日向坂46 五期生「おもてなし会」2025年5月27日@国立代々木競技場 第一体育館

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は国立代々木競技場 第一体育館で、日向坂46五期生「おもてなし会」に参戦です。翌日のライブ「BRAND NEW LIVE 2025『OVER THE RAINBOW』」も当選していたのですが、仕事が入ってしまい公式リセールに出しました。翌々日ももともと別のライブがあり、この三連戦は「おもてなし会」だけの参戦になります。

今日は外回りの仕事で、最後に時間が押してしまいやや遅れ気味で到着しました。ファンクラブブースは早々に終了しており、すぐに入場して席に着いたのは開演15分前でした。最近ギリギリで動くクセがついてしまっているので、改めないといけません。それではライブの様子です。

ライブレポート

席は2階スタンドの最もステージに近い場所で、ほぼ真横の位置です。メインステージは上下二段に分かれており、花道がまっすぐ伸びてセンターステージにつながっています。やがて影ナレが始まり、大野愛美と松尾桜が初々しくもハキハキと注意事項を読み上げ、「お・お・て・な・し」と滝川クリステル風に言って「おもてなし全力で楽しむぞ!」と締めます。おなじみの「Maple Leaf Rag」のSEからBGMに移行し、一人ずつ自己紹介と特技披露が始まります。

メンバー紹介・特技披露

大田美月は上段ステージに現れ、「おひさまのみなさんトップバッターの大田美月です」と挨拶し、さっそくキャッチフレーズのコールを促します。舌足らずでゆっくり、しかし堂々とした落ち着いた喋りで可愛さを振りまきます。10年取り組んだという書道で、大きな半紙に「始」と書きました。

大野愛美は下段ステージで「私のこと覚えていましたか?」というキャッチコピーを言い、「おおの」であいうえお作文。「おもてなし会」「思いっきり全力で」「ノリノリな五期生と楽しむぞ!」と続け、特技として料理を披露。「おひさま餃子」を作ります。既視感のある展開ですが、「餃子に何を入れますか?聞こえない?チョコレート?ウーパールーパー?」と客席とやりとりしながらニラを切って包み、「食べたいですか!?」「あげなーい」とMっ気を出して、あらかじめ準備しておいた餃子にジャーマンポテトを添えて五期生曲風に完成させました。

片山紗希は「食べることが好きでお寿司は25皿、そして早口、のどが強い」と自己紹介し、高校生のときにしていたというチアダンスを披露します。声を枯らしながらも絶叫コールアンドレスポンスをやりきりました。

蔵盛妃那乃は下段にピンクの着物で登場し、「小さいけど見つけてくださいね」と話します。苦手なのは早口言葉で、「バスガス爆発」が一回も言えません。キャッチコピーを言って、趣味の日本舞踊(趣味って)を披露。少しミスったとのことですが、全然わかりませんでした。

坂井新奈は上段に登場し、言葉が詰まり気味で緊張が伝わりますが、特技のシュートブロックをエアーで披露し、もう一つの特技であるクラシックバレエを美しく舞いました。

佐藤優羽は袴姿で登場し、キャッチフレーズを聞いて、冠番組で競技麻雀をしていた子だと気づきます。「ステージに立たせていただき…」の言葉で泣き出してしまいますが、気を取り直して薙刀の型を、「ブルーベリー&ラズベリー」をBGMに披露しました。

下田衣珠季が登場し、半泣き状態で現れます。先ほどの佐藤優羽から流れが変わり、堪えきれなくなるメンバーが続出する展開となります。特技として披露したのはピアノで、かなり難易度の高い「革命のエチュード」をしっかりと弾き切りました。

高井俐香はキャッチフレーズから「お気に入俐香」のコールアンドレスポンスを半泣きで行い、特技ということでなんとイタリア・ナポリ発祥の民謡「サンタ・ルチア」をピアノ伴奏だけで独唱しました。素晴らしい歌声で、ここまでで今日一番の大拍手が送られました。

鶴崎仁香は早口で自己紹介し、世界遺産診断として「皆さんはメキシコのカラフルな街グアナフアト」と断定し、トランペットで「青春の馬」を披露しました。

松尾桜は番組で披露したラップの新バージョンとして「ケーキ作りをするラップ」を披露しました。事前収録のVTRではケーキ作りの様子が流れ、擬音多めでとてもかわいらしい印象です。ステージ上ではチョコレートケーキにメンバーのサイリウムカラーをあしらったクッキーをトッピングして仕上げる工程が行われ、完成品が披露されました。質問への答えは「聞こえない」と繰り返させるMっ気を見せ、カメラ越しに「あーん」と観客に食べさせるしぐさをしました。

すると「みなさんこんばんは!」と、ドイツ出身で日本語が堪能なイベント司会者サッシャが登場しました。客席と軽妙なやりとりをしながら、おもてなし会の趣旨を説明し、「みんな特技も凄くて、大物感がありますよね!」とコメントしてメンバーを呼び込みました。空色のおそろいの制服を着たメンバーが改めて挨拶し、下田衣珠季は「初めてのライブで緊張しています、力を合わせて頑張ります」、佐藤優羽は「感動しちゃいました、個性豊かなメンバーの中で自分も個性を出したいです」と序盤を振り返りました。

