こんにちは、みたらしゴローです。LuckyFes2日目です。昨晩はかなり前に予約していたひたちなか市内に泊まり、ゆっくりできました。今日明日は雨予報ですが、どうなるでしょうか。
勝田駅のシャトルバスは、昨日の大行列が嘘のように列がありません、スムーズに会場に到着しました、今日は100%雨を覚悟しています。会場には避雷針のクレーンが何台か立ち上がり、ステージもワイヤーで補強されています。今日は早めに来ましたので、GARDEN STAGEのOpening Actから楽しみます。それではライブの様子です。


ライブレポート
オープニングアクト
moxymill
GARDEN STAGEのオープニングアクトから観ました。今にも降り出しそうな、というかすでにパラパラと雨が降るなか、松の木の木陰で待機します。昨年は同じ場所でものすごい土砂降りの朝でした。
オーディション番組「SEVEN COLORS」で選ばれた6人組ガールズグループのmoxymillは、本編と同様にジングル、そして恐怖すら感じるSEで登場。迷彩服のような衣装で、「Knight Rising」「Living Free」とパフォーマンスを披露しました。
「こんにちは、moxymillです!」と全員が「〇〇のチャームの〇〇です」と1人ずつ自己紹介。楽曲ごとにセンターとチャームが入れ替わるシステムのようです。MVも役になりきって制作しているとのことでした。サードシングルではコール&レスポンスをレクチャーしてから「ここからは撮影OKです」と「めろめろねって メロメロね」。最後の「おやすみ」でメンバーは寝てしまいましたが、目を覚まし、ラストは「Higher」をかっこよくキメました。NEKOの甘い声と、フードを振り乱す激しいダンスのギャップがかわいかったです。
<セットリスト>
01. Knight Rising
02. Living Free
03. めろめろねって メロメロね
04. Higher

Bray me
松の木の下で待機していましたが、雨足が強まりたまらずカッパを装着しました。ただ、この一瞬だけ強く降り、以降は最後まで再び着ることはありませんでした。
次のオープニングアクトはBray me。5月に吉祥寺で観て以来です。デニムジャケットで揃え、リハで「SEEKER」そして「魔法のように」を少しだけ鳴らし、「雨の中ありがとう」と一旦退場。
ジングルで再登場し、「初めまして、音楽が好きな君たちに届くように、精一杯鳴らします!」と「魔法のように」を演奏。そのまま「Ok! LUCKY FES.」「Are you ready?」の呼びかけで「人間らしく」、イトウアンリのソロギターが冴えました。こたには「ありがとう、雨の中Bray meのライブ、最高だったと思い出になったら良い」と語り、茨城東海村でMVを撮った曲「イエスタデイ」を披露。さらに「信じた音楽の先にあっちのステージがある、来年はでっかいステージで!」とラスト「ARE YOU READY」を鳴らしました。
<セットリスト>
RH1. SEEKER
RH2. 魔法のように
01. 魔法のように
02. 人間らしく
03. イエスタデイ
04. ARE YOU READY

Chilli Beans.
WING STAGEに移動すると、ステージが終わったREINBOW STAGEでは、進行役のオズワルドと小菅玲菜アナウンサーが、雨が止んだことを話題にし、誰が晴れ男、晴れ女かなど軽妙なトークをしていました。
紫の長髪にサングラスという出立のmotoをはじめ、メンバーとサポートドラムの吉田雄介(tricot)が登場し、「Raise」「just try it」を披露しました。motoは途中からハンドマイクに持ち替え、「シェキララ」を左右の通路までかわいく踊りながら歌唱しました。
MCではmotoが「Chilli Beans.です!」と挨拶し、すぐに白いTシャツに金髪が映えるMaikaが「初めて呼んでもらいました!おはようございますの時間からありがとう」とコメント。motoが「1日楽しんでいってください」と締め、ライブが再開します。
ホイッスルの音から始まる「pineapple!」、代表曲「lemonade」、続けて「tragedy」「pain」と畳みかけるように披露しました。最後はmotoが「Chilli Beans.でした!ラスト1曲やって帰りたいと思います」と最新曲「ひまわり」を歌い上げました。
<セットリスト>
01. Raise
02. just try it
03. シェキララ
04. pineapple!
