こんにちは、みたらしゴローです。今日は入場指定時間が遅めであまり良くなかったので、帰りの利便性も考慮し、千葉駅でロッカーを探して大きな荷物を預け、千葉寺経由のシャトルバスで会場に向かいました。一見すべて使用中に見えても、実は穴場があるんです。千葉駅のコインロッカー事情にもかなり詳しくなってきました。
千葉寺からは待ち時間なしでスムーズに会場入り。今回も朝から秋らしい快晴で気持ちのいいスタートです。GRASS STAGEではハンブレッダーズのリハーサルの音を浴びつつ、PARK STAGEへと歩いていくと、すでに汗だく。いよいよ最終日のライブが始まります。
ライブレポート
AM425
あっという間に最終日です。開演前には主催の森原秀樹による朝礼が行われ、今日も6万人、全日程で合計30万人の来場者を達成したことが発表されました。9月1日から設営が始まり、連日6万人が集い、アーティストとスタッフによって作られたこの空間が完成したことに感慨深げな様子でした。蘇我でJAPAN JAMを始めた頃は観客1万人だったことも振り返られ、晴天のなか熱中症への注意喚起もありました。
最終日のオープニングアクトはAM425。ひたちなかの高校生バンドコンテストで優勝し、このステージに招かれました。バンド名の由来は、日本で一年のうち最も早い日の出が午前4時25分であることからとのことです。
Tシャツとデニムというラフなスタイルで登場したのは、ギター福島央翔、ベース水野真衣、ドラム夏井駿弥、そしてボーカルギターの高橋桃花。「AM425です、よろしくお願いし…」と少し緊張しながらも挨拶し、大物感のある声で「海鳴り」を披露。短いインタールードを挟んで「夕立」へと続きます。
少し緊張がほぐれたのか、「神奈川県から来ました、高校生バンドAM425です。ROCK IN JAPANで一番思い出に残る時間にしたいです」と笑顔で話し、最後はアップテンポな「6日」を伸び伸びと演奏・歌唱。何度も「ありがとう」と感謝の言葉を繰り返し、鳴り止まない拍手に見送られました。あまりに平和すぎて、思わず涙が出そうになります。
<セットリスト>
01. 海鳴り
02. 夕立
03. 6日
NEE
HILLSIDE STAGEのトップバッターはNEEです。まずは安田季那子による朝礼から始まりました。Wet Legの「Wet Dream」にのせて登場し、「わーすごい人、いよいよ最終日、今日も暑いです」と挨拶。連日6万人、無事故の来場者への感謝を述べ、14年半ぶりにRADWIMPSが表紙となった雑誌の宣伝も少し挟みながら、NEEは、昨年の大きな出来事を経て2年ぶりに出演、秋から3人で再始動したことが紹介され、メンバーが呼び込まれました。
拍手に迎えられて登場したメンバーは、ジャジャーンとインストを鳴らしながら現れ、真っ黄色のパンツが鮮やかな夕日が「NEEです、よろしく!ROCK IN JAPAN 2025始めます!」と声を上げます。頭髪より顎ひげが印象的なドラム大樹も「イエイ!」、ベースのかほは「◎△$♪×¥●&%#?!」と叫び、2人の歌声がシンクロする「九鬼」へ。そして「これは、3人で活動を続けようと決めた時に作った曲です」と紹介し、「マニック」で会場を揺らします。
