MURO FESTIVAL 2023 DAY2 20230723 横浜赤レンガ倉庫 野外特設会場

ライブ参戦
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みなさん、こんにちは!みたらしゴローです。横浜赤レンガ倉庫の野外特設会場で開催されたMURO FESTIVAL 2023のDAY2、初日の熱狂から一夜明け、引き続き、第二弾のライブレポートをお届けします!

ライブレポート

開演まで

横浜に向かう道中、同じ電車に乗っていたビッグママが子供6人を連れていて、降りる際に番号を声を出して言わせて人数を確認している姿が面白かった、カルガモの引っ越しみたいでした。さて、リストバンドは昔ながらのタイプで、二日通し券だと外してはいけないため、夜寝てる時が特にですが、ずっと手首が気持ち悪くてたまりません。
日本大通り駅で降りて、会場に近づくにつれて超大きいクルーズ船「飛鳥Ⅱ」が停泊しているのが見えました、その光景は圧倒です。

ライブ

さっそく、シンハービールを片手にムロ海エリアに直行しました。ハルカミライのTシャツが欲しくて並んだのですが既に長蛇の列、さらにこの日も暑さが厳しい状況でした。並びながらINKYMAPを聴き、ハルカミライと関係の深いバンドらしく30秒ほどの楽曲「I’m Here!」を何回も織り交ぜながら多くの曲を演奏していました。
 次はThe Cheserasera、まだグッズ列に並んでいる最中で、暑さとの闘いが続きます。やっとのことでグッズTシャツを購入し、そして打首獄門同好会の「はたらきたくない」タオルも手に入れました。
 着替えてクロークにバッグを預ける際に、長蛇の列に再び遭遇。グッズ列の時間は仕方ないとして、クロークのオペレーションには改善の余地を感じました。でも、昨日の経験により、体は暑さに慣れ始めているようで体は絶好調です。

荷物を預けたら、レッドブルウオッカで気合いを注入し、再びムロ海エリアに戻り、楽しみのひとつ打首獄門同好会のステージです。Junkoのショッキングピンクにラッピングされたベースが青空に映え、会場全体が彩られていました。
そして、「きのこたけのこ戦争」では観客たちがど真ん中で二つに分けられて戦闘を繰り広げました。まるで戦国時代の合戦のような様子に、会場は大いに盛り上がりました。ちょうどその時、船の汽笛が連続で鳴らされ、まるで狼煙が上がったかのような祭典的な雰囲気が漂いました。
「島国DNA」では、魚の浮き輪が3つ投げ込まれ、観客の頭上を泳ぎ回るシーンは圧巻でした。中央に発生したサークルに、やがて魚たちが吸い込まれていき、まるで渦潮にのみ込まれていくようでした。

続いてTETORAのステージが始まり、まっすぐな歌声が会場に響き渡りました。彼らの歌は心に深く沁みるものがあり、そのまっすぐな表現力に心を打たれました。その後、ヒトリエが登場し、彼ら特有のリズムが心地いい。
次はSuspended 4th最高に暑い時間帯ですが、彼らの一生懸命さや情熱が音楽を通して伝わってきました。
続いて登場したのはyonige、二人組のバンド。彼らの楽曲は私の好みにぴったりで、心の隙間にスッと入ってくるような魅力がありました。
次は、さよならポエジーがステージに登場し、続いて2日連続のkoboreが会場を盛り上げました、前日とセットリストは少し変えられました、彼らの曲はわかりやすいメッセージで、そのメッセージ性の強さと情熱的なパフォーマンスによって会場の熱気がさらに高まり、最前列で活躍するラガーマンのような、屈強なセキュリティースタッフが目立つようになってきました。

そして、次に登場したのは名古屋のバンド、MAKIでした。彼らのステージで熱気はさらに激しくなり、会場のエネルギーが高まっていきました。
その後、ラウドロックアイドルグループPassCodeが登場しました。初めてでしたが、遠くから見ていると、4人がパラパラのようなダンスをしており、時折、有馬えみりがデスボイスを発する姿が見受けられました。「なんかヤバいお姉さん達で、マイクを胸の谷間に差し込んで踊ってるぞ」という声が聞こえてきたので少し気になり、近づいて確認すると、不思議なお姉さん達。ここでもダイバーが続出していることがわかりました。セキュリティースタッフは休む暇もなく、激しい会場のノりに対応しているようでした。PassCodeは少し変わったグループでありながら、BiSHをラウドネスにしたような感じで(だいぶ先輩ですが)会場を大いに盛り上げました。新しい視点からロックミュージックを楽しませてくれました。