05. lemonade
06. tragedy
07. pain
08. ひまわり
Novelbright
早々に現れたのは、花びらの刺繍が入ったデニムに赤いシャツが映える竹中雄大らメンバーたち。「リハから声出していこうぜ!」と「拝啓、親愛なる君へ」「ツキミソウ」を一節だけ鳴らし、一旦捌けました。
SEに壮大なスケールの「El Dorado」が流れる中、登場して本編は「カノープス」からスタート。「LUCKY FES.朝早くありがとうございます、飛ばしていこうぜ!」と声を上げ、「seeker」ではモニターに歌詞も表示されます。
「LUCKY FES、楽しんでいますか!知ってたら一緒に歌ってくれたら嬉しいです」と呼びかけ、山田海斗と沖聡次郎はアコースティックギターに持ち替えて「愛とか恋とか」。映像とリンクしたエモーショナルな演出で、サビは大合唱に。続けて披露した「夢花火」では一転し、沖聡次郎のエレキギターソロが痺れるようなインパクトを残しました。
竹中雄大が「最高、ありがとう!フェスだけど35分で希望と活力になるよう、ぶち上げます」と語り、今日は山田海斗の誕生日と紹介。最高の日を祝うように「Sunny drop」で再び大合唱となり、曲調ががらりと変わった「Empire」では不思議な世界観の中で歌詞がモニターに映し出され、「全員で空を飛ぼう」とジャンプジャンプの連続。
ラストは「ラスト!思い切りぶち上がろうぜ!」とキラーチューン「Walking with you」。ついに竹中雄大は観戦エリアに突入し、柵に登って熱唱。「楽しんで帰ってください、ありがとうございました!」と締めくくりました。
ステージには再びオズワルドと小菅玲菜アナウンサーが登場し、「自分たちも観戦エリアに突撃したい」と話して盛り上げていました。
<セットリスト>
RH1. 拝啓、親愛なる君へ
RH2. ツキミソウ
01. カノープス
02. seeker
03. 愛とか恋とか
04. 夢花火
05. Sunny drop
06. Empire
07. Walking with you
西川貴教
WING STAGEには、スポーツカーのフロント部分がど真ん中にセットされていました。おそらくお立ち台代わりのようです。リハーサルではバンドメンバーが登場し、「ALL UNITED」でサウンドチェックが行われました。一旦ステージから下がると、待ちきれないフロアからは「貴教!」コールが沸き起こり、登場の瞬間を待ち構えていました。
本番は生SEでスタート。黒のタンクトップとピチピチのパンツというスタイルで登場した西川貴教は、「Never say Never」で幕を開け、「西川貴教です!」と叫ぶと、そのまま「BREACH」へ突入しました。左右の通路に繰り出しながら「会いたかったよ!」と呼びかけ、バンドメンバーもステージ上で激しい動きを見せていました。
「ご挨拶が遅れました、西川貴教と申します」「ここ、そしてこの日この場所を選んでいただいてありがとうございます」と語り、「想いを届けたいと思っている、自分のものにしてほしい」とメッセージを込めた「HEROES」へと続きます。「もう、他人じゃないですよね!」という言葉から「響ケ喝采」で大きな手拍子が起こり、通路の端まで駆けながら熱唱していました。
「天気、ちょうど良くない?暑すぎず寒すぎず、楽しすぎず…違う!」と笑いを交えながら気合いを入れ直し、「うちも9月にフェスがありますので」と稲妻ロックフェスの宣伝も忘れずに挟みます。
そこからは「FREEDOM」、そしてアニメ楽曲としても知られる「BEYOND THE TIME -メビウスの宇宙を越えて-」を続け、時間はあっという間に過ぎていきます。「羽ばたく準備できてますか!?」という声に応えて、「Energy Overflow」でフィナーレ。ステージを縦横無尽に駆け巡り、「あとであっちのステージにも素敵なアーティストが出ます」と言い残してステージを締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. ALL UNITED
01. Never say Never
02. BREACH
03. HEROES
04. 響ケ喝采
05. FREEDOM
06. BEYOND THE TIME -メビウスの宇宙を越えて-
07. Energy Overflow
きゃりーぱみゅぱみゅ
