LuckyFes 2025 DAY3 2025年8月11日 @国営ひたち海浜公園

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。いよいよ最終日ですね。今日もバラエティー豊かなタイムテーブルです。カッパを持参していますが、何とか天気は持ってほしいです。今日はなぜか勝田駅からのシャトルバスが翼のゲート横づけで到着しました。ほんの少しのことですが、めちゃくちゃ便利です。

GAERDEN STAGEでのColorSingという配信アプリのオープニングは、有名配信者が十数人歌っている感じでしたが、少し観てRAINBOW STAGEに向かいました。ステージでは強風の中、オズワルドがopenninng漫才を披露し、特技の口笛やカラオケを題材にしたネタで笑わせました。アーティストグッズは郷ひろみのタオル。もうすぐ70歳なんですね。モーニングビールを頂きながら開演を待ちました。それではライブの様子です。

ライブレポート

BUDDiiS

オズワルドの漫才の後、強風の中で菊地真衣アナウンサーが最終日の開会を宣言しました。大草原エリアでは強風のため、いくつかのエアオブジェの空気が抜かれています。強風ですが凄い数のトンボがたくましく飛び交っており、活動しやすい気温なのでしょうか。トップバッターはBUDDiiS。2月に横浜アリーナで観て以来です。ジングルに続きバラバラな派手な衣装でメンバーが登場し、FUMINORIが「頭から飛ばしていきましょう!」と叫び「YO HO」でスタート、ラップバトルを展開しました。「Glow Gold」、そして怪しげなイントロで始まる「HONEY」で激しいダンスを披露します。

「いやー、朝から凄い盛り上がり」と1人ずつ自己紹介。「雨予報だったけど晴れてる!」SHOOTは「後ろの観覧車、聞こえてますか!」FUMINORIは「ふみくんと3回言って」と独特のコール&レスポンスを行います。体調不良でMORRIEは欠席のようです。「初めましての人が多いと思いますが、推しを見つけてください!好きな顔ひとりはいるはず。いなかったら贅沢ですよ!」と語り、ライブに戻りました。「BLUE SODA」で「夏の思い出を作りましょう!」としっとりと披露し、「LÖVE ME」そして「Brightness」も爽やかに踊り切ります。「もっと楽しんでいきましょう!」と「The One」へ。曲中のセリフパートでは「推し見つけた!?一緒に帰ろっ!」と観客を震わせました。

「盛り上がってくれて、ありがとうございます!」とライブ予定を告知し、タオル回しをレクチャー。「君に振られて…」「スキスキスキスキッ」と事務所の先輩グループ、超ときめき♡宣伝部をしっかりアピールします。そして観戦エリアを煽り、ラストは「BUD」で「Go Go! バディGo!」とタオルを振り回しました。「楽しかった人!最後まで楽しんでいきましょう」と手を振りながらステージを降りました。

<セットリスト>
01. YO HO
02. Glow Gold
03. HONEY
04. BLUE SODA
05. LÖVE ME
06. Brightness
07. The One
08. BUD

水曜日のカンパネラ

WING STAGEは水曜日のカンパネラです。いつも客席から登場するので正面後方を予測して待ちましたが、予想は外れ、下手の松の木の方面からのぼりを持ったゴジラに先導され、濃いピンクのドレス姿の詩羽が登場しました。「皆さんこんにちは、水曜日のカンパネラの詩羽です、道から登場です」と挨拶し「怪獣島」でスタート。ステージに辿り着くと待っていたちびゴジラに大爆笑し、そのまま「バッキンガム」と続けます。

詩羽は「こんにちは、4年連続の水曜日のカンパネラです」「暑いですね、風もすごい。油断しないで熱中症対策はしっかりしてください」と呼びかけます。「水曜日のカンパネラのライブは、みんなで一緒に手を上げたり、踊ったり、声を出したりして一緒に作るライブです」と語り、ケンモチが牛のパジャマの着ぐるみで登場し、コール&レスポンスのレクチャーを行いました。「まあまあだね、私もコンタクトばっちり、みんな見えてますからね!」と煽り、「シャトーブリアン」、そして白いパンツルックのダンサー2人が参加して「たまものまえ」を披露します。