「改めまして、朝からこんなにたくさん集まってくれてありがとうございます!」と感謝を述べ、「去年も呼んでもらっていたけど出演できなくなって…最初にフェス復帰したのが昨年末のCDJで、たくさんJFESにお世話になっています」と振り返ります。「これからは挽回、バリバリやっていきます」と3人でのアルバム発売も告知し、ライブは再び加速します。
最低な日を最高な1日にと「最低の証」、最高だぜ!と叫びながら「第一次世界」では独特なリズムにのってジャンプ。「次が最後の曲、絶対に出し惜しみするなよ!」と、かほもモニター下まで出てのイントロから「不革命前夜」をクールにキメて締めくくりました。
<セットリスト>
01. アウトバーン
02. 九鬼
03. マニック
04. 最低の証
05. 第一次世界
06. 不革命前夜
ねぐせ。
LOTUS STAGEのトップバッターはねぐせ。早々にステージ上に現れ、リハーサルで「たばこ」を演奏すると「よし、やろう、いける!?」と「キスがしたい」を本番モードで演奏し、クラップで観客を盛り上げます。ドラムのなおとは最終調整を行い、りょたちは「楽しみにしてるよ!」と一旦ステージを後にします。
間もなくジングルが鳴り、真っ青なタオルで埋め尽くされた観戦エリアがメンバーを迎えます。「会いたかったぜ!ROCK IN JAPAN!」と叫び、「愛してみてよ減るもんじゃないし」でスタート。「やろうぜ!まだ暑い夏フェス終わってない!」と盛り上げながら、モニターにアニメが流れる「アタシのドレス」でタオルが舞い、「暴れようぜ!」と叫んでからの青春キラーチューン「あの娘の胸に飛びこんで!」へ。
りょたちは「名古屋のねぐせ。です。よろしく」、なおとは「ロッキン元気か!!朝だからって気を抜くなよ!」と呼びかけ、「呼んでもらって4回目。海津さんによくしてもらって、1対1で対話してくれるかけがえのないフェスです」と想いを伝えます。
「乾杯しようぜ!」と「片手にビール」で会場が一体となり、ハンドマイクに持ち替えて「この曲、フェスでやりたかったんだ」と語り、「織姫とBABY」へ。汐れいらの登場が期待されましたが、音源での演出でした(来て欲しかったですね…!)。再びギターを手にしたりょたちは「音楽は永遠だと思うけど、明日や未来より今日が大事だと思うんだ」と語り、「ずっと好きだから」で“今”を大切にするメッセージを届けます。
「改めてありがとう。たくさんの人が集まってくれるのも、ROCK IN JAPANがあるから。俺たちにとってはかけがえのないもの。みんなにとっても大好きなもの。来てよかったって思ってもらえることが大事。俺たちの“大切”を、一緒に歌ってくれ!」と「ベイベイベイビー!」へ。
長めのインタールードでは、少しスリムになったなおやが左右の通路に飛び出し、「グッドな音楽を」で会場中が合唱、ハンドシグナルとジャンプで大盛り上がり。なおとはドラムスティックを投げ上げるもキャッチに失敗。残り3分、「やるか!」とラストにもう一度「あの娘の胸に飛びこんで!」で暴れ倒し、「俺たちが宇宙で一番あったかいバンド、名古屋のねぐせ。でした!」と締めくくりました。最後に1月の対バンツアーの宣伝も忘れずに行いました。
<セットリスト>
RH1. たばこ
RH2. キスがしたい
01. 愛してみてよ減るもんじゃないし
02. アタシのドレス
03. あの娘の胸に飛びこんで!
04. 片手にビール
05. 織姫とBABY
06. ずっと好きだから
07. ベイベイベイビー!
08. グッドな音楽を
09. あの娘の胸に飛びこんで!

