こんにちは、みたらしゴローです。本日は新宿LOFTで行われたApollogic × PIGGS共同企画『ピグロジック』に参戦しました。たまにお世話になるサイゼリヤで軽く呑んでから、余裕しゃくしゃくで会場に向かいます。整理番号が若かったので余裕だろうと思っていましたが、入場してみると中はすでにかなりパンパンでした。柱の陰からステージ上手と中央、そしてモニターも視界に入るポジションを確保します。
PIGGSはだいぶ前にTIFなどで観た記憶がありますが、今年3月にSILENT SIRENのゲストとして登場したのを久しぶりに観て、そのパフォーマンスに衝撃を受け、改めてちゃんと観たいと思っていました。それではライブの様子をレポートします。


ライブレポート
PIGGS
SE「豚的五大欲求」が流れる中、ストリートダンサーのような「余すことない全霊で」の衣装でメンバーが登場し、プールイが「こんばんは、PIGGSです!」と挨拶して「KICKS」でライブがスタート。熱狂的なブーちゃんズの声援で、序盤からとんでもない盛り上がりです。「デジャブー」に続けて「NAKED BORN NAKED DIE」では、フロア全体が肩を組んで揺れ、メンバーも「◎△$♪×¥●&%#?!」と全力で煽ります。「PIGGS-モナ・リザ-」では「ウォウォ」の大合唱が起き、熱気が一気に加速しました。
改めて「こんばんはPIGGSです!」と挨拶し、ここでメンバーそれぞれの自己紹介。プールイは「ごめんなさい!入場特典のピックを忘れたのは私です!」と正直に告白。退場時に配布する予定とのことで、なんと母親が会場まで届けてくれるそうです。SHELLMEは「今日はなんだかんだ最高の夜にしましょう」と呼びかけ、さらにプールイとApollogicのさーさが同級生という話に。プールイが「何でも知ってるよ、元カノも何人か」と暴露し、「でも、さーさに告られたことはない。高校の放課後に一緒にバンドやってた、コピーバンドしてて、そんなふたりがたくさんのお客さんの前で対バンできるなんて夢みたい!」と語りました。
ライブは最新曲「余すことない全霊で」で再開し、KINCHANのシャウトがとても可愛らしいです。続けて「フォーエバー・ヤング」「フューチャー・スターダスト」とエモーショナルなナンバーを重ねます。「まだまだ盛り上がっていきましょう!」と続いた「カッシーニ」では「唄って!」の声に応えて「ラーラーラーラーラーラー」と、まるで音楽の授業のような大合唱が広がりました。
そしてキラーチューン「とらえる」で一気に盛り上がる中、最後は「みんなの気持ち魅せてくれー!」という叫びとともに「LINK EMOTION」で締め。今後のライブ予定、特典会、グッズの案内なども行い、メンバーたちはステージを後にしました。
<セットリスト>
01. KICKS
02. デジャブー
03. NAKED BORN NAKED DIE
04. PIGGS-モナ・リザ-
05. 余すことない全霊で
06. フォーエバー・ヤング
07. フューチャー・スターダスト
08. カッシーニ
09. とらえる
10. LINK EMOTION