ここからは2チームに分かれてのパフォーマンスとなり、下段にはバンドセットのような装置が設置されました。片山紗希、蔵盛妃那乃、下田衣珠季、高井俐香、鶴崎仁香の5人はエレクトーン、琴、ピアノ、バイオリン、ホルンを担当し、「月と星が踊るMidnight」「JOYFUL LOVE」を合奏しました。蔵盛妃那乃は「片山がエレクトーンできるのが驚きでした。鶴崎はトランペットだけでなくホルンもできるなんて」と感想を語り、片山紗希は「スタッフと相談して曲を選びました」「1か月くらい練習しました」と話しました。サッシャも「和洋折衷、頑張りました!」と称賛していました。

続いて、大田美月、大野愛美、坂井新奈、佐藤優羽、松尾桜の5人が上段ステージでミクスチャーダンスを披露しました。さらに、先ほどの5人の演奏に合わせて後攻チームの5人がダンスで応え、特技でおもてなしするコーナーの締めくくりとなりました。大野愛美は「かっこいい部分を全員で魅せたいと思いました。皆さん、バッキバキに踊った私たち、いかがでしたか!?」と堂々と語り、坂井新奈は「楽器チームもダンスチームもすごくよかったです!」とコメントしました。また、大田美月が入場ゲートの看板を自ら書道で書いたことも明かされました。

その後、ほとんどのメンバーが衣装替えのため一度ステージを離れ、大野愛美と汗だくの松尾桜が裏側写真を紹介するプチコーナーが始まりました。「初専用マイク台」「蔵盛妃那乃のお琴練習中のピース」「大野愛美の餃子作りの練習の様子」などが披露され、真顔とのギャップに観客も驚き、笑いが起きました。「リハ最終日、鶴崎仁香の提案で撮影された戦隊ポーズの集合写真」も紹介され、メンバーのユーモアや和やかな雰囲気が伝わってきました。

私服ファッションショー

花道とセンターステージを使って、私服ファッションショーが行われました。みんな堂々とファンサを送りながら歩いており、かわいらしさに加えてモデルのような存在感もありました。今後、何人かは実際にモデルとして起用されるかもしれません。とても楽しみです。

サッシャが「私はここまで」と告げると、客席からは「えー!」の声。「私にも言ってくれるんですか!?」と返し、VTRに移行しました。内容は「お見送り会」の案内で、入場時に配布された番号札に応じてメンバーが決定されるというもので、メンバーによるくじ引きが行われました。一番最初に引いたのは大田美月で、なんと私の番号8番が引かれました。不思議な縁を感じます。

五期生ライブパート

Overtureが流れ、薄い水色基調のダブルスカート風衣装で登場した五期生が、5期生楽曲「ジャーマンアイリス」を初めてライブで披露しました。センターを務める大野愛美はすでに貫禄があり、まるで2年ほど経験を積んでセンターを張っているかのような空気感があります。

大田美月が「盛り上がってますか、ジャーマンアイリス初披露です!」と呼びかけると、大野愛美が「ようやく披露できて嬉しいです。この曲の解釈と表現に苦労したのですが、みんなで話し合いました。ジャーマンアイリスを愛してくれると嬉しいジャーマン」とコメントし、大田美月が「私たちを嬉しいジャーマンにしてくださいね♡」と続けました。鶴崎仁香は「MVは間奏で目を合わせて笑顔になるところや、上から見ても花が開くようにきれいな構成で、同じ制服を着られたのも楽しかったです」と語り、次の曲へ進みます。

「キュン」は松尾桜がセンターを担当。インタールードでセンターステージに移動すると、坂井新奈がタクトを振って「ドレミソラシド」を披露しました。坂井新奈は「センターステージでおひさまが近くにいて嬉しかったです。メンバーとも目が合って幸せでした」と緊張のあまり泣きそうになりながら話しました。下田衣珠季は「たくさん練習した曲です」と述べました。

「青春の馬」では高井俐香がセンターを務めました。先ほどソプラノで独唱していた印象もありましたが、改めて音域の広さに驚かされます。続いて披露されたのは「One choice」で、丹生明里が休業中に正源司陽子が代打センターを務めて覚醒したことを思い出します。今回のセンターは下田衣珠季で、まさに逸材ぞろいだと感じました。

「楽しんでいただけてますか?」という問いかけに続いて、「努力を忘れず、先輩の背中を追って精進します」と全員が意志を込めて話し、本編ラストでは大野愛美がセンターで「君はハニーデュー」を堂々と披露しました。感謝の気持ちを述べて五期生は一度ステージを捌けました。

アンコールが起こり、再びステージに登場。一人ずつ感想を述べ、それぞれ感謝と感激、そして決意を新たにした様子で、安堵の表情も目立ちました。佐藤優羽は言葉に詰まり、客席から「ゆっくりでいいよ!」と温かい声が飛びます。最後にもう一度「ジャーマンアイリス」を披露し、全編終了となりました。私は退場列でいちばん最後のグループでしたが、大田美月に手を振ってもらいながら会場を後にしました。

<セットリスト>
01. ジャーマンアイリス(C.大野)
02. キュン(C.松尾)
03. ドレミソラシド(C.坂井)
04. 青春の馬(C.高井)
05. One choice(C.下田)
06. 君はハニーデュー(C.大野)
EN1. ジャーマンアイリス(C.大野)

まとめ

若干予習不足の状態で参戦したのですが、なんと逸材ぞろいなことかと驚きました。ライブパートにおいても、先輩メンバーがパフォーマンスしているのと全く違和感がなく、新人とは思えないほど完成度の高いステージでした。今後の活躍がとても楽しみです。みたらしゴローでした

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