こんにちは、みたらしゴローです。今日と明日の宿は朝食付きだったので、6時に起きてバイキングをいただきました。食事会場には、同志が8割ほどで、ほとんどが女性かカップル連れです。案の定、朝から雨が降って肌寒く、短パンは避けました。
オープニングアクトも見たかったので、早めに会場に向かうことに。しかし、駐車場に着いたときには土砂降りでした。頭をよぎるのは、LUCKY FESの時のグチャグチャの地面…。カッパを装着し、雨が少し弱まるのを待ってから入場しました。
それでは、4日目の様子をお伝えします。
ライブレポート
クロムレイリー
沖縄の首里高校からやってきた「TEENS ROCK GP FINAL IN HITACHINAKA」の優勝バンド。彼女らは部活の先輩であるヒカリバンドの挑戦を見て、晴れ舞台を目指し、見事に優勝を果たしました。派手なジャージ姿の3人は、爽やかで元気いっぱい、さらに度胸もあって、見ていても清々しい気持ちになります。
小学生の頃におばあちゃんに向けて書いた曲「十字路」を含む3曲を披露し、会場からあたたかい拍手が送られていました。
<セットリスト>
01. レイリー
02. 曲が書けねぇ
03. 十字路
モーニング娘。’24
雨が強く、寒さが身に染みます。前方当選で中央の20列目付近、カッパを着ての参戦です。まずは海津亮の前説から始まりました。「お待たせしました、4日目です」「予期せぬ形で会場変更がありましたが、悲願のひたちなか。ステージからは地平線の果てまで人がいるように見え、壮観です」天気予報と強風の注意喚起もありました「モーニング娘。は2019年のGRASS STAGEで、アウェイをホームに変えた伝説のライブを繰り広げました。迷わずひたちなかに呼びました」「ハム焼きと言えばゲッター。今日から復帰で、ブログで髪をロッキンの暑さ対策でショートにしたとありましたが、今日は寒いですね」「そして、今回が最後の夏フェスとなる石田亜佑美。サザンと同じです」と、すっかりオタクのテンションで語っています。
呼び込まれたメンバーたちは銀色のミニスカート又はパンツ姿に、メンバーカラーのフードを目深にかぶり登場。フードを脱いで叫ぶと、強い雨が吹き込む中、激しいダンスとともに「みかん」からスタート。ファンのボルテージは、降りしきる雨も気にせず最高潮に達しています。
続いて「浪漫 〜MY DEAR BOY〜」が流れ、「おはようございます。2019年以来です。5年前もフードを被って登場し、外した時の景色が忘れられない思い出」と短く挨拶を挟み、「HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~」では、歌詞の「JAPAN」を「ROCK IN JAPAN」に言い換え、ドスの効いた低音と力強いダンスで会場を圧倒。「One・Two・Three」ではキレキレのフォーメーションダンスが際立っています。
そして「Congratulation」で始まる「ハッピーサマーウェディング」2000年リリースのこの曲が、メンバーの中には生まれる前の楽曲でも新鮮さを持って歌い継がれているのが印象的です。続いて「LOVEマシーン」では、激しい雨の中で手首のスナップを効かせた振り付けが光ります。
生田衣梨奈が「ここまで怒涛の披露でしたが、雨でもぶち上げていきます」「水分補給しましょう」と声をかけ、「11月27日リリースのアルバムから新曲」として「勇敢なダンス」を披露。海津亮のお気に入り、弓桁朱琴もショートカットが似合い、休養明けとは思えないほど激しいダンスで魅せ、可愛らしさも健在です。
続いて「超超超いい感じ」と会場にこだまし、「恋愛レボリューション21」へ。そして「泡沫サタデーナイト!」では、「調子はどうですか?モーニング娘。は朝イチから真夏のようにしていきます!」と畳みかけます。
さらに「恋愛Destiny〜本音を論じたい〜」と続き、宇宙的なリズムが印象的な「わがまま 気のまま 愛のジョーク」では、今日の衣装とも見事に合うフォーメーションダンスが魅力的です。
石田亜佑美は「この景色です。ラストは『私たちはここにいるぜぇ!』」と楽しげに叫び、「ここにいるぜぇ!」で締めくくりました。
<セットリスト>
01. みかん(23 Ver.)