「桃太郎」では恒例の巨大ボールに詩羽が入り、観戦エリアにダイブして観客の上を転がります。曲終わりまでに前方に戻りましたが、うまくコントロールできなかったようで、大騒ぎしながらの帰還となりました。ステージに戻った詩羽は新曲リリースとツアーの告知を行い、この後HILLS STAGEでもソロステージがあることを紹介します。「どうですか!?詩羽は?」「かわいい!」と観客とのやり取りを繰り返し、「自分の信じたかわいいを貫きます」と宣言してライブに戻りました。

サビでタオルを振ってくださいと「マーメイド」を披露し、後半はステージ上で大漁旗が振られます。そしてイントロで歓声が上がる「エジソン」では、ステージ左右の通路や3台のお立ち台に上がり手を振り、投げキッスをして愛嬌を振りまきます。ラストはステージに巨大な招き猫が登場し「招き猫」を歌唱。最後に「みんな愛してるよ!」と元気よく声をかけ、ステージをあとにしました。

<セットリスト>
01. 怪獣島
02. バッキンガム
03. シャトーブリアン
04. たまものまえ
05. 桃太郎
06. マーメイド
07. エジソン
08. 招き猫

岸谷香

GAERDEN STAGEに移動します。往年のガールズバンド、プリンセス プリンセスは懐かしいですね。岸谷香とギターのYuko、ベースのHALNA、ドラムのYuumi、バンド名は岸谷香&Unlock the girlsが早々からステージに現れサウンドチェック。「Unlocked」を演奏すると、ノリノリの観戦エリアに「ごめんね、まだだよ、サウンドチェックだからね!」と語りかけます。「ここでDIAMONDSやっていいの!?」とスローピアノバージョンで「DIAMONDS」を始めると、バンドメンバーも本気のコーラスでどんどん盛り上がってしまいます。「もう時間、あっまだ、じゃあ何やろうかな」とおもむろに「パパ」、さらに「ハッピーマン」と大サービス。「どうもありがとうございました!前座終わり」と笑わせながら、「あっもう始めていいみたい」とジングルが流れ本番となりました。

「お待たせしました、晴れてきたね!」と挨拶しながら懐かしいベースラインが響き「世界でいちばん熱い夏」でスタート。インタールードを挟んで「ミラーボール」、アウトロから岸谷香がキーボードに座り、続いて名曲「M」は弾き語り風に始まり、間奏でギターに持ち替えてYukoとツインギタープレイを披露、大歓声と唸り声が観戦エリアから上がりました。

「サウンドチェックから挨拶もせずに本番になだれ込んですみません。雨も大丈夫で、こんなに沢山来てもらってありがとう」「50歳からこのUnlock the girlsをやっています。プリプリやっていたのに、またガールズバンド。最新曲を1曲聴いてください」と語りライブを再開。「ボディガード」で手拍子が広がります。2025年の新曲に続いて「35年前の曲です!」と紹介され、大歓声の中「Diamonds」が始まりました。会場は大合唱、ロングアレンジのアウトロで感謝の言葉を述べます。

「沢山の人にたくさんの拍手をいただいて、最高の夏フェスでした!」と最後の曲「STAY BLUE」で爽やかに締めくくり、「ありがとうございました、熱中症に気を付けて!」とかっこよく去っていきました。

<セットリスト>
RH1. Unlocked
RH2. DIAMONDS
RH3. パパ
RH4. ハッピーマン
01. 世界でいちばん熱い夏
02. ミラーボール
03. M
04. ボディガード
05. Diamonds
06. STAY BLUE

RAISE A SUILEN

そのままGAERDEN STAGEで、COUNTDOWN JAPAN 22/23以来のRAISE A SUILENです。早々にサウンドチェックに現れたバンドメンバーが「こんにちは、RAISE A SUILENです!よろしくお願いします!」と挨拶し、楽器のチェックを進めます。強くなった雨足に「めっちゃ雨、雨女誰?」と笑いながらシンセサイザーの音を確かめ、「EXPOSE ‘Burn out!!!’」を演奏して一旦捌けました。

