こんにちは、みたらしゴローです。3月と4月は歓送迎会が続き、体が持ちそうにないほど忙しかったです。ということで昼まで寝てしまいました。そんな状況ですが、横浜に向かいました。本当は赤レンガ倉庫に立ち寄ろうと思っていましたが、結局スルーして直接ハマスタへ。開演30分前に席に着くと、自席のすぐそばに黒い台が設置されており、バミリ番号が整然と貼られていました。これはスタンドステージではないかと思いました。もしそうなら、ほぼ目の前でパフォーマンスが見られることになります。二日酔いも吹っ飛ぶほどの興奮でした。それでは、レポートを始めます。
ライブレポート
影ナレは、丹生明里と上村ひなのでした。丹生ちゃんの「ちょっとちょっとそんなんじゃ足りないです!」という掛け声でSEが流れ、OVERTUREに繋がります。いきなり「HEY! OHISAMA!」でスタートし、目の前のスタンドステージに山口陽世と小西夏菜実が登場しました。これは大興奮の瞬間ですね。彼女たちは巨大な風船をスタンドに投げ込み、私も3度ほどパンチしました。小西の右ふくらはぎに見られた引っ掻き傷も、なんとも言えずかわいかったです。事前のコール動画の効果か、会場全体からコールが沸き起こりました。スタンドステージからの退場タイミングで、小西が少し遅れてしまいました。その時、既に退場しようとしていたぱるが戻ってきて、小西の手を引いて一緒に退場しました。
続いての「キツネ」は、特別なアレンジが施され、途中にダンストラックが挿入されました。一時は「コンコンコンコン」のパートが省略されたのではないかと思われましたが、そんなことはありませんよね。爆発的特効とともに「オーコンコンコンコン」盛り上がりました。
3曲披露した後、最初のMCです。佐々木久美「おひさまの皆様、こんばんは!皆さん、最初からすごい盛り上がりですね。皆さんの力が必要なんです。最後まで楽しんでいきましょう」と秒で終わり、短いながらも力強いメッセージが伝えられました。開演が10分ほど遅れていたので、その時間を取り戻そうとしていたのかもしれません、すぐに次に移ります。
丹生明里のソロダンストラックが終了した後、「One choice」が始まりました。休養から戻ってきたばかりの丹生ちゃんは、涙ぐんでいるように見えました。休養中に代理センターを務めていた正源司陽子は、前日に卒業した斎藤京子のポジションを引き継いでいるようです。彼女はリラックスしてパフォーマンスをしており、その姿からは解放感が伝わってきます。これまでの経緯を踏まえると、この様子は特に感動的です。
次に、加藤史帆のソロダンストラックが披露されました。このパターンから察するに、センターがダンストラックを行い、その後に曲に入るという演出が採用されているようです。「君しか勝たん」が演奏され、卒業生のポジションは四期生がスムーズにこなしている様子が見られます。この流れで、グループ内の世代交代やメンバーの成長が感じられますね。横浜ベイスターズのマスコットもステージに登場し、一緒にダンスを披露しています。さらに、電光掲示板にはベイスターズからのお祝いメッセージが流れており、日向坂46のホームも横浜スタジアムと決め、地元チームとの相互サポートを感じさせました。
落ち着いた雰囲気の最初のMCがスタートしました。松田好花が「さあ、皆さん楽しんで声出してますか?」と観客を盛り上げ、高瀬愛奈は「凄い盛り上がってくださっていて、横浜スタジアムに戻ってきてうれしいです」と感謝の言葉を述べました。濱岸ひよりは「広い会場でやまびこがやってみたい、声量もまねてやってください」と提案し、「ヤッホー」「ニャーン」「うっん」という掛け声と客席からの返答でやまびこ遊びを楽しみました。加藤史帆は「天使」と言い、丹生明里は「タルタルチキン」と続け、松田好花も「えっほんとに」と伝説のやり取りで参加し、観客との愉快なやり取りが展開されました。