02. 浪漫 〜MY DEAR BOY〜(23 Ver.)
03. HOW DO YOU LIKE JAPAN?~日本はどんな感じでっか?~
04. One・Two・Three(23 Ver.)
05. ハッピーサマーウェディング(23 Ver.)
06. LOVEマシーン(updated 23 Ver.)
07. 勇敢なダンス
08. 恋愛レボリューション21(updated 23 Ver.)
09. 泡沫サタデーナイト!
10. 恋愛Destiny〜本音を論じたい〜
11. わがまま 気のまま 愛のジョーク(23 Ver.)
12. ここにいるぜぇ!(23 Ver.)
マルシィ
かなりの雨足で非常に寒い中、ステージがなんとか見える常設トイレ棟の屋根付きベンチへ避難して鑑賞します。リハーサルを終え、幻想的なSEが流れる中、青い星印柄の寒そうなシャツを着た吉田右京らメンバーが登場。「ひたちなか!」と叫び、「プラネタリウム」からスタート。「ひたちなかもっといける?」と優しく煽り、新しめの「アイラブ」、さらに「牙」と続けて披露されました。
続いて代表的なバラード「ラブソング」に移りますが、どうやら吉田右京の喉の調子が本調子ではないようです。改めて挨拶をし、「楽しんでますか?」と問いかけた吉田右京。「6年くらい前にロッキンに出たくて、オーディションを受けたけどすぐに落ちて悔しかった」「でも、こうして今日立つことができた」と感慨深げに語りました。
再び演奏に戻り、明るくポップな「ミックス」が始まります。続いて、「一緒に歌って欲しい曲」として「未来図」を披露。女の子たちの合唱が美しく響き、いつもながら印象的です。
さらに新曲「ピエロ」、そして「大丈夫」へ。以前BUZZ STAGEで歌っていた姿が思い出されますが、今回はひたちなかのGRASS STAGEでのパフォーマンスです。そしてラストは「最低最悪」。吉田右京が「みんなやって!」と観客と音頭をとりつつ、「まだだよ」と優しく声をかけ、最後には「はい、ジャンプ!」の掛け声で、最高の盛り上がりの中で締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. 恋焦がれて
RH2. ラズベリー
01. プラネタリウム
02. アイラブ
03. 牙
04. ラブソング
05. ミックス
06. 未来図
07. ピエロ
08. 大丈夫
09. 最低最悪
ME:I
4月にデビューしたばかりのME:Iは、今回最大のサプライズです。雨がどんどん激しくなり、ついに土砂降りになりました。INIやJO1と同じ経緯で生まれたグループで、真っ白なミニスカドレスと黒いブーツ姿でメンバーが登場。「Click」でパフォーマンスを開始し、続く「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」でもビシッと揃ったダンスを披露。厳しいオーディションを生き抜いた彼らならではの迫力が感じられます。
MCでは、土砂降りの雨と目の前の大勢の観衆に少し圧倒されつつも、一人ずつ名前と一言スピーチ。笠原桃奈がグループの紹介として「PRODUCE 101というプロジェクトから4月にデビューしたばかり」「知っている方も知らない方もよろしくお願いします」と挨拶しました。
ライブは「想像以上」で再開。メンバーは雨にも負けず力強くシャウトし、「TOXIC」へと続きます。「ロックバージョンでしたが、いかがでしたか?」「まだまだ暑いですね、水分補給もして、びしょ濡れなのも気にしないで!」と、アドリブを交えたMCも見どころです。
さらに、8月にリリースしたばかりの「Our Diary」、続いて懐かしい少女時代の「Gee」を披露。新鮮で可愛らしいダンスが光ります。
「後ろの方までバイブスが届いて嬉しいです!」と喜びを伝え、「次は、知っていたら一緒に歌って踊ってください」と可愛らしく誘いながら「Cookie Party」へ。続いて、メンバーが思い思いに叫んでから「CHOPPY CHOPPY」に突入。メンバーが左右のモニター下まで繰り出し、全員びしょ濡れでのパフォーマンスです。
ラストスパートでは「楽しんでますか?びしょ濡れですね!」と呼びかけ、出演の感謝と今後の成長を宣言して「&ME」、最後は「Hi-Five」。まだ持ち歌も少ないため、PRODUCE 101のオーディション時の曲やカバー曲も交えたステージでしたが、実力が伴った堂々たるパフォーマンスと度胸で観客を魅了し、感動を誘いました。
