こんにちは、みたらしゴローです。今日はKアリーナで開催される KAWAII LAB. 3rd Anniversary Special LIVE に来ています。
朝、最近不調の血圧の薬をもらってから横浜へ向かいました。会場は人でごった返し、グッズ列は長蛇の列。諦めてそのまま入場することにしました。席は Level7、つまり一番上です。いつもは下の方の席だったので、そこから見るのとは想像以上に高さを感じます。Level7 用のモニターも、天井からの下がり壁に設置されていました。アリーナには花道などはなく、メインステージのみの構成のようです。
そういえば、飲酒しての入場は禁止だった気がしますが、場内の売店やBarは普通に営業していました。会場内には女性やカップルの姿も非常に多いです。開演時間を過ぎても一向に始まる気配がなく、やがて お詫びのアナウンス が入りました。20分ほど経ったころ、松本かれんの影ナレが流れます。「みんな、楽しむ準備できてる? かわいくしてるから、かれんたちが一番かわいいと思う人?」声出しのコールを促す内容で、幼稚園のお遊戯会のような微笑ましさがあります。
さらに時間が過ぎる中、ステージ上空のロープウェイカメラが虚しく何往復もしています。そして、ついに30分遅れで開演。これは最初から予定されていたものなのか、それとも何かトラブルがあったのか…。では、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート
オープニング
イントロが流れ、白を基調とした衣装をまとった 4グループのメンバー がステージに飛び出してきました。全員で 「超めでたいソング 〜こんなに幸せでいいのかな?〜」 を披露すると、会場は一気に悲鳴とコールの渦に包まれました。途中、モニターに映ったメンバーが誰なのか判別できないまま、客席から 「超絶かわいい!…誰か!?」 というコールも飛び交い、思わず失笑が広がる。
総勢 29人のメンバー が整列し、挨拶します。真中まな が 「皆さん!こんばんは!」 と声をかけると、まだ昼間ということもあり客席から 「こんにちは!」 と返されました。「私たち、KAWAII LAB.です!」という自己紹介のタイミングで、仲川瑠夏 でしょうか、一部のメンバーが 「FRUITS…」 と言いかけてしまい、笑いとともにやり直しとなる場面も。
続いてグループの紹介があり、鎮西寿々歌 から 雑誌『LARME』プロデュースの新衣装 や 書籍の発売 が発表され、さらに、FRUITS ZIPPER の衣装の背中にメンバー名の刺繍が入っていることも披露されて、会場からは歓声が上がりました。
その後、鎮西寿々歌と真中まな によって 2022年2月14日から始まった KAWAII LAB. の歴史 が振り返られました。このとき、鎮西寿々歌が 「発足」 を 「はっそく」 と何回も読み間違えそうになり、真中まなが 「何回引っかかるの?」 とすかさずツッコミを入れます。ちょうど 3年前の今日、FRUITS ZIPPERのメンバーが発表された日 ということで、会場の雰囲気も一段と盛り上がり、ここから各グループのライブへと移っていきました。
<セットリスト>
01. 超めでたいソング ~こんなに幸せでいいのかな?~
KAWAII LAB. MATES
トップバッターは、純白の衣装を身にまとった KAWAII LAB. MATES の9人。下部組織があることを知らなかったので、少し勉強不足だったかもしれません。まずは、トップアーティストのカバー曲「NEW KAWAII」 からスタート、初々しさが感じられるパフォーマンスに、客席からも温かい拍手が送られます。
歌唱後、グループ全体とメンバーひとりずつが挨拶「初めての方も楽しんでもらえると嬉しいです」と言葉を添えながら、オリジナル曲 「わたしの進路が決まったら」 を披露。そして、ここで 阿部かれんと川岸瑠那の卒業 が発表されます、ふたりは新グループ 「fav me」 で活動を続けるようですね。さらに、新メンバーの紹介も。
呼びこまれた鈴木花梨 は 「たくさんの人に愛されるアイドルになりたい」 と抱負を語り、山本るしあ も 「スーパーアイドルを目指して頑張りたいと思います」 と力強く宣言。最後に、今後のライブの告知が行われ、次のパフォーマンスへとつながっていきました。
<セットリスト>
01. NEW KAWAII (FRUITS ZIPPER)
02. わたしの進路が決まったら
CUTIE STREET
オリジナルSEに合わせてダンスをしながら登場したのは CUTIE STREET。1曲目は 「ひたむきシンデレラ」 からスタート。続いて 「ハロハロミライ」 を披露し、さらにここでも 「NEW KAWAII」 をパフォーマンス。セリフパートでは、「カワラボを応援してくれてるのが、NEW KAWAII だと思います」「でもやっぱり、かわいいだけじゃダメですか?」と、グループの看板の想いを込めた言葉を決める場面も。どうやら、グループ横断でのカバー曲が今回のライブの見どころのひとつになっているようです。
楽曲披露後は、メンバーが整列して自己紹介とグループの紹介、「Kアリーナ、ついにやってきたけどヤバいこの景色!」続けて、自己紹介ソングとして 「ちきゅーめいくあっぷ計画」 を披露。この楽曲、なんと ヤバイTシャツ屋さんのしばたありぼぼ 提供曲とのことで、さすがアイドルオタクらしい選曲だなと感じました。
続いて 「ハッピー世界」 でさらに盛り上げ、ラストは 撮影可能曲 ということで、キラーチューン 「かわいいだけじゃダメですか?」 で締めくくり。最後に 10月に開催されるファーストアニバーサリーライブが、ぴあアリーナMMで行われる という嬉しい発表もありました。
<セットリスト>
01. ひたむきシンデレラ
02. ハロハロミライ
03. NEW KAWAII(FRUITS ZIPPER)
04. ちきゅーめいくあっぷ計画
05. ハッピー世界
06. かわいいだけじゃだめですか?

