CUTIE STREET 1st ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2025「CAN’T STOP CUTIE」神奈川 FINAL 2025年10月13日@ぴあアリーナMM

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は横浜ぴあアリーナMMで開催されたCUTIE STREETのツアーファイナルに来ています。追加販売された注釈付きチケットが当選し、少し早めに会場へ行ってグッズも購入しました。運営体制がしっかりしていて、待ち時間がほとんどなかったのはありがたかったです。一度桜木町に出て軽く食事をしてから入場しました。見切れ席かと思っていましたが、実際はスタンドのステージサイドで、視界は良好。むしろ近くて驚きました。

ステージ構成はメインステージに加え、中央には短めの花道があり、その先に正方形のセンターステージが配置されていました。カワラボ全体に言えることですが、観客の約4割が女性という多さは大きな強みだと感じます。オフィシャルペンライトについても、FRUIT ZIPPERのときはスマホ連携と席登録が必要でしたが、今回はその必要がないようでした。それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

場内の注意事項がナレーションで流れ、続けてスクリーンにも映画館風の注意映像が上映されます。その後、「日本メイクアップ計画進行中」の文字とともに日本地図が表示され、観客に向けて「8人を起こして」と呼びかけられ“きゅーてすと”が精細なコール。「KAWAII METER」が満タンになると、観客が1人ずつ名前を呼ぶよう促され、上段ステージにメンバーカラーのかわいい衣装を着た8人が現れ、大歓声が上がります。

「今日一日楽しんでいくよー!」という掛け声とともに「かわいいだけじゃだめですか?」でライブがスタート。割れんばかりのコールが響く中、メインステージにメンバーが降り立つと、「ひたむきシンデレラ!」を披露し、「ぴあアリーナ始まるよ!ツアーファイナル!」と観客をさらに煽ります。続く「きゅーすとのうた」では、他己紹介の可愛らしい歌詞に合わせて佐野愛花がロンダートを決め、会場を沸かせました。

続いて「発車します!」の掛け声とともに「ラブトレ」へ。サイド席からでも十分見応えのあるフォーメーションが展開され、視線を惹きつけます。

整列後には「ぴあアリーナに到着しました!」と全員で挨拶をし、1人ずつの自己紹介に移ります。「全国を回って、ついにファイナルを迎えました!」と語りつつ、各地の思い出話に花が咲きました。佐野愛花は「各地でおいしい食べ物をみんなで食べて幸せだった」と話し、梅田みゆは「人狼ゲームが流行ったよね」、古澤里紗は「やっと人狼のルールがわかってきた」と笑いながら語り、和やかなワチャワチャトークが繰り広げられます。また、みなとみらいにCUTIE STREETの掲示物が多数あることにも触れ、SNS投稿や配信についても言及してから、ライブへと戻ります。

ここからはクールなパートでしょうか。「チョットヒトサジ」ではキレのあるパフォーマンスを見せ、続く「解」ではロングイントロがダンストラックとなり、板倉可奈がロボットダンスを炸裂させました。さらに、疾走感のある「daylight」では、ラストに背を向けて整列し、イキったポーズを決めて一旦ステージを捌けていきました。

スクリーンにはVTRが映し出され、「エラー発生」とともに「KAWAII METER」の数字が下がってしまいます。すると、メンバーによる「第一回カワイイ会議」が開かれている様子が流れ、どうすれば「KAWAII METER」を上げられるかを真剣に議論します。組体操、騎馬戦、ビーチボール、リフティングといった案が次々に却下され、最終的に桜庭遥花が提案した「足ツボマットでパラパラを踊る」が採用されました。メンバーは順番に足ツボマットに乗り、大騒ぎでパラパラを披露し会場を笑いに包みます。

さらに「三輪車パン食い競争」も始まり、古澤里紗が見事優勝。一方で桜庭遥花はまったく進まず「不可能!」と叫びながらコケてしまい、こちらも笑いを誘いました。

VTRのラストでは、観客と「かわいいだけじゃだめですか?」「いいよー!」のコール&レスポンスが行われ、メンバーの名前を呼びかけることで「KAWAII METER」が再び満タンになります。

その後、やや淡い色合いのフリルとスパンコール、そして背中に巨大なリボンが付いた新衣装に身を包み、ティアラをつけたメンバーが再登場。「ちきゅーめいくあっぷ計画」を披露しながらセンターステージへと移動します。大量のシャボン玉が噴射される中での「かわいいさがしてくれますか?」では、無表情のパラパラや“だるまさんが転んだ”といった演出も盛り込まれ、続く「キューにストップできません!」では怒涛の展開が続きました。