シンガーズハイ
PARK STAGEに移動すると、Chevonのステージには人が溢れかえっており、キャパシティオーバーの様相です。ステージ上では内山ショートが盛大に発声練習し、「サーセン」「薄っぺらい愛を込めて」を披露して拍手に包まれながら一旦ステージを捌けます。
その後、木更津キャッツアイの「Kisarazu Cat’s’n Roll」がSEとして流れ、今月から3人体制となったシンガーズハイが登場。ワイシャツに黒スラックス姿の内山ショートらと、サポートベースにはBenthamの辻怜次が加わります。ジャンコールに応えて挨拶し、「Kid」からライブがスタート。「サンバースト」と続き、シンガーズハイらしい重厚なイントロを響かせながら改めて挨拶し、ジャンプしながら「ニタリ」を届けます。さらに巻き舌で観客を煽りつつ「延長戦」へと続きます。
「ROCK IN JAPAN、2度目まして。シンガーズハイです、よろしく!」「ごちゃごちゃ言ってもしょうがない。音楽で精一杯自由に楽しんでください。ただ“自由”って何か、“正しい”って何か、好きな人が何を歌ってるか思い出して」と語り、「愛の屍」へ。サウスポーギターのほりたいがは左右の通路で暴れ回り、続く「STRAIGHT FLUSH」ではドラムのりゅーいちが立ち上がって煽ります。
最後の曲「ノールス」では「声出していこうぜ!」と叫び、熱量たっぷりに締めくくり。全員が整列し、肉声で「ありがとう!」と感謝の言葉を残してステージをあとにしました。
<セットリスト>
RH1. サーセン
RH2. 薄っぺらい愛を込めて
01. Kid
02. サンバースト
03. ニタリ
04. 延長戦
05. 愛の屍
06. STRAIGHT FLUSH
07. ノールス
サバシスター
最終日、前方観覧の抽選に当たったのはHILLSIDE STAGEのサバシスター。最前列でテンションは最高潮です。ステージ上には黒と赤のサバデビちゃんとシゲちゃんが入るバケツが置かれており、開演前から期待が高まります。メンバーは早々にサングラス姿で登場。「ナイスなガール」「ジャージ」と本番さながらのリハーサルを披露し、会場は手拍子で一体に。
一度捌けたあと、ジングルと共にお馴染みの「Ca Va?」で再登場。野球好きのるみなすはバッティングのポーズ、タオルには渡辺翔太投手の名前が。メンバーはカーキのPIZZA OF DEATH RECORDSのつなぎでお揃いコーデです。
ドラムのごうけは以前より少し綺麗になった印象で、今日も力強いプレイを見せてくれそうです。短めのツインテールが似合う、かわいさ全開のなちは「◎△$♪×¥●&%#?!」と叫び、「ROCK IN JAPAN、覚悟を決めろ!」と宣言。「覚悟を決めろ!」で気合いのこもった幕開けです。目の前のるみなすのコーラスも肉声でしっかり届いてきます。
「PIZZA OF DEATH、サバシスターです!」と高らかに叫び、「My girlfriend is PIZZA OF DEATH」へ。さらに「22」ではエリア中がピースで埋まり、Dくんも含めた各メンバーのソロプレイが唸ります。
「後ろの方までありがとう!ダイブはできないけど、上には跳べる!」と叫び、ハンドマイクに持ち替えたなちはお立ち台から左右の縁まで移動しながら「ポテサラ」。白くて長いリードが、もふもふのマイクに絡まります。
MCでは「憧れのフェス、去年に引き続き、たくさんの人!ありがとうございます!」と感謝を伝え、「10月発売のアルバムから新曲です。頑張る人の背中を押したい」と「才能」を披露。初披露の曲ながら、心に響くメロディにアルバムの発売がますます楽しみになります。
続いては沁みる曲。「みんなと一緒に歌いたい。なちのあとに続いて、大きな声で!」と練習してから「作戦会議」。会場全体に雄叫びが響き渡ります。「まだ結成から3年目だけど、そんなの関係ない。メインステージに立てるまで!」と熱く宣言し、「タイムセール逃してくれ」へ。るみなすのソロギターも迫力たっぷりに響きます。
最後は「ハッピーになっていってください!」と「ハッピーなんて」。会場中に幸せなリズムが広がり、「ROCK IN JAPAN、愛してます!ありがとうございました!」と叫び、笑顔でステージをあとにしました。
<セットリスト>
RH1. ナイスなガール
RH2. ジャージ
01. 覚悟を決めろ!