ジングルが鳴り、カッコいいエナメルの黒い衣装で再登場したメンバーは、長めのオープニングジャムを演奏し「HOWLING AMBITION」で本編をスタート。「改めまして、RAISE A SUILENです。LUCKY FES.会いたかったよ、地獄の果てまで行こうね!」と叫び「HELL! or HELL?」へ。PAREOのツインテールが可愛らしいのですが、演奏はギャップ全開で迫力満点です。

CHU²は「LUCKY FES.ありがとう、3年連続やってきました。RAISE A SUILENと言えば雨、雨女はね…」と笑わせつつ、タオルを準備させて本日発売のアーティストタオルを紹介。「Invincible Fighter」ではそのタオルを振り回して盛り上げます。さらに「もっと盛り上がって!」と「VIVID FIRST TIME」へ。ドラムのMASKINGは金髪を振り乱しながら力強く叩きます。CHU²は「初めての人どれくらいいますか?覚えてください!ノリとバイブスで踊って!」と観客に呼びかけ、「灼熱 Bonfire!」へ。LOCKの真顔ギターも印象的で可愛らしいです。

LAYERは「最後の曲になります。ここに来てくれて本当にありがとう、LUCKY FES.最高!大好き!」と感謝を述べ、「DRIVE US CRAZY」で連続出場の勢いそのままに締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. EXPOSE ‘Burn out!!!’
1. HOWLING AMBITION
2. HELL! or HELL?
3. Invincible Fighter
4. VIVID FIRST TIME
5. 灼熱 Bonfire!
6. DRIVE US CRAZY

-真天地開闢集団-ジグザグ

WING STAGEに戻り、レモンサワーを頂きながら開演を待ちます。また晴れてきました。荘厳なSEの中、サポートのhiro kannoとバンドメンバー、そしていつもの牧師のような格好の命 -mikoto-が現れ、「Drip」でスタート。観戦エリアの参拝者が掲げるハンドサインの中、伸びやかな歌声が響き渡ります。

「さあ、LUCKY FES.上がってんのか!?もっと上がっていこうぜ!」と叫び「復讐は正義」へ。シルバーの長髪で目が隠れた命 -mikoto-を見て、近くの親子連れが「眼が悪くなる」と話しているのが微笑ましい場面です。続いて「燦然世界」では参拝者をしゃがませ、「立ち上がれー!」で一斉に立ち上がらせます。立ち上がった後は影丸 -kagemaru-の力強いドラムに心を打ち抜かれ、シャウトが響きます。

ひょうたんで給水した命 -mikoto-は「愚かなるものよ、我々が-真天地開闢集団-ジグザグだ!」「湿度が体力奪っていく、プールの後みたい」と語り、ジグザグを観ている皆さんに感謝。「なんとなく後ろの方で歩きながら横目で見ている人もありがとう、それでいい、『何あれ!?』で良いんです。やがて参拝者になる」さらには茨城弁で話しますが、少しすべっています。

「悪い魂が見える、みんなで悪霊退散!」と唱え、「このLUCKY FES.にふさわしくない悪霊が見える」と煽りながら「P0WER-悪霊退散-」へ。命 -mikoto-は「みんなありがとう、悪霊いなくなったわ」と告げ、「Promise」で聴かせます。そして「コンコンコンコン、LUCKY FES.ラーキーか!?」と声をあげ、「きちゅねのよめいり」では踊りながら歌唱。演奏中にドラムスティックが飛んで行方不明になり、影丸 -kagemaru-が慌てる場面もユニークでした。最後に「愚かなものに救いの手を!」とステージに鎮座していたどらを鳴らし、「宗教の勧誘が来たらこのハンドサインで追い返せるから」と告げてステージを後にしました。

<セットリスト>
RH1. Drip
01. Drip
02. 復讐は正義
03. 燦然世界
04. P0WER-悪霊退散-
05. Promise
06. きちゅねのよめいり

