、素晴らしい人達という認識でいいですか?」と観客に呼びかけ。「青春足りてますか!年齢は関係ない、今を全力で楽しむんだ!」と力強く語ります。

そのまま「青春を切り裂く波動」へ。今日の上履き飛ばしでは、左足の上履きは下手の客席へインし、右足は上手の客席フェンスに届かず。続けて「最終人類」を披露し、キレキレのダンスが光ります。

ラストは「NAINAI」。SUZUKAが再び客席に突撃し、曲終わりまで戻らずに歌い続けました。最後は急いでステージに戻り、「お待たせしました。一同、きおつけ!ありがとうございました」と挨拶して下校となりました。

<セットリスト>
01. Toryanse
02. Omakase
03. Giri Giri
04. オトナブルー
05. Arigato
06. Pineapple Kryptonite remix
07. Tokyo Calling
08. 青春を切り裂く波動
09. 最終人類
10. NAINAI

GLIM SPANKY

再びSEASIDE PARKに戻り、GLIM SPANKYのステージです。今回が初見となります。亀本寛貴と、金髪ロングに真っ黒なドレスを纏った松尾レミが登場。見た目からして暑そうですが、ステージ上での存在感は抜群です。

松尾レミが「太陽に負けないように盛り上がろう!」と観客に呼びかけ、伸びやかな歌声で2曲を披露。途中、松尾レミは「史上一番汗かいてる、夏だ。なのに黒でタイツまで履いてきちゃった」と笑いを誘います。初夏の新緑にぴったりの曲として「ラストシーン」を披露。軽快なブルース調の曲で、観客の体を自然と揺らします。「気持ちいい、次も体揺らしていきましょう」と続けて「Glitter Illusion」を演奏。

さらに松尾レミは、「今年メジャーデビュー10周年。でも結成は高校1年生になったばかりの17年前。その頃の曲です」と語り、「大人になったら」を披露。青春の悩みをブルースに乗せた一曲で、観客をじっくりと引き込みます。

最後は「ワイルド・サイドを行け」。少し懐かしさを感じさせるサウンドで、締めくくりにふさわしいパフォーマンスを見せました。

<セットリスト>
01. Fighter
02. 怒りをくれよ
03. ラストシーン
04. Glitter Illusion
05. 大人になったら
06. ワイルド・サイドを行け

Saucy Dog

WINDMILL FIELDへ移動し、Saucy Dogのステージです。神曲「いつか」からスタート。最近、コーラスが心に刺さるんですよね。せとゆいかのドラムを叩きながらのコーラスが美しく響き渡ります。続けてもう一曲演奏し、せとゆいかが気だるげに挨拶と御礼を述べます。

その後、石原慎也が「このあとWEST.でしょ?そのために居る人?」と観客に問いかけると、大勢が手を挙げ、「めっちゃおるやん!」と驚きながら、「藤井流星は友達。友達の友達は皆友達だから、WEST.もSaucyも両方観て」と笑いを誘います。そんな中、客席で倒れた人を見つけ、「そこ、助けてあげて」と救助を呼びかけ、ステージの進行と観客への気遣いを両立させます。

次に披露されたのは名曲「シンデレラボーイ」さらに、Saucyらしさを感じさせない「poi」を経て、ギターソロと観客の手拍子に乗せて「突然の雷にご注意を」と呼びかけ、「雷に打たれて」へと繋げます。

石原慎也が「心の支えになりたい曲。この大勢には手を伸ばせないけど、ヒーローになりたい」と語り、変身のアクションを交えて「夢みるスーパーマン」を披露。ロックな演奏が続きます。「ありがとう。少しでも人生の足しになってくれたら嬉しい」と感謝を伝えつつ、「あと2曲」と宣言し、「結」を熱演。

ラストは「優しさに溢れた世界で」、「みんなで歌いたい!口パクでもいい。日頃頑張ってる人!?生きるの頑張ってる人!?」と問いかけると、大合唱が生まれ、温かい空気の中でライブを締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. 雀ノ欠伸
RH2. リスポーン
RH3. 猫の背
01. いつか
02. メトロノウム
03. シンデレラボーイ
04. poi
05. 雷に打たれて
06. 夢みるスーパーマン
07. 結
08. 優しさに溢れた世界で