<セットリスト>
01. Click
02. LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜 (ME:I Ver.)
03. 想像以上 (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
04. TOXIC (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
05. Our Diary
06. Gee (Original by 少女時代)
07. Cookie Party
08. CHOPPY CHOPPY (ME:I Ver.)
09. &ME (ME:I Ver.)
10. Hi-Five
indigo la End
リハーサルが始まると、突然雨がやみ、嘘のように晴れ渡り、暑いくらいの陽気になりました。観客は一斉にカッパを脱ぎ、日焼け止めを塗り始め、ビールを飲み交わす様子は、まるで北風と太陽のワンシーンのようで、急に世界に平和が訪れたかのような光景でした。
おおきめの白Tシャツ姿で登場した川谷絵音らメンバー。「indigo la Endです、よろしくお願いします」と挨拶し、「夜明けの街でサヨナラを」「ダビングシーン」を披露。そして川谷絵音が「まだまだいける⁉︎」と、序盤には珍しい煽りを入れて「さよならベル」へ。伸びやかな声が空に響き渡り、どこまでも届きそうな勢いです。
一転、佐藤栄太郎が激しくドラムを叩き、「悲しくなる前に」「想いきり」とロックサウンドが会場を包みます。その後、川谷絵音は「今日、衣装を忘れて私服です」と笑い、「瞳のアドリブ」、続いて不思議なリズムが特徴の「実験前」を演奏。そして、「急に晴れたのはサンボマスターのおかげ」と冗談めかして語り、「夏夜のマジック」をしっとりと披露しました。「またロッキン来年も出れるように頑張りますので」と宣言し、ラストは「名前は片想い」で締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. 名もなきハッピーエンド
01. 夜明けの街でサヨナラを
02. ダビングシーン
03. さよならベル
04. 悲しくなる前に
05. 想いきり
06. 瞳のアドリブ
07. 実験前
08. 夏夜のマジック
09. 名前は片想い
サンボマスター
晴れて暑くなったせいか、お腹がすいたので茶屋ビレッジでピザをいただきました。
そして、上手前方の柵外ですが、前方で観覧することに。幕の出入り口から綺麗なお姉さん方が続々と出てきましたが、よく見るとモーニング娘。のメンバーで、関係者観覧エリアに向かったようです。
「モンキー・マジック」のSEが流れ、ツートンカラーのTシャツを着た山口隆らメンバーが登場。「青春狂騒曲」でスタートすると、山口隆が「あれ?今日ロッキンジャパンですよね?こんなんですか」と煽りを入れ、「それなりのロッキンにするのか、伝説にするのか、今すぐ決めろ!」と力強く呼びかけます。ギターソロのあとには「五万人の前でも、ギターめちゃくちゃ上手いんですけど」と伝説のライブにする決意を高らかに語り、「時刻は8時になりました!」と「ヒューマニティ!」を軽快にかき鳴らしました。
さらに「おめぇの事優勝させに来た。甲子園はただ一校、オリンピックはただ一人、ライブは全員優勝!」と宣言。観客が「全員優勝」のタオルを掲げる中、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の名曲が響き渡り、観客の「愛と平和」の合唱がこだまします。
続いて、「新曲でも踊りまくってくれ!」と紹介し、「音楽、ロックの知識いらねー、知ったかぶりで踊りまくってくれる人」と呼びかけながら、「自分自身」を連呼する「自分自身」で観客を全員優勝へと導きます。
「時間ないから手短に。うまい演奏やパフォーマンスは他の人に任せる。オメエを探しに来た。震災、コロナ、戦争…」「福島の田舎で、もういなくてもいいと思ってた13歳のオレの部屋にロックンロールがオレを探しに来たんだ。ブルーハーツが」と心情を語り、「Future is Yours」を熱唱しました。
ラストスパートでは、「とんでもないライブできる人?」と問いかけ、「何の遠慮もいらない。ロンドン、ニューヨーク、ウッドストックじゃないからできないのか!?」と叫びながらキラーチューン「できっこないを やらなくちゃ」、そして最後に「花束」を五万人に贈り、観客に“呪い”をかけるようにして伝説のライブを締めくくりました。
<セットリスト>
01. 青春狂騒曲
02. ヒューマニティ!
