こんにちは、みたらしゴローです。今日はさいたまスーパーアリーナに来ています。土曜日は出張の疲れを癒して休養も充分。朝から久しぶりにジムで汗を流し、早めに会場へ向かいました。予想に反してグッズ列はとてもスムーズで、つい少し多めに買ってしまいました。対応がしっかりしていると売り上げも伸びそうですね。
今回のチケットは整理番号のみ記載されており、入場時に席番号が発券されるシステムです。転売対策として効果的で、席が分からないワクワク感もあり、素晴らしい仕組みだと感じました。私の席はスタンド200レベルのやや後方。たまアリのスタジアムモードは改めて見ると本当に馬鹿でかいですね。ステージ構成は、メインステージに加えてフロア中央左右に伸びる離れ花道、さらに最後方に小さなバックステージという配置です。
開演までに無線ペンライトの設定を済ませ、アナウンスに従って動作確認も完了。準備は万端です。それでは、ライブの様子をお伝えします。


ライブレポート
ジングルが流れると、モニターに野良猫風の「じっぺぇ」が現れ、荒れ果てた砂漠で「ここには人がいっぱい。この世界は大変なことに。運命の戦士を見つけなきゃ。あの子たちを呼ばなきゃ」と語ります。そして観客と一緒に「ますかるのゆあ ふるふるる」と唱えると、メインステージ上方に並んだ7個のハート型コンパクトが開き、メンバーが登場。1人ずつコメントが語られ、最後に「君がいないと始まらないよね。真っ赤なハートは7人のエネルギー」と紹介された月足天音のコンパクトだけが空っぽでした。ナレーションの声は、聞き覚えがあると思ったら、きゃりーぱみゅぱみゅでした。
メンバーは下に伸びるレールを使い、ゴンドラのように下降してメインステージへ。登場時はメンバーカラー一色のボリューミーなドレス姿で、「かがみ」からスタート。歌詞冒頭の「ますかるのゆあ ふるふるる」で曲が一瞬止まり、メンバーがステージ裏に消えると、なんと開始数十秒で衣装チェンジ。白を基調にしたハイロードレスに変わっており、一色に見えた最初のドレスはマントだったことが判明します。
続いて「NEW KAWAII」では、仲川瑠夏の「盛り上がっていきまっしょう!」の声がこだまし、「あれかわいい、これかわいい……」のフレーズでは「FRUITS ZIPPERが大好きなみんながNEW KAWAIIだと思います!みんな大好きだよー!」と全員で歌いました。
「うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!」と続く中、月足天音の紹介パートでは全員がユニゾンで「SSAのみんな、すいとーよ!」と叫びます。鎮西寿々歌の1発ギャグコーナーでは「SSA、SSA、SSA、さいたまこの辺、日本のこの辺」と指でエアー地図を描き、「さいたまスーパーアリーナ25周年おめでとうございます。100周年も呼んでください!」と見事にまとめました。スタートから噴出花火など豪華な演出で、会場の熱気は最高潮に達します。
整列して「みなさん、こんばんは!」と挨拶があり、「全員が今までで一番楽しめるように頑張ります!」と一人ずつ挨拶していきます。真中まなは「初めての人にも好きになってもらいます」、櫻井優衣は「最終日でちょっとだけ寂しいけど、大好きなSSA、頑張ります」と話します。早瀬ノエルは「昨日の大盛り上がりを超えられますか!」と会場に問いかけ、松本かれんは「崎玉スーパーアリーナ盛り上がってますか!」と、自信満々に「銀テープの誤字」を自虐して笑いを誘います。仲川瑠夏は「昨日は明日もあるやんけ!」と謎のテンションで何を言っているのか分かりませんが、とにかく頑張るそうです。鎮西寿々歌は「以前すぐ近くに住んでいて、憧れの場所に立ちたいという夢が叶いました」と感慨を語り、続けて月足天音の人形を使って腹話術のように話し始め、会場は思わず失笑します。