SWEET STEADY
続いて登場したのは SWEET STEADY。オープニングは 「ぱじゃまぱーてぃー!」 をアレンジしたSEに乗せて、淡いメンバーカラーのドレス姿でステージへ。1曲目は 「なんてねっ!」 でライブがスタートし、そのまま 「ハートの魔法」 へと続いていきます。
ここで「撮影可能タイム!」のアナウンスが入り、「かわいく撮ってください」と客席に呼びかけながら、しっとりと 「ダイヤモンドデイズ」 を歌い上げます。楽曲披露後は、メンバーが整列して自己紹介、塩川莉世 は「やってみたかった!」と、客席とのコール&レスポンスを楽しむ場面も。
そしてカバー曲として 「かわいいだけじゃダメですか?」 を披露。続いて 「まだまだ盛り上がって踊っていきましょう!」 という掛け声から、「ぱじゃまぱーてぃー!」 へ。最後は 「始まりの合図」 で締めくくり、「楽しかったですか? こんなに大きなステージに立たせてもらえて、本当に楽しかったです!」 と感謝を伝え、4月からのツアー開催 も発表されました。
<セットリスト>
01. なんてねっ!
02. ハートの魔法
03. ダイヤモンドデイズ
04. かわいいだけじゃだめですか?(CUTIE STREET)
05. ぱじゃまぱーてぃー!
06. 始まりの合図

CANDY TUNE
次に登場したのは CANDY TUNE。なぜかすでに貫禄すら感じる雰囲気で、SEが流れると同時に大声量のコールが響き渡ります。いきなりアップチューンの 「エトセトLOVE YOU」 からスタート。続いて 「撮影可能タイム!」 となり、メンバーから 「世界一かわいく撮ってください!」 と呼びかけると、客席は一気に盛り上がり、そのまま 「倍倍FIGHT!」 へ。
楽曲披露後は、メンバーが整列して挨拶し、一人ずつ自己紹介、「CANDY TUNE初のアリーナです!」 という喜びのあと、客席の男子・女子それぞれが元気な声出しで応えます。
そしてカバー曲では、思わずどよめきが起こる中 「ぱじゃまぱーてぃー!」 を披露。そして「◎△$♪×¥●&%#?!」 とシャウトしながら、多国語でカウントを入れる 「備えあれば無問題」 へ。さらに 「ナナイロプロローグ」 を続け、ラストは 「まだまだキャンチューについて来れますか?」 と煽りながら、キラーチューン 「キス・ミー・パティシエ」 で締めくくりました。
最後には、お知らせとして 4月からの2周年ツアーのファイナルが、東京国際フォーラムという大箱で開催される ことが発表され、歓声が上がりました。
<セットリスト>
01. エトセトLOVE YOU
02. 倍倍FIGHT!
03. ぱじゃまぱーてぃー!(SWEET STEADY)
04. 備えあれば無問題
05. ナナイロプロローグ
06. キス・ミー・パティシエ

