BiS × GANG PARADE「HELL!! CLASH!! BREAK!!」2024年7月31日@東京 LIQUID ROOM

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。一昨年から恒例となっている夏の対バン、BiS × GANG PARADEに行ってきました。BiSHが解散した後のWACKのグループでは、ほぼこの2グループを観ているので、嬉しいツーマンライブですね。ド平日月末でぎりぎりまで仕事をしてから向かいましたが、直前まで代官山UNITと会場を混同しており幸い恵比寿駅で築きましたが、危ういところでした。では、ライブの模様をお伝えします。

ライブレポート

BiS

小雨の中、会場に着くと既に待機列は無く、整理番号が関係なくなってしまいました。ドリンクカウンター近くの段差の後ろに位置を取ります、ドリンクアルコールはBiSは販売しない、GANG PARADEは販売有り?のような気がしていましたが、今日はありですのでビールを頂きます。

しばらくすると注意事項のナレーション、やけにタメ口でいつものように、ダイブ等の禁止事項、特に組体操や脱衣といったWACKならではの禁止事項の説明が行われ、入口方面の暗幕が開放されました、会場内はほぼパンパンです。

円陣の声が聞こえると歓声が上がり、「研究員イクゾー!」と客席でも円陣が組まれました。すぐにイントロが流れ、メンバーがステージ上手(かみて)より駆け込み、「テレフォン」でスタートです。大盛り上がりで、曲中に「いいかお前ら、頭振れ!」の煽りがあり、会場中がヘドバンで一体となりました。

続いて「STUPiD」で組体操も決まり会場が揺れ、次に「研究員も遊び人もこんなんじゃないよね?」と煽り、「teacher teacher teacher」と立て続けのキラーチューンが続きます。観客の体はスクワットをしたがり、メンバーもすでに汗だくです。

その後、メンバーの自己紹介が行われました。ヒューガーが「元気ですか?元気そうですね。1年ぶりのBiSギャン、心から楽しみにしてました」「BiSのライブではこのように雲ができてきます」と話すと、客席は熱気で靄っていました。「自由に楽しんでください。ただし、ガチンコなので生半可ではない。本気で行きましょう」と続けました。

「世界で一番熱い日にしようぜ」と「LAZY DANCE」で再開し、続いて「今日は、遊び人も研究員も関係なく一つになろう」と「なまえをよんで」、そして「R.U.N」をパフォーマンスしました。ヒューガーのポニーテールとキラキラ反射する汗とラメが綺麗です。

トギーが「改めて、今日は本当にありがとう。平日に来るのが大変な方もいたと思うけど、ここを選んでくれてありがとう。研究員と遊び人、どれだけ来ているか確かめたい」と言い、観客に手を挙げさせました。結果は僅差ですが、研究員<遊び人<両方の順だったと思います。

トギーが続けて、「メンバーもBiSギャン毎年楽しみにしています。GANG PARADEの好きなところは、多幸感があるところ。GANG PARADEと遊び人で創り出す幸せな空間が大好きです。あと、超負けず嫌いでバチバチのライブがかっこいい。全員負けん気が強いです」と話しました。ヒューガーが「獲物を捕らえる眼!」と応じ、トギーは「BiSのライブはもう少しだけど、今度から伸ばすかも。自給自足でやっているから、言えば伸びるかもしれない。ギャンパレがすごくても、私たちも最高の空間を創る。今、出し切った方が、この後のギャンパレも最初から盛り上がれる。どれくらい暴れられるか試して!」と煽り、ライブに戻り、ラストスパートは、「LET’S GO どうも」「Sakura」「NO CHOiCE」と、WACKらしい楽曲で締めました。

<セットリスト>
1. テレフォン
2. STUPiD
3. teacher teacher teacher
4. LAZY DANCE
5. なまえをよんで
6. R.U.N
7. LET’S GO どうも
8. Sakura
9. NO CHOiCE

GANG PARADE

転換時間にLEDライトを装着しました。カ能セイがいないので何色にしようかと思っていたら、すぐにSEが流れ、メンバーが登場しました。この前のツアーとほぼ同じピンクの衣装です。まずは「赤ちゃん」、組体操もバッチリ決まり、持ち上げられたチャンベイビーが本当に赤ちゃんのようでした。「研究員も遊び人も全員赤ちゃんになっちゃおう!」