続いて、ジャパニーズロックの救世主ircleが登場。その後、cinema staffですがリハーサルで「ちょっと歌いたかっただけ」とircleの「セブンティーン」を少しだけ歌いました。彼らは「ノり方わかりにくいバンドだと思うけど、セキュリティーさんは今休憩なので」と言い、優しい声で歌い上げました。ここまでダイバーが大量発生していたため、セキュリティースタッフにとっては貴重な休憩の機会だったのだろうと思いました。
KOTORI、心の中で響くような良い楽曲ばかりで、今回のフェスで一番好きになったバンドかもしれません。これから彼らの楽曲をじっくりと聴き込んでいこうと思います。これからの彼らの活躍が楽しみです。

続いて、ゴリゴリのロックンロールを奏でるバンド、SIX LOUNGEがステージに登場しました。夕焼けの光と相まって、彼らのパフォーマンスはより一層素晴らしく響いていました。その様子に引き込まれ、会場の雰囲気はさらに高まっていきました。
そして、Age Factoryが登場。引き続きダイバーが大量発生していたため、セキュリティースタッフは大忙しでした。まるでテトリスのゲームオーバー寸前の状況のように、次々とダイバーを捌かなければいけない状況でしたが、彼らの迅速なオペレーションに感心させられました。

待ち望んでいたハルカミライの登場です。橋本学はステージ上で大胆なパフォーマンスを繰り広げ、途中ではトラックステージの運転台によじ登りながら大暴れしました。彼は観客に向かって「俺は朝から来てて、もうペットボトルの水20本は飲んだぞ、田中みな実もびっくりだ」と叫び、観衆に突撃します。しかし、受け止めきれなかったのか、彼は観客によじ登っている最中に落下してしまったようです。「よし、仕切り直しだ」と再び突撃し、観客と一体となって盛り上げました。
終盤「世界を終わらせて」では「なあ、一緒に歌わないか?」と大合唱が始まりました。しかし、私は合唱は苦手なようで、感極まって涙があふれてしまい、うまく歌えませんでした。彼らの情熱的なステージには多くの感動が込められており、思わず感情移入してしまいます。終わった後、近くのカップル彼女はダイブの結果、靴が両方無くなり裸足で路頭に迷い、彼氏はスマホが無くなったようです。最前列のセキュリティーさんの足元に大量の落とし物があるようなので、そこに回収されていることを願います。

そして、本日限りで無期限活動休止となるWOMCADOLEが大トリとしてステージに登場しました。彼らは時間いっぱいを使って、「綺麗な空はある日突然に」でフィナーレを迎えました。無期限活動休止になっても、いつかは彼らが再び戻ってくることを信じ、感謝と惜別の気持ちでWOMCADOLEのステージを見送りました。
ムロさんも21時の消灯に向けて短めの挨拶をし、もちろん涙付き絶叫でフェスティバルを終えました。

セットリスト

INKYMAP

RH1.Flying Feather
RH2.I’m Here!
RH3.Time Loop Stories
RH4.Easy Easy
1.Shine
2.Beginning
3.Mantis
4.I’m Here!
5.I’m Here!
6.白銀の夜に
7.Silver Train
8.Take The Lead
9.Goodnight And Goodbye
10.バカテン
11.I’m Here!