ねぐせ。

SEASIDE PARKでのねぐせ。のステージ。SEが鳴り響くと、ラフなトレーナー姿のメンバーが登場。りょたちが「宇宙で一番あったかいバンド、ねぐせ。始めよう」と宣言し、「愛してみてよ減るもんじゃないし」でライブがスタートしました。

バンドは現在、武道館ワンマンライブを控え、甲子園タイアップで注目を集める一方で、叩かれることもあり、浮き沈みの多い時期。しかし、この日は爽やかで元気なパフォーマンスを見せてくれ、安心して楽しめました。

続いて披露されたのはキラーチューン「あの娘の胸に飛び込んで!」演奏が進むにつれて、客席に集まる人の数がどんどん増え、それに呼応するようにバンドのボルテージも上昇します。

りょたちが「改めて、名古屋から来ました!みんな知ってる曲」と紹介し、「グッドな音楽を」を披露。観客は手振りで楽曲に応え、一体感が高まります。さらに、りょたちは「メトロック、音楽の力見せてやろうぜ!」と自分にも言い聞かせるように客席を煽り、熱気あふれるステージを展開しました。

「3年前の夏に別れた元カノの曲やります」、少し失笑が起きバラード「日常革命」が披露されます。なおやとしょうとの息の合った演奏が印象的で、しっとりとした空気が会場を包みました。

りょたちは「気づいたらこんなにたくさんの人がいて、ありがとうございます。今年は大阪も東京も出演させていただき、本当に感謝しています」と感謝を述べ、武道館ライブの告知を行います。

最新曲として披露されたのは「めちゃくちゃ好きな人を愛すように世界を愛して!」観客と一緒に振り付けを楽しむ様子が微笑ましく、この曲の新たな魅力を感じさせました。

「ラスト、歌って!」と煽りながら、「スーパー愛したい」を大合唱と大手拍子の中で熱演。間奏では「メトロック最高!」「喉乾いたらモンスターエナジー貰ってね」「SNSフォローして」といった遊び心満載のMCで観客を盛り上げます。

さらに少し時間が余り、超高速で「あの娘の胸に飛び込んで!」を演奏。りょたちはうっぷんを晴らすようにシャウトし、会場を沸かせました。最近理不尽に叩かれることもありましたが、今日はその曲を封印。しかし、この経験を大きなバネに変え、さらなる飛躍を期待させるステージでした。

<セットリスト>
RH1. ベイベイベイビー!
RH2. 猫背と癖
RH3. 秋の終
RH4. スウェット
RH5. 愛煙家
RH6. あの娘の胸に飛び込んで!
01. 愛してみてよ減るもんじゃないし
02. あの娘の胸に飛び込んで!
03. グッドな音楽を
04. 日常革命
05. めちゃくちゃ好きな人を愛すように世界を愛して!
06. スーパー愛したい
07. あの娘の胸に飛び込んで!

Kroi

少し飲食ブースで休憩し、バカポテトを頂いてからSEASIDE PARKに戻ります。ステージでは、バラバラなラフな服装のメンバーが軽快な音を鳴らし、天気や風と一体化した心地よい演奏を繰り広げていました。

「Juden」「risk」と続き、観客も自然と踊り出します。内田怜央が「いやー気持ちいいですね!さっきクレープ食べました。甘いもの食べると頭が回ります」と挨拶し、再びギターを手に取って「Balmy Life」を熱唱。

「我々のこと知ってますか?Kroiちゃんと申します。まだまだ売り出し中なので、いい感じに踊ってください」と自己紹介しながら、軽快な「HORN」を披露。ダンスミュージックの心地よいリズムが続き、会場はさらに盛り上がります。

「どうもありがとうございました、Kroiでした」と感謝を伝えつつ、「最後は『Fire Brain』という曲で終わります」と告げて演奏開始。イントロだけで踊りたくなるような長い導入が印象的な楽曲で、観客を引き込んでいきます。演奏が終わると「どうもありがとうございました。またどこかで」と挨拶し、これまた長いアウトロでゆったりと締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. Selva
RH2. Network
01. Juden
02. risk
03. Balmy Life
04. HORN
05. Fire Brain