その後、全員で円陣を組んだあと「きゅーてすとのみなさん、いつまでもそばにいるから」と語り、「ハルフレーク」を披露。さらに川本笑瑠が「次に披露するのは、今の幸せを大切にするという曲です。私たち8人は、きゅーすとである人生がいいなと思います」と語り、「多元幸福論」へと繋げます。

再びメインステージに戻ったメンバーは整列し、感謝の言葉を述べます。板倉可奈は「多元幸福論、いかがでしたか? この曲を歌うたびに、きゅーすとに出会えてよかったなと思います」と語り、真鍋凪咲は「ということで、新衣装です! ツアーを通してリボンがどんどん大きくなりました!」と笑わせつつ、「なんと、新曲を用意しました!」と煽ります。

そして初披露となる「ぷりきゅきゅ」へ。セリフパートがふんだんに盛り込まれたキュートな1曲で、観客を魅了します。続いて「タオルの準備、できてますか!?」と呼びかけ、「モアベリサマー」では花道を走りながら再びセンターステージへ移動。さらに「ありがとう!絶対ハッピーにします」と叫んで「ハッピー世界!」をパフォーマンスし、会場のテンションは最高潮に。

センターステージに整列した佐野愛花は、「あらためて、いつもありがとうございます。この1年でたくさんのきゅーてすとに会えて、いろんな景色を見られて、これからもよろしくお願いします」と感謝を伝え、アカペラで「ハロハロミライ」がスタート。感動的な空気の中、会場の涙腺は崩壊。途中、古澤里紗が感極まって歌えなくなると、隣にいた増田彩乃がそっと撫でて励ますシーンもあり、本編ラストを心温まる形で締めくくりました。

曲が終わると、メンバーたちは感謝の気持ちを込めながらメインステージへと戻り、丁寧に手を振ってステージを後にしました。

アンコールに応えて、レースが編み込まれたツアーグッズTシャツ姿のメンバーが再登場し、記念写真の撮影が「CUTIE!」の掛け声で行われました。さらに「日本メイクアップ完了!かわいいだけじゃだめですか!?いいよー!」という掛け声でTikTok撮影も行われました。

その後、メンバーが整列して改めて感謝を述べ、1人ずつ手紙を読み上げます。

板倉可奈は「ツアーが発表されたときは不安でしたが、でもツアーが始まると本当に楽しくて、各地で雰囲気が違って、ライブを重ねるごとに幸せを感じました。みなさんが過ごす日々の中で、きゅーすととの時間が少しでも素敵なものになっていたらうれしいです」と語りました。

古澤里紗は「みんなは、よく会うと元気になるって言ってくれるけど、逆です。今もこうしてペンライトを振ってくださったり、『がんばれ』って言ってくれたり、『かわいい』って言ってもらえることが私の幸せです。初めて来てくれた方も、何回も来てくれている方も、たくさんのアイドルがいる中で、きゅーすとを見つけてくれたのは本当に奇跡だと思っています。最高すぎるメンバー7人と一緒に、まだまだ叶えたい夢がたくさんあります。その夢が叶うまで、どうかどこにも行かないでください。里紗をアイドルにしてください」と涙を流しながら「メロメロにしちゃうぞー」とおどけて締めました。

佐野愛花は「1周年ありがとうございます。自分たちが表現したものに反応してくれたり、無条件に愛をくれたり、みんながいるから私は安心して自分を信じて前に進めます。そして、出会い運はすごくて、おばあちゃんになるまで一緒にいたいねって話せるくらい、みんなのことが大好きです。この8人でいるときは“無敵モード”なので、みんなのことも幸せにしたいです」と涙ながらに語りました。

増田彩乃は「改めて感謝を伝えたいです。きゅーすと初のツアーを12都市15公演もやらせていただけて、どの公演もずっと楽しくて思い出がいっぱいです。たくさんの方がきゅーすとを愛してくださっていると実感できて、本当にうれしくて幸せでした。無事に2周年目を迎えることができて、そばにいてくれるみなさんの存在が毎日のパワーになっています。これからも、出会えたみなさんを幸せにできるように、精いっぱい歌って踊り続けて、夢の続きを描いていきたいです」と笑顔で宣言しました。