The Cheserasera

1.月と太陽の日々
2.最後の恋
3.幻
4.(新曲)君がギターを弾かないなら
5.I Hate Love Song

打首獄門同好会

RH1.私を二郎に連れてって
1.デリシャスティック
2.筋肉マイフレンド
3.きのこたけのこ戦争
4.なつのうた
5.島国DNA
6.日本の米は世界一

TETORA

RH1.本音
RH2.もう立派な大人
1.ずるい人
2.わざわざ
3.正直者だな心拍数
4.バカ
5.嘘ばっかり
6.イーストヒルズ
7.産毛
8.素直

ヒトリエ

RH1.トーキーダンス
1.シャッタードール
2.ゲノゲノゲ
3.踊るマネキン、唄う阿呆
4.3分29秒
5.アンノウン・マザーグース

Suspended 4th

RH1.ストラトキャスター・シーサイド
1.INVERSION
2.GIANTSTAMP
3.ブレイクアウト・ジャンキーブルースメン
4.Vanessa
5.ストラトキャスター・シーサイド

yonige

1.リボルバー
2.our time city
3.あのこのゆくえ
4.最近のこと
5.ピオニー
6.ワンルーム
7.さよならプリズナー

さよならポエジー

RH1. 觜崎橋東詰に月
1.金輪際
2.SHIKEMOKU CITY
3.そう
4.二月の中を / February
5.二束三文

kobore

RH1.勝手にしやがれ
RH2.リバイブレーション
1.爆音のなる場所で
2.爆音のなる場所で
3.FULLTEN
4.HEBEREKE
5.ダイヤモンド
6.幸せ
7.TONIGHT
8.この夜を抱きしめて

MAKI

1.憧憬へ
2.ストレンジ
3.シモツキ
4.春と修羅
5.斜陽
6.斜陽
7.Lucky
8.平凡の愛し方

PassCode

RH1.Ray
1.Ray
2.FLAVOR OF BLUE
3.Seize Approaching BRAND NEW ERA
4.ATLAS
5.Anything New
6.Clouds Across The Moon

ircle

RH1.あふれだす
1.ロックンロールバンド
2.セブンティーン
3.カゲロウと夏
4.ばいばい
5.本当の事

cinema staff

RH1.drama
RH2.セブンティーン(ircle)
1.フェノメナルマン
2.great escape
3.海底
4.I SAY NO
5.海について

KOTORI

RH1.さよなら
RH2.トーキョーナイトダイブ
1.RED
2.EVERGREEN
3.ジャズマスター
4.1995
5.We Are The Future
6.素晴らしい世界
7.遠き山に陽は落ちて

SIX LOUNGE

RH1.トゥ!トゥ!トゥ!
RH2.ピアシング
1.天使のスーツケース
2.ナイトタイマー
3.スピード
4.トラッシュ
5.ピアシング
6.ピアシング
7.メリールー
8.僕を撃て
9.ピアシング

Age Factory

RH1.HIGH WAY BEACH
1.GOLD
2.1994
3.ロードショー
4.向日葵
5.TONBO
6.See you in my dream

ハルカミライ

RH1.ファイト‼
RH2.フュージョン
1.君にしか
2.ファイト!!
3.カントリーロード
4.ファイト!!
5.俺たちが呼んでいる
6.フルアイビール
7.アストロビスタ
8.世界を終わらせて
9.僕らは街を光らせた

WOMCADOLE

RH1.ドア
RH2.絶望を撃て
1.人間なんです
2.応答セヨ
3.綴リ
4.アオキハルヘ
5.綺麗な空はある日突然に

まとめ

MURO FESTIVAL 2023の2日間は最高の盛り上がりを見せました。1日目はHump Backの安産祈願に加えて、素晴らしいバンドたちが続々と登場し、夏の始まりを祝福しました。そして2日目は、活動休止を迎えるWOMCADOLEの送別や、ゴリゴリなロックンロールでの熱狂的なダイブシーンが舞台になりました。特に「飛鳥Ⅱ」が出航していった後半は、そのエネルギーが最高潮に達しました。

明日からはまた仕事が始まりますが、学割で入れていた学生さんたちが夏休みを楽しんでいる姿には羨ましさを感じました。若いということは、青春を謳歌する素晴らしい時期です。青春時代は二度と戻ってこないため、これからの人生を思いっきり楽しんで過ごしてほしいですね、もちろんいくつになっても青春なので、それを実践していきたいと思います。

MURO FESTIVAL 2023は、多くの素晴らしいバンド、熱狂的な観客、そして感動的な瞬間で溢れる素晴らしいフェスティバルでした。音楽が人々を一体化し、感動や興奮を共有できる場となりました。来年もMURO FESTIVALが開催されることを楽しみにしています!これからも音楽と共に、みなさんと一緒に楽しい時間を過ごしていきたいと思います。みたらしゴローでした!

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