こんにちは、みたらしゴローです。今日は明治神宮野球場で行われた乃木坂46「真夏の全国ツアー2025」2日目に参戦しました。台風の再接近で昼間は大雨の中、午前中に職場を切り上げて自宅に戻りWEBの研修会に参加しました。常に時間を若干オーバーする講師なのを少し忘れていましたが、15分押して終了。首尾よく準備を終えて神宮に向かいました。
雨は嘘のように小康状態になりましたが、土砂降りを覚悟して万全の態勢で出発です。秩父宮ラグビー場の様子を少し見てからさっそく入場。スタンドレフト側、ステージ下手先端の延長線上にあたる1桁列目通路側に位置取りました。椅子を拭いて荷物は防水し、カッパをいつでも着用できるよう準備。結局最後まで雨は降りませんでしたが、開演を待ちます。モニターには新CMが繰り返し流されていました。ステージ花道は1本で、円形のセンターステージと先端にBステージがある構成。当日券の売れ残りはステージバック席のようで、左中間から右中間までのセンター席は空席でした。小津玲奈は学業の都合、矢久保美緒は体調不良により休演です。それではライブの様子です。




ライブレポート
開演が近づくと影ナレーション。吉田綾乃クリスティーと、最初の名前の自己紹介がかき消されてしまいましたが川端晃菜です。いつもの注意事項ですが、落雷対応の説明はリアルに響きます。アリーナが秩父宮ラグビー場まで避難誘導となれば実質ほぼ中止ですね。
やがてVTRが始まり、賀喜遥香がノートに「僕が本気だって、君にもわかって欲しい」と書いている映像からOVERTUREへ。賀喜遥香を先頭に、ホワイトクリームに紫の縦レースをあしらった涼しげな衣装でメンバーが登場。期別で色が微妙に違う小さい王冠を頭に乗せています。「神宮!イクゾー!」と「君に叱られた」でスタート。モニターには抜かれたメンバーの名前も表示されます。遠藤さくら「神宮2日目、みんなを笑顔にします!ついてきて!」と宣言し、「ジコチューで行こう!」へ。だるまさんが転んだやピッチャーとバッターの振り真似を交える遊び心ある演出でした。川崎桜は「私たち、みんなのことがめっちゃ大好きだけど、みんなは?ギュッとしちゃうぞ!私たちを◎△$♪×しないとすねちゃうぞ!」と極端なキャラで煽り、花道に駆けだして「裸足でSummer」でタオルを掲げて盛り上げ、間奏では「メロメロにしちゃうぞ」などと演じました。さらに一ノ瀬美空が「神宮、騒ぎまくれ!」と腹から声を出し、「ガールズルール」へ。「このまま天気を晴れさせちゃうよ!」と煽り、会場を一気に盛り上げます。賀喜遥香は「タオルを回して、世界一熱い場所にしましょう!」と「好きというのはロックだぜ!」を披露。間奏では「サヨナラ満塁ホームラン!」と球場にちなんだコール&レスポンスもありました。
メインステージに整列し、菅原咲月の音頭で「さあ、始まりました、真夏の全国ツアー!晴れました!」と挨拶。賀喜遥香は「ビックリしました。夕焼けも綺麗だし、キャプテンが台風を吹き飛ばした」と語り、矢久保美緒休演のお詫びと「神宮10回目のメモリアル!よろしくお願いします!」と呼びかけました。王冠がずり落ちそうな中西アルノは「お天気心配でしたが、テルテル坊主も作って願掛けしたら光が差したの!気持ちが届きました!」と語り、岩本蓮加は「最初の風の気持ちよさと夕焼けを感じられて、10回目心に残るライブにします!梅に空に祈りをささげてもらいました!」と笑顔を見せ、晴れたことを喜びました。