FRUITS ZIPPER
トリを飾るのは、もちろん FRUITS ZIPPER。おなじみのSEに合わせてダンスしながら登場すると、会場は悲鳴と大歓声に包まれます。
1曲目が 「ぴゅあいんざわーるど」 だとわかると、さらに大きな悲鳴が響き渡り、セリフパートでも大歓声。女性ファンの多さを改めて実感します。続いて披露されたのは 「NEW KAWAII」本家バージョンですね。セリフパートでは 「新衣装のカレンたちも、ここに集まってくれた人も…」 と語りかけるものの、尺に収まりきらず失笑です。ふと見ると、鎮西寿々歌の髪型がボブに、オープニングではロングだった気がするので、いつの間にか変わっていたようです。動画撮影タイムに選ばれたのは 「かがみ」呪文のような歌詞に合わせて、さらに可愛さが増していきます。
その後、真中まな が 「皆さん、改めましてこんばんは!」 と挨拶し、メンバーそれぞれが自己紹介。
「疲れてないですか?」と声をかけながら、再びライブパートへ。
「キス・ミー・パティシエ」 のイントロが流れると、客席からはどよめきが、さすがのパフォーマンスで、圧倒されます。続く 「フルーツバスケット」 では、ステージを広く使いながらワチャワチャタイム。珍しく歌詞を飛ばしたり、メンバー同士で殴り合い(のマネ)をしたり、仲川瑠夏の得意の変顔 が炸裂したりと、自由な雰囲気に会場も笑顔に包まれます。
ラストスパートは 「君の明るい未来を追いかけて」 大きな 天音コール が響き渡り、最後は 「完璧主義で」 で大盛り上がりのまま、最高のフィナーレを迎えました。
<セットリスト>
01. ぴゅあいんざわーるど
02. NEW KAWAII
03. かがみ
04. キス・ミー・パティシエ(CANDY TUNE)
05. フルーツバスケット
06. 君の明るい未来を追いかけて
07. 完璧主義で

エンディング
FRUITS ZIPPER のライブパートが終わると、全出演者がステージに呼び込まれました。最後は全員で 「わたしの一番かわいいところ」 を披露、担当カラーごとに広がりながら、華やかなパフォーマンスを繰り広げました。終盤には、エアーショットで大量のテープが発射され、会場は一層の盛り上がりに。
その後、記念写真とTikTok撮影 も行われ、特別な瞬間が記録されました。
そして、木村ミサプロデューサー が呼び込まれ、「3周年をこんなに大きな会場で迎えられるなんて…」 と感謝の言葉を述べました。
最後に、お知らせとして 2つの発表 が、まず1つ目は 「オーディションの開催」川本笑瑠 が代表して、「ぜひ応募してほしい」とメッセージを送りました。2つ目は 「KAWAII LAB. SESSION Vol.13・Vol.14 in 幕張」の開催が告知されると、会場からは大きな歓声が上がりました。
こうして、KAWAII LAB. 3rd Anniversary Special LIVE は、感動と熱気に包まれたまま 全編終演 となりました。
<セットリスト>
01. わたしの一番かわいいところ
まとめ
デビュー前に夢見ていたという Kアリーナ という大舞台での公演がついに実現しました。FRUITS ZIPPER の躍進に加え、姉妹グループの成長も著しく、予想を超える規模のライブ開催発表が相次いだのも印象的でした。また、MATESの存在や育成、メンバー補充の体制 にも驚かされ、グループとしての広がりを感じました。
一方で、開演の大幅な遅れ や 退場時の動線の悪さ など、運営面で気になる点もありましたが、
それでも しばらくアイドルシーンを席巻しそうな勢い を感じる公演でした。コンセプトをぶらさずに、これからも躍進してほしい と思います。以上、みたらしゴロー でした!

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