こんにちは、みたらしゴローです。今日も昨日に引き続き幕張メッセです。今日はASOBIEXPOということで18年目のアニバーサリーです。会場は昨日と同じで、屋外にはキッチンカー、11ホールは物販と展示スペースになっています。開場後にオープニングアクトのパフォーマンスがあるとのことで、開場時間に合わせて向かいました。展示スペースを見学していると、モンスターガールが紫のモンスターと一緒に徘徊していました。入場すると昨日のBステージは撤去されており、メインステージのみのようです。Aブロックの10列目あたりという良席でテンションが上がります。少し時間が経つとオープニングアクトが始まりました。それではライブの様子です。



ライブレポート
オープニングアクト
砂月凜々香
開演の1時間15分ほど前、一人目のオープニングアクトは砂月凜々香です。Urban Meditationの「Jet Stream」でブラウスに黄色のアウター、ダメージジーンズ姿で登場し「フタツナイアイ」を披露しました。「シンガーソングライターの砂月凜々香です」と自己紹介し、ASOBISYSTEMの18周年を祝って8年目初のワンマンライブの告知を行いました。2曲目はエレキギターを抱えてアップテンポな「キレイゴト」を披露しました。
<セットリスト>
01. フタツナイアイ
02. キレイゴト
bala
少しインターバルを挟み、2組目は白トップスとデニムミニで揃えた2人組のbalaです。ダンスチューン「barla」で盛り上げ、「ASOBISYSTEM18周年おめでとう、少しでも覚えていってください」と挨拶し、「トーキョーサバイバー」でさらに会場を盛り上げました。「かっこかわいいアーティスト、一日楽しんでいきましょう」と言ってステージを降りました。
<セットリスト>
01. barla
02. トーキョーサバイバー
かわにしなつき
続いて、かわにしなつき、黒いキャミソール風のインナーにデニムジャケット、デニムパンツのボーイッシュな装いで登場しました。「シンガーソングライターのかわにしなつきです!」と挨拶し、「理想的ガール」と「optimism」を披露しました。「改めまして」と再び挨拶し、18周年を祝福すると歓声が上がり、観客と声出しを楽しみました。普段はピアノ弾き語りで活動していることや、8月に主催する4マンライブの告知をした後、「バター」を歌唱し、最後は明るい手拍子に包まれながら「晴れ、時々風まかせ」を披露しました。「ひらがなで活動しているので探してね」と締めました。
<セットリスト>
01. 理想的ガール
02. optimism
03. バター
04. 晴れ、時々風まかせ
近藤夏子
派手な赤の差し色のリボンがかわいいドレスで登場し、「こんにちは、近藤夏子と言います!」と元気に挨拶しました。せっかくだからと端から端まで観客に挨拶し、「ASOBISYSTEMを応援している人は温かい」と話し、はじめましての人はいるかと尋ねると大勢の手が挙がりました。15周年、大阪でラジオをしていることを自己紹介として話し、「嘘ついて」と言って「知ってる人!?」と観客を弄り、「何でこんなに喋っているかというと、持ち時間が10分しかないのに曲を一曲だけしか持ってきていないから」と明かすと「えー」と歓声が上がりました。「なんて優しいの」と言いながら、誰を見に来たのか観客に尋ね、さらにトークを続けました。「リーダーズはデビュー前にラジオに呼んだ」とエピソードを語り、盛大な声出しを経て渾身の一曲「Good day by day」を歌い上げました。
<セットリスト>
01. Good day by day


CUTIE STREET
いよいよ本編です。ジングルと全出演者の映像が流れ、トップバッターはCUTIE STREETでした。タイムテーブルが公表されていないのでドキドキします。かっこいいSEでメンバーが登場すると、かわいいという悲鳴が上がります。「ひたむきシンデレラ」でスタートし、大コールとコール&レスポンスで一気に盛り上がりました。盛大なオイオイの煽りから「CUTIE STREETでーす、最後までよろしく」と挨拶し、「ちきゅーめいくあっぷ計画」でかわいさ全開です。
改めて一人ずつ自己紹介し「楽しんでますか!?大きなお祭り盛り上げられるように頑張ります!」と観客を煽りました。サイドポニーテールの増田彩乃が特にかわいいです。次の曲は動画撮影可能とのことで「今日も1日仲良くね」と紹介し、真顔で踊るパラパラと「適当に生きるな!」のフレーズがバズり中の「キューにストップできません!」を披露しました。
ラストはふーりんが観客に質問し「いいよ!」という声が飛ぶ中、「まだまだ盛り上がっていいですか!?」と叫び、「かわいいだけじゃだめですか?」で締めました。最後に2ndシングル発売が水曜日に迫っていることを告知し、18周年のお祝いの言葉を叫びました。
<セットリスト>
01. ひたむきシンデレラ
02. ちきゅーめいくあっぷ計画
03. キューにストップできません!
04. かわいいだけじゃだめですか?

Toua
続いてはTouaでした。白いパンツに真っ赤なトップス、ウェーブがかった金髪が映える衣装で登場しました。「MY Routine」を歌いながらダンサーを引き連れ、クセのある楽曲を力強く歌い上げました。
「こんにちは、Touaです!」と挨拶し、ASOBISYSTEM18周年のお祝いと感謝の言葉を述べました。友達に向けて書いたという「BEST FRIEND」を披露し、ダンサーが一旦退場すると「MEmories」をしっとりと歌い上げました。ラストはコール&レスポンスを楽しみたいと「オッケー」のフレーズ練習を行い、「こんなに言ってくれるとは思わなかった」と喜び、動画撮影可能として「I am I」をフロアと一体になって歌いました。
<セットリスト>
01. MY Routine
02. BEST FRIEND
03. MEmories
04. I am I

Klang Ruler
転換中にバンドセットが組まれ、「ASOBIEXPOにお越しの皆様、準備は良い!?」というナレーションをSE代わりに、サングラスに白いトレーナー姿のyonkey、白のノースリーブに膝に大きな穴の空いたダメージジーンズのやすだちひろが登場しました。「Klang Rulerです、よろしく」と挨拶し、「アンビリーバブル」でスタート、そのまま「タイミング〜Timing〜」へとつなぎました。懐かしい楽曲で、村川緋杏の名前のルーツとしても知られています。
続いてyonkeyが「リーダーズ、カバーしていいですか?」と話し、ジャズアレンジの「オトナブルー」を披露しました。「まだまだいけますか!?」と煽り、「レイドバックヒーロー」では大合唱を仕掛け会場をさらに盛り上げました。やすだちひろが「今日はどんな人たちと出会えるのか楽しみでした」と改めて挨拶し、「TeenageBlue」を披露。最後の曲は撮影可能として「ララバイ」を演奏し、ステージを広く使って爽やかに締めました。
<セットリスト>
01. アンビリーバブル
02. Timing(ブラックビスケッツ)
03. オトナブルー(新しい学校のリーダーズ)
04. レイドバックヒーロー
05. TeenageBlue
06. ララバイ

Piki
次はFRUITS ZIPPERの松本かれんとCUTIE STREETの桜庭遥花によるユニットPikiです。お揃いの真っ白なメイドドレスとメイドカチューシャで登場し、「Kawaii Kaiwai」を披露しました。グループ活動とは違い、ダンスがなく横に並んで歌唱する場面が多く、意外にも松本かれんの方が背が高いことに気づきます。グループ内だと相対的な身長差が見えにくいのだと実感しました。
挨拶の後、「Kawaii Kaiwai」がテレビアニメ「その着せ替え人形は恋をする」とのタイアップ曲であることを紹介しました。そして新曲「Tell me Tell me」はテレビ東京の番組「おはスタ」とのタイアップ曲で、かわいらしく初披露しました。
<セットリスト>
01. Kawaii Kaiwai
02. Tell me Tell me
SWEET STEADY
急に転換インターバルが短くなり、オリジナルのOvertureをSEにカッコよく登場しました。「Call me, Tell me」で始まり、続けて動画撮影可能な「ぐっじょぶ!」を披露しました。そして早くも最後の曲として「SWEET BLOOM」を演奏しました。サッカーのアンセムのような間奏が印象的です。
改めて挨拶とイベントへの感謝を述べ、淡い白の横グラデーションが入った新衣装について紹介しました。「夏にたくさん会いましょう」と告げ、シングルリリースと秋のツアーの告知を行い、ステージをあとにしました。
<セットリスト>
01. Call me, Tell me
02. ぐっじょぶ
03. SWEET BLOOM
CANDY TUNE
わずかなインターバルでCANDY TUNEが登場しました。Overtureに合わせ颯爽と登場し、「キス・ミー・パティシエ」で「こんにちは!CANDY TUNEです!」と元気にスタートしました。大声援と大きなコールが会場を包みました。続いて自己紹介ソングの「絶対きゃんちゅー宣言っ!」を披露しました。
「はじめまして」と改めて一人ずつ自己紹介を行い、「まだまだ盛り上がっていけますか!?」と観客を煽り、撮影可能なキラーチューン「倍倍FIGHT!」で会場は大盛り上がりでした。立花琴未の湯切りポーズには特に大歓声が上がりました。
ここで突然の休憩時間に入り、アナウンスでは1時間の休憩と告げられ、会場からは疑問の声も上がりました。予定通りだったのか、この後発表された松本かれんの回復のための時間調整だったのかは謎のままです。
<セットリスト>
01. キス・ミー・パティシエ
02. 絶対きゃんちゅー宣言っ!
03. 倍倍FIGHT!

Kizuna AI
長い休憩明けはVTuberのパイオニアKizuna AIです。大画面に片方の肩紐がはだけたデニムビスチェとダメージデニム姿で登場し、「ASOBIEXPOにお越しの皆様、お元気ですか!?」「あれ!?休憩を挟んだから元気ないね」と挨拶しました。「今回出演ということで、共演がすごい方ばかりで楽しみでした!」と語り、「2月に活動再開してから初ライブで、バーチャル出演は自分だけ」と話して、活動再開後にリリースした2曲、動画撮影可能として「かもね」と「ホワイトバランス」を歌いました。
「初めて聴く方も多かったと思うけど、サイリウムがキラキラしていて嬉しかった」と感想を述べ、「アウェイかもしれないけど、Kizuna AIに会いに来た人?はじめましての人?」と問いかけます。「自分で言うのもなんだけど、VTuberの始祖と言われています。3年ほど休業していました」と話し、ライブに戻ります。
新曲初披露として「ハンドサイン」を歌い、「future base(Homecoming ver.)」を続けて披露しました。「ハンドサイン」のリリースとライブの告知も行いました。たまに言葉がつかえる様子がリアルで印象的です。名前を覚えてとコール&レスポンスを行い、さらに新曲で9月リリース予定の「おまじない」、最後は「Hello, Morning(Homecoming ver.)」のハローの輪唱で締めました。
<セットリスト>
01. かもね
02. ホワイトバランス
03. ハンドサイン
04. future base(Homecoming ver.)
05. おまじない
06. Hello, Morning(Homecoming ver.)

FRUITS ZIPPER
短いインターバルの後、Overtureとともに登場したのはFRUITS ZIPPERでした。しかし現れたのは5人だけで、直前にSNSで発表された通り、先ほどパフォーマンスをした松本かれんが体調不良で休演、もともと休演予定だった月足天音も不在です。
「ASOBIEXPO盛り上がっていくぞ!」と叫び、「NEW KAWAII」でスタートしましたが、2人の声はオケで流れ、ステージは少し寂しい印象になり、フロアにも動揺が広がりました。
「あれかわいいこれかわいい」のセリフは櫻井優衣が担当し、「18周年を迎えたASOBISYSTEMが…」と歌いました。続いて「わたしの一番かわいいところ」、そして3周年記念ソング「さん」を披露しました。「皆さんこんばんは!」と元気に挨拶し、1人ずつ自己紹介を行いました。真中まなは「KAWAII MONSTER CAFE知っていますか?今日はモンスターガールがいるかもしれないので、会えたら声をかけてください」と話し、櫻井優衣は「ASOBISYSTEMは先輩も後輩もスタッフさんも大好きで、どんどん盛り上げていきたい」と語りました。早瀬ノエルは「なぜか勝手に緊張しています」と報告し、仲川瑠夏は「髪色やネイルを自由にさせてくれるASOBISYSTEMが大好きです。頑張ります!」と宣言しました。鎮西寿々歌はパジャマ風の新衣装を紹介し、真中まなから改めて2人の欠席が報告されました。その後グループとしての自己紹介を行い、会場をさらに盛り上げました。
撮影可能として「かがみ」を披露し、ラストは「完璧主義で☆」でオイオイコールやコール&レスポンスの大合唱で不安を吹き飛ばしました。最後にさいたまスーパーアリーナでの最大規模ライブへの意気込みとGoogleとのコラボを告知し、新しい学校のリーダーズへとバトンを渡しました。
<セットリスト>
01. NEW KAWAII
02. わたしの一番かわいいところ
03. さん
04. かがみ
05. 完璧主義で☆

新しい学校のリーダーズ
転換中にモニターに「全曲動画撮影可能」と告知が表示されます。やがてチャイムが鳴り、「Essa Hoisa」のSEに合わせてメンバーが登場しました。SUZUKAが「ウィーアー新しい学校のリーダーズ!」と挨拶し、「Go Wild」でライブがスタートしました。法被を羽織って「Toryanse」を披露し、ワンマン翌日とは思えないキレのあるダンスで観客を圧倒します。
「幕張メッセ、こんばんは!新しい学校って叫んで!」と呼びかけ、「Don’t be shy」のコールアレンジされたイントロから「私たち大人ぶっちゃっていいですか!?」と煽り、「オトナブルー」では観客に首を振るよう促し盛り上げました。ホウキのマイクスタンドが持ち込まれ、「ASOBISYSTEM、あーみー社長ありがとう!」と叫んで「Arigato」をパフォーマンスしました。
SUZUKAが「皆様、ありがとう!」とお馴染みの「個性や自由ではみ出していく」の挨拶をし、組体操を軽めに決めます。「皆様、遊び足りてますか!?」「なるほど、このあとのライブにかかってるってことですね!」「遊ぶ準備できてますか!?」と声出しをし、再び感謝を述べました。RINは「昨日結成10周年でここでライブをしました。体も心もバッキバキ、メッキメキです」と語り、「ここからもぶっ飛ばして行く!」と宣言しました。「様々なアーティストのファンだろうけど、ASOBISYSTEM、KAWAIIと新しいを世界中に」と語り、学ランを羽織って「Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)」を披露し、フロア全体がジャンプで再び熱気に包まれました。
学ランを脱ぎ捨て「Tokyo Calling」では、SUZUKAがフロアに乱入して半周し、ファンと交流しました。「お元気ですか!?遊び足りてますか!?」と問いかけ、客席の中年男性に「おっさん!誰のファン!?」「FRUITS ZIPPER!?」「かわいい」「新しい学校のリーダーズも!?」「かわいい」とやり取りし、全力で青春している様子が印象的でした。「高そうな壁も乗り越えて行く」と叫び、最後は「One Heart」でピースフルな大合唱となりました。最後にモニターにKANONが撮影したという中川悠介の顔写真が映し出され、メンバー全員で拝みながら「ASOBISYSTEM最高‼︎」と叫び、次のレジェンドのステージへとバトンを渡しました。
<セットリスト>
01. Go Wild
02. Toryanse
03. オトナブルー
04. Arigato
05. Pineapple Kryptonite(Yohji Igarashi Remix)
06. Tokyo Calling
07. One Heart


きゃりーぱみゅぱみゅ
オーラスはきゃりーぱみゅぱみゅです。オリジナルSEとともにきゃりーダンサーズと登場し、真っピンクにブルーのリボンと花飾りがあしらわれたドレス姿で「ASOBIEXPO‼︎」と絶叫し、「ファッションモンスター」でライブがスタートしました。フロアは早くも大興奮です。
「ただいま!」「ASOBISYSTEMのみんなの夢のようなフェスで復帰できて幸せ」「赤ちゃん産みました」と話すと、「ママ!」とコールが飛びました。「18の時から、あーみー社長が結婚しても出産しても続けて欲しいと言ってくれていて、当時は実感がなかったけど、今こうして実現できました」と語ります。
「私のライブは歌ったり踊ったりしますが、ヲタが多いから大丈夫かな」と笑いながらダンスレクチャーを行い、「キミに100パーセント」と「CANDY CANDY」を披露しました。観客の合唱を促し、キレのあるダンスで会場を盛り上げます。
「楽しんでますか!?ご飯は7時間抜きなの!?」と問いかけ、新曲を初披露しました。動画撮影可能で、ノリ方はヘドバンでもOKと告げて「KURU KURU HARAJUKU」を歌います。歌い終わると「シーンとなるなよ!かっこいいでしょ!」と会場を盛り上げ、10月のライブ開催を告知しました。続いて「にんじゃりばんばん」を披露し、つなぎを挟んでラストソング「原宿いやほい」では盛大なオイオイコールが響き渡りました。すっかりニューカワイイママとしての貫禄を見せつけました。
アンコールでは「きゃりー」コールに応えて再登場し、「アンコールありがとう、楽しんでいただけましたか!?」と挨拶しました。最後に特別バージョンとして「PONPONPON」を披露し、終盤には全出演者が登場して一緒に踊りました。銀テープが発射され、全員で記念撮影を行い、きゃりーぱみゅぱみゅが来年の開催を告知しました。最後に社長の一言として中川悠介が「社長コール」に応えて登場し、「本当にありがとうございました。会社を作って18年で最高の景色です。みんなめっちゃ頑張っているので応援よろしくお願いします!」と話し、全員で「またね!」と幕を下ろしました。
<セットリスト>
01. ファッションモンスター
02. キミに100パーセント
03. CANDY CANDY
04. KURU KURU HARAJUKU
05. にんじゃりばんばん
06. 原宿いやほい
EN1. PONPONPON

まとめ
途中の長時間休憩は驚きでしたが、結果的に集中して観戦できたとも言えます。時間配分の難しいフェスでしたが、FRUITS ZIPPERのメンバーの休養による不安も、2週間後に迫る最大規模ライブへの期待と共に残りました。
しかし、ワンマンライブ翌日の新しい学校のリーダーズによる渾身のパフォーマンスや、復帰し母となったきゃりーぱみゅぱみゅの圧巻のステージが、その不安を吹き飛ばしてくれました。来年もぜひ開催してほしいと思います。みたらしゴローでした!

コメント