詩羽

今回初めてHILLS STAGEで詩羽を観ます。ステージ奥にはバーベキューで使うような常設のイスとテーブル、そのさらに奥には常設トイレもあり、休憩の穴場になっています。すっかり晴れて暑くなってきましたが、ベースの吉田一郎不可触世界、ドラムのBOBO、ギターの日野ジャクソンというバンドメンバーが登場し、リハーサルを行いました。

ジングルが鳴ると、普段とは少し違う白黒基調のシャツとショートパンツ、ジャラジャラと装飾のついたキャップという衣装の詩羽が登場。「人間LOVER」でスタートし、「詩羽です、一緒に楽しんでいってください!」と声をかけて「again and again」を歌い上げます。

「改めまして、午前中は水曜日のカンパネラ、午後は初めてソロで出させていただきます。格好も飾らない自分、曲も違うと思いますけど楽しんでいきましょう」と語り、ギターを抱えて「メリーゴーランド」、さらに「teenager」、そして「あ とがき」と続けますが、アンプから何やら異音が発生しました。

「いつもと違う感じでやってます。それでは私が曲を作っているので、言葉も違いますよね」と語りかけます。すごく高いヒールを履いていますが、背が小さいことも印象的でした。「かわいい私もカッコいい私も目に焼き付けて」と宣言しますが、異音はさらに大きくなり、ついには詩羽が、かわいすぎて、そのギターの音が出なくなります。そこで日野ジャクソンからギターを借りることになり、イントロ部分を詩羽が弾き、その後は日野ジャクソンが担当しました。ただストラップが非常に長く、詩羽が担ぐとギターが地面につきそうになるほどでした。

それでも詩羽は見事にイントロを奏で、すぐに日野ジャクソンへギターを返し、「MY BODY IS CUTE」を披露。最後は元気よく挨拶をして、見事なステージを締めくくりました。

<セットリスト>
RH1. 人間LOVER
01. 人間LOVER
02. again and again
03. メリーゴーランド
04. teenager
05. あとがき
06. MY BODY IS CUTE

HYDE

大草原に戻り、Lucky Diningでフェスに欠かせないハム焼き、少しお高い六白ハム焼きを頂きました。うまい。そしてRAINBOW STAGEでのHYDEです。ステージにはおなじみのセンターステージタワーが設置されています。

ジングル、そしてSEが鳴ると光る仮面をかぶったJulian、hico、Yasといったバンドメンバーが登場。続いて手袋まで真っ黒なレザーに身を包み、黒白のバンダナをしたHYDEがタワーに上り「全員、腹から声出せ!」と叫び「TAKING THEM DOWN」でスタート。途中、拡声器を使って歌唱します。タワーから降りると「Are you ready, LUCKY FES.」と呼びかけ、カバー曲「GIVEN UP」で超ロングシャウトを響かせました。

「Yeah!HYDEです。今日はロックバンドがあまり出てないからおとなしく……するわけないだろ!いつも通りやらせてもらうぜ!」とステージ上のカメラを捕まえて宣言。「Are you fuckin ready?」と煽り、いつの間にかレザージャケットを羽織るだけのスタイルになっていますが、下には何も着ておらずタトゥーが美しいです。「DEFEAT」では合唱やジャンプを促し、さらに「遠慮するなよ!」と「MAD QUALIA」へ。途中、観戦エリアに突撃し「LUCKY LUCKY LUCKY!」「おとなしいんじゃないの!?セキュリティーもいるよ!飛んで来いよ!」と叫ぶと、ついにダイバーが出現。リフトも多数立ち上がり、PAブース後ろの空間には巨大サークルが発生します。

「うちらのフアンお行儀悪くてすみません!」「全員座れ!3、2、1でジャンプするよ!波に乗れなかった奴はここで乗れ!全員ぶっ飛ぶぞ!」と「6or9」へ。ガソリンスタンドの販促ツールのような4体のスカイダンサーが揺らめき、観戦エリアではタオルが舞い、サークルピットが起きて、ステージ上のバンドメンバーも飛び跳ねます。「SOCIAL VIRUS」ではHYDEが「LUCKY!」を何度も連呼して煽りました。

