櫻坂46「13th Single BACKS LIVE!!」DAY2 2025年12月10日@ぴあアリーナMM

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日はぴあアリーナMMで行われる櫻坂46の「BACKS LIVE」です。平日ですが、19時開演ということでゆっくり目に会場へ向かいました。入場すると、珍しくアリーナはY字型の花道。自席はアリーナ後方ですが、Yの分かれ目にあたるセンターステージから10列目ほどのど正面という好位置で、期待が高まります。それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

ライブの開始が近づくと、井上梨名と谷口愛季による影ナレが流れました。滑舌が少し甘いふたりのアナウンスが微笑ましく、「◎△$♪×¥●&%#?!が◎△$♪×¥●&%#?!と思う人!?」「谷口愛季の涙袋がかわいいと思う人!?」「BACKS LIVEが大好きな人!?」と、会場を盛り上げます。SEに移行し、「Are you ready?」の一声で会場の熱気が一気に高まり、スクリーンにメンバー紹介が流れるovertureへ。続いて荘厳なBGMが響くと、谷口愛季がセンターステージに登場し、こちらに背中を向けたまま、堂々とメインステージへ歩を進めます。到着と同時にスクリーンには蝶の映像が映し出され、まるで彼女に羽が生えたかのような演出が施されました。

カーキと深緑のドレス衣装をまとったメンバーが次々と現れ、「木枯らしは泣かない」でライブがスタート。続いてスクリーンに「BAR」の看板が映し出され、カウンターやカクテルグラスなどの小道具も使われながら「ノンアルコール」、スポーツカーの空ぶかしのSEとともに「愛し合いなさい」と続きました。

楽曲が一段落するとメンバーが整列し、挨拶のパートへ。谷口愛季が「始まりました!みなさん盛り上がってますか!」と呼びかけ、幸阪茉里乃は「私の質問に答えて」と自らの誕生日ケーキの好みを問いかけます。正解はショートケーキでしたが、チョコケーキと僅差ということで、全員正解となりました。増本綺良は観客席の段ごとにペンライトの色や消灯の指示を出し、見事に“ハンバーガー”を完成させました。谷口愛季は「心臓のバクバクをなんとかしてください!」と会場に声出しを促し、再びライブ本編へ。

井上梨名による「オイ!Buddies◎△$♪×¥●&%#?!」という勢いのある煽りに続き、楽曲は「確信的クロワッサン」へ。メンバーが花道いっぱいに広がり、終盤には井上梨名が「ありがとう!」と感謝の気持ちを叫びました。

メインステージへ戻ったメンバーは、鳥のさえずりと優しい日差しのような世界観に包まれながら、小田倉麗奈センターの「君と僕と洗濯物」を披露。一転して、イントロが流れると客席がオレンジに染まり、増本綺良が「隠れ場所ありますか!連れて行ってあげる、コンビナート!」と煽り、「コンビナート」を花道いっぱいに展開します。

続いてメインステージに3人のシルエットが浮かび、スローテンポなダンストラックを挟みながら「心の影絵」「風の音」と、ダイナミックなダンスナンバーが続きました。そして「いのちゅけ」こと井上梨名と武元唯衣による「One-way stairs」が披露されました。

スピリチュアルな雰囲気の転換SEとともにスクリーンにポエムが表示され、幸阪茉里乃による自身のナレーションでのソロダンスが始まりました。衣装は黒を基調に、水色とピンクの模様が散りばめられたドレス。メンバーが合流すると「本質的なこと」が披露され、続く「君のこと想いながら」では遠藤光莉のバレエのような優雅なダンスが目を引きました。「ULTRAVIOLET」では、長くアレンジされた間奏の中で、ミュージカルのようなドラマティックなダンスが展開されました。

MCに移ると、井上梨名が「今回のBACKS LIVE最強!」大沼晶保は「リハ期間で振りをかわいく教えてくれて大好きになった愛李ちゃん、母になってください」と告白。中嶋優月は「愛李は言葉でなく態度で示す人。初参加の楽曲でもすぐに合わせてくるし、素直に頼ってくれるのがかわいい」と語りました。井上梨名は「Buddiesも仲間だから」と締め、ライブが再開します。