「きゃりーぱみゅぱみゅ!」というSEが響き、白いベビー服のようなドレスをまとったきゃりーぱみゅぱみゅが登場しました。すぐに4人のダンサーたちも加わり、白い衣装に青や緑のモジャモジャヘアー、ウサギの仮面というファンタジックなスタイルでステージを盛り上げます。1曲目は「インベーダーインベーダー」。そのまま「ツクチーツクチー」とビートが刻まれる「どどんぱ」でエリア全体をジャンプさせ、「Thank you guys」と英語で感謝を伝えてからMCへ。
「こんにちはー、きゃりーぱみゅぱみゅです!私、昨年出産して、こう見えてママです」と語り、「雨が降らないうちに盛り上げたいと思います」と、観客にクルクルダンスのレクチャーを始めました。「私の指示に従っていれば大丈夫です」と言いながら、「キミに100パーセント」へとつなげます。次に披露されたのは「CANDY CANDY」。前奏からアレンジが加えられており、少しスローテンポになっていましたが、観客はしっかり反応し、左右に激しく体を揺らしていました。
「楽しんでますか?最近はテクノっぽい曲が増えてきて、新曲がかっこよすぎて」と話し、「タオルクルクルの速度はみんな次第です!」と叫びながら「KURU KURU HARAJUKU」をパフォーマンス。そしてラストは、イントロを長くアレンジした「原宿いやほい -Extended Intro Ver-」。手拍子を促しながら、観客と一体になって楽しく締めくくりました。
小菅玲菜アナウンサーと、オレンジのグッズTシャツを着たオズワルド畠中悠、紫のTシャツを着た伊藤俊介が登場し、「今日はこのあとLUCKY STAGEでラジオの公開収録があります」とアナウンスしていました。
<セットリスト>
01. インベーダーインベーダー
02. どどんぱ
03. キミに100パーセント
04. CANDY CANDY-Remix-
05. KURU KURU HARAJUKU
06. 原宿いやほい-Extended Intro Ver-

Chevon
WING STAGEはChevon。いつも通り手袋まで真っ黒な谷絹茉優らメンバーが登場し、「No.4」「革命的ステップの夜」と立て続けに披露します。ステージの隅々、左右の通路まで歩き回りながら音を確認し、「ほな、本番よろしく!」と一旦捌けました。
ジングルが鳴り、牧歌的なSEとともに再び姿を見せると、谷絹茉優が「◎△$♪×¥●&%#?!」と雄叫びを上げて「サクラループ」へ。Ktjmのギターソロも冴えていて、序盤から会場を引き込んでいきます。「LUCKY FES.、いい感じの気温の中、盛り上がらんか!」とシャウトし、「冥冥」ではステージ上のお立ち台はもちろん、左右の通路までくまなく歩きながら熱唱。サビでは合唱が響きました。
「北海道札幌発、スリーピースロックバンドChevonです!」と超早口で自己紹介し、「銃電中」では「もっといいフェスに出来ますか!?」と絶叫。谷絹茉優は昨年ギターの弦が切れ、途中アカペラで歌ったという出来事を思い出しながら語ってくれました。本当に、昨日のことのように思い出されます。そして明日、東京スカパラオーケストラのゲストとして出演すると宣言。続けて「ノックブーツ」でライブを再開しますが、そろそろREINBOW STAGEの前方当選エリアの整列が始まるタイミングだったため、離脱して入場列へ。並びながらも、遠くからしっかり聴いていました。
「雨に負けるんじゃねぇ!」と、今にも再び降り出しそうな空に叫び、「Banquet」へ。続いて、力強い手拍子の中「antlion」、さらに「夏始めましょう!」と「ボクらの夏休み戦争」と続き、「最後になります、Chevonでした!」と「ダンス・デカダンス」で締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. No.4
RH2. 革命的ステップの夜
01. サクラループ
02. 冥冥
03. 銃電中
04. ノックブーツ
05. Banquet
06. antlion
07. ボクらの夏休み戦争
08. ダンス・デカダンス
打首獄門同好会
前方上手の最前から観ます。待機中には職人が入ってステージモニターの取り付け部分などを補強していました。強風への備えのようです。カッパを着るほどではないものの、小雨が断続的に降り続いています。グッズTシャツ姿の風乃海が観戦エリアに愛嬌を振りまきながら準備を進め、ド派手なキャミワンピにコーラルピンクのベースのjunko、黒いグッズTシャツの河本あす香、そして半袖白ジャージ姿の大澤敦史が順に登場。サウンドチェックでは「死亡フラグを立てないで」を演奏し、junkoが「冷たい、水が目薬みたいに飛んでくる」とコメント。大澤敦史は「KOME KOME WAR」をワンフレーズ歌ったり、「セメテセメテ」のコール&レスポンスをして、一度ステージを下がります。
ジングルに続き、バックドロップシンデレラの「池袋のマニア化を防がNIGHT」がSEとして流れ、再び登場すると「それでは始めましょう!なぜ天気が悪い!」と叫び、「なぜ今日天気が悪い」でライブがスタート。白ジャージに合わせた白いギターと白黒のヘッドホンもバッチリ決まっていました。
「LUCKY FES.、筋肉を鍛えないか!?」と「筋肉マイフレンド」ではスクワットタイム。そして「明日は山の日、山では争いごと」ということで「きのこたけのこ戦争」、さらに「今年プロレスの曲を作りました」と紹介してから「WAZA」。モニターにはプロレスのリングと「吉野家」の広告が映り、なぜか牛丼が無性に食べたくなってしまいました。
「打首獄門同好会です!LUCKY FES.2日目、楽しんでますか!?」「この天気をラッキーととるかアンラッキーととるか。もう8月で暑すぎてフェス無理って空気だけど、今日は30℃いってない。これはラッキー。新しい学校のリーダーズで虹が出て、米米観て、花火で帰る…」とトークを挟み、「夏休み、楽しみにしてたでしょ?」と問いかけながら「はたらきたくない」でライブ再開。
その後は「BUNBUN SUIBUN」、「ほっこりニュース大集合」と続きますが、途中で演奏を止めて「本日の最年長は米米CLUBの誰かと思いきや、1歳差でjunkoさん。1958年生まれ。筋肉代表は西川貴教さんです」と紹介。さらに「魚が飛んでくるかも」と「島国DNA」を演奏すると、マグロの風船が風に乗って何度も会場を舞っていました。
「さあさあさあ、本日、米米CLUBに向かっていくタイムテーブル。他人事ではない。米生産量第7位、茨城県。しかし令和の米騒動、水不足、だけど豊作祈願!」とテンポよく畳みかけ、「日本の米は世界一」で締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. 死亡フラグを立てないで
01. なぜ今日天気が悪い
02. 筋肉マイフレンド
03. きのこたけのこ戦争
04. WAZA
05. はたらきたくない
06. BUNBUN SUIBUN
07. ほっこりニュース大集合
08. 島国DNA
09. 日本の米は世界一

The BONEZ
WING STAGEはThe BONEZです。早々にオレンジのタンクトップ姿のJESSEらメンバーが登場し、「GIMCRACK」でサウンドチェックを行いました。「楽しもうぜ!」とヒートアップしながら、そのまま本番へと突入します。
ジングルが流れ、「LUCKY FES.上がっていこうな!」と叫びながら「We are The BONEZ」で本編スタート。いきなり下手通路の先端まで走り出し、「LUCKY FES.かかってこい!」と煽ります。「始めよか!」と「ヘイ!ヘイ!」の掛け声でイントロを長くアレンジして「Love song」へ。今度は上手モニター下の通路先端まで行き、「聞こえないぞコラ!」とさらに煽ります。「雨、どっか行っちまったよ!」と言いながら「Rusted Car」へと続けました。
「LUCKY FES.へ、SHADOWSの地元へようこそ!」と挨拶し、「LUCKY!」と野太く叫びます。ZAXは「ここに向かう途中、感無量でした。出たいバンドもたくさんいる中で、主催者も目の前にいますが、出られなかったバンドの分まで、このステージをよろしくお願いします」と語り、再び演奏に戻ります。
「New Original」では間奏中に「ウォール・オブ・デスやってみる!?近くに子どもいたら守れよ!」と呼びかけ、JESSEも上裸でフロアに飛び込みます。「遊びたいやつ、かかってこいや!」のカウントダウンで観戦エリアはもみくちゃになりました。
次のステージも前方ブロックだったため、途中で待機列に移動して遠くから観ます。そんな中、「こいつら、手に負えねぇ」と、なんとDragon AshのKjを呼び込み「Straight Up feat. Kj」へ。ラップで一気に最高潮に達し、歌い終わると上裸で顔以外タトゥーのJESSEがKjに抱きつきました。汗でベトベトなんだろうなと思いながら眺めていました。
