新宿 RED CLOTH “SET YOU FREE〜VS SERIES” PIGGS / THE NEATBEATS 2025年12月7日@新宿red cloth

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日はPIGGS新体制の記念すべき初ライブであり、病み上がりで久々のステージとなるTHE NEATBEATSとの対バンイベントです。入場するとビールをいただき、開演を待ちます。当日券も少し出ていたようですが、会場はほぼ満員で年齢層はやや高めの印象です。果たして、どのような5人体制初ライブになるのでしょうか。それではライブの様子をお届けします。

ライブレポート

PIGGS

時間になるとお馴染みの「豚的六大欲求」で登場。SHELLMEが「◎△$♪×¥●&%#?!自由に遊ぼうぜ!」と叫び、全員に「手を挙げてけ!」と「KICKS」でライブがスタートします。気迫がグイグイ伝わってきて、予想を遥かに上回る勢いにフロアからため息と感嘆の声が上がります。

続く「NAKED BORN NAKED DIE」では、メンバーの鬼気迫るパフォーマンスに狭いフロアがナーナナの大合唱と肩組みで揺れます。「みんなで踊ろうぜ!」と「ザ・ストレンジャーズ」へ。SU-RINGの歌が上手くなったように感じられ、「オイオイオイオイ!」の大声援が響きます。フロアのあちこちから「いいよ!」「今日いいじゃない!」の声が漏れ、顔芸がかわいらしい「VISITOR」などへと続きます。

整列しての挨拶では、自己紹介の順番が以前と違うようにも感じましたが、「ぶち上がってますか!? 嬉しいです。歌割りとか変わって一生懸命練習してきました!」とコメントして再びライブへ。

「余すことない全霊で」ではラララの大合唱、「ワイルドサイドを歩け」は軽快ながらも力強く、「1ミリでも」、そして「背中で語るDreamer」へと続きます。バーの奥の方からマスク姿で見つめる女性はプー・ルイでしょうか。歌詞とメロディーがエモーショナルに響きます。

そして、先日のツアーファイナルのアンコールで新体制一発目に披露された「PIGGS-モナ・リザ-」へ。小さな体が偉大に見えるKINCHAN、ツインテールを揺らしながら、グローブが落ちそうなのも気にせず真剣な表情で歌うBIBI、嬉しそうなBAN-BANなど、メンバーの姿に思わず涙がにじみます。

「みんなのこと◎△$♪×¥●&%#?!ととらえる」と「とらえる」へ。全員が喉がちぎれそうなほどの熱唱。その姿に涙があふれてしまいます。「もう声が出なくてもいい!」と「LINK EMOTION」へ。ぶつかってしまったりする場面もありましたが、ここまでほぼノーミスで完璧な内容だったのではないでしょうか。何より気持ちがすさまじく、大迫力で感動レベルのパフォーマンスを見せつけました。

「ありがとうございました!」と感謝を述べ、「新体制、初めてのライブでした!」と締めくくり。年末のカウントダウンワンマンライブと6周年ライブの告知、そして今後への決意を