井上和が「ここからは最近の乃木坂のブロックです」と紹介し、「ネーブルオレンジ」を披露。続いてBステージには真っ白なドレス姿の6期生が登場し、「なぜ僕たちは走るのか?」をフレッシュに歌い上げました。さらにセンターステージにはY2Kヒップホップ風のバラバラで派手な衣装をまとった6人が登場し、「ってかさ」をだるく決めます。メインステージでは金川紗耶が超早口の煽りで「HEY神宮、まだまだいけるよな!」と叫び、白地に薄紫のスカーフが巻き付いたような涼しげな衣装で「不道徳な夏」を披露。やんちゃんの煽りはやはり良いですね。
ここでVTRに移り、川崎桜のナレーションが流れます。「乃木坂の活動で大切なことを知りました。ほかの人を想うこと、自分の行動の先に何があるかを想像すること。思いやりと遠慮。ただ遠慮するだけでもダメだと知っています。こうなりたいと背中を見せる、出来ることは全部やる、全力のリハーサルは尊い。ライブの楽しさは何にも代えられない。自分をさらけ出して、優しさも思いやりも共存できています」「全員が広いんです!」と語られ、ここまでのダイジェスト映像とリハ風景が映し出されました。
イントロでどよめきが起こり、白のドレスにペルシャ絨毯のような柄のスカートを身につけた森平麗心が涙目でメインステージ中央に直立。海邉朱莉と鈴木佑捺とともに「君の名は希望」をピアノバージョンで歌い上げます。圧巻のシーンでした。続いてセンターステージには白地に黄色とピンクのまだら模様のドレス姿の5人が登場し、「錆びたコンパス」大合唱で雰囲気を変えます。さらにメインステージでは真っ黒なショートパンツ衣装のユニットが椅子を使い、妖艶に「革命の馬」。続いてのユニットはセンターステージで白に黒の差し色が入ったふわふわの衣装で「あんなに好きだったのに…」を披露。センターステージのケーキのように上下する輪で、薄い灰色の清楚な衣装を着たユニットへと入れ替わり、「僕たちのサヨナラ」へ。続いてメインステージにはレトロな街灯が設置され、黒を基調に白黒のシックな衣装をまとった3人が黒い傘を持ち、開いたり畳んだりしながら街灯をポールに見立てて回転し「雪が降る日にまた会おう」を披露。さらに上段ステージでは白地に袖と裾が赤いコートタイプの衣装に身を包んだ3人が「僕がいる場所」を聴かせます。コーナーの締めは全員が登場し、白地に赤ラインの新しい衣装で「Sing Out!」を披露。4人ほどがリレー形式でソロダンスを魅せ、心に沁みるステージとなりました。
賀喜遥香「ありがとうございます、今年は皆がヒロインというテーマです。乃木坂46には素敵で優しい子たちが集まった最高のグループ。メンバーが大好きなので、みんなの良いところが伝わればと思っています」と語りました。一ノ瀬美空は「沢山の人に助けられて支えられて、この場を借りて感謝を述べます。3期生さんは背中が大きく、常にグループを輝かせようと力を発揮していて、4期生さんはパフォーマンスで手本を見せてくれて温かい雰囲気が大好き。5期生は大好きな同期で、みんなの個性が大好きで誇らしく、私の自慢です。6期生に出会えて強くなれます。頑張る力や声に力をもらいます。スタッフの皆様、すべてに愛が詰まっています。ファンの皆様のおかげで輝くことができます。世の中にはたくさんのアイドルやアーティストがいて、その中で愛してくれて、恩返しをするために頑張れます。私たちをヒロインにしてくれてありがとうございました」と力強く語りました。賀喜遥香は抱きしめて喜び、「この子のために頑張ろうと何度も思った」と褒めたたえました。
全員がセンターステージに移動し、観客とともに神宮公演の歴史を振り返るVTRを鑑賞しました。(2016年の3回目の大雨公演で先頭に立つ齋藤飛鳥、2017年3期生の初登場、2018年神宮と秩父宮のダブル会場まで)。梅澤美波は震えながら立ったステージを振り返り、現在は自信と誇りを持って今回を迎えられることに感謝を述べました。続くVTRでは「10回目のメモリアル曲として作られた楽曲が紹介されます」とのナレーション。背後ではけたたましい恐怖を煽るような音が響き、振り返ると無数のドローンが暗闇を飛んでいました。「真夏日よ」ではモニターのコール動画とドローンが次々とメンバー名を映し出し、大コールが巻き起こります。