02. My girlfriend is PIZZA OF DEATH
03. 22
04. ポテサラ
05. 才能
06. 作戦会議
07. タイムセール逃してくれ
08. ハッピーなんて


10-FEET
LOTUS STAGEへ移動して、10-FEETのステージです。ジングルのあと、お馴染みの「そして伝説へ」に合わせて、観客がタオルを掲げてスタートを迎えます。
メンバーが現れると、3人で最終確認とグータッチを交わし、「VIBES BY VIBES」でライブがスタート。TAKUMAが「ありがとうございました、10-FEETでした!」とお決まりのセリフで一度締めると、観客からは自然と「アンコール!」の声。しかしTAKUMAは「恥ずかしいから『金返せ』にして。これで終わりだったら、本当に金返せだから」と冗談混じりに返し、「金返せ!」のコールに応える形でアンコールが始まります。
「RIVER」では、NAOKIがモニター下の通路で変顔をしながらプレイ。間奏ではTAKUMAが「よし、みんなスマホのライト点けて!」と煽るも、「あまり効果がない!」と自虐。観客を座らせてライトのウェーブを作る演出も試みましたが、KOUICHIとうまく合わず微笑ましい場面も。とはいえ、声出しややりとりでしっかり会場と一体感をつくり上げ、曲へと戻ります。続く「Re方程式」、NAOKIの回転プレイを合図に「第ゼロ感」へ。大開脚でまた歓声が上がります。
「古い曲、知ってる人いる!?めっちゃ古い曲。『第ゼロ感』から知った人には新曲だよな。タオル無くなるかもだけど」と語りながら、「CHERRY BLOSSOM」では一面にタオルが高く舞い、「誰かのタオル飛んできたやつ、返してあげてな!」と呼びかけ、感謝の気持ちを伝えます。「ハローフィクサー」ではクラップとシンガロング、NAOKIの回転ベースも炸裂し、会場の熱はさらに高まります。
TAKUMAが語ります。「感動の涙って、過去の苦しみや悲しみがあるから出るんだ。あの時の苦しみが、感動に変わるまで……粘れよ!」と叫び、「ヒトリセカイ」へ。
そしてラストは「goes on」。曲中に「みんな、座れ!座れ!」「やっぱり立って!」とお約束のくだりで笑わせ、「遠回りでも、幸せになれよ!苦しみや悲しみが、喜びに変わるまで、粘れよ!」と熱く締めくくりました。
<セットリスト>
01. VIBES BY VIBES
02. RIVER
03. Re方程式
04. 第ゼロ感
05. CHERRY BLOSSOM
06. ハローフィクサー
07. ヒトリセカイ
08. goes on

ano
PARK STAGEへ移動して、続いてはanoです。バンドメンバーがサウンドチェックを進めるなか、観戦エリアは開演前からすでに満員状態です。
ジングルのあと、ファンタジックなThe Chillestの「Let It Go」が流れ、白いフリフリの衣装にボンネット風の被り物を身に着けたanoが、かわいく登場。「anoです、ヨロシク!」とお立ち台の上から挨拶し、そのまま「ちゅ、多様性。」を披露。モニターにはかわいいフォトフレーム風の映像が流れます。
「ありがとう!まだまだまだまだ楽しんでいくぜ!」と勢いよく、「バブみ!」から「Bubble Me Face」へ。続く「涙くん、今日もおはようっ」では、ステージ左右の通路を走り回り、全力で愛嬌を振りまき、サビ前には大暴れ。「まだまだついて来い!」と雰囲気を一変させ、デスボイスを響かせながら「骨バキ☆ゆうぐれダイアリー」へ。気迫たっぷりでステージを盛り上げます。
ギターを抱えて「楽しんでますか!?ロッキン最高!」と語り、「初めてこのステージに立ったときのこと、鮮明に覚えてます。僕を引き上げてくれた素敵なフェスです」と感謝の言葉。そして新曲「KILL LOVE」を披露。続いて、「良いことも悪いことも毎日あると思うんですけど…」と語りかけ、「普変」ではモニターに歌詞を表示しながら、ギターを弾きつつ丁寧に歌い上げます。