03. 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
04. 自分自身
05. Future is Yours
06. できっこないを やらなくちゃ
07. 花束
マカロニえんぴつ
美しいスジ雲が空を覆い、ちょうど良い気候になりました。午前中の土砂降りが同じ日のこととは思えないほどです。
SEが流れる中、白Tシャツ姿のはっとりらが登場「青春と一瞬」が響き渡り、はっとりの伸びやかな声が印象的です。続いて「ハートロッカー」を演奏し、「ロッキンジャパン‼︎」と雄叫びをあげて会場を沸かせました。はっとりが「楽しんでる?」と呼びかけると、ステージは真っ黄色に染まり、軽快な「レモンパイ」へ。
「ひたちなか!嬉しいGREEN STAGE」と意気込みを語りますが、2021年の悔しすぎる幻を経ての初ひたちなかで、GRASS STAGEの名前をGREEN STAGEと間違える場面も。「みんなとひたちい仲になりたい」と少し滑ったジョークを挟んでから、「MUSIC」をしっとりと演奏し、最新曲「poole」、続いて「悲しみはバスに乗って」を披露しました。
その後、客席を煽りつつ、高野賢也が踊りながら演奏する「洗濯機と君とラヂオ」では、「踊れ!」と再び会場を熱く煽り、観客は手拍子とダンスで大いに盛り上がります。
次は疾走感あふれる「哀しみロック」、メンバーのコーラスが効いています。そしてタイアップ曲の「忘レナ唄」と続きました。
最後に、はっとりが「またここに集まって歌いましょう」「最後、一緒に」と呼びかけ、ピアノとボーカルだけで始まる名曲「なんでもないよ、」へ。サビでは観客だけに歌わせ、その後のコーラスが会場に染み渡り、感動の余韻を残してステージを締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. ワンドリンク別
01. 青春と一瞬
02. ハートロッカー
03. レモンパイ
04. MUSIC
05. poole
06. 悲しみはバスに乗って
07. 洗濯機と君とラヂオ
08. 哀しみロック
09. 忘レナ唄
10. なんでもないよ、
sumika
こもれびスタンドに立ち寄ったあと、次はsumikaです。リハーサルから片岡健太が「こんにちは」「ひたちなか」と明るくマイクテストをしながら、「一人で来ていて寂しい人も、あと6分後にはそうでなくします」と宣言して一旦退場しました。
派手なSEが流れる中、夕暮れのステージに色違いのシャツでメンバーが登場。片岡健太が「19歳の時にロッキンジャパン2005に来ていなかったら、今の俺の人生はなかった。でも、今日のモーニング娘。’24、マルシィ、ME:I、indigo la End、サンボマスター、マカロニえんぴつ、sumika、Adoで、2024年の新しいロッキンを創りに来ました!」と力強く宣言し、「フィクション」で爽やかにスタートしました。続く「Lovers」では、片岡健太がステージを歩き回り、キーボードを演奏している小川貴之に抱きつくなど、和やかで情熱的なパフォーマンスを見せます。
「やっぱり、みんな少し疲れているみたいだね。こんな時は、せーの!」と会場全体でタイトルコールをして始まったのは「ふっかつのじゅもん」です。
再び片岡健太が挨拶し、「おかえりなさい、そしていらっしゃい」と観客を迎え入れ、新曲「VINCENT」を披露。サッカーのタイアップソングで、応援チャントのようなリズムが散りばめられた曲です。さらに「マイリッチサマーブルース」では「タオルを振り回して!」「タオルがない人は魂を振り回して!」と呼びかけ、片岡健太と小川貴之がステージを歩き回りながら、タオルで首を絞め合うようなユニークなパフォーマンスを繰り広げました。
その後は「ファンファーレ」を伸びやかに演奏し、続いて「Traveling」で再びステージを歩き回り、しっとりとした歌声が会場に響きます。