佐々木久美は「今年5回目で初めてポニーテールをしました。だから扇風機でウェーブを起こしたい」と話し、ポニーテールスタイルのメンバーも巻き込みました。長髪の小坂菜緒も巻き込まれたものの、彼女は本気で嫌がりました。それでも、扇風機を起点にサイリウムのウェーブが会場全体で起こり、さらに会場の一体感を高める一幕となりました。
松田好花の煽りによりライブが再開され、四期生の楽曲が披露されました。再びスタンドステージにはメンバーが登場し、目の前で清水理央、正源司陽子、平岡海月、藤嶌果歩、宮地すみれ、渡辺莉奈がパフォーマンスを行いました(少し間違っている可能性があります)間近で見るパフォーマンスは大迫力で、特に最近の頑張りに感動をもらっていた正源司陽子の眩しさと共に照明が私にも直撃し美しい瞬間でした。
続いて「Right?」山口陽世と森本茉莉がトロッコですぐ上の通路を移動しながら、観客に向けて愛嬌を振りまきました。その後、ユニット曲が披露され、これはレアで観れてよかったパフォーマンスでした。
三期生のMCセクションでは、5周年の喜びと10周年に向けた抱負が語られました。上村ひなのはもう20歳で「かわいくて苦しい、私たち同期だからしっかりしなきゃ」と他のメンバーは同期への思いを表現しました。森本茉莉は「10周年にはとんでもない奴になっていたい、何期生まで後輩がいるかな?後輩の人?」これには多くの対象外の観客が反応して手を挙げました。
その後、フロートが出動し、2曲が披露されました。この間にサインボールが投げられたものの、防球ネットに遮られる場面もありました。なんで外さないのか?不思議です。
MCへと移ると、佐々木久美が「近くまで行きましたけど、見えましたか?」「幸せな顔が口元まで見れてうれしいです」とファンへの感謝を表現しました。加藤史帆は、「歯が白い、京子のサイリウムカラーだ」と軽妙なコメントを加えました。
続いて、OVERTUREの合唱部分のレコーディングが行われました。これは、うれしいですね。私は「欅坂46 1stアニバーサリーライブ」でOVERTUREのレコーディングに参加以来、人生で2回目の経験となり、再び歴史に残りました。
ライブに戻り、金村美玖のソロダンストラックに続き「ってか」がバックステージで披露されました。その後、小坂菜緒がソロダンストラックで登場。彼女はバックステージで「ってか」に参加していましたが、わずか30秒程度でメインステージへ移動しソロダンスに続き「ソンナコトナイヨ」をパフォーマンスしました。これほど迅速にステージ間を移動するためには、恐らく得意の爆速台車がステージ下で使用されたのでしょうか、ライブのダイナミズムを一層高めてくれています。
次に、小西夏菜実と清水理央によるラジオコーナーが展開されました。スタジアムの放送席でトークショー形式で、残念ながらスピーカーの音が割れてしまい、聞き取りにくい状況でした。このため、いくらか休憩タイムのような雰囲気になってしまいました。それでも二人は、研修生時代のひな誕祭観戦の思い出や、今回本格的にパフォーマンスに参加できる喜びについて語り合いました。また、先輩メンバーとの交流エピソードを共有し、お互いのコミュニケーションを自慢しあう和やかな雰囲気が漂いました。そしてユニット楽曲リクエストのコーナーに移り、ファンからのリクエストに応えたユニットパフォーマンスが披露されました。
1曲目は、東村芽依と卒業を発表している高本彩花による「夢は何歳まで?」です。2曲目はバックステージで披露「あくびLetter」です。この楽曲で渡邉美穂のポジションに入った山下葉留花がビジョンに映し出された瞬間、会場からはどよめきが起こりました。ライブで聞けないと思われていた曲が演奏され、涙がでるほどの感激でした。3曲目は「酸っぱい自己嫌悪」でした。