続いて「まだまだ、こんなもんじゃないからな!」と「Gang Parade」、そして「一緒にいっぱい踊りましょう!」と「パショギラ」で自然に体が踊ります。

自己紹介です。キラ・メイはお腹に抱えていた熊のけんたがなく、代わりにでかでかとQRコードが前面に描かれていました。ユイ・ガ・ドクソン、「今日は平日の夜に『HELL!! CLASH!! BREAK!!』にお越しいただきありがとうございます。熱いですね、BiSが散らかしてくれましたね、ギャンパレも負けてられませんよ!」と挨拶。

「なんか疲れてない?でも研究員は日々スクワットして鍛えてると聞いてますが?遊び人!いつもライブ中ジャンプしてるからこんなもんじゃないよね?」と続け、「ジャンプする曲、タオルの曲、合唱曲、そして新曲も持ってきています。新曲は夜12時に配信公開されます。そのURLがこれ」とキラ・メイのお腹を見せました。「ひとなつと書いて『いつか』」と新曲「一夏」を初披露しました。

「Plastic 2 mercy」では、前の方の遊び人が肩を組み、列ごとに互い違いに移動し踊りました、すごい呼吸の良さですね。そして「皆さん、お手持ちのタオル、またはこぶしを回してください」と「LOVE COMMUNICATION」でタオルが回ります、プチサークルも出現しました。最後にはチャンベイビーとナルハワールドがそれぞれ二人に担がれて横移動し、寝ころんで手を振っているように見えて可愛らしかったです。

テラシマユウカが「楽しんでますか?こうして今年もBiSとツーマンができて嬉しいです。BiSはロックな曲をたくさんやっていて、汗まみれでグチャグチャな姿がかっこいいなと思っています。ギャンパレもロックな歌がいくつかあります。次の歌もギャンパレらしい多幸感あふれる曲です」と紹介し、「ROCKを止めるな!!」を披露しました。そしてラストは「Happy Lucky Kirakira Lucky」で大盛り上がりの中、締めくくりました。

<セットリスト>
1. 赤ちゃん
2. Gang Parade
3. パショギラ
4. 一夏
5. Plastic 2 mercy
6. LOVE COMMUNICATION
7. ROCKを止めるな!!
8. Happy Lucky Kirakira Lucky

(アンコール)

「まだ足りない」コールで、BiSメンバー、続いてGANG PARADEメンバーが再登場しました。テラシマユウカが「元気ですか!まだまだいけそうな感じですね。時間の都合で一曲しかできません。ギャンパレがやらせてもらおうかな?」と言うと、トギーが「いやいやいや、疲れたでしょう?休んどいてください!BiSがアンコールやってほしい人!」と問いかけ、大歓声が上がり、壇上でボコスカボコスカと喧嘩が始まりました。

ユイ・ガ・ドクソンが「揉め事が起こると、これで解決してきた」と言い、パンスト相撲で決めることになりました。GANG PARADEはヤママチミキが指名され、BiSからはクレナイ・ワールズエンドが「はい!」と元気よく立候補。「一番かわいい人がやります」とのことで、結果を会場に予想させますが、五分五分の予想でした。

「顔、小っちゃ!」などの声が飛び、パンストをかぶせられたクレナイ・ワールズエンドはより可愛く見えました。

いざ勝負となり、クレナイ・ワールズエンドが華奢な体ながらも優勢に立ち、ヤママチミキが思わず吹っ飛びました。ヤママチミキは起き上がり反撃しますが、パンストが脱げてしまいました。「えっ、何が起きたの?どこに筋肉あるの?」と驚くヤママチミキ。「よく考えてほしいけど、私ギャンパレの中で勝ったことないよ」と自嘲気味に言います。

クレナイ・ワールズエンドはパンストをかぶったまま「STUPiD」を披露。GANG PARADEのメンバーもダンスを完璧にこなし、17人の肩組みなどで大盛り上がり。さらに、前列でBiSが組体操、後列ではGANG PARADEが組体操を行い、見事なコラボレーションを完成させました。

ものすごい情報量のパフォーマンスでした。クレナイ・ワールズエンドは「まばたきできない」と言い、ココ・パーティン・ココは「皆さんありがとうございました。また来年もやりたい、夏にお会いしましょう!」と最後の挨拶をしました。

その後、クレナイ・ワールズエンドだけがステージに残り、センターでパンストをかぶったまま投げキッスなど愛嬌を振りまきましたが、急に照れて走って退場しました。

<セットリスト>
EN1. STUPiD

まとめ

同じ事務所の異なる色のグループによる素晴らしいコラボレーションで、多幸感をダブルで味わうことができました。切磋琢磨し、ますます成長進化して、また来年もこのイベントが開催されることを願っています。小雨に濡れながら駅に向かう帰り道も、何か心地よい余韻が残っていました。みたらしゴローでした!

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