らそんぶる 1st LIVE TOUR 2025 月夜の下、私たちは離ればなれにならないツアー 2025年11月28日@duo MUSIC EXCHANGE

ライブ参戦
この記事は約5分で読めます。

こんにちは、みたらしゴローです。今日は渋谷で、らそんぶる1st LIVE TOURのファイナルです。注目のバンドで、JAPAN JAM以来のライブになります。会場は渋谷duo MUSIC EXCHANGEで、意外と来る機会がなかったので、今回が初めてな気がします。
昼間は仕事で、午前中は勉強会、午後は早めに切り上げて会場へ向かいます。入場は電子チケットで、しかも初めてのセルフもぎりでした。横長の会場で、最上手前方を陣取りました。BGMはハルカミライ、JUDY AND MARY、カネヨリマサル、宮本浩次などで、なかなかエモい選曲です。黒幕1枚で隔てられた右手側はおそらく楽屋スペースなのか、明らかにメンバーらしい談笑が聞こえてきます。開演5分ほど前になっても談笑は続き、全然緊張しないのかな? 緊張感なし?と思っていたら、「オー!」と円陣のような掛け声が聞こえました。それではライブの様子です。

ライブレポート

SEが鳴らされ、鮮やかな金髪のドラムスのみやびを先頭にメンバーが登場し、最後に真っ赤なフードがやたら大きいパーカー姿のボーカル・ギターそらが登場します。「今日はよろしく!」の一言から「START DASH★」でスタートしました。曲中のソロプレイでは、ボロボロのシャツのベースなんち、かわいいチェックシャツでギターのヘッドに小さいぬいぐるみをぶら下げるゆーちゃんを紹介し、それぞれお立ち台で演奏します。「お待たせしました渋谷!走っていこうね!」と「風船」、そして「夢見がちガール」でジャンプと続けました。

そらは「お待たせしました、ツアーファイナル!東京声でかい!」と挨拶し、「初めてのツアーで、いろんなところを回りました。いろんな初めましてをして、音楽を聴く理由はそれぞれだけど、外の生活では本当の自分を出せなくても、ライブハウスでは本当の自分でいられる」と語り、「らしくあること」でライブを再開します。「ペアリング」、さらに新しいアルバムから「BAD BYE!」と続きました。

ツアータイトルについては、「ストロベリームーンの歌詞からで、ピンクの光が優しい光、離れ離れにならないための光になればいいと思ってこのタイトルにした。みんなに伝わったようで良かった」と話し、「ストロベリームーン」を披露、さらに未音源曲でしょうか、「もしも」と続けました。

「どんな理由でライブハウスに来ているかは分からないけど、隣の人も知らない人だし、でもらそんぶるの音楽を聴きに来たんでしょ!ガールズバンドだからって、いろんな嫌なことを言われるけど、最後まで信じてやっていきます!」と力強く語り、キラーチューン「ロックンロールに恋をしたんだ!」へ。フロアは一体感のあるクラップに包まれ、ゆーのソロプレイも心地よく響きます。
「大きなところに立たせてもらってありがとうございます!次は新曲です。子供のころの世界は狭かったけど、それ以外の世界があることを知らなかった。その時の悩みは、いつか笑い飛ばせる時が来ると思います」と語り、自分の中のルールを曲にしたという新曲「カラフル」を披露します。自由でいよう!カラフルでいよう!前向きでいよう!愛していよう!逆らっていこう!笑顔でいよう!というコール&レスポンスで、大きな盛り上がりを見せました。

「だから、嫌なことから逃れるために来てる人もいると思う」と語り、「昼間の三日月」、短めのインタールードを挟んで「いつかのうた」と続けました。

そらは「さっきみんなに喋ってもらうの忘れてた!」とメンバーに振り、みやびは「府中 Flightからツアーが始まって、衣装が変わって東京に帰ってきました。衣装あるあるですけど、私はチェック、ゆーは青、なんちはボロボロ」と、それぞれの衣装の特徴を紹介します。ダボダボのダメージジーンズは全員共通です。

ゆーは声を裏返しながら、「渋谷CLUB QUATTROの柱ってアカウントを見つけて、duoの柱ってアカウントを作ろうと思ってます」と話し、「イエイって言え!コーナーです!」と男子!女子!学生!社会人!ニート!朝パンの人!ごはんの人!と煽ります。「ごはんが多い、日本人だね」と言いつつ、雨女男!晴れ男女!ライブ楽しみな人!らそんぶる好きな人!大きい声で!とコール&レスポンスが続きました。

なんちは「なにか聞いて!」とフロアに質問を募集しますが手が挙がらず、「帰っていい!?」と一言。結局、一人だけ手を挙げた観客が、好きなアーティストを聞いていました。

そらは「撮影の人に楽屋で、緊張しなくて『いつ緊張感は始まるんですか?』って言われた。みやび姉さんが全く緊張しない人なので、メンバーもそうなった」と裏話を披露しました。

新曲として、「心の隙間を埋めるのがらそんぶるになればいいな」と「ロングヘアー」でライブを再開します。「まだまだ盛り上がれますか!」と「オーライ」へ。なんちのソロベースからの変調も心地いいですね。「最後の曲!夢を見よう!」と「夢を見よう!」を披露し、さらに「この時間が続けばいい」と「コンティニューして!」を追加して本編を終了しました。

アンコールに応えて再登場すると、新グッズ紹介へ。二色展開のTシャツは黒がおすすめとのこと。ぷくぷくタオル、重くてかわいいキーホルダー、ゆーが描いたというロック坊主、会場限定リボンキーホルダーなどを紹介しました。そのまま「恋する少女はヒーローだった」を披露します。
お知らせとして、来年の2周年にセカンドミニアルバム「心の隙間を埋めるのは」の発売、さらに東名阪ツアーの開催を告知しました。

そらは「私にとって大切な曲になった」と前置きし、「私のB面」を紹介します。明るく見えている自分だけど、弱いところを隠している自分が弱いと思っていたこと、自分らしくと言われて楽になったかもしれないけど、見せられる人が一人でもいたらいい、ライブハウスでもそれができたら嬉しい、そんな自分も愛してほしいという曲だと語りました。
さらに名残惜しいからと「コンティニューして!」をもう一度演奏し、「がんばります!またライブハウスで会えますように」とステージを降りました。

<セットリスト>
01. START DASH★
02. 風船
03. 夢見がちガール
04. らしくあること
05. ペアリング
06. BAD BYE!
07. ストロベリームーン
08. もしも
09. ロックンロールに恋をしたんだ!
10. カラフル
11. 昼間の三日月
12. いつかのうた
13. ロングヘアー
14. オーライ
15. 夢を見よう!
16. コンティニューして!
EN1. 恋する少女はヒーローだった
EN2. 私のB面
EN3. コンティニューして!

まとめ

若いガールズバンドならではの、爽やかな疾走感あふれるライブでした。常に明るくふざけ合いながらも、心の奥にある悩みが垣間見え、応援したくなります。明るく元気に、来年に向けて少しずつ大きくなっていく様子が楽しみですね。みたらしゴローでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました