こんにちは、みたらしゴローです。本日は有明アリーナにて開催された櫻坂46 四期生「First Showcase」おもてなし会に参加してきました。乃木坂46六期生のイベントとは日程が重なり参加できませんでしたが、日向坂46五期生に続くお披露目イベントへの参戦となります。
仕事を早めに切り上げ、バスを乗り継いで会場へ向かいましたが、無駄に半周以上歩かされることになり、ようやくファンクラブブースでメッセージカードを受け取りました。山田桃実のカードを引き当て、いざ入場です。
席は3階の向正面下手側で、下手側のサイドスタンドには多くの先輩メンバーを中心とした関係者がスタンバイしていました。
影ナレは目黒陽色と勝又春が担当。注意事項が読み上げられる際の辿々しさに、こちらまで緊張してしまいそうでした。「四期生と楽しんでいくぞー!」という掛け声で締められ、いよいよ開演です。それでは、イベントの様子をご紹介します。


ライブレポート
メンバー紹介・特技披露
爽やかなSEが流れ、メインステージやや下手にスポットライトが当たると、佐藤愛桜がヴァイオリンを演奏します。続いて上段ステージに松本和子が登場し、同じくヴァイオリンを披露。やがて二人は上段ステージに並び、重奏によって開幕しました。引き続きSEが流れ、白いドレス衣装に身を包んだメンバーが整列。「皆さん、初めまして。櫻坂46 四期生です」と挨拶します。
浅井恋乃未が来場への感謝を伝えた後、一人ずつ自己紹介が始まります。早くも泣き虫キャラが定着した稲熊ひなは、挨拶の途中で言葉に詰まり半泣きの様子です。全員が名前・出身地・年齢を述べ、「名前をたくさん呼んでください」とまとめると、MCとしてお馴染みの庄司宇芽香が登場します。
客席からの声援に迎えられ、「みんなの魅力を引き出すように頑張ります!」とタイトルコール。「やっぱり生で見ると、かわいくないですか!?」と改めて加入を祝福し、すでに号泣状態の稲熊ひなに優しく声をかけます。稲熊ひなは「初めてのステージで緊張していたのですが、会場が温かくて…」と、ようやくコメントできました。
松本和子は「四期生みんなで頑張ってきたので、盛り上がるといいです」と語り、ヴァイオリンを褒められ嬉しそうです。目黒陽色は「初めてお会いできて嬉しいです。最高のパフォーマンスをお見せしたい」と話し、得意のダンスについて問われると「アイドルが好きで始めました。山﨑天さんが憧れです」と答えます。これに関係者席の山﨑天が立ち上がり、ペンライトを振り回して狂喜乱舞。会場の注目を浴び、爆笑が巻き起こります。出禁にならないか心配になるほどのはしゃぎぶりでした。山川宇衣は「大切な日なので全力で頑張ります」と意気込み、唯一の東北出身者としてVlogでのラーメン動画にも触れられました。ここから、山川宇衣の振りでメンバーごとの特技披露コーナーが始まります。
トップバッターは浅井恋乃未。「あなたの好みはどの恋乃未?」のキャッチフレーズで登場し、「どの好み!?」「浅井恋乃未!」とコール&レスポンスを披露。サックスで「On my way」を演奏し、客席の盛り上がりを誘います。
稲熊ひなは薙刀道着姿で登場。「The Leaving Sun」をBGMに、リズム薙刀という型を披露。「私を泣き虫と思ってるかもしれませんが、それ以上に笑ってるので」と、緊張もほぐれた様子でした。
勝又春はアコースティックギターを担ぎ、「ずっと春だったらなあ」を弾き語り。堂々とした姿に驚かされます。「2倍4倍8倍16倍頑張ります。うちのこと推してくれはる!?」と愛嬌たっぷりでした。
佐藤愛桜は再びヴァイオリンで「桜月」を演奏。お嬢様のような雰囲気です。さらに書道で、スローガンの一つである「圧倒」の文字を力強く書き上げました。
中川智尋は「トリキチ」というパペットを右手に携えて登場。「トリキチくーん!」と腹話術で会話を展開します。トリキチは「最近悩んでて、愛桜ちゃんはぬいぐるみをたくさん持っているから、捨てられないか心配」と嘆きます。そこで、トリキチの得意なフラッシュ暗算で正解すれば捨てられないという設定に。1問目から苦戦し「ちょっと自信ないかも」と失敗。2問目3問目はトリキチそっちのけで手のひら暗算で挑みますが連続で外れ、4問目のサービス問題でようやく正解。「トリキチくんはかわいいので、捨てずにいます」と締めて会場の笑いをさらいました。
続いて松本和子がヴァイオリンで「ブルームーンキス」を演奏し、爆笑の空気を落ち着かせます。「10年習ったので自信がありました」と話し、もう一つの特技としてフリースローに挑戦。最初は失敗するも、ドリブルからのシュートを決め「あっちこっち!」「わこち!!」のコール&レスポンスを盛り上げました。
目黒陽色は趣味の写真を紹介。「オーディション帰りの夕日」「コップの水」「村井優と山下瞳月にもらったポッキー」「川に流れる桜の花びら」など。二つ目は絵画で、桜の木に花びらを9枚描き加えて完成させました。
山川宇衣はチア衣装で登場し、「Anthem time」のイントロにあわせてチアダンスを披露。会場は一気にコンサートのような熱気に包まれました。
山田桃実はスポーティーな服装で登場し、会場と一緒に準備体操のストレッチを実施。会場全体にウェーブを起こし、上手から下手に全力疾走。さらに下手から上手へ四台のハードルを見事に跳び、かっこよくキメました。
ここで再び庄司宇芽香が登場。「ギャップがすごくて風邪ひきそう」と驚きながら、印象的だった腹話術の中川智尋をいじります。観客も裏方も盛り上がっていたと振られた中川智尋は「これといった特技がなくて、トリキチくんとなら頑張れると思って…」と話し、座右の銘「なんとかなる」を発揮しました。
佐藤愛桜は「すごく緊張したけど、喜んでもらえてよかった」とヴァイオリンと書道についてコメント。「書は家に飾りたい」と褒められます。勝又春は「本番前は“緊張してなーいイエイ”だったけど、直前で急に緊張しました…」と振り返り、山田桃実のものまね「この制服ガチじゃ!」を披露。本人から「あっ、似てなかったです」と突っ込まれ、妙な空気に。山田桃実は「陸上やってたのでハードルを披露しました」と語り、今後の体力測定企画への期待を込めて感想コーナーを締めました。
ステージ上でお見送り会抽選が行われ、9番のカードを持っていた私は、稲熊ひながその番号を引き当てました。
最後に、数名のメンバーが残り、浅井恋乃未は「On my wayは聴くだけで元気になれる大好きな曲」と語ります。稲熊ひなは、薙刀を始めたきっかけが乃木坂46のメンバーが出演した映画『あさひなぐ』であることを明かし「もう泣かないです」と宣言、幼少期に忍者に抱っこされたことがきっかけで忍者になりたいと思ったというエピソードも披露されました。松本和子は「思ったより緊張しなかった」と話し、得意の早口言葉で「豚が殴り合って倒れる早口言葉」「豚がぶっ倒れた…」を見事に披露しました。
私服ファッションショー
キャプテン松田里奈のメッセージVTRが流され、おもてなし会の思い出を語る中で、「井上梨名ちゃん、マリンバ弾いてましたね」などと軽くいじりつつ、声出しと四期生へのエールが送られました。
BGMにはHideの「Liquid」や「Breezy Funk」「Nahafly」などが使用され、花道がランウェイに見立てられた私服ファッションショーがスタートしました。メンバー全員、スタイルの良さが際立ち、衣装よりもさらに細く見えました。
庄司宇芽香は「とてもかわいかったですね。もうしっかり櫻坂の雰囲気があって、将来が楽しみです!」とコメント。初ライブに向けて観客に盛大な声出しを促し、「9人の雄姿、見届けましょう!」と呼びかけました。その後、合宿や今日に向けたリハーサルのダイジェストVTRが上映されました。
四期生ライブパート
Overtureが流れ、真っ白な衣装に青の大きめなセーラータイを身に着けた四期生が登場。いきなりMiss Loonyの「Explain」のアレンジによるダンストラックで幕を開け、ダンスだけで会場を圧倒します。最後に目黒陽色が花道の先でダンスをキメ、そのままゆっくりとステージに戻ると、なんと「自業自得」が始まりました。しかも、ほぼ生歌で攻めの姿勢が伝わってきました。
山川宇衣が「声、出せますか!いきまーす!」と叫ぶと、「ドローン旋回中」へ。ステージと花道いっぱいに広がりながらタオルを振り回し、間奏ではかわいく観客を煽ります。ラストはセンターに集合し、タオルを広げて記念写真が撮影されました。
浅井恋乃未が「ライブパートが始まりました!」と紹介し、目黒陽色は「自業自得は最初に練習した曲で、ここで披露できてよかったです」と感慨を語ります。山川宇衣は「1曲目とは雰囲気もガラッと変わりましたが、Buddiesの皆さんとの距離が縮まったと思います」と述べ、再びライブへ。
幻想的で静かなつなぎのSEが流れた後、山田桃実が「私たちが最初に頂いた曲です」と紹介し、「死んだふり」を披露。メインステージの限られた範囲で寝そべったり走り回るような振り付けが印象的で、初披露にふさわしいインパクトがありました。
続いてVTRでは、「静寂の暴力」に向けた合宿での課題克服の様子が映し出され、佐藤愛桜がセンターを務める「静寂の暴力」へ。会場は完全に暗転し、ピアノの静かなイントロが始まると、そのまま観客を飲み込むような迫力のパフォーマンスが展開されました。演技が終わると、会場は鳴りやまない拍手に包まれます。
そのままメンバーは整列し、一人ずつ挨拶が行われました。
浅井恋乃未は「もともと歌もダンスも得意ではなかったのですが、加入してから頑張ることの大切さや楽しさがわかり、自分のことも少しずつ愛せるようになりました。Buddiesの皆さまに恩返しできるよう、これからも頑張ります」と語りました。
稲熊ひなは「Buddiesの皆さまが温かく迎えてくださり、本当に嬉しかったです。まだ何でもない私を受け入れてくださって感謝しています。いつか自分の力で恩返しができるように頑張ります」と気持ちを伝えました。
勝又春は「生まれてからこれまで、たくさんの温かさをいただいてきました。大好きなグループに加入して、悩んだ日もありましたが、今日ペンライトが見えて幸せでした。いつか春の陽のように、皆さんを温かく包める存在になります」と優しく締めくくりました。
佐藤愛桜は「先輩方の表現に憧れて、すごく悩んだ時期もありましたが、『桜月』や『僕のジレンマ』を聴いて、もう少し頑張ってみようと思えました。先輩たちのように、私も皆さんに勇気を届けられる存在になりたいです」と語りました。
中川智尋は「憧れだったステージからの景色が観られて、とても嬉しいです。全力で何かをすることが今までなくて、でも加入してから少しでも成長できたかなと感じられることが増えて、嬉しいです。まだまだできることは少ないですが、カッコいいアイドルになれるよう努力します」と気持ちを述べました。
松本和子は「どうしようもなく憧れて、入りたくて、あきらめなくてよかったです。以前はまだ自信がなくて“櫻坂の松本和子”とは言えませんでしたが、今は堂々と言えます。これからも、あなたのアイドルであり続けます」と力強く宣言しました。
目黒陽色は「幼い頃からアイドルやアーティストに憧れていました。今こうしてここに立てていることを、本当に嬉しく思います。これまでお世話になった方々にも感謝しつつ、誰かを感動させられる人になれるよう、努力していきます」と述べました。
山川宇衣は「初めて櫻坂のライブを観たときから憧れでした。でも実際に入った後は自信が持てなくて、辞めようかと考えたこともありました。でも同期と過ごすうちに“みんなと一緒に頑張りたい”と思えて、愛おしくなりました。支えてくれていることへの感謝を忘れず、精一杯活動していきます」と語りました。
山田桃実は「人見知りで負けず嫌いで、性格も固くて、皆さんに受け入れてもらえるか不安でした。でも、少しだけ自信が持てるようになりました。まだ未熟ですが、これからも頑張っていきます」と素直な気持ちを打ち明けました。
そして、再び浅井恋乃未が「まだまだ未熟な四期生9名ですが、どうぞよろしくお願いします!」と挨拶し、ステージはクライマックスを迎えます。
ピアノのイントロが流れた瞬間、会場にどよめきが走ります。「I want tomorrow to come」が披露され、最後の最後まで攻めの姿勢を貫くセットリストに、まさに“圧倒”される締めくくりでした。
アンコールに応えて、黒のグッズTシャツとアンコールスカート姿でメンバーが再登場。中川智尋は「思っていたよりBuddiesの皆さんが近くて、お顔もはっきり見えて嬉しかったです」と素直な感想を述べ、最後の曲「櫻坂の詩」へ。
その後、浅井恋乃未が改めて感謝を伝えます。「四期生のモットーである『団結』『圧倒』『咲き続ける』を胸に、大好きなグループで、先輩たちのような素敵な存在になれるように努力していきます」と全編を締めくくりました。「死んだふり」のMV公開告知、さらに四期生もドーム公演に参加するという嬉しいサプライズが発表され、場内は歓喜の渦に包まれます。
終演後は、いつもの運営会社による“謎誘導”に従ってお見送りへ。最後に稲熊ひなから「頑張ります!」と笑顔で送り出され、胸いっぱいで会場を後にしました。
<セットリスト>
01. 自業自得(C.目黒)
02. ドローン旋回中(C.山川)
03. 死んだふり(C.山田)
04. 静寂の暴力(C.佐藤)
05. I want tomorrow to come(C.勝又)
EN1. 櫻坂の詩


まとめ
ドキュメンタリーを見返してみると、想像以上にダンス未経験者が多く、たとえ経験者であっても、かなりの努力を重ねて今日に至ったことがわかりました。振り返りながら成長を再確認できる“逆再生”のような視点も面白いですね。
まずは“第一圧倒”、ここからもっともっと圧倒されていきそうです。デビューからわずか数カ月で立つことになったドーム。その日が今から楽しみです。みたらしゴローでした!
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