櫻井優衣が「改めて3周年、そしてさいたまスーパーアリーナは25周年」と感謝を伝え、配信カメラにも向けて挨拶します。真中まなは「6月のアリーナモードのライブ以来、今回は“スーパーアイドル”ということで、ビルの4階相当の高さの魔法のコンパクトから登場しました」と話し、鎮西寿々歌は「私、高所恐怖症だけど大丈夫でした。真中まなさんが震えてた」と暴露。真中まなは「自分がミスると落ちるのが怖くて…」と本音をこぼします。櫻井優衣は「一曲目で途中で変身したんですよ!」とティアラなどキラキラの衣装の紹介も忘れません。客席の隅々まで見渡しながら「初めての人!?6月に来た人!?」と問いかけ、真中まなが「全員やないかい!」「今のはチケット料金に含まれてません!」とテンポよくツッコミを入れる、わちゃわちゃしたMCタイムでした。
タオルを持っている人は振ってくださいと呼びかけ、夏の定番「ふれふるサマー!」へ。月足天音のパートは他のメンバーにしっかり割り振られているようで、この曲では松本かれんが歌詞を飛ばしてしまいましたが、そこだけで済み、短期間で完璧にカバーしていたのが見事でした。
「ぴゅあいんざーるど」ではステージがムービングして、アリーナ中央の離れ花道まで移動しながらパフォーマンス。序盤からフルスロットルです。長めのアレンジイントロから「まだまだ盛り上げていきますけど、ついてこれますか!?」と煽って「RADIO GALAXY」へ。アソビシステムらしいサウンドに乗せて「宇宙まで飛んでいくぞ!」と叫び、クラップのレクチャーを経て、3周年記念ソング「さん」へと続きます。一緒に歌って踊ってくださいと呼びかけ、「ありがとさん!!」で締めくくり、盛り上がりは最高潮に。センター花道の両端には高所作業車のようなゴンドラがあり、スタンド席にも近づいてくれて、観客との距離が一気に縮まりました。
メンバーが一旦ステージからはけると、モニターに猫の「じっぺぇ」が再び登場。「ふるっぱーのみんなありがとう。街に平和が戻ったよ。でも、ここからが本当の戦い」と語りますが、ふるっぱーの返事はなく、楽屋に探しに行く展開に。櫻井優衣は寝ていて、「ゆいちゃーん!」のコールでみんなで起こそうとします。他のメンバーも次々登場。早瀬ノエルは家具に挟まれて寝ており、なかなか起きません。仲川瑠夏はソファーからずり落ちた体勢で寝ていて、起こすと何やら吠えます。真中まなは逆立ち状態で爆睡というカオスな展開に。最後は全員で呪文を唱えてメンバーを呼び戻します。
「ふるっぱーりー!」の雄叫びとともに、黒にメンバーカラーの差し色が入ったショートパンツ衣装で再登場。「ふるっぱーりー!」を初披露し、曲中ではメンバーのニックネームをコール&レスポンスで繋ぐ、ダンスチューンの新曲で大いに盛り上がりました。
インタールードを挟んで、ソロパートに移行します。メインステージでは櫻井優衣が「Spotlight」を歌い、センター花道の上手先端では鎮西寿々歌が「ぱーすとめいみー」を披露。再びメインステージに戻り、早瀬ノエルが「末っ子パラドックス」。続いて、センター花道の下手先端では仲川瑠夏が「Chill Out」を歌い上げます。さらに、ムービングステージでメインステージから最後方まで移動しながら松本かれんが「すーぱーかれんたいむ」を披露し、「俺も!」という大コールが巻き起こります。そして最後方に真中まなが登場。ステージに上がり、センターステージまで移動しながら「マナカマナカマナ」を披露し、センターステージで全員が集合。「Co-個性」を披露します。
真中まなは「ありがとうございます。今回が初めてのパンツスタイルの新衣装です」と語り、櫻井優衣は「ポイントは黒のレースです。少しずつ違ってるところに個性があるんですよ」と紹介。ソロメドレーは生誕祭以外では初めてとのことで、松本かれんは「一番奥まで行けて嬉しかった」と満足げな表情を見せます。新曲初披露にも触れ、仲川瑠夏は「最高でしたか!?『マナカマナカマナ』に似てるでしょ?同じミチトモさん、通称“まなおじ”の制作なんです。フェスとかで盛り上がりましょう!」と呼びかけます。
かっこいい衣装に着替えて「Going!」の手振りのレクチャーを行い、ライブは再び加速します。「さいたまスーパーアリーナの本気を見せてください!」という煽りとともに、「Going!」「Re→TRY & FLY」「We are Frontier」「スターライト・ヴァルキリー」と怒涛の連続パフォーマンス。ラストは爆発の特効で、クールで熱いコーナーを締めくくりました。
ここで再びモニターに猫の「じっぺぇ」が登場。「みんな、どこに行ったの?」と楽屋を探しに行きます。松本かれんはハンガーにぶら下がったまま眠っており、起こすと寝ぼけたまま反応。鎮西寿々歌はどこかに挟まって眠っていて、なかなか起きずに「死んじゃったの!?」と心配されます。櫻井優衣はひたすらサインを書いており、仲川瑠夏と真中まなはなぜかビーチで遊んでいます。早瀬ノエルを呼ぶと、赤ちゃんの時の写真が映し出され、笑いを誘います。
最後はみんなで呪文を唱えると、モニターに「次の曲は動画撮影可能」と表示され、メンバーは胸に大きなハートが刺繍されたドレス衣装で再登場します。
「ピポパポ」でライブが再開、2曲目の新曲が披露されました。変調やコール&レスポンスのポイントがたくさん盛り込まれた、盛り上がり必至の楽曲です。

「SNSに上げてください!新曲、初披露しました!」「今日から配信も始まっているので、たくさん愛してください」と呼びかけたあと、新衣装の紹介に移ります。真中まなは「ハートの部分はグッズ化されるので、私たちの心臓部を買ってください!リボンの部分はチケットのデザインにもなってます」とコメント。各メンバーが、袖やリボン、キラキラティアラなど、それぞれのお気に入りポイントを語り合いました。
かわいい曲コーナーへ突入し、「好き、お願い」から「ハピチョコ」「わたしの一番かわいいところ」へと続きます。メンバーのかわいい煽りに加え、ステージにはシャボン玉が舞い、「フルーツバスケット」ではムービングステージを駆使しながらパフォーマンス。仲川瑠夏は体力を出し切るかのように、時折ステージに突っ伏したまま歌う姿が印象的でした。高所ゴンドラに乗った松本かれんは、怖さからか手を振ることもできず、柵にしっかりとつかまっていました。
「かわいい曲を続けて披露しました。3年で持ち曲が増えて、たくさん詰め込みました」と真中まなが語り、「かわいかったですか!?」とMCが始まります。かわいいだけじゃなく、かっこいい私たちも見せたいと話し合ってセトリを決めたこと、ダンストラックにも力を入れたことなどを語り、いよいよラストスパートです。
「ずっと、ずっと、ずっと」、そしてデビュー曲「君の明るい未来を追いかけて」天音コールが会場を包み、客席では月足天音のぬいぐるみを抱えたファンの姿がたびたびモニターに映されました。今日一番の大声援が起き、感動のあまり涙を流す人も。最後は「皆でお祝いしましょう」と「超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~」を披露し、コールと手拍子に包まれて、銀テープが舞いました。
アンコールに応えて、再び「ピポパポ」をパフォーマンス。グッズユニフォームにフリフリスカートというかわいいスタイルで登場し、ムービングステージからサインボールを客席に投げ入れます。
MCでは鎮西寿々歌が「改めて、さいたまスーパーアリーナスタジアムモード、ひろーい!!」と驚きの声を上げ、真中まなが「猫ちゃん、実はきゃりーぱみゅぱみゅさんでした!」と明かします。「ここまでの演出で、何が一番良かったですか?」という問いかけには「全部!」という答えが返ってきて、早瀬ノエルも「私も全部だけど…シャボン玉!気を取られて立ち位置の移動忘れた!」と笑いを誘います。その後、小さな残ったシャボン玉に近づこうとするノエルに対し、仲川瑠夏が「気をつけて!落ちちゃう」と守る場面もあり、微笑ましいやり取りが続きます。
鎮西寿々歌は「2周年の武道館ライブを超えたいと思って、たくさんやりたいことを詰め込みました。パワーアップしてましたか!?」「今度は7人で!」と語り、100周年の話や年齢ネタなど、わちゃわちゃしたMCで盛り上げます。「もう少しだけ聴いてください」と再びライブへ。
「BABY I LOVED」、そして鎮西寿々歌が「ファンの皆さんに感謝と愛を込めて」と紹介し「虹」を披露。そして本当に最後の曲、「完璧主義で☆!!」……と思いきや、突然VTRが始まり、メンバーが戸惑います。
映し出されたのは、グループ結成から始動、初ライブ、そしてどんどん大きくなっていく会場。奇跡ではなく、地道に努力を重ねた3年間の軌跡が流れます。「素晴らしい景色をありがとう。そして四年目おめでとう」というメッセージで、映像は締めくくられました。
これで終わりかと思いきや、「特報」のVTRが流れ始め、「史上最大級の祝祭」など、東京ドームを連想させる文字が次々と映し出され、会場からは思わず驚きの声が漏れます。
センターステージで体育座りしながらVTRを見ていたメンバーたちは、事態を察し、肩を小刻みに揺らし始めます。そして「桁外れの野望、笑うのは野暮」というフレーズとともに、東京ドーム公演が正式に発表されました。メンバーたちは飛び上がって円をつくり、号泣しながら抱き合います。客席も大興奮と感動のあまり、もらい泣きの渦に包まれました。
「おめでとう!」の声が飛び交う中、真中まなが気丈に「はい、FRUITS ZIPPER、2月1日東京ドーム公演決まりました!」と発表しますが、続けて泣き崩れながら「知ってたように言ってるけど、今初めて知った」と本音を吐露。メンバーは「野球とかいっぱいで取れないって言ってたのに!」「あと半年だよ!」「ついてきてくれますか!?」と、ありえないくらい顔をくしゃくしゃにして大号泣。「もっともっと大きい景色、東京ドームも出たいって言ってたし、本当に嬉しい」と、あふれる思いを語ります。
会場からは祝福の大拍手が止まらず、涙もなかなか止まりません。「準備期間や、全員揃っていなかったこともあって不安だったけど、昨日と今日のライブが本当に楽しかった」「絶対に来てください!」と、想いをこめて呼びかけます。
「最後の曲、行っちゃいますか?歌えるの?みんな一緒に歌って!」と、「完璧主義で☆」を披露。会場中が涙と声でひとつになり、メンバーも涙をこらえきれず、顔をぐしゃぐしゃにしながら歌いきりました。
整列して涙を拭きながら、4年目の「4」のポーズで記念撮影。続いて「わたしの一番かわいいところ」のTikTok撮影、さらにアジアツアーやシングル発売などの告知も行われました。
仲川瑠夏は「いっぱい目標がある。紅白歌合戦、そしてレコード大賞、ドームツアーにも連れて行きたいし、世界中にもたくさん行きます。信じてついてきてね!」「絶対7人でSSA来ような!」と力強く宣言。最後には「SSA!SSA!SSA!」とふざけ倒しながらファンサをして、メンバーは最初に登場したゴンドラにそれぞれ乗り込み、魔法のコンパクトへと戻っていきました。
<セットリスト>
01. かがみ
02. NEW KAWAII
03. うぇるかむとぅ~ざ♡ふるっぱー!
04. ふれふるサマー!
05. ぴゅあいんざーるど
06. RADIO GALAXY
07. さん
08. ふるっぱーりー!
09. Spotlight
10. ぱーすとめいみー
11. 末っ子パラドックス
12. Chill Out
13. すーぱーかれんたいむ
14. マナカマナカマナ
15. Co-個性
16. Going!
17. Re→TRY & FLY
18. We are Frontier
19. スターライト・ヴァルキリー
20. ピポパポ
21. 好き、お願い
22. ハピチョコ
23. わたしの一番かわいいところ
24. フルーツバスケット
25. ずっと、ずっと、ずっと
26. 君の明るい未来を追いかけて
27. 超めでたいソング~こんなに幸せでいいのかな?~
EN1. ピポパポ
EN2. BABY I LOVED
EN3. 虹
EN4. 完璧主義で☆


まとめ
超ビッグサプライズの発表がありました。おめでたい1日。今日はほぼ完璧に月足天音のパートをカバーし、メンバー全員が素晴らしいライブを魅せてくれました。
大感動の、素晴らしすぎるライブをありがとうございました。みたらしゴローでした!
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