「僕は僕を好きになれない」では、アレンジされた間奏の中で小嶋凪沙が真剣な表情でソロダンスを披露。大沼晶保は豹変し「ヘイヘイBuddies、まだ終わってないよな!◎△$♪×¥●&%#?!どっちが先に倒れるか勝負だ!」「足りねぇよ!勝つ気あるのか!」とアリーナを睨みつけながら「もう一曲 欲しいのかい?」を熱演。花道いっぱいに広がるパフォーマンスの中、彼女はまるで気が狂ったように叫び続け、クライマックス感が一気に高まりました。

絶叫に近い「Buddiesありがとう!」の声が響いたあと、インタールードを挟み、谷口愛李センターの「港区パセリ」へ。そして、スクリーンに「TAKEMOTO YUI」の文字が映し出されると、ソロダンストラックを経て「油を注せ!」がスタート。セリフパートでは観客から悲鳴があがり、長尺の間奏では豪快なダンストラックで会場を沸かせました。

地響きのような音が鳴り響き、ソファーを使ったダンストラックが展開された後、LAST SONG「I will be」が披露され、最後は短い地響きのEND SEで本編を締めくくりました。

アンコールでは、グッズの白Tシャツとアンコールスカート姿でメンバーが登場。「思ったよりも寂しくない」ではメインステージ、センターステージ、花道を闊歩しながら手を振って歌唱。その途中、大沼晶保が千鳥の“海に落ちる”ネタのように花道から落下するハプニングがありましたが、すぐに復帰し、「大丈夫」と笑顔でアピールしました。

メインステージに整列しての最後の挨拶では、谷口愛李が「ほんとうに楽しかった」と語り、井上梨名は「みんなと目が合って、BACKS LIVEは何度もやってきたけど、嬉しかったり悔しかったり、自分の知らない自分を知った。ファンの皆さんとも絆が深まって、毎回最強が更新されて、ガチで最強。今日で私は最後だけど、最高でした!」と語り、鳴り止まない拍手に「ありがとう!」と照れ隠しのように叫びました。武元唯衣は「ダンストラックでやりたかった挑戦をやらせてもらえて、始まる直前にちょっと泣いた」と明かし、谷口愛李を中心にメンバーがリハーサルから自立していたことへの感謝を述べました。

最後に谷口愛李は「櫻坂46が大好き。自分の愛し方を教えてくれたり、恥ずかしくなっちゃうくらいの熱い言葉をかけてくれたり」と語り、来場者、視聴者、スタッフすべての関係者に感謝を述べ、「推して損はさせません」と力強く宣言。ラストに「I’m in」を披露し、「全力で応援してます。明日からも頑張りましょう!」と、まるで母のように会場を包み込んで締めくくりました。

しかし、アンコールの声は鳴り止まず、再びメンバーが登場。谷口愛李は「初めてで嬉しい」と感激の面持ちで話し、再び「I will be」を披露。「私はみなさんが生きがいなので、私たちのことを生きがいにしてください」と語り、熱狂の中でライブは終演を迎えました。

<セットリスト>
01. 木枯らしは泣かない(C.谷口)
02. ノンアルコール(C.武元)
03. 愛し合いなさい(C.増本)
04. 確信的クロワッサン(C.井上)
05. 君と僕と洗濯物(C.小田倉)
06. コンビナート(C.増本)
07. 心の影絵(C.中嶋/小島、谷口)
08. 風の音(C.大沼/遠藤光、幸阪、増本、小田倉)
09. One-way stairs(井上・武元)
10. 本質的なこと(C.幸阪)
11. 君のこと想いながら(C.遠藤光)
12. ULTRAVIOLET(C.中嶋)
13. 僕は僕を好きになれない(C.小島)
14. もう一曲 欲しいのかい?(C.大沼)
15. 港区パセリ(C.谷口)
16. 油を注せ!(C.武元)
17. I will be(C.谷口)
EN1. 思ったよりも寂しくない(C.井上)
EN2. I’m in(C.谷口)
WEN1. I will be(C.谷口)

まとめ

座長・谷口愛季と、卒業を控えた井上梨名の影ナレーションから始まった今回の「13th Single BACKS LIVE!!」は、ふんわりとした雰囲気とは裏腹に、ダンスを中心とした力強いパフォーマンスが印象的でした。過去のBACKS LIVEを象徴する盛り上がり曲も織り交ぜたセットリストで構成され、歴史と挑戦の両方を感じさせるステージでした。終盤には思わぬハプニングもありましたが、最後までしっかりと完走し、櫻坂46らしさが詰まった一夜となりました。次回からは4期生も加わると思いますが、ますます期待が膨らみます。みたらしゴローでした!

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