GANG PARADE全国TOUR「GANG RISE TOUR」2025年6月15日 @Zepp Shinjuku (TOKYO)

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです!今日はZepp Shinjukuで、二ヶ月にわたって全国を巡ったツアー「GANG RISE TOUR」のファイナル公演です。天気も回復し、少し暑いくらいですね。余裕を持って新宿に向かいました。歌舞伎町シネシティ広場では、ダンスコンテストの準備が進んでいる様子でした。

整理番号は中盤くらい。同じWACKでも、こちらは確かアルコールの販売があるのを思い出します。水分をしっかり補給し、待機列へ。入場後は上手2ブロック目あたりにポジションを取りました。客層の幅広さが印象的で、まだまだ伸びしろを感じます。それでは、ライブの様子をレポートします。

ライブレポート

影ナレはユイ・ガ・ドクソンでしょうか。撮影可能である旨と注意事項が案内され、「GANG GANG GANG PARADE!」とマイク越しに輪唱が起こり、「TOUR FINAL!行けるか!?」と気合いの一言で開幕の空気が一気に高まります。

SEとともにメンバーが最新の「GANG RISE」衣装で登場。「初めまして、私たちみんなの遊び場、GANG PARADEです!」とお馴染みの挨拶。KEYTALK提供のファニーなナンバー「パショギラ」でライブがスタート。「楽しみにしてたか!?」と勢いよく煽り、「お待たせしましたアイナスター!」のコールで会場は一気に熱狂。続く「ヘイ!ホー!最高じゃん!」では「思いっきり遊んで行きなさい!」というメッセージが響き、「Symphony」「Anything Goes!!!!」と続きます。

改めての自己紹介では、一人ずつが順に名乗り、アイナスターが「ついに新宿ファイナル!楽しみにしてました!最高の遊び場にするために準備してきました、死ぬほど楽しみましょう!」と宣言。

「Träumerei」でライブは再開。「躍動」「Gangsta Vibes」、そしてヤママチミキのソロで始まる「涙は風に、思いは歌に」で会場にどよめきが起こり、ガオガオダンスで大盛り上がり。

曲が終わるとココ・パーティン・ココが「ねぇちょっと!」とキレ芸を披露。ビビるメンバーに「見てこのフォーメーション、めっちゃ綺麗!」とミニコントが始まり、「円てムズいじゃん、マジですごい」「大人数を生かして迫力出したり、逆に捌けたり、人文字作ったり、うちらすごくね!?」「ギャンパレ最高!」と叫びます。「人数多くて何でもできる!」というセリフに続き、インタビュアーに扮したユイ・ガ・ドクソンが「それでは、ココ・パティーン・ココさん……じゃあ、ユメノノアさん……チャンバイバイさん……」と名前のややこしさに触れながら、So many membersあるあるコントを展開。山登りのコントでは途中で転倒したメンバーを抱えて登山し、「人数が多ければ、どんな困難も乗り越えていける」とまとめてから、「So many members」でライブ再開。

後半に向けて、さらに煽りを入れながらパンクな「Peace☆超パニック」、そしてthe telephones提供の「Gang Gang Disco」と続けました。コントを挟みつつも凄まじい運動量により、メンバーも次第に奇声を発し始めます。

ココ・パーティン・ココが「踊り狂ってますか!?うちらも楽しいです!」と声を上げ、「ついにツアーファイナル、アルバムリリースもあと3日!」「かなり前から創り込んできたツアーとアルバム、最高のものが出来ました!」と語りました。新曲もさらっと披露しつつ、アルバムリリース前にツアーを回る新しいパターンであることや、それが楽しみだったことなどを笑顔で話します。「夏も楽しいことしましょう!」と思わず後ほど発表されることを言いかけてしまう場面も。

激しい前半戦の中、黒髪で高い位置のツインおさげがあまりにかわいいキラ・メイが膝に手をつくほどの疲労を見せますが、「まだまだ、こっからがヤバいよ!メイがこうなるの珍しい!」と声がかかり、すでにアンコール後のような盛り上がりの中、さらにライブは加速していきます。

RED in BLUE提供の「アンビバレント」、続いて「全て出し切ろうぜ!!」と「GANG PARADE」、「ギャンパレ行くぞ!! 3・2・1・GO!」と「pretty pretty good」では、スコーピオンキックが炸裂。本気でちびりそうな勢いです。「新宿!!まだまだ行くぞー!」と続けて「BREAKING THE ROAD」「Beyond the Mountain」そして「◎△$♪×¥●&%#?!」と絶叫のあおりを入れて「QUEEN OF POP」「Dreamer」と怒涛の6曲メドレー。

一瞬の静寂を挟み、「INVOKE」へ。歌唱を終え整列したメンバーの顔には紅潮が見られ、ライブの激しさがはっきりと伝わります。

ユメノユアが「ありがとうございます。GANG RISE TOURもあと少しになりました。グループも、もう10年。ミキと私は丸10年です。楽しいことより悔しいことの方が多かったけど……」と涙ぐみながら語りはじめます。「でも、翌日にはメンバーが隣にいて、遊び人のいる遊び場があって、10年過ごしてきました。みんな、出会ってくれてありがとう!」と心からの想いを届けます。