ラストスパートに入り、インタールードを挟んでメインステージに戻り「Monopoly」。WOW WOW WOW WOWの大合唱が広がります。さらに現フロントサイドの2人がダブルセンターを務めて「ありがちな恋愛」、そして「制服のマネキン」。間奏はロングアレンジされ、ダンストラックが展開されました。その後は「Actually…」。池田瑛紗の英語セリフも板につき、中西アルノのロングシャウトがすっかり晴れた夜空にこだまし、爆発や火炎の特効も映えました。
梅澤美波の「HEY、神宮!盛り上がってる!」という強烈な煽りで、ステージ両サイドにフロートが登場。トロッコも加わり、アリーナを周回しながら「夏のFree&Easy」を披露。間奏では「3期と4期はお姉さん、5期と6期もお姉さん」と不思議なコール&レスポンスを挟みました。続けて井上和が「自由に思うまま騒げ!」と煽り、「おひとりさま天国」へ。HEY HEYの大コールとともに、フロートからたくさんのファンサービスが飛びました。メインステージに戻ると賀喜遥香が「神宮!イクゾー!」と叫び、「I see…」へ。間奏ではおなじみの強烈な煽りで「2日目!燃え尽きろ!」と叫び、会場は最高潮に達しました。
賀喜遥香は「みんなの顔がいっぱい見えました。楽しい時はあっという間です。私は夏曲のセンターが2回目で、神宮は夏曲を担う責任が大きい。覚悟はあるけれど重いし、年数が経つほどプレッシャーも大きくなっている。でも、メンバーがすごく頑張っていて、一人じゃないと改めて思いました。素敵なメンバーばかりなので、みんなをヒロインにするぞと意気込んでいましたが、逆にみんなから愛をいただいて、私自身もヒロインにしてもらった気がしています。乃木坂の一員で幸せです」と感謝を述べました。本編ラストは「Same numbers」。大量の花火とともに締めくくられました。
アンコールでは、まず天使の格好をした一ノ瀬美空が「今日から天使になったエンゼルみーきゅんだよ!今日のライブ楽しかった!?みんな天使みたいだったよ!」と登場。すると不穏な音楽が流れ、川崎桜がデビルの格好で「お前ら、声が小さいんだよ!みんなのハートをトリコにしちゃうよ、小悪魔さくたんです!」と煽ります。「悪魔なのに可愛いのずるい。私は昨日デビル一ノ瀬だったんだよ!」「いいじゃん、今日は天使を譲ったんだから」「いっぱい声出さないと巨大生物梅澤に食べられちゃうぞ!」と掛け合いをしながらアンコールを促しました。会場をピンクと水色に二分し、「単推し」や「両想い」、早口コールなど様々なアンコールを繰り返し、ようやく黒いグッズTと制服スカート姿のメンバーが登場。フロートやトロッコ、さらにスタンドにもメンバーが現れ、「いろんなところから出てきたよ!」と「チートデイ」。続けて「楽しかったよ!」と「他人のそら似」。すぐ近くで菅原咲月と五百城茉央がパフォーマンスし、再びけたたましくドローンも飛び回ります。徐々にステージに戻り、左右一杯に広がりながら大きなどよめきで「Never say never」を披露しました。