04 Limited Sazabys

WINDMILL FIELDに移動します。SEが鳴り響く中、手拍子に迎えられたメンバーが登場。白Tシャツにデニム姿のGENが「メトロック!04 Limited Sazabysです!」と挨拶し、この気候にぴったりな「Squall」でライブがスタートしました。心地よい疾走感あふれる「message」「fiction」では、高速手拍子が会場を包み、自然発生したサークルが熱気をさらに高めます。序盤から完全にフォーリミの世界観に引き込まれます。

そのまま「fade」を披露し、続いて「抜け出せないエスケープ」と歌詞の世界そのままの「escape」へと繋げます。

GENが「毎年ここに戻って来れるのは誇りです、ありがとう」と感謝を述べ、「快晴の若洲公園!」「WEST.さん、サンボマスターみたいだったね」とコメント。さらに「風車の下、若手には渡さない!最後の[Alexandros]まで楽しんでいきましょう」と観客を盛り上げます。

演奏に戻ると「あれっ?誰か音間違えた?G#って言ったじゃん」と笑いを誘う一幕もありつつ、「Galapagos」へ。曲間では、[Alexandros]の川上洋平の夢にGENが出てきたエピソードを嬉しそうに語り、会場も和やかな空気に。そのまま「Galapagos II」へ繋ぎ、軽快な「Cycle」で勢いを維持しながらステージを展開しました。

「絶妙な天気」と「hello」が披露され、心地よい風が吹き抜けます。GENは「5月病、大丈夫ですか?」と観客に語りかけ、続けて「最近Xが無法地帯だけど、たまにはこうして外で爆音を浴びると、いろんなものが剥がれ落ちると思います」と、ライブでの解放感を伝えます。

さらに「16年目にもなると、いろんなことがわかるようになってきたけど、ここ若洲公園の蟻、でかいよね」とユーモアを交えつつ、「嫌なことがあったら、まあいいかって思えるようにして、目の前のことを一生懸命にやれば、幸せが広がるといい」と温かいメッセージを届けました。

ラストスパートに突入し、「Keep going」を熱演。「ありがとう。この曲、何人知ってるんだよ!?」と観客を煽りながら、「monolith」でライブを締めくくりました。勢いを保ちながらも心に残るステージとなりました。

<セットリスト>
RH1. Kitchen
RH2. nem…
RH3. My HERO
01. Squall
02. message
03. fiction
04. fade
05. escape
06. Galapagos
07. Galapagos II
08. Cycle
09. hello
10. Keep going
11. monolith

-真天地開闢集団-ジグザグ

SEASIDE PARKへ移動。黒ずくめのメンバーがステージに現れ、ライブは「復讐は正義」からスタート。迫力ある演奏で一気に観客を引き込みます。

続いて、命 -mikoto-が「最高だZって曲やるから」と振り付けを解説し、「簡単だから、それだけやってね」と観客に指示。「最高だZ」を演奏し、場内は熱気に包まれました。

MCでは、「こんにちは、真天地開闢集団-ジグザグ。我々のライブそして禊ぎにようこそ」と挨拶。「ちなみに初めてな人!」と問いかけると、観客の反応を見て「今日は生配信、怖いわ!」と冗談を飛ばします。新曲の披露に向け、瓢箪から水を補給して「天(ama)」を熱唱。その後、「燦然世界」を続けて披露しました。

命 -mikoto-は「何かと一緒だけど、ええじゃないかって曲」とWEST.を意識して説明し、「ええじゃないか」を演奏。客席では信者たちが高速でお辞儀を繰り返す異様な光景が広がり、独特の一体感を生み出します。

さらに「盛り上がってますか、かかって来いよ」と煽り、メンバーの龍矢 -ryuya-と影丸 -kagemaru-に振ると、彼らは、「◎△$♪×¥●&%#?!」と早口でまくし立て、観客を沸かせました。