会場の空気が静まり返る中、「でも、遊び人のキラキラした笑顔やバンドライトが走馬灯のように……まだ死んでないけど」と冗談めかして言うと、すかさずメンバーが「死なないで!」と総ツッコミ。「まだ死なないし、やめるとかじゃないから!」と笑いを交えながらフォローすると、「よかった!何も聞いてないからドキドキした〜」と安堵の声が響きます。

「今日のライブも、アルバムも、みんなや自分自身の生きる力になると思います。10年間いろんなことがあって、変化の多いグループだけど、“今”は今しかないし、遊び人が作る“遊び場”が最高ってことは変わらない。遊び場を、最高にハッピーでラッキーでキラキラにしましょう!」と力強く語り、ライブはラストスパートへ。

異常な盛り上がりの中、「Happy Lucky Kirakira Lucky」フロアはぐちゃぐちゃになり、気づけば最初の位置からずいぶん移動しています。イントロが鳴ると、どよめきと悲鳴が上がる「Plastic 2 Mercy」久しぶりの披露ではないでしょうか。肩を組んで跳ねながら、会場全体が一体になります。

月ノウサギが「Zepp Shinjuku、生きてますか!?」「Plastic 2 Mercy、久しぶりでした」と語ると、大きな拍手が起こります。「10年間歌い続けてきた曲、まだ足りないって思って歌い続け、跳び続けた曲、本当にここでできて良かった!」と語りかけ、鳴り止まぬ拍手が続きます。

「10年、まだ足りないって思えるのは、遊び人のおかげ。幸せです。私たちも遊び人を幸せにするし、これからもギアを上げていきます。そばにいてください!」と熱く言い切り、すっかり汗だくで顔を紅潮させたメンバーたちは感無量の表情を見せます。

本編ラストは、KEYTALKの寺中友将が提供した「イマヲカケル」。力強いパフォーマンスで締めくくり、挨拶をして一度ステージを後にしました。

「まだ足りない!」の声に応えて、アンコールでメンバーが再登場。ツアータイトル曲であり、WANIMAが提供した新曲「GANG RISE」を披露します。

最後のMCでは、キャ・ノンが「新曲いかがでしたか!?」と客席に問いかけ、「初めて聴いたときから、どうしてこんなにGANG PARADEのことを想って書いてくれたんだろうって思った。ミキやユアちゃんをはじめ、こんなにかっこいいんだぞ……」と、感極まり涙をこらえきれずに言葉を詰まらせます。「証明してくれる遊び人がいること、今のGANG PARADEが大好きだし、意地と誇りを持っています。これからも“好きで良かった”って言ってもらえるように頑張ります!」と、まっすぐな感謝と決意を届けました。

そして本当のラストは「みんなで死ぬほどでかい声で!」と「ROCKを止めるな!!」を全力で歌い上げて完全燃焼。

歌唱後、メンバーが再度ステージに揃い、告知タイムへ。アルバム収録曲の先行配信とMVの公開、さらに8月はGANG PARADEの10周年キャンペーンが始動。様々なイベントが開催され、なかでも8月21日に「GANG PARADE with GANG BOYZ presents『THE GANG PARADE RISES Z』」の開催が決定したと発表されると、会場から歓声が沸き起こりました。

昨年のLINE CUBE SHIBUYAと同様に、今回もバンドセットで行われることが説明され、「絶対来てくれるって人!?」とキャ・ノンが問いかけると多くの手が挙がります。「ちゃんとスケジュール見た?(笑)」とツッコミつつも、「一緒に盛り上げてくれますか!?」と改めて感謝の気持ちを伝え、最後は肉声で力強く「We are GANG PARADE!!」と叫び、全編が終了。

その後も名残惜しそうにステージ上で感想を語り合い、明朝の早朝ライブの話題に。「ユア、本当に来ないんじゃないの!?」と冗談を交えながら、すぐに訪れる明日を気遣います。「楽しかった!愛してるよ!」とメンバーが口々に叫びながら記念写真を撮影。エンドSEが鳴り止むと、ようやく笑顔でステージを後にしました。

<セットリスト>
01. パショギラ
02. ヘイ!ホー!最高じゃん!
03. Symphony
04. Anything Goes!!!!
05. Träumerei
06. 躍動
07. Gangsta Vibes
08. 涙は風に、思いは歌に
09. So many members
10. Peace☆超パニック
11. Gang Gang Disco
12. アンビバレント
13. GANG PARADE
14. pretty pretty good
15. BREAKING THE ROAD
16. Beyond the Mountain
17. QUEEN OF POP
18. Dreamer
19. INVOKE
20. Happy Lucky Kirakira Lucky
21. Plastic 2 Mercy
22. イマヲカケル
EN1. GANG RISE
EN2. ROCKを止めるな!!

まとめ

最高に心地よい疲労感に包まれた、素晴らしいライブでした。GANG PARADEの10周年は、これまでの紆余曲折すらも力に変えて、今が一番アツいと感じさせてくれる内容でした。ロックバンドとの共作が増え、バンドセットでのライブもますます注目です。

この夏の10周年企画、そして「THE GANG PARADE RISES Z」では、また新たなギャンパレを見せてくれることでしょう。何か大きなブレイクを起こしてくれる、そんな期待を持たずにはいられません。みたらしゴローでした!

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