久保史緒里が「メンバー、近くまで行きましたか!?今年もNever say never披露できました!」と喜びを語り、梅澤美波は「めっちゃいい曲、心があったまる。あっという間でした。本番中は雨降らなかったけど、ここに来るまで大変で椅子も濡れてたでしょ!?」と観客に呼びかけました。池田瑛紗は梅澤美波の隣に来て「今年は初めて先輩になってのツアー。5期生もみんなかっこよくなって、6期生に恥ずかしくないようにって頑張り、先輩のこれまでの姿がわかりました。梅さんや咲月も大変だったと思うけど、後輩に甘えてください」と語り、「もう見せてるよ!可愛い後輩だよ」と互いに讃え合いました。「去年はハグしてもらったけど、抱きしめさせてください」と抱き合うシーンもありました。田村真佑は「今年は地方では髪型を全部変えて、神宮ではその中のベスト4をやろうと思って、メンバーのかわいい髪型、特に田村真佑の可愛い髪型を楽しみにしてくれたらいいな」とコメント。梅澤美波は「本当にかわいいね、真佑って。裏から『かわいく歩かなきゃ!』って」と返し、「今日はサイドお団子。いつか梅さんにやってもらう」「わかった、いつかやるよ!」とやり取り。田村真佑の背中たたきが人気だったエピソードも披露されました。
賀喜遥香が「かわいく歩かなきゃ!」とヨチヨチ歩きでさっそく弄り、曲振りをしてラストは「乃木坂の詩」。梅澤美波が「幸せにしたい、辛いことを吹き飛ばせる存在でありたい」と最後の挨拶をして締めくくりました。
<セットリスト>
01. 君に叱られた(C.賀喜遥香+全員)
02. ジコチューで行こう!(C.遠藤さくら+全員)
03. 裸足でSummer(C.川崎桜+全員)
04. ガールズルール(C.一ノ瀬美空+全員)
05. 好きというのはロックだぜ!(C.賀喜遥香+全員)
06. ネーブルオレンジ(C.井上和・中西アルノ+38th選抜)
07. なぜ 僕たちは走るのか?(C.瀬戸口心月+6期生)
08. ってかさ(遠藤さくら・小川彩・賀喜遥香・川﨑桜・林瑠奈・弓木奈於)
09. 不道徳な夏(C.金川紗耶+39thアンダー)
10. 君の名は希望(C.森平麗心+海邉朱莉・鈴木佑捺)
11. 錆びたコンパス(C.金川紗耶・岩本蓮加・田村真佑・松尾美佑・黒見明香)
12. 革命の馬(C. 岡本姫奈・弓木奈於・冨里奈央・川端晃菜・森平麗心・長嶋凛桜・大越ひなの)
13. あんなに好きだったのに…(C.川﨑桜+伊藤理々杏・吉田綾乃クリスティー・柴田柚菜・佐藤璃果・林瑠奈・奥田いろは)
14. 僕たちのサヨナラ(C. 筒井あやめ+五百城茉央・小川彩・菅原咲月)
15. 雪が降る日にまた会おう(C.遠藤さくら+梅澤美波・池田瑛紗)
16. 僕がいる場所(C.井上和+久保史緒里・中西アルノ)
17. Sing Out!(C.賀喜遥香+全員)
18. 真夏日よ(C.賀喜遥香+全員)
19. Monopoly(C.賀喜遥香・遠藤さくら+全員)
20. ありがちな恋愛(C.一ノ瀬美空・川崎桜+全員)
21. 制服のマネキン(C.久保史緒里+全員)
22. Actually…(C.中西アルノ+全員)
23. 夏のFree&Easy(C.梅澤美波+全員)
24. おひとりさま天国(C.井上和+全員)
25. I see…(C.賀喜遥香+全員)
26. Same numbers(C.賀喜遥香+全員)
EN1. チートデイ(C.井上和+全員)
EN2. 他人のそら似(C.遠藤さくら+全員)
EN3. Never say never(C.久保史緒里+全員)
EN4. 乃木坂の詩(C.賀喜遥香+全員)


まとめ
安定の公演でした。6期生の短期間での成長も目を見張るものがあり、群雄割拠のアイドル界でもトップアイドルの地位は譲れないという気迫を感じます。切磋琢磨して日本のエンタメ全体が盛り上がれば、この上ない幸せです。みたらしゴローでした!


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