梅田みゆは「1周年で、こんなに大きな会場で素敵な景色を見させていただけて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで連れてきてくれてありがとう。そして、アイドルになるために上京するか悩んでいたときに、当時高校生だった私の背中を押してくれた両親も、ぴあアリーナに連れて来られました。すごいスピードで大きくなっていくきゅーすとに、ついていくのに必死なときもありましたが、私には最強の7人がいます。辛いことも苦しいことも乗り越えられたこの8人で、大きな目標に向かってこれからもがんばっていきます」と未来への決意を語りました。

真鍋凪咲は「まだ夢の中にいる気がしていますが、みんなと最高の時間を共有できて本当にうれしいです。いつも私は“きゅーすとがあなたの居場所であればいいな”と伝えています。私たちにとって、きゅーてすとはみなさんが思っている以上に大切な存在です。それだけは絶対に忘れないでください。デビューしてもう1年、まだ1年。一歩ずつ進んでいきますので、ぜひこれからも一緒に歩み続けてください」と、まっすぐにファンへ想いを届けました。

桜庭遥花は「私が今日ここに立てているのは、大好きなメンバー、スタッフさん、家族や友だち、そして何より、いつも応援してくれるきゅーてすとのみんながいてくれるからです。本当にたくさんの方に支えられていると感じました。不安なときでも、ステージからピンクを見つけるとすごくうれしくて、心強くて、いつも助けられています。ペンライトを振ってくれたり、きゅーすとのグッズを身につけてくれたり、そうした一つひとつが私の糧になっています。みんなにとっても、私が生きる糧になったり、幸せを感じる存在になれたらうれしいです」と涙を浮かべながら語りました。

川本笑瑠は「今日でツアーが終わってしまうのはとてもさみしいですが、1周年でこんな景色が観られたことが、本当に幸せだと感じています。毎日が夢みたいで、奇跡のようなことばかりで、私はネガティブなので“この幸せはいつまで続くのかな”って不安になることもあるんですが、でも、まだまだここからです。永遠なんてないかもしれないけど、この幸せが永遠に続くように、私はもっともっとがんばりたいです。そして、みんなと一緒に大きな目標や夢を叶えていきたいです」と笑顔で締めくくりました。

これからも一緒に歩んでいけますようにと、またも新曲「Shooting Star」を初披露しました。続いて「スマホでの動画撮影が可能です」とアナウンスされ、「かわいいさがしてくれますか?」では「みんなの元に行っちゃうよ!」とアリーナに降りて、ファンサービスをしながら練り歩きました。

メインステージに戻ると、SNSへの投稿のお願いをして、「Shooting Star」のミュージックビデオが公開されていること、見逃し配信、新曲の配信リリース、さらに来年2月のファンクラブツアー開催が発表されました。そしていよいよラスト。「もっともっと盛り上がっちゃだめですか!?」「もっともっと声出してもだめですか!?」と観客に問いかけ、「かわいいだけじゃだめですか?」をすさまじい声援の中で披露し、会場の隅々まで感謝を届けながら「日本メイクアップ完了しました」と力強く締めくくりました。スクリーンにはアニメーションで「地球メイクアップ計画進行中」「日本メイクアップ完了」の文字が映し出され、エンドロールのように温かくライブの幕を閉じました。

<セットリスト>
01. かわいいだけじゃだめですか?
02. ひたむきシンデレラ!
03. きゅーすとのうた
04. ラブトレ
05. チョットヒトサジ
06. 解
07. daylight
08. ちきゅーめいくあっぷ計画
09. かわいいさがしてくれますか?
10. キューにストップできません!
11. ハルフレーク
12. 多元幸福論
13. ぷりきゅきゅ
14. モアベリサマー
15. ハッピー世界!
16. ハロハロミライ
EN1. Shooting Star
EN2. かわいいさがしてくれますか?
EN3. かわいいだけじゃだめですか?

まとめ

本編ラストからの終盤は、感情が高まり、思わずもらい泣きしてしまいました。短期間で順風満帆に見える彼女たちですが、その裏には相当な努力と苦労、悔しさや苦しみを仲間とともに乗り越えてきた濃密な時間があふれていました。その時間が一気に花開いたような夜でした。さらに報われてほしい、もっと多くの人に届いてほしいと思いました。2年目のきゅーすとが、どんな“メイクアップ”を見せてくれるのか、ますます楽しみです。みたらしゴローでした!

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