Hump Back pre. “産休サンキューツアー2025” 2025年11月13日@F.A.D YOKOHAMA

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は横浜で開催されたHump Backのツアーに行ってきました。チケットは公式リセールで入手しました。先週あたりから「石持ち」特有の脇腹の痛みが出て、朝一番で病院に行き投薬を受けました。次週に詳しい検査を受ける予定ですが、薬を飲んだだけで気のせいか快方に向かっているような錯覚を覚えます。午後に少しだけ仕事をこなし、横浜へ向かいました。水分を多く摂らなければならないので、開演までに万全に絞り出しておくつもりです。リセールと整理番号が別になっており、入場は後半になりましたが、上手側のかなり前まで行くことができました。たくさんジャンプして石を落としたいところです。それではライブの様子をお届けします。

ライブレポート

SECRET 7 LINE

フロアが暗転すると、スペース・カウボーイの「Across the Sky」と手拍子の中、メンバーが登場しました。白Tシャツのギター・ボーカルのRYOが「◎△$♪×¥●&%#?!Hump Back!産休サンキューツアーおめでとう!ライブハウスのみんなの調子はどう!」とシャウトし、「1993」でスタートしました。黒ひげ黒ベレー帽のドラム・コーラスTAKESHIの合図で「DOWN TO HELL」、さらに「NEW WORLD」へ。たまらずダイバーが発生し、「SHINE IN THE LIGHT」へと続きました。

RYOが「いけそうやな!初めましてやけど盛り上がっていこうぜ!」と叫び、「IT’S ALL RIGHT」では「ジャンプいけるか!」と煽りました。RYOが曲中に「川崎SECRET 7 LINEよろしく!夢はまだ見たいな、明日も頑張ろうとか、まだあきらめきれん、そしたらHump Backに呼んでもらいました!ありがとう!最後まで楽しんで帰るぞ!」と挨拶し、ジャンプで盛り上げた「DANCE LIKE NO TOMORROW」へと続きました。

RYOは「横浜最高じゃないですか!」と笑顔を見せると、YOKOHAMA F.A.Dが実家みたいだという、くすんだ青いロンTを着たサポートベース尾本翔が突然ハイネケンを開栓し、長髪をなびかせながらグビグビと飲み干しました。RYOは「SECRET 7 LINE略してシクセブって、初めての人!?」と問いかけ、「ほとんどやん」と会場を笑わせました。

さらに「Hump Backは以前、我々のCLUB CITTA’の主催フェスに呼んだんだけど妊活で出られへんくなって、その貸し借りを創ったつもりはないけど、今日呼んでくれて本当にありがとう!諦めなくてよかった」と感謝を述べました。「腹から声出せ!」と叫んで「GOOD BYE DEAR DAYS」で再開し、「OUR SONG」「WANNA GO」へ。「OK、全員で手を挙げてくれ!」と「BURN TO THE GROUND」で会場を一体にしました。

TAKESHIは「みんなが入る前にHumpのみんなと恒例らしいけどラジオ体操、60%くらい体力持っていかれた」「体はバキバキ鳴るし、一番体力ないおっさんやって言われた」と笑いを取り、年始の「THICK FESTIVAL 2026」の告知を行い、ラストスパートへ突入しました。

「COMEBACK TO YOU」「MY HERO」と続け、感謝の言葉を述べると、「Hump BackとYOKOHAMA F.A.Dに感謝の気持ちを歌います」と「SHOUT-OUT」へ。最後に「横浜ありがとう!一緒に歌ってくれ!聴いたことある奴も聴いたことない奴も一緒に歌ってくれ!」と呼びかけ、「YOUR SONG」の大合唱で締めくくりました。

<セットリスト>
01. 1993
02. DOWN TO HELL
03. NEW WORLD
04. SHINE IN THE LIGHT
05. IT’S ALL RIGHT
06. DANCE LIKE NO TOMORROW
07. GOOD BYE DEAR DAYS
08. OUR SONG
09. WANNA GO
10. BURN TO THE GROUND
11. COMEBACK TO YOU
12. MY HERO
13. SHOUT-OUT
14. YOUR SONG