「みなさん、私たち花ちゃんズです」と言って、バックネット裏の一番高い天井部分から松田好花と富田鈴花が登場しました。彼女たちによる「花ちゃんズと一緒に歌おう!楽曲リクエスト」コーナーでは、「君のため何ができるだろう」が選ばれました。この曲は、アイドル界で間違いなくトップクラスの歌唱力を誇る松田と富田による弾き語りで披露され、会場はしっとりとした雰囲気に包まれました。
その後、「昨日卒業された斎藤京子さんの志を受け継いで、この子たちが披露させていただきます」とのアナウンスがあり、小西夏菜実がビジョンに映し出されると、会場からは大きなどよめきが起こりました。四期生だけで披露された「月と星が踊るMidnight」は、主要メンバーが卒業した翌日に行われるパフォーマンスとして、新しい世代へのバトンタッチとその継承を強く印象付ける演出でした。
ライブはラストスパートに突入し、「キュン」の後、丹生明里が「ハマスタ、もっともっと声出せ!」と煽り、自身がセンターを務める「恋は逃げ足が早い」が披露されました。続いて宮地すみれが「いっくぞー!」と観客を鼓舞し、四期生の楽曲「見たことない魔物」、続いて「好きということは…」が披露されました。
日向坂46のライブではお馴染みの高速トロッコが会場内を縦横無尽に走り回り、押しているスタッフは5km以上走っていると思われるほどの激しいアクションです。そして、間奏がアレンジされた「NO WAR in the future 2020」が披露され、これによりライブはさらに盛り上がりを見せました。これらの連続パフォーマンスは、観客を最高潮に引き上げ、日向坂46らしさを発揮する瞬間となりました。
VTRが始まると、正源司陽子のナレーションと共に過去5年間の歴史が映し出されました。「私たちはいつだって一人じゃない」「どんな瞬間でも隣には仲間がいる」「目の前には暖かく照らしてくれるおひさまがいる」「大丈夫、不安や迷いは前に進んでいる証拠、みんなで踏み出そう」といったメッセージが流れ、船出の汽笛と共にリフターで正源司陽子が登場し、新曲が初披露されました。彼女の堂々としたパフォーマンスは、彼女の成長を強く感じさせるものでした。
佐々木久美は「君はハニーデュー初披露、5回目のひな誕祭はいかがでしたか?」「おひさまのパワーを感じました。6年目はもっと飛躍したい、8年目、9年目も精一杯頑張っていきます」と話し、本編が終了しました。
メンバーが意外に早めに再登場、グッズのパーカーを着用しています。時間が押しているのかもしれません。佐々木久美が「初披露はいかがでしたか?」と質問し、正源司陽子は「ドキドキしていましたが、先輩方が励ましてくださり、それに応えなければと思い、音楽に乗って楽しめました。応援ありがとうございます」と感謝の気持ちを表しました。
金村美玖は「陽子ちゃんが発光しててかっこよかった。初披露が無事できて、これからもまだまだ上を目指して頑張りたいです」と語りました。
髙橋未来虹が「まだまだ良い楽曲が収録される予定です。シングルごと盛り上げ、選抜メンバーを応援したい」と意気込みを語りました。そして、重要なお知らせとして、アンダーメンバーが「ひなた坂46」と呼称されること、そして単独ライブの開催も発表されました。
森本茉莉は「暖かい歓声をいただき、感極まりました。私たちにしかできないパフォーマンスをし、グループの層の厚さを表現したいです。やってやるぞ、という気持ちです」と力強く語り、その言葉につられて複数のメンバーが感動の涙を流し始めました。
「走り出す瞬間ツアーはパシフィコ横浜で行われました、同じ場所で高本彩花さんの卒業セレモニーも実施されます」とのアナウンスがあり、高本彩花は「選抜制になったと聞いて、単独ライブをやらないで辞めるわけにはいかないと思いました。絶対に最高のライブにしたいですし、温かく応援してほしいです」とファンに呼びかけました。
