こんにちは、みたらしゴローです。年末恒例のCOUNTDOWN JAPAN 23/24に全日程で参加します。まずは初日の様子からレポートします。朝、会場へ向かう途中、大晦日に出演予定のサバシスターの「サバラジチャンネル」をradikoで聞きながらの移動です。ドラムを担当するごうけが「昨年はCDJのフェスめしの店でアルバイトをしていたが、今年はその店でコラボメニューであるサバサンドが販売される」という興味深いエピソードを披露していました、さらに海浜幕張駅にはCDJ2324のサバシスター起用した広告が掲示されるとのこと。いきなりエモいですね。それでは、初日の様子を詳しくお伝えしましょう。
ライブレポート
Da-iCE
まずはモバイルオーダーを利用して、公式グッズを購入しました。その後、クロークに荷物を預け、朝からビールを楽しみます。COSMO STAGEでは2年ぶりに活動を本格的に再開するSILENT SIRENのリハーサルがすでに大盛り上がりでした。体が2つか3つに分身できれば、と思いつつも、GALAXY STAGEに進みます。
山崎洋一郎編集長が前説で、20回目の開催を迎えたこのイベントについて語ります。20/21年の開催中止、そして21/22年のワンステージ一万人限定という状況を涙ながらに振り返りました。その時の様子が蘇ってきます。開催そのものが非常に貴重だったこと、前席指定席だったので全く異なる雰囲気だったことなど、心に残る思い出です。
Da-iCEは「はなさないで…」とアカペラでスタートする「シトラス」で幕を開けました。MCでは、花村想太が「冒頭に嬉しいことを言ってくれて、このフェスには欠かせない存在だって」と感謝の気持ちを表し「僕たちはみんなを楽しませるんだ!」と言うと「決めたから~」とコーラス。大野雄大は「今日の夕飯は鍋にするって!」「決めたから~」や「31日を過ぎたら2024年に行くぜ!」「決めたから~」とコントをたっぷりと盛り込みました。
作詞作曲はメンバー自身が手掛けていること、一発屋という言葉と戦ってきた経験を歌にしたのが「スターマイン」であることを紹介してから曲振り、しかし、THE虎舞竜の「ロード」を大野雄大が歌い出し、次には花村想太のパートを大野雄大が歌うなど、コント風の展開を見せました。歌も素晴らしいですが、お笑い要素満載のステージで、観客を大いに楽しませました。
<セットリスト>
1. CITRUS
2. DREAMIN’ ON
3. Clap and Clap
4. ナイモノネダリ
5. ダンデライオン
6. スターマイン
櫻坂46
EARTH STAGEに移動し、今回初前方エリア10列目でした。サウンドテストは「Nobody’s fault」で行われました。Overtureから、メンバーが登場すると、全員が背を向けており「Start over!」のイントロとともにメンバーのダンスに合わせて会場全体がジャンプしました。
メンバーが前を向くと、山崎天はくまさん、小林由依はおでこを全開にし、谷口愛李はポニーテールという、あまり見ない髪型で気合の入った表情を見せていました。
キャプテンの松田里奈は「初めての方も、知っている方も楽しめるように頑張ります。加入後一年が経った三期生のパフォーマンスにも注目してください」クールな「静寂の暴力」へと続きました。セットリストはかっこよくクールな曲ばかりで震えました。「Dead end」も村井優がセンターで披露し、二人の欠席があったものの三期生の高いレベルが印象的でした。彼女たちは今後のグループの中心になっていくことでしょう。また、今年行われた海外ライブの報告もあり、彼女たちが世界を見据えていることが感じられました。
<セットリスト>
1. Start over!(C.藤吉)
2. マンホールの蓋の上(C.森田)
3. 半信半疑(C.山崎)
4. 静寂の暴力(C,山下)
5. 断絶(C.田村)
6. Dead end(C.村井)
7. BAN(C.森田)
8. 承認欲求(C.森田)
スキマスイッチ
GALAXY STAGEへ向かう途中、今回は初めてのハム焼き(結局この日は2本食べました)。会場はキャパオーバーなのか、後ろの方では渋滞が発生していました。コロナ前と比べて、人と人との間隔が自然に広がっているため、以前の8割程度の収容しかできていないのではないかと思います。
個人的には、仕事先の商品のファンであることを公言しているため、スキマスイッチを観るのは必須です。もちろん、彼らの歌も好きですが。
最後には「ヘイ、ヘイウォー」と合唱を促し、「全力少年」を一緒に歌いました。良い曲は、いつまで経っても素晴らしいものですね、積み上げたものぶっ壊したい衝動にかられます。
<セットリスト>
1. ユリーカ
2. キレイだ
3. 奏(かなで)
4. Ah Yeah!!
5. 全力少年
DISH//
EARTH STAGEへ、ロッキン以来のことです。フェスも中盤にさしかかると、若者たちの間で特有の座り込みが増えてきましたが、開演の20分前くらいになると、スタッフが観客に起立を促しました。
「悔いのないように楽しもう」という言葉とともに、彼らは「猫」を演奏しました。彼らはこの曲を名刺代わりにしていて、いつも序盤から中盤にかけて演奏する気がします。とても良い曲です「僕たちの演奏、楽しかったですか?」と問いかけ、ラストには「沈丁花」を披露しました。これも感謝をテーマにした素晴らしい歌です。
<セットリスト>
RH1. 勝手にMy Soul
1. No.1
2. Get Power
3. HAPPY
4. 猫
5. Dreamer Drivers
6. 万々歳
7. JUMPer
8. 沈丁花
緑黄色社会
続いては緑黄色社会のステージへ。最近のヒット曲「サマータイムシンデレラ」からスタートしました。会場は後ろまでびっしりと観衆で埋まり、みんなが手を上げたり、踊ったりして、それぞれに楽しんでいました。生音の力が感じられるパフォーマンスです。
一曲を終えると、彼らは客席を煽り、さらに会場をヒートアップさせました。「みなさん楽しんでいますか?」と観客に問いかけ「3年ぶりに思い通りのライブができて、本当に嬉しい。感謝しています」と長屋晴子が語りました。そして「今年の後悔はここに捨てて、今日から楽しもう」と呼びかけました。終盤では、定番の曲で会場を盛り上げ「こんな僕も君のヒーローになりたいのさ」と歌い上げ、「今年もありがとう。良いお年を」と締めくくりました。貫禄が際立つステージでした。