Hump Back

転換が行われ、ハナレグミの「ティップ ティップ」をSEにメンバーが登場すると、フロアはギュッと前進しました。大阪おばはんファッションのボーカル・ギター林萌々子が「生き抜くために生きてる♪」と「番狂わせ」でいきなりの大合唱からスタートしました。「クジラ」では、髪がさらに短くなったドラムス・コーラス美咲のドラムとフロアのシンガロングが心地よく響きます。平日にライブハウスに来たら踊らな損と「たね」「VANS」と続きました。

林萌々子は「シクセブありがとうございました。さっきも言ってたけど誘ってもらって、でも妊娠したから出られなくて、これは産休サンキューで誘わんとって。恩を返すだけなんて失礼なんで、ヤバいって思ってもらえるように」と感謝を述べ、ライブへ戻ります。語り弾きで「下町1LDKの同棲時代」を語り、「coda」、さらに「イスタンブール」「十七歳と坂道と」と続けました。

毛先のグラデーションの緑色がかわいいベース・コーラスぴかは「産休サンキューツアー2日目、めっちゃみんな楽しそうで最高です!」と話し、林萌々子は「ホームのライブハウス、心斎橋BRONZEのHump Backがめっちゃカッコいいんですよ!」と語りました。それはバレてるけど、F.A.Dは大切なライブハウス。「ここで観るのもヤバいけど、そんなにバレてない」と話し、「F.A.D YOKOHAMAへようこそ!」と挨拶しました。子育てをしながらのツアー、F.A.Dに初めて出演した平日のライブハウスの思い出、弱い者のために歌ったこと、大切な場所や人が増えた思い、来てくれたことへの感謝などを語り弾きし、「拝啓、少年よ」で再開しました。涙あふれるシンガロング、ワンツー!の音頭で「短編小説」、そして「ありがとう、これからが!」と「僕らの時代」。ベースぴかは「F.A.D大好き!」と叫び日本一可愛いママも曲中で「アイシテル!」とシャウトし、「オーマイラブ」で大盛り上がりとなりました。

林萌々子は「うちらは、結婚、妊娠、出産して、また戻ってきてできてるけど、そんなにうまくいかないこともあると思います。だけど、いつでもみんなが帰ってこれるように、できるだけ長く続けていくんで」と語り、ラストスパートへ。「30過ぎて生き方、死に方を考えるようになって、生きるってことは人から見れば大して意味がない」と語り、いつか明るく死にゆくためにと「明るい葬式」、そして「またライブハウスで」と「星丘公園」。林萌々子は「一個訂正!大事な場所なんだけど、特別な場所だった」と沸かせ、「時間余ったから!」と「LILLY」の大合唱で本編を締めました。

アンコールに応え再登場し、来年の大阪城ホールワンマンライブを告知。「門下生」というファンクラブの特典動画やチケットがほぼ当たることなどを説明しました。「ロックスターは27歳で死ぬらしいけど、のうのうと生きてる」と語り、「僕らは今日も車の中」。そして「うちらが大阪Hump Backでした!」とラスト、「がらくた讃歌」で締めくくりました。

<セットリスト>
01. 番狂わせ
02. クジラ
03. たね
04. VANS
05. coda
06. イスタンブール
07. 十七歳と坂道と
08. 拝啓、少年よ
09. 短編小説
10. 僕らの時代
11. オーマイラブ
12. 明るい葬式
13. 星丘公園
14. LILLY
EN1. 僕らは今日も車の中
EN2. がらくた讃歌

まとめ

素晴らしい組み合わせでした。熱いフロアで、最近仕事上で理不尽なことがあったり、持病の結石が発症しそうだったりといろいろありますが、すべて吹っ飛ぶくらいの気持ちをもらうことができました。平日にライブハウスに行く、まともではない生活、やめられません。みたらしゴローでした!

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