「ライブがあるから頑張れる」と語ったあと、ラストは「絶絶絶絶対聖域」。観戦エリア全体に彼女の歌声とバンドの音が響き渡り、「忘れられないこの景色ありがとう!Thank you very very anoでした!」と、笑顔でステージをあとにしました。
<セットリスト>
01. ちゅ、多様性。
02. Bubble Me Face
03. 涙くん、今日もおはようっ
04. 骨バキ☆ゆうぐれダイアリー
05. KILL LOVE
06. 普変
07. 絶絶絶絶対聖域
おいしくるメロンパン
HILLSIDE STAGEです。メンバーが早々に登場し、「斜陽」をリハーサルで演奏。ナカシマが「元気ですか!?また戻ってくるから楽しみに待ってて」と一言残して一旦ステージを捌けました。
ジングルが鳴り、拍手に迎えられて再登場。「色水」で本編スタート。エリアからは「懐かしい!」という声も聞こえてきます。「未完成に瞬いて」「シュガーサーフ」と立て続けに披露。
「ROCK IN JAPAN!元気か!?いよいよ最終日、最後まで楽しんでほしいので、一生懸命盛り上げます!」と叫び、「10月にミニアルバムを出してメジャーデビューします。よろしくお願いします!」と報告。そこからミニアルバム収録予定の新曲と「群青逃避行」へ。「マテリアル」「空腹な動物のための」と続き、会場の熱もじわじわと上昇していきます。
わかってきましたよ!とインタールードを挟み、「行きますよ!」と勢いを乗せた「look at the sea」では、峯岸翔雪がモニター下の通路まで出てプレイし、熱いパフォーマンスを届けました。最後に「秋にZeppツアーやります!」と告知して、ステージをあとにしました。
<セットリスト>
RH1. 斜陽
01. 色水
02. 未完成に瞬いて
03. シュガーサーフ
04. 群青逃避行
05. マテリアル
06. 空腹な動物のための
07. look at the sea
CUTIE STREET
PARK STAGEは開演前からすごい人だかり。サウンドチェックが行われる中、アソビシステムの中川悠介社長の姿も見かけました。結構早めに下手側の前方エリア脇を確保していて正解でした。
時間になると、ヴァイオリンの効いたSEが流れ、淡いメンバーカラーのドレス姿で登場。観戦エリアからは悲鳴と「かわいい!」の歓声が飛び交います。「ちきゅーめいくあっぷ計画」でスタート。かわいいだけでなく、堂々とした煽りも入り、一気に世界観に引き込まれます。桜庭遥花のセリフパートから始まる「ひたむきシンデレラ!」では、真鍋凪咲のストレートヘアが印象的で、イメチェン効果も抜群です。
「ありがとうございます!私たちCUTIE STREETです!」と整列して元気に挨拶。一人ずつ自己紹介をするも、発声が被ってしまう小さなアクシデント。緊張もあるのでしょうね。「初めてのロッキン、嬉しいです!人がいっぱい!」と興奮気味の様子。
私たちの“かわいい”を探してくれますか?と投げかけ、「かわいいさがしてくれますか?」を披露。「かわいいさがしてくれますだ!?」「あやの!」の掛け合いも微笑ましく、終盤には左右の通路まで展開。目の前に来たメンバーは、もう本当に滅茶苦茶かわいいです。
「ありがとうございます!次はタオル一緒に回してください!」と呼びかけ、「モアベリサマー」ではステージを狭しと駆け回り、ファンからの悲鳴が止まりません。堂々と「ロッキン、みんなで騒げー!」と煽りながらのパフォーマンス。続いて「タオルありがとうございます!次はクラップで!」と「ハロハロミライ」、さらに「ハッピー世界!」と続け、観客との一体感がどんどん高まります。
そして最後の曲はキラーチューン「かわいいだけじゃだめですか?」。ラスサビではメンバーが左右に大きく広がりながら手を振り、「絶対また会えますように!」と整列して元気に挨拶。名残惜しさを残して、ステージをあとにしました。
<セットリスト>
SC. daylight
01. ちきゅーめいくあっぷ計画
02. ひたむきシンデレラ!