最後に、佐々木久美が「メンバーが仲間思いなのがとても嬉しいです。皆がグループをよりよくしようと思っています」と締めくくりました。加藤史帆は、「絶対行く、あたりめーじゃん」と力強く宣言しました。
佐々木久美が「熱く燃えてる心がおさまりません、行くぞー」と熱い気持ちを表現し、「誰よりも高く跳べ!2020」のイントロが始まりました。このとき、加藤史帆は「キョンキョンダンス?」と妙なダンスをしていたようですが良く見えませんでした。佐々木久美はバックステージの昇降台で上空てっぺんからおなじみの「跳べ!」を叫びました。
最後は「JOYFUL LOVE」です、間奏でメンバーからの心温まるメッセージが続きました。藤嶌果歩は「加入してから、勇気と自信をくれたのはここにいるおひさまです。もっと日向坂46に力をつけられるようなパワーを持てるように四期生が加入してよかったと思ってもらえるように頑張ります」と述べました。山口陽世は「三期生はずっと下の期で先輩たちに支えてもらいながら、四期生が入ってからはグループのことについて4人で語るようになりました、皆大好きです。おひさまも温かく迎えてくださり、日向坂46をもっと沢山の方に知っていただき、先輩からも後輩からも頼られたいです」と感謝と愛情を表しました。
金村美玖は「こうして5歳のお誕生日を横浜スタジアムで迎えられてうれしいです。二期生は6年目です。ずっと一期生を見て成長できました。いつの間にか尊敬してくれる後輩ができました。夢があります、なのでたくさん努力します。ずっと進化したいです」と述べ、佐々木美玲は「一期生は8年、大きな夢もかなえられた、スタッフとおひさまに支えられた。もっともっとかなえたい夢がある。あの時がピークだったとは言わせません。つらいこともあるけど助け合って、どの期も互いに引っ張りあうグループでありたい。元気が欲しい時は日向坂に会いに来て、元気な人はもっと元気に、これからも応援よろしくお願いします」と力強く語りました。
最後に、佐々木久美が「こんなにもたくさんの方に支えられていると感じました、勇気をもらいました、つらい時は日向坂を思い出してもらえる存在でいられるようにします、来年もまたここで会えますように」と終了の挨拶をし、ライブは感動的に幕を閉じました。
<セットリスト>
1. HEY! OHISAMA!
2. キツネ
3. ひらがなで恋したい
4. One choice
5. 君しか勝たん
6. ロッククライミング
7. Right?
8. You’re in my way
9. こんな整列を誰がさせるのか?
10. 何度でも何度でも
11. 日向坂
12. ってか
13. ソンナコトナイヨ
14. 夢は何歳まで?
15. あくびLetter
16. 酸っぱい自己嫌悪
17. 君のため何ができるだろう(花ちゃんズ)
18. 月と星が踊るMidnight(C.小西+四期生)
19. キュン
20. 恋は逃げ足が早い
21. 見たことない魔物
22. 好きということは…(全員)
23. NO WAR in the future 2020
24. 君はハニーデュー
EN1. 誰よりも高く跳べ!2020
EN2. JOYFUL LOVE
まとめ
盛りだくさんの内容で、アニバーサリーライブらしい素晴らしいライブでした。12月のKアリーナでは若干残念な点もありましたし、今考えるとメンバーの熱量も少し落ちていたのかもしれません。それを覆すような良いライブでした。運営面では、いくつか疑問を感じる部分もありました。例えば、スタンドの防球ネットは外せなかったのでしょうか。また、ラジオコーナーの音響の悪さは改善が必要です。
グループはまだ進化を続けますので、メンバーのコメント通り、今後もさらなる成長を期待したいと思います。本当に素晴らしいライブでした。以上、みたらしゴローでした!
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