こんにちは、みたらしゴローです。今日は東京ドームで櫻坂46「5th TOUR 2025 “Addiction”」を観ました。日中はとても暑く、仕事の移動中にふらつくほどでした。少し早めに仕事を切り上げて東京ドームへ向かい、場外のブースを確認してから入場しました。大きな会場は早く入るに限りますね。今回は初めてゴンドラ席になりました。席の後方にはラウンジがあり、トイレも高級で空いていて快適でした。ただ、ステージに比較的近い上手側ではあるものの、臨場感というよりはくつろぎスペースといった印象です。ステージは花道がY字に伸びた構造で、前方に密度が集まっているように見えました。それではライブの様子をお伝えします。




ライブレポート
開演が近づくと田村保乃と山下瞳月による影ナレーションが流れ、注意事項のあとに山下瞳月が「Buddies、盛り上がる準備出来てる!?一番盛り上げたBuddiesには、はなまるあげる!」と呼びかけ、田村保乃が「いやいやいやいや、もっと盛り上がったら保乃から特大のはなまるあげる!」と続けました。
「行くぞー!」の掛け声とジングルのあと「Are You Ready?」からOvertureが始まり、早くも大合唱が起こりました。開演のジングルのような音楽に合わせ、古き良きサーカス小屋のようなメインステージのあちこちに赤と緑のパンツスーツ姿のメンバーが現れ、ダンストラックが展開されました。
誰かがシャウト「◎△$♪×¥●&%#?!」と叫びましたが、聞き取れませんでした。そのままツアー表題曲「Addiction」でスタートし、Aleksey Kozlovの「Next Stage」のつなぎから「半信半疑」へと進み、山﨑天のヘッドアイソレーションがキレキレでした。長いアレンジイントロから「Start over!」が始まり、レーザー光線とともにメインステージ全面に噴水が立ち上がりました。ここまでのパフォーマンスは2期生と3期生のみで行われ、整列して挨拶をしながらBGMを流したままMCに入りました。
松田里奈が「5th TOUR 2025 “Addiction” in TOKYO DOME!」「絶対に後悔させない最高をお届けします!」と宣言し、谷口愛季が「リハーサルから良いものになると楽しみにしていました。もっと声出せますか!」と観客を煽りました。井上梨名も「盛り上がってますか!?もっともっと!」と続け、松田里奈もさらに煽ってライブに戻りました。曲間のテンポやMCのメリハリが普段と少し違う印象です。
荘厳なアレンジイントロから「嵐の前、世界の終わり」が始まり、メンバーは花道とBステージに移動しました。Bステージは上にせり上がり、客席の上空を移動して最後方のPAブース上にバックステージが現れる仕組みになっていました。Gullen & Anders.の「Nostaw」でつなぎ、「Nightmare症候群」では的野美青らしさが全開でした。
メインステージ上部でクラクション音などの効果音が鳴り、森田ひかるが現れました。跳ね上がる水を浴びながらドラム缶に蹴りを入れ、リアルな衝突音とともに客席から悲鳴が上がりました。森田ひかるの舌打ちを合図に「マンホールの蓋の上」へ進み、メンバーはムービングするBステージにも分かれてパフォーマンスしました。
続いて緊急車両のサイレン音の演出から「流れ弾」が始まり、TBSの安住紳一郎が大喜びしそうな展開です。ダイナミックなパフォーマンスの途中で一時停止の「Wait a sec」で間奏が変わり、スタントダンサーが登場しました。最終的に田村保乃が撃ち落とし、スタントマンが派手に飛び落ちました。
英語の無線通信が流れ、Vivien Resetの「The Search」に合わせて田村保乃、守屋麗奈、山下瞳月がゆったりとしたダンストラックを披露しました。続いて電話ボックスの呼び出し音が鳴り響き、受話器を取ると「自業自得」に切り替わり、間奏部分はアレンジされたダンスパートになりました。
その後、Wellington Sanipeの「Left Cross」で3期生によるダンストラックが展開され、さらにEdgar Ballの「Darling Lets Go Wild」とAerosolの「Reach」で2期生による長いダンストラックが続きました。ようやく楽曲に戻り「断絶」では井上梨名と武元唯衣のコンビが見事なパフォーマンスを見せました。Cellの「Under Your Mind」のつなぎで真っ白な蝶が舞う映像が流れ、メンバーは白のドレスに衣装を替えました。「みなさん盛り上がっていますか!」という呼びかけの後、蝶が飛び交う映像とともに「紋白蝶が確か飛んでた」が披露され、バックステージからステージごと移動してBステージ、さらにメインステージへと進みました。
増本綺良が「おやおや、楽しんでますか!?今からみなさんの近くに行って確認します!」と呼びかけ、「コンビナート」ではオレンジのサイリウムに照らされる中、メインステージ上下から2台のフロートに乗りアリーナ外周をファンサービスしながら回りました。途中で声出しの煽りも入り、間奏はピアノアレンジでした。
向井純葉のポエム朗読から「引きこもる時間はない」へとつながり、「Anthem time」では中嶋優月が「まだまだ声出し足りないですよね!イックぞー!」と煽り、メンバーは花道先の左右先端まで広がってパフォーマンスしました。間奏でも観客を煽り、ようやく会場全体のテンポが上がってきました。
荘厳なStudioKolomnaの「Cinema Trailer」を転換SEに、バックステージに白い衣装の4期生が登場しました。ムービングステージごと移動しながら「死んだふり」をパフォーマンスし、センターステージに到着すると花道を歩いてメインステージに進み、堂々とした姿を見せました。再び間があり、摩天楼の映像とともに足音が響き、藤吉夏鈴の「偶然の答え」が披露され、流れが一旦落ち着きました。
長めのつなぎの後、雪がちらつく演出と山下瞳月のセリフから「TOKYO SNOW」が始まり、雪や東京タワーの映像を駆使した演出が続きました。さらに「Nothing special」ではメンバーがメインステージに散らばってパフォーマンスし、バックモニターは縦に分割されて各メンバーの映像が映し出されました。長めのピアノアレンジイントロから「I want tomorrow to come」が始まり、メインステージの上段と下段に分かれてダンスし、2番からは4期生も合流して大人数でのパフォーマンスになりました。Bilro & Barbosaの「Agarb」でBACKSメンバーによるダンストラックが展開され、スクリーンにBACKSの文字が流れる中、「港区パセリ」が披露されました。
MODZOの「Eternal Dawn」、Regnum Umbraeの「What the Eye Can’t See Rain」、Penguin Cafeの「Wheels Within Wheels」をBGMに、本物のサーカス団が長時間にわたりパフォーマンスを披露しました。そのままメンバーが登場し、「UDAGAWA GENERATION」をMVの世界観そのままにパフォーマンスしました。間奏はブレイクダウン風に長くアレンジされ、リアルサーカスの大技とともにリアル「れなぁ砲」が発射され、山積みのダンボールに突っ込みました。ラストに向けてサーカスの箱から森田ひかるが再登場するなど、最高の演出が繰り広げられました。
山﨑天が「お前ら、もっとでかい声出るだろう!」「◎△$♪×¥●&%#?!」と絶叫し、「騒げ!!」と叫んで「何歳の頃に戻りたいのか?」をセンターステージからムービングしながら大暴れで披露しました。ラスサビ前にも「東京ドーム!行くぞー!」と絶叫しました。
山下瞳月は「ヘイヘイ、東京ドーム!こっからは手を叩け!」「まとめてかかってこい!」「やな事全部忘れろ!」「櫻坂!行くぞー!」と声を裏返しながら絶叫し、「もう一曲 欲しいのかい? 」では手が腫れるほどの手拍子で盛り上がりました。途中で「おいおい、Buddies、まだまだ足りないぞ!」「態度で示せ!」「◎△$♪×¥●&%#?!」と落ちサビにかけても絶叫し、「Buddies、最高の盛り上がりをありがとう!」とまとめました。
オリジナルと思われるインタールードを挟んで「承認欲求」が始まり、大コールとアレンジイントロでダンスが展開されました。Msanii Music Groupの「Nitangulie」で的野美青のソロダンストラックが披露され、「LAST SONG」の字幕が表示されて「Make or Break」へ。雷鳴と稲妻、水しぶきの演出、最後は爆発特効で本編が終了しました。
アンコールに応え、黒のグッズTシャツ姿で登場したメンバーは左右のフロートに分乗し、アリーナ外周を回りながら「僕のジレンマ」を披露しました。アンコールには4期生も参加しました。松田里奈が「アンコールありがとうございます!楽しんでいただけましたか!?そして今日は小田倉麗奈ちゃんお誕生日おめでとう!」と声を掛けると、客席では入場時に配布された「お誕生日おめでとう」と書かれた濃いピンク色のフライヤーが一斉に掲げられました。小田倉麗奈は「わー!すごい!21歳になりました。東京ドーム公演で迎えられただけでも嬉しいのに、メンバーからも祝ってもらえて幸せです。もう一回、私がせーのって言ったら『おめでとう』って言ってもらえますか!」と笑顔でリクエストしました。

山川宇衣は「初日よりも落ち着いてパフォーマンスすることができました。こんな大きなステージに立たせてもらえて楽しく嬉しかったです」と感想を述べ、武元唯衣は「近くで皆さんの笑顔も見られて最高の1日でした」と振り返りました。
松田里奈は「最後ですが、サイリウムをサクラピンクにしてください」と呼びかけ、ラストは「櫻坂の詩」で締めくくられました。松田里奈は「Buddiesの皆さんのおかげで、また東京ドームに立つことができました。想ってくれることを原動力に支えられて、思いやりや愛にあふれるBuddiesが大好きで誇りです。胸を張れるグループにしていきます。ずっと一緒にいてください」と語り、閉演後にはステージセットの撮影や拡散を呼びかけ、全編が終演しました。
<セットリスト>
01. Addiction
02. 半信半疑
03. Start over!
04. 嵐の前、世界の終わり
05. Nightmare症候群
06. マンホールの蓋の上
07. 流れ弾
08. 自業自得
09. 断絶
10. 紋白蝶が確か飛んでた
11. コンビナート
12. 引きこもる時間はない
13. Anthem time
14. 死んだふり
15. 偶然の答え
16. TOKYO SNOW
17. Nothing special
18. I want tomorrow to come
19. 港区パセリ
20. UDAGAWA GENERATION
21. 何歳の頃に戻りたいのか?
22. もう一曲 欲しいのかい?
23. 承認欲求
24. Make or Break
EN1. 僕のジレンマ
EN2. 櫻坂の詩
まとめ
オリジナリティーを存分に盛り込んだ、演出たっぷりのライブでした。個人的には楽曲そのものをもっと楽しみたいので、少しテンポが出ないというか、ペースをつかみにくい場面もありましたが、見どころが非常に多く、勝負をかけた構成だったと思います。初めてのゴンドラ席でしたが、私のブロックは全員が立ち上がり、全力で楽しんでいました。一方で、少し離れたブロックでは座ったまま観賞している人も多く、座り心地の良さとの闘いもあると感じました。
アイドルが全員かわいさだけに寄せる必要はないのですが、後半のような楽曲中心でテンポよく進む構成もやはり魅力的です。堂々としたパフォーマンスを見せる4期生が加入し、今後どう進化していくのかとても楽しみです。みたらしゴローでした!


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