片岡健太は「調子どうですか?」「5年ぶりのひたちなか、次はいつかわからないけど、ここでまたロッキンをしたい」と語り、「Starting Over」を力強く歌い上げました。そして、「今日、一緒に音楽を奏でたのは偶然ではなく」と締めくくり、ラストは「運命」。最後には爆発的な特殊効果でステージを終えました。
<セットリスト>
RH1. カルチャーショッカー
RH2. Flower
01. フィクション
02. Lovers
03. ふっかつのじゅもん
04. VINCENT
05. マイリッチサマーブルース
06. ファンファーレ
07. Traveling
08. Starting Over
09. 運命
Ado
本日のトリはAdo。会場は人で溢れ、後方からの観覧となりました。録画や双眼鏡の使用が厳しくアナウンスされるなど、相変わらず厳戒態勢です。
ステージにはいつもの檻がセットされ、バンドメンバーが登場。檻の中からシルエットのAdoが「Tot Musica」を歌い始めます。いきなりの迫力で、髪を振り乱して熱唱する様子が伝わってきます。続いて「ウタカタララバイ」と、アニメとのコラボ曲が続きます。
「唱」のイントロが流れると大歓声が上がり、Adoは「Ready for my show!」と絶叫。炎も上がり、序盤から大迫力のステージです。
その後、「行方知れず」「ルル」「unravel」「リベリオン」と続けて披露。悲鳴が上がるイントロで始まったのは「私は最強」。これまで一切MCを挟まず、歌唱を続けています。私もいつの間にか、少しずつステージに近づいていました。
拍手と歓声が沸き起こる中、新しめの曲「抜け空」「Value」とさらに続けました。
ようやくMCで「皆さんこんばんは、Adoです」と挨拶。会場がどよめきます。2年連続のロッキン出演への感謝を述べ、「さっきのパフォーマンスで足を擦りむいたけど、アドレナリン出てるからAdoだけに」と一滑り。「違う、想定と違う!」と自らツッコミを入れ、会場を和ませました。
「フェスならではの気持ち。今年、海外ツアーや国立競技場のライブなど、短期間で特別な経験をさせてもらい、去年より少しは成長できたと思う。お客さんが楽しんでくれて、ロックできてると嬉しく思う」と語りました。さらに、目標は世界で、日本人アーティストとしてグラミー賞を取ること。「世界中に日本の素晴らしさを知っていただく」と目標を語ります。
「私は無力で自分が嫌い。でも愛せるようになりたい。でも自分の未来を信じてる。皆さんがどう思っても良い。私がロックかどうかは、私の歌を聴いてから判断してください」と語り、歓声が上がります。「私が世界に行く時は一緒にいてください」と感極まりながらの語りの後、「そんなもんじゃないだろ!」と叫び、ラストは「踊」。バンドメンバーも踊りながら演奏し、ステージ上から花火も上がり、終了しました。
アンコールに応えて、バンドメンバーが再登場。シルエットのAdoが歌唱したのは「逆光」。最後に「ありがとうございました」と絶叫し、代表曲二曲ほどやらずとも圧巻のライブでした。
<セットリスト>
01. Tot Musica
02. ウタカタララバイ
03. 唱
04. 行方知れず
05. ルル
06. unravel
07. リベリオン
08. 私は最強
09. 抜け空
10. Value
11. 踊
EN1. 逆光
まとめ
今日の前半戦は、オープニングアクトをはじめとした若いアーティストたちが強い雨の中で力強いパフォーマンスを見せてくれました。後半には晴天のもと、常連バンドが圧巻の演奏を披露。そしてトリを飾ったのは、力強く頼もしい決意を響かせたAdo。そのパフォーマンスに心が震えました。
いよいよ明日は最終日。どんな伝説が生まれるのか、楽しみです。みたらしゴローでした!
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