「楽しめるときに思い切り楽しんでください。いまだ復興がままならない石川に届けよう」と強いメッセージを込めて「Thread & Needle」。能登半島へ届けとばかりにウォーウォーの大合唱が広がり、「受け取ったぞ!」と叫びます。「お前らの想いを背負うから、長生きしてみろ」とラストナンバー「SUNTOWN」へ。曲中には「嫌なことがある奴もいるだろう。でもここに来ている。生きる理由を探しに来ている。わからなかったら俺らを理由にしてくれ!」と語りかけ、演奏を終えるとメンバー全員が整列し、深々と最敬礼して幕を閉じました。
<セットリスト>
RH1. GIMCRACK
01. We are The BONEZ
02. Love song
03. Rusted Car
04. New Original
05. Straight Up feat. Kj
06. Thread & Needle
07. SUNTOWN
新しい学校のリーダーズ
前方はまあまあ良い整理番号でしたので、上手側の最前に位置取りました。ステージでは補強や補修が続いており、水兵の格好をしたバックバンドが早めに準備を整えていました。WING STAGEの演奏が終わっていない中で爆音のサウンドチェックが行われたのは少し気になりましたが、それだけ準備万端ということかもしれません。観戦エリアには多くの外国人客も含め、老若男女幅広い層でいっぱいです。待ちきれないオーディエンスからは、ジングルも鳴らないうちに大きなAGコールと手拍子が沸き起こっていました。
ジングル、そして始業チャイムのSEとともに登場したメンバー。SUZUKAが「LUCKY FES. We are ATARASHIIGAKKO NO LEADERS! Are you ready!」と叫び、大好きな「青春を切り裂く波動」へ。上履きが見事に綺麗に飛びました。続けて「試験前夜」を披露します。
お馴染みの「個性や自由ではみ出していく」の挨拶を挟み、「声を聞かせて」と「こんばんは!」のコール&レスポンス。「まだまだ元気が有り余ってるようですね、Are you ready!」と続き、「Put Your Hands Song」、そして「NAINAINAI」へ。途中、SUZUKAは観戦エリアに降り、なんとすぐ横の柵によじ登って歌唱します。
ステージに戻ると、「今日は青春音楽部の生演奏でやってます」として「オトナブルー」へ。こちらを見ていたら、欲しそうな目にロックオンされてしまいました。ホウキを使ったマイクスタンドが入り、「Arigato」でもキレッキレのパフォーマンスを見せてくれました。キーボードのアレンジイントロから「最終人類」へ。SUZUKAは再び観戦エリアに突撃し、おっさんを軽くいじってからステージに戻ると、見事な組体操をキメて「Thank you!」と締めました。
「あなたの人生はLUCKYですか!?こうして音楽を楽しんでいるってことはLUCKYです!」と語りかけ、ラストは「どんな自分でも最高!」というコール&レスポンスのレクチャーをして「One Heart」へ。最後に青春音楽部のバンドメンバーも紹介し、全員で整列して挨拶し、笑顔で下校していきました。
<セットリスト>
01. 青春を切り裂く波動
02. 試験前夜
03. NAINAINAI
04. オトナブルー
05. Arigato
06. 最終人類
07. One Heart



ACIDMAN
WING STAGEに移動します。「最後の国」をSEに黒い衣装のメンバーが登場し、大木伸夫はお馴染みの大きなハットをかぶって現れました。「輝けるもの」でライブがスタートし、「呼んでくれてありがとう!最高の1日にしよう」と語り、「夜のために」へと続きます。ドラムで繋げてそのまま「FREE STAR」を演奏します。
大木伸夫は「ACIDMANです」と挨拶し、語りかけますが、ややボソボソとした口調で、サイドの位置からは聞き取りづらい場面もありました。ひたちなかに育ててもらったROCK IN JAPANと、先日亡くなった渋谷陽一への感謝の想いを述べたあと、「誰もがいずれ訪れる死について、怖いし、死にたくない。でもそれが生きるということ」「生きてるだけで、世界を、地球を、宇宙を動かすエネルギーになっている。昨日、関西万博で福岡先生が言ってた言葉のパクリです」と、深い言葉で語りかけます。
そこから「世界が終わる夜」へと流れ、再びドラム中心のインタールードを挟み、ラストは「ある証明」を力強く演奏しました。「このLUCKY FES.が長く続きますように」と願いながら、ステージを後にしました。