03. かわいいさがしてくれますか?
04. モアベリサマー
05. ハロハロミライ
06. ハッピー世界!
07. かわいいだけじゃだめですか?

RADWIMPS
いよいよオーラス、LOTUS STAGEのトリはRADWIMPSです。SEの「Classic Mode」が流れるなか、ギターの白川詢を含むメンバーが登場。大歓声のなか、野田洋次郎が「アッ、アッ!」と声を発し始まったのは「賜物」。朝ドラの主題歌としてもお馴染みの楽曲に、会場は一気に熱を帯びます。
武田祐介がベースからシンセサイザーへと持ち替え、野田洋次郎も「ロッキン、調子はどうだい!?」と呼びかけ、「NEVER EVER ENDER」へ。終盤にはピアノの演奏もあり、会場中がウォーウォーの大合唱となりました。
再びギターを抱え、インタールードから音を鳴らし始めると、会場にどよめきが走り、始まったのは「前前前世」。イントロだけで大きな手拍子が起き、「たんねえなぁ!」と煽る声に、シンガロングはさらにボリュームを増していきます。名曲の存在感は時を経ても色褪せず、アウトロのアレンジも加わり、まさに芸術作品のような仕上がりです。
野田洋次郎は「こんばんは、RADWIMPSです。最後まで残ってくれて嬉しい。ヘトヘトかい?なんか答えて」と観客に語りかけ、「今年の夏はどうだったかい?」「終わりよければすべてよし。最後は前も後ろも横も関係ないね」と言ってから、「夏が終わってほしくない」と弾き始めたのは「セプテンバーさん」。そのイントロだけで悲鳴が上がり、ここでも最後は大合唱となりました。
続けて、ピアノに座って演奏したのは「スパークル」。モニターには星空が映し出され、幻想的な世界観に会場が静まり返るように聴き入ります。
武田祐介が「こんばんは、最高だなぁ。ロッキンの大トリ。夏も終わりかもと持ってきました」と語り、「ロッキンは“帰ってきた”感があります。20周年。20年前の夏にも出させてもらって、それを昨日のことのように覚えてる。みなさんのおかげです。本当にそう思ってます。聴いてくれるみんながいるから」と感謝を述べました。さらに「疲れてる?俺が一番元気かも」「1人ぼっちにしないで。明日は関係ねぇ!駄々っ子ぶり見せてくれ!」と盛り上げて「DADA」へ。飛び跳ねながらメンバー紹介、長めのソロプレイで盛り上がり、そこから「よくできました」。
続いてクラシカルなイントロから最新曲「命題」へ。モニターには歌詞が映し出され、そのメッセージを強く伝えます。そして、ハンドマイクに持ち替えた「いいんですか?」では、「愛していいんですか!?」と叫び、観客と約束を交わすように歌い上げます。そして最後の曲は「君と羊と青」。多幸感に包まれながら、最高の締めくくりとなりました。
<セットリスト>
01. 賜物
02. NEVER EVER ENDER
03. 前前前世
04. セプテンバーさん
05. スパークル
06. DADA
07. 命題
08. いいんですか?
09. 君と羊と青

まとめ
5日間、無事に完走しました。今日は特に夢中になって観るアーティストが多く、あっという間に時間が過ぎていきました。そして、5日間を通しても本当にあっという間でした。
毎日最大規模の6万人が蘇我に集結したにもかかわらず、これまでの経験を活かしてボトルネックになりそうなポイントは事前に解消されていて、会場内のストレスはほとんど感じませんでした(※ただし、帰りの混雑だけは深刻です)。
年末のCOUNTDOWN JAPANもステージの増設が計画されているとのことで、こちらも楽しみですね。また次回、お会いできるのを楽しみにしています。みたらしゴローでした!


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