Apollogic
初見のApollogicです。ピアノアレンジの「とらえる」をSEに、ストライプのワイシャツにゆるいネクタイ姿のさーさ、真っ黒な上下にハットとサングラスを決めたギターのゆーいち、サポートドラムの新保惠大とベースの大竹紗英が登場します。「あのね、」でスタートし、サビでは「手を挙げろ!ジャンプできるかジャンプ!」と叫び、フロアは「ハイハイハイハイ!」の大盛り上がりとなりました。さーさは「今日は最後まで楽しんでいきましょう、よろしくお願いします!」とハンドマイクに持ち替えて「妄想ヒーロー」を披露し、間奏ではゆーいちのギターソロが冴え渡ります。サポートの大竹紗英にも声援が飛び交いました。
さーさは「こんにちは、PIGGSのKINCHANを泣かしたApollogicです!」と口火を切り、「感慨深い。プールイが元カノ何人か知ってるって言ってたけど、そんなこと言ったらねぇ」と語り、「そんな年齢じゃない、家に帰ったら子供がいる」と言うと客席から「パパ!」と声が飛び、「あんたのパパじゃないよ!違う意味になるでしょ」と返して笑いを誘います。さらにさーさがゆーいちに「鼻水出てる」とツッコミ、ライブどう?と尋ねると、ゆーいちは「いや、違う気持ちなんだよ。客席で見たかった」と語ります。さーさは「そう、PIGGSのワンマンとかよく観てる。俺とナーナ肩組んだ人もいるでしょ、『とらえる』のジャンプで膝くじいたし」と話し、ゆーいちは「アキレス腱やった」と応じ、予習でYOUTUBEを観た人に向けて「笑ってんじゃねーよ」とフロアと絡みます。
「ね、ゆーさん」とさーさがまた振ると、ゆーいちは「すぐ振るのやめてもらっていい?」と返し、さーさが「二人でやってるんだからいいだろ」と言えば、ゆーいちは「おめえ、ボーカルだろ!」さーさが「ボーカルは喉キープするんだ」と言い返し、「そりゃそうだ」と一連の小競り合いで場を和ませます。茨城でのアポロ祭りでも遊んでもらったこと、PIGGSにもポップロックやポップの親和性があること、そしてさーさのチェキ券も販売された(完売したらしい)話などに続き、「なんでおっさんとチェキに二千円も払うんだ!」と話が止まらないながらも、ライブに戻ります。
「オカルティック正義感」「I wanna be a super hero」「POKER」と続け、曲中でメンバー紹介を行いました。さーさは「タオル忘れて神田商会にお借りしました。昨年ワンマンツアーしました、福岡以外はSOLD出来て感謝しています」と述べ、「プールイは凄くて、BiSのリーダーをやって横アリで52曲ノンストップや、全裸MV、そんな彼女が今PIGGSで素晴らしいアイドルをしている。恵太には同じニコ生出身として嫉妬したけど、プールイには嫉妬はない。憧れが強すぎて。高校生の時、8人組のバンド“神”やってたけど、ようやく表舞台に立て始めた。ここまで頑張ってきて良かった」と胸中を語ります。
さらに「親の死はどうやって受け入れるのか。人は死んだら終わりだと思っていたけど、心の中で生き続けるとはこういうこと。最後はガンの体でライブを観てくれた」と語り、音楽で人に寄り添っていく姿勢を強く表明しました。PIGGSのツアーと、自身のワンマンライブ、全国ツアーの開催もここで告知されます。ファイナルは代官山UNIT。「PIGGSのワンマンもあったけど、その時は柱の裏でモニターしか見えなかった」と話すと、「柱割必要だろ!」「じゃあ、俺たちがやるか」と再び喧嘩ネタに展開し、ラストスパートに入ります。
「またあした」「ネバギブライダー」、そして最後に「虹」を披露して「どうもありがとうございました、Apollogicでした。また会いましょう!」と一度ステージを降りました。
アンコールで再登場し、「アンコールありがとうございます。あれ?なんでこんな後ろ下がってる?」とインターバルでバンドセットの位置が変わっていることに触れ、「Boo!」とPIGGSを呼び込みます。全員グッズTで登場ですが売れてないようですね。神田商会プレゼンツのサプライズとしてフライングVのギターが持ち込まれ、SU-RINGがそれを担ぐと「震えてますー」と緊張の様子。アイドルにフライングVはかっこよすぎるだろというやり取りのあと、「いつもの“ワチャチャチャ!”ってやって」とSHELLMEが無茶ぶりされ、「お前ら!アンコールいくぞー!」と煽り、「Sha la la」ではフロアに「踊れ!」と促し、ダンスの練習のあとSU-RINGがギターを弾いて演奏、全員で歌唱しました。曲が終わるとSU-RINGがピックを投げ、「緊張したけど、楽しかった!」と話し、プールイは「泣いてたもんな練習で。よかった、笑顔で」と応じます。
そして「もう一曲、またワギャアワギャギャーってやったら」とSHELLME「最後の曲!」と、ラストはバンドセットで「生きて帰る、」を全員で披露「皆の者、ご苦労で御座った」とジャンプして締め、記念撮影では誰もカメラマンがいなかったため慌ててスタッフを呼んで撮影し、ライブや今後の告知を行って全編が終了しました。
<セットリスト>
01. あのね、
02. 妄想ヒーロー
03. オカルティック正義感
04. I wanna be a super hero
05. POKER
06. またあした
07. ネバギブライダー
08. 虹
EN1. Sha la la
EN2. 生きて帰る、(PIGGS)

まとめ
同級生つながりの対バンということで、両者ともに気合いが入っていました。Apollogicの軽快な曲とPIGGSのキレキレのダンスは目を見張るものがあり、めちゃめちゃ元気をもらえました。帰りにTシャツを買いましたし、また観たいと思いす。みたらしゴローでした!
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