ラストは「きちゅねのよめいり」。サビ前に観客をしゃがませたり、お馴染みのキツネダンスで盛り上げます。配信カメラに向かい、「スクショするなよ」とふざけつつ、禊ぎを締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. 復讐は正義
01. 復讐は正義
02. 最高だZ
03. 天(ama)
04. 燦然世界
05. ええじゃないか
06. きちゅねのよめいり

UVERworld

WINDMILL FIELDに移動し、最後方から観覧します。バンドメンバーが登場し、真太郎が、ドラムセットから立ち上がり観客を煽ると、TAKUYA∞が勢いよくステージに飛び出し、「Don’t Think. Feel」でライブがスタート。「置いてくつもりでやっていいか!」「ペース配分も明日のことも考えたくない」と煽りながら、「Touch Off」へと続けます。

「UVERworldが目当てじゃない人に刺さらなきゃ、フェスに出る意味ないでしょ!」と強い言葉で語りかけ、「PRAYING RUN」を披露。その後も、「45分、貴重な時間ぶっ飛ばしていくんで」と宣言し、「IMPACT」へ突入。「世界の中心はここ、メトロック!」と叫びながら客席に突入し、手拍子と大盛り上がりの熱気が会場を包みます。「遊具の上の子供に負けんな」と、後方の滑り台の上でタオルを振り回して踊るキッズたちにも声をかけました。また、「そこ、起こしてやってくれ」と倒れた観客を気遣い、「大丈夫?」と優しく声をかける一幕も。

「UVERworldもロックも興味ない人がいるかもしれないけど、他のアーティストや大好きなアーティストが、ファンの人生を忘れてないといい」と語りかけ、「THEORY」を熱演します。

続いて、TAKUYA∞は「忌まわしい、あのパンデミック。でも大切にしているものを守るため、この曲だけ刺されば良いと思ってる」と力強く語り、「EN」を披露。「これがUVERworldだ!一生バンドを続ける!」と決意を込めた声が響き渡ります。

「今日初めて観た人も、最後に観る人も、無難な立ち回りは似合わない」「良いところも悪いところも正直に」とメッセージを伝え、「Eye’s Sentry」をパフォーマンス。そして最後は「またUVERworldに会ってください。伝えたいことが沢山ある」と感謝を伝え、「ピグマリオン」で締めくくりました。熱い想いが詰まった45分間のステージは、観客の心に深く刻まれるものとなりました。

<セットリスト>
RH1. ナノ・セカンド
01. Don’t Think. Feel
02. Touch Off
03. PRAYING RUN
04. IMPACT
05. THEORY
06. EN
07. Eye’s Sentry
08. ピグマリオン

PEOPLE 1

SEASIDE PARKのトリを飾るのは、PEOPLE 1。すっかり日が落ち、心地よい初夏の夜の雰囲気が漂う中、少し夕暮れの寂しさを感じさせる「PEOPLE SAVE THE MACHINE」のSEとともにメンバーが登場。「常夜燈」でライブがスタートしました。

続いて「夏は巡る」では、Deuが「やって来たぞ、新木場!これからの季節の歌だよ。熱中症には気をつけて」と観客に語りかけながら演奏。そして、「破れたハートを繋ぎ合わせに来たぜ!」と宣言し、「ハートブレイク・ダンスミュージック」を披露。激しいドラムプレイが際立ち、会場を熱気で包みます。

Itoは、「声が出るようになったから嬉しい」と観客とのやり取りを楽しみながら、「君たちの筋肉を乳酸漬けにするセトリ持ってきたから」と笑わせつつ、長いイントロから「銃の部品」へ。警報音が鳴り響く中、「アイワナビーフリー」へと繋げ、ボーカルや楽器の担当を目まぐるしく入れ替えながら演奏します。

さらに、「DOGLAND」では観客が手を挙げ、合唱で大いに盛り上がりました。白シャツ姿のDeuが、「生きてると悲しいこともあるけど、それぞれが分かり合えることもある。千差万別、無茶したい人も頑張れる人も、自分が楽しい方向に行きましょう。何でも大丈夫、楽しく生きましょう」とメッセージを送ります。