<セットリスト>
01. 輝けるもの
02. 夜のために
03. FREE STAR
04. 世界が終わる夜
05. ある証明
T.M.Revolution
先ほどWING STAGEで素晴らしいステージを披露した西川貴教が、今度はT.M.RevolutionとしてRAINBOW STAGEに登場します。当選者の入場が終わってから前方が開放され、かなり前の位置から観ることができました。ギターのSUNAOと柴崎浩、ベースのIKUO、ドラムの淳士らバンドメンバーが先にステージに現れ、西川貴教は袖から「LEVEL 4」でサウンドチェックを開始。バンドメンバーがストレッチを始めると、観戦エリアでも観客が真似をする一幕がありましたが、「いやいや違うよ」とジェスチャーで返します。
「貴教コール」が起こる中、ジングルとSEが流れ、バンドに続いて真っ黒な衣装の西川貴教が登場。「HIGH PRESSURE」でライブがスタートしました。「最高!」のコール&レスポンスに続けて、「難しいこと、ややこしいこと一切ございません!楽しむだけ!」と一気に会場を盛り上げます。「妖精コール」が自然と沸き起こり、「なんか聞こえてきましたよ!」と反応。「HOT LIMIT」では早くも最高潮に達し、ステージ左右を狭しと歩き回りながら煽ります。続いて「WHITE BREATH」、いつの間にか上着を脱いで黒のノースリーブ姿になっていました。
「先ほど、打首獄門同好会の大澤会長からご紹介に預かりました。筋肉担当、西川貴教です」と丁寧に挨拶。「あっちのステージからも紹介された西川貴教。楽しめれば良い、それが願いです」とライブに戻り、「INVOKE -インヴォーク-」では大合唱を促します。そのまま「行こう!」と「ignited -イグナイテッド-」へ。少し小雨が降る中、虹が見えるステージの左右端まで足を運び、足場ギリギリまで使って観客を魅了します。
「まだ行っちゃうんですよ」と「Zips」へ。間奏ではソロギターも光りました。「雨です。僕は雨が好き。ばあちゃんの葬式が雨だったから」と語り、「フェスってメンツがどうだとか、横の並びがどうだとか言われるけど、関係ない。聴きに来る人がいるから、そうでしょ!」と想いを届けます。
その言葉に続くラストナンバーは「HEART OF SWORD 〜夜明け前〜」。熱唱を終え、「ここにこれて本当に幸せです!」と胸を張り、T.M.Revolution30周年を迎えたことも報告。「一緒に祝ってやってください」と、バンドメンバーも肩を組んで整列し、温かな雰囲気の中、ステージを後にしました。
<セットリスト>
RH1. LEVEL 4
01. HIGH PRESSURE
02. HOT LIMIT
03. WHITE BREATH
04. INVOKE -インヴォーク-
05. ignited -イグナイテッド-
06. Zips
07. HEART OF SWORD 〜夜明け前〜

Dragon Ash
WING STAGEのトリはDragon Ashです。ジングルが鳴るとバンドメンバーが登場し、イントロをSE代わりに、ハーフパンツにチェックシャツ姿のKjが「1.2.1.2.3.GO!」の掛け声で「For divers area」をスタートさせました。「東京から来ました、初めて呼んでもらえたミクスチャーバンド、Dragon Ashです!」とステージいっぱいを使いながら、「横の奴と肩組んで、ロックフェスやろうや!」と煽りつつ歌唱します。
重低音が臓器に響く「Mix It Up」、一転して爽やかなナンバー「ROCKET DIVE」と続き、「出し切れ!フェスはオーディエンスのものだ!」と「The Show Must Go On」でオイオイコールが起こります。「ひたちなかー!」と雄叫びをあげ、「去年のスプリットツアーのライブハウスに主催者が来てくれて、BONEZとDragon Ashに出てくれないかって言われたんだ」と、オファーのエピソードも披露します。「それに応えるためにも、バチクソ夏だったと言えるライブをする!」と語り、「ひたちなか調子どうだ!」と掛け声に変えて「La Bamba」へ。
「タオル、誰のでもいいからぶん回せ!」とさらに盛り上げ、The BONEZのZAXがパーカッションで参加していることも紹介します。上半身裸になった降谷建志が「もっと声上げろ!」と叫び「Fantasista」へ。The BONEZのT$UYO$HIもベースで加わり、圧巻のソロプレイを披露します。