ラストはキラーチューン。静かにギターソロで始まりますが、すぐにドラム連打から「ラスト、虹をかけるぞ!」と煽り、背中の翼のタトゥーを見せながら「GLAMOROUS SKY」へ。途中「真ん中開けろ!」のハンドサインでウォールオブデスが発生し、前方エリアにもいくつもサークルが出現します。曲終わりにはバスドラムに立ち上がり大ジャンプして「Thank you so much!」「LUCKY LUCKY!」を連呼して締めました。

オズワルドが登場し「かっこよすぎるな!パイレーツ・オブ・カリビアンやって欲しい」と語り、「HYDEさん触れた!?」など観戦エリアとのやり取りで盛り上げました。

<セットリスト>
01. TAKING THEM DOWN
02. GIVEN UP
03. DEFEAT
04. MAD QUALIA
05. 6or9
06. SOCIAL VIRUS
07. GLAMOROUS SKY

須田景凪

終盤に差し掛かります。WING STAGEにリハーサルで現れたのは須田景凪、初めて観ます。リハーサルで2曲をサウンドチェックし「須田です、この後本番よろしくお願いします」と一旦捌けました。

すぐにジングル、そしてSEで登場すると深々とお辞儀をしてギターを取り、「雨とペトラ」でスタート。真っ白なシースルーの衣装が爽やかです。「皆さん楽しんでいきましょう!」と呼びかけ、「WOLF」と続けました。

「改めまして、須田景凪です。LUCKY FES.ずっと気になっていて出たかったんです。気になる人がいっぱい出ていて、この後は郷ひろみさん、ダッシュで観に行きましょう」と語り、ライブに戻ります。「新曲をやらせてください」と披露したのは「ラストルック」。そして「ありがとう、声を聞かせて、一緒に歌いたい希望の歌」と「メロウ」を歌唱。ステージ上下に歩きながら観戦エリアとコミュニケーションを取り、合唱を促します。

「後半戦盛り上がっていこう」と「ユーエンミー」へ。急にスカリズムを感じさせる展開に会場も沸きます。「まだ元気ありますか?」と問いかけて「ダーリン」へと続けました。「暑いですね。LUCKY FES.初出場で、また会えたら嬉しいです」と語り、ラストは代表曲「シャルル」。大合唱が沸き起こり「皆さんめっちゃ歌ってくれますね」と喜びを噛みしめながらステージをあとにしました。

<セットリスト>
RH1. パメラ
RH2. バグアウト
01. 雨とペトラ
02. WOLF
03. ラストルック
04. メロウ
05. ユーエンミー
06. ダーリン
07. シャルル

郷ひろみ

RAINBOW STAGEではレジェンドスーパースターの登場です。白スーツでそろえたバンドメンバーが現れ、本気のリハーサルは「お嫁サンバ」。リハからすでに盛り上がります。前方当選者の入場が終わった後に前方エリアに入りました。近くではオズワルドの伊藤俊介も観客に紛れて観戦しています。

いよいよジングルが鳴り、バンドメンバーのギターソロに続いて郷ひろみが登場。大歓声の中、白地にカラフルなパッションカラーのスーツ姿で「2億4千万の瞳〜エキゾチックジャパン〜」を披露。億千万!のコールで悲鳴が上がり、ダイナミックな演奏と歌唱に圧倒されます。サンバ調の「セクシー・ユー」では若々しいステップとターンを何度も決めます。

「本当にどうもありがとう、郷ひろみです。昨晩レストランに行っていたんですけど、僕に気付かないで“ひろみ郷と野口五郎”の話をしている人がいて、僕がひろみ郷なんです。ゆっくり楽しんでいってください」と笑わせ、ライブに戻ります。

「男の子 女の子」ではGO!GO!コールの渦となり、53年前の曲とは思えない勢いです。続けて最新曲「最強無敵のDong Dong Dong」、キレキレのダンスで魅せます。そして「お嫁サンバ」では観戦フロア全体がダンスフロアと化し、自然とターンしたくなる雰囲気です。すぐさま「A CHI CHI A CHI」の声で始まる「GOLDFINGER’99」は大合唱、間奏のサックスプレイもたまりません。

「本当にたくさんの声援をどうもありがとう。最初にお礼を言わなきゃいけなかった。僕みたいな者を呼んでくれてどうもありがとう。テレビ番組に出ても自分が浮いているなと自覚しているんですけど、今日も浮いてますよね?みんな優しいよ、ほんとありがとう。ロックフェスはマイクを叩きつけて終わる感じでしょ?さすがに僕は叩きつけません」と語り、「最後のナンバーはロックっぽいのがいいかなと思ったんですが、ロックの人には僕は敵わないので、叩きつけるのはやめてこの曲でお別れしたいと思います」と紹介。ラストは「言えないよ」。ピアノの音色に自然発生で大草原にスマホライトが揺れ、会場を痺れさせます。「ホントにどうもありがとうございました、郷ひろみでした!」と締めくくりました。

<セットリスト>
01. 2億4千万の瞳〜エキゾチックジャパン〜
02. セクシー・ユー
03. 男の子 女の子
04. 最強無敵のDong Dong Dong
05. お嫁サンバ
06. GOLDFINGER’99
07. 言えないよ

東京スカパラダイスオーケストラ

WING STAGEのトリは東京スカパラダイスオーケストラです。ジングルが鳴り演奏が始まると、黒スラックスにピンクのジャケットをまとった谷中敦らメンバーが登場し「We are 東京スカパラダイスオーケストラ!イクゾー!」と叫び「DOWN BEAT STOMP」でスタート。のっけから大盛り上がりで歓声の波が広がります。

「Are you ready!」と「Glorious」へ。踊りたくなりますね。「最高、すごい一体感だね!LUCKY FES.やっと来れました!」とイヤモニを外して歓声を直接浴び、「やべえ、興奮してきた!」と叫びながらライブに戻ります。「遊戯みたいにGO」で力強いスカリズムを響かせ、「天空橋」では観客と一緒に「わっしょい!わっしょい!」の手拍子で風を起こします。「The Last Ninja」ではリズムを変え、会場はオイオイコールに包まれました。

茂木欣一は「フェスではいつも最年長のアイドルなんだけど、今日は郷ひろみ大先輩がいらっしゃいます。そしてこの後にはNEWSさんもいらっしゃいます。この順番で出演できる歓びを歌いたい」と語り、「銀河と迷路」を披露しました。

そして昨日の宣言通り、ゲストとしてChevonの谷絹茉優、Ktjm、オオノタツヤが呼び込まれます。白スーツ姿が新鮮で、世代を超えたコラボレーション楽曲、VS.シリーズから谷絹茉優をメインに据えた「私たちのカノンVS. Chevon」を披露。歌唱後「ありがとうございました!」とシャウトし、大拍手の中颯爽とステージを去っていきました。

ラストはキラーチューン「Paradise Has No Border」。おなじみの上下先端からの声出し合戦を繰り広げ、再びChevonを呼び込んで記念撮影。大歓声の中ステージを降りました。私も明日からの平日に備え、ここで会場を後にすることにします。

<セットリスト>
01. DOWN BEAT STOMP
02. Glorious
03. 遊戯みたいにGO
04. 天空橋
05. The Last Ninja
06. 銀河と迷路
07. 私たちのカノンVS. Chevon
08. Paradise Has No Border

まとめ

素晴らしい3日間でした。来場者も合計で目標の8万人に届いたようです。既存フェスとの差別化、幅広い客層というテーマは見事に体現されていました。特にTMレボリューションのライブの時に近くにいた80代くらいのおばあさんと50代くらいの娘さんらしき方がノリノリで手を挙げている姿には涙が出ました。

一方で、2日目3日目はトイレや手洗い場の稼働数がなぜか絞られており、特に3日目は女性比率が高かったこともあって、ロープで閉鎖された仮設トイレの横で稼働しているわずかなトイレにとんでもない列ができていました。ただ、昨年は常設トイレも閉鎖していた気がするので、改善途上なのでしょう。運営面のさらなるブラッシュアップを経て、真のアジア最大のテーマパーク型フェスを実現してほしいです。来年もまた来ます。みたらしゴローでした!

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