ラストスパートに突入し、「鈴々」を披露。締めくくりは「エッジワース・カイパーベルト」。ステージ上も客席もタオルを振り回し、一体感の中でSEASIDE PARKの夜を締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. フロップニク
SE. PEOPLE SAVE THE MACHINE
01. 常夜燈
02. 夏は巡る
03. ハートブレイク・ダンスミュージック
04. 銃の部品
05. アイワナビーフリー
06. DOGLAND
07. 鈴々
08. エッジワース・カイパーベルト

[Alexandros]

DAY1の大トリを飾るのは[Alexandros]、メンバーが「メトロックよろしく!」と声を上げながらSEに乗って登場。心地よいサウンドが響く「todayyyyy」でライブがスタートしました。真っ黒な衣装を纏った川上洋平が「最高だぜメトロック!」と叫び、「Dracula La」を続けて披露します。

「楽しんでますか、メトロック東京!もうジャケット脱いじゃいました」とフォーマルな服装を崩し、リラックスした様子で「Waitress, Waitress!」を演奏。ラスサビ前には、「初めまして、[Alexandros]です。トリを務めさせていただきます」「全員トリコにします!」と力強い挨拶で観客を煽ります。

「映像も持って来たけど、今日は本物が輝いてる」と夜空に浮かぶ美しい月を指差し、「ムーンソング」を心地よいサウンドで演奏。続いて「一緒に歌ってくれますか!?」と星を見上げながら「Starrrrrrr」を披露。観客は夜空を仰ぎながら歌声を響かせます。

さらに「やっぱり東京はいけてる!声出して踊って、恥ずかしくないよ!」と語り、「VANILLA SKY」へ。観客は跳びまくり、盛り上がりが最高潮に達します。後方の遊具の上ではキッズが2人だけで小さなサークルを作って回っており、その微笑ましい光景に会場全体が温かい雰囲気に包まれました。

川上洋平は「最高の夜、まさかのトリありがとうございます」と挨拶し、「トリはアーティストみんな帰ってるし、ケータリングも温め直してもらわないといけない」と笑いを誘います。それでも「こんなにたくさんの人がいてくれて嬉しい」と感謝を述べ、温かな雰囲気が広がります。

新曲として「友達の歌」と紹介された「アフタースクール」では、「ここは自由な場所。ヤジも鬱憤も全部出していいよ」と観客に呼びかけます。「次の2曲は結構暴れるよ!」と宣言し、「Girl A (:D)」で後半のスパートに突入。さらに「Stimulator」で会場を熱気で包みます。

川上洋平は「喜んでもらってる姿が大好物。ここは学校や職場じゃないから、もっとヤジ飛ばして!」と観客をさらに煽りつつ、「トリの話したけど、これ打ち上げも兼ねてるから」「どこよりも売れたいバンドです!」と意気込みを語ります。そして、キラーチューン「ワタリドリ」で観客のテンションは最高潮に。モニターに映る棒人間のアニメーションも可愛らしく、楽曲と共に印象を残します。

「最後、散らかして帰ろうと思います」と語り、ラストは「閃光」。高速手拍子とともに観客が暴れるように楽しみ、熱狂のうちに終了しました。

<セットリスト>
SE. Burger Queen
01. todayyyyy
02. Dracula La
03. Waitress, Waitress!
04. ムーンソング
05. Starrrrrrr
06. VANILLA SKY
07. アフタースクール
08. Girl A (:D)
09. Stimulator
10. ワタリドリ
11. 閃光

まとめ

モッシュやダイブが厳格に禁止されている点は少し意外でした。また、常設トイレが使えるようになればより快適だと感じましたが、ルールや環境に合わせて楽しむのもフェスの一部です。交通アクセスに関しては、シャトルバス乗り場までの道のりが何故か遠く感じられ、ゲート正面の路線バスを利用して帰路につきました。便利ではありますが、この選択が翌日にちょっとした罠となるとは…。

今日は多種多様なラインナップと、快晴の良い気候に恵まれ、まさにフェス日和でした。また明日も楽しみましょう!みたらしゴローでした。

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