降谷建志は「俺たちもう年だけど、今日誰のライブが1番ロックだったかってやつにノミネートしたい。俺たちだけで足りなかったら、どっちが勝ってるか見てくれ!」と語り、JESSEを呼び込み、「Straight Up」を披露。The BONEZのステージに続き、再び熱いラップを響かせました。
ラストは「またライブハウスで会いましょう。くっちゃくちゃでいい、みんなの踊り方見せてくれ」と「New Era」。観戦エリアにはスマホライトが揺れ、「その一個一個、ここに来たお前らがフェスを作っている」と歌い上げました。最後に5人が整列し、最敬礼。後方ではJESSEが「Straight Up」の大旗を掲げていました。
<セットリスト>
01. For divers area
02. Mix It Up
03. ROCKET DIVE
04. The Show Must Go On
05. La Bamba
06. Fantasista
07. Straight Up feat.JESSE
08. New Era
米米CLUB
2日目のオーラスは米米CLUBです。ジングルが鳴ると、バンドメンバーとホーン隊BIG HORNS BEE、真っ白な衣装のダンサー・チームSUE CREAM SUEが登場します。楽器の音が響く中、カールスモーキー石井(石井竜也)が黒の紋付羽織袴で現れます。
「お控えなさって、我々大米米興業組合、最後までよろしゅーおたのみ申す」「右も左もバカなやつばかりではありませんか!」と任侠口調の口上で笑いと拍手を誘います。続けて「さて浪漫。いくつになっても不倫ばかりの人生、汚れ切ったこのカラダ、歌って見せましょう」と語り、「浪漫飛行」でスタート。ほっこりした気持ちで聴き入りました。モニターには「命米魔性-大米米興業組合-」と毛筆で表示されていました。
「やはり人間一人では生きていけない、君がいて俺がいる。さて隣にいる人に無理やりディープキスしてください」とまたも笑いを誘いながら「君がいるだけで」へ。石井竜也は「LUCKY FES.初出場、いのちこめましょう!」とモニターの言葉の読み方を解説します。前回までは石井竜也としての出演でしたので、米米CLUBとしては今回が初出場ということになります。
「最後にやればいい2曲をやってしまい、ちょっと困ってますが、TUBEの曲は歌いたくない。大先輩加山雄三じゃなくて、サザンオールスターズの熊田さんのね」と冗談を交えつつ、「いとしのエリー」を命米魔性バージョンで披露。ラッパ隊の音が効き、演奏も歌唱もさすがのクオリティです。「どうでやんすか!?夏っぽいでしょ?後ろの方も立ち上がったけどそのままで」と「日本の夏」、ど下ネタ満載の一曲で大合唱が起き、会場は爆笑に包まれます。
「うちの頭の登場です。この間大河ドラマに出たらしい」と紹介されたのはジェームス小野田。サングラスにスキンヘッドの彼が登場し、「誰も知らない曲」を豊かな声で歌い、拍手喝采。その後も輪唱で会場を盛り上げ、「狂わせたいの」をカバー、間奏には「ジンギスカン」も挟み込みます。
長らくサックスが吹けなかったフラッシュ金子も紹介され、「また吹けるようになったぜ!」と復帰を報告。ラストは「Shake Hip!」で大合唱とともにフィナーレ。おしりを振って踊りながら、大盛り上がりの中ステージを後にしました。アンコールも沸き起こりましたが、残念ながらアンコールはなし、「Lucky Fes. Star Light Show」に移り、2日目が締めくくられました。
<セットリスト>
01. 浪漫飛行
02. 君がいるだけで
03. いとしのエリー
04. 日本の夏
05. 誰も知らない曲
06. 狂わせたいの
07. Shake Hip!

まとめ
今日はロックンロール中心のラインナップではありましたが、異種格闘技のようなバリエーションの豊かさを感じる一日でした。主催者発表では、昨日が38,500人、今日が20,500人と、過去最高の動員が確実となっています。
オーディエンスを「フレンド」と呼ぶ、少々照れくさいコミュニケーションや、撮影レギュレーションを明確化するなど、LUCKY FES.ならではの独自性も、だんだんと心地よくなってきました。明日、最終日も天気を含め、素晴らしい一日になることを願っています。みたらしゴローでした!


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