<セットリスト>
RH1. sabotage
1. サマータイムシンデレラ
2. 始まりの歌
3. あのころ見た光
4. Shout Baby
5. LITMUS
6. キャラクター
7. 花になって
8. Mela!
Mr.ふぉるて
ここからは最後までGALAXY STAGEで過ごします。上手前方ジブクレーンカメラの前の柵で鑑賞しました。Mr.ふぉるては、前向きで優しいラブソングを次々と演奏しました「ここを選んでくれてありがとうございます。一方通行じゃないライブをやります」と稲生司が観客に感謝の言葉を述べ「フェスなので、せっかくなので一緒に歌いましょう」と提案しました。集団での合唱は、その美しい声が印象的です。
「それぞれの生活があり、辛いこともあると思います」と稲生司は観客に語りかけ「そういう時、ライブや音楽が救いになるなら、それに勝る喜びはありません」と続けました。彼らの演奏は、その優しさで心に響きます。
<セットリスト>
RH1. 君守歌
RH2. オーバーテイク・ミー
RH3. 夢なずむ
RH4. エンジェルラダー
1. なぁ、マイフレンド
2. I Love me
3. マールム -malum-
4. アバンチュール
5. 暗い部屋の中、明るいテレビ
6. シリウス
7. あの頃のラヴソングは捨てて
8. 幸せでいてくれよ
ano
「絶対小悪魔コーデ」でサウンドチェックが行われた後開演。SEに乗ってダンサーが先に登場し、anoは派手な神輿に担がれて登場しました「anoです!COUNTDOWN JAPAN!盛り上がっていくぞ!」と絶叫し、一曲目は「猫吐極楽音頭」を披露しました。この曲は、猫が様々な色のゲロを吐くという内容で、ゲロの色はその時の感情で変わるそうです。観客は猫じゃらしを振って応援していました。anoは最初からステージを縦横無尽に駆け巡り、全力のパフォーマンスを見せてくれました。
「はじめまして、anoです。僕は初めてCDJに出演させてもらいます」と自己紹介、でも春のJAPAN JAMからロッキングオンのフェスはもはやレギュラーですね「年末を感じますね。選んでくれてありがとう。どんなもんじゃい、楽しんでいけますか?」と観客を煽りました。
「昨日はサスケに出てて、フィッシュボーンをクリアして、山田勝巳と同じくらいでしたかね。長野誠には余裕で勝ちました」と話し「ライブのように一対一で対面するのは幸せです」と感謝を表現しました。
「盛り上がってくださいよ」という呼びかけのもと、最後まで可愛さとかっこよさ、そして全力のパフォーマンスで「サンキューベイベー」と締めくくりました。
<セットリスト>
1. 猫吐極楽音頭
2. 涙くん、今日もおはようっ
3. 普変
4. AIDA
5. スマイルあげない
6. 絶対小悪魔コーデ
7. ちゅ、多様性。
8. F Wonderful World
新しい学校のリーダーズ
GALAXY STAGEのトリを飾ったのは、新しい学校のリーダーズです。小さな子供連れが目立ち、MIZYUの髪型をまねしている子も多いですね、ヘリコプターを一緒にするのでしょうか。コスプレイヤーや、もはや公式ユニフォームのジャージも多いです。チャイムの音と共に登場し、組体操で見事なスタートを切り「CDJ、Are You Ready?」と観衆を煽りました。一曲目の「青春を切り裂く波動」では、始めからフルパワーのパフォーマンスを展開しました。曲が始まってすぐ「青春を切り裂く…」の振りでSUZUKAが左足を蹴り上げると、見事に上履きが真上に飛んでいきました。これには観衆も大爆笑し、絶叫しました。SUZUKAは片足靴下のままパフォーマンスを続け、途中で両足とも靴下になりました。MCで上履きを回収し履きなおすと、再び会場は爆笑に包まれました。
「みなさん、はじめまして。個性や自由で枠をはみ出していく」というおなじみの自己紹介から「こんばんは」「本日は我々のステージに来ていただきありがとうございます」「GALAXY STAGEのトリを鳥のようにバタバタと務めさせていただきます」「最後のフェス、ライブを全身全霊で務めさせていただきます」と続きました。10曲にわたるパフォーマンスはまさに全身全霊で、すごい盛り上がりでした。小さな子供たちが夢中で観ている姿は、泣けてきます。SUZUKAの目にも涙が浮かんでいたように見えました。下校のチャイムが鳴ると、なんだか寂しい気持ちになりました。
<セットリスト>
1. 青春を切り裂く波動
2. 最終人類
3. 透明ボーイ
4. Giri Giri
5. Pineapple Kryptonite (Yohji Igarashi Remix)
6. Tokyo Calling
7. オトナブルー
8. 狙いうち
9. NAINAINAI
10. 迷えば尊し
まとめ
初日は大興奮のうちに終演しました。まだまだ3日間フェスが続きます。素晴らしい音楽とパフォーマンスに、元日まで浸りながら、一年の心の洗濯を終えようと思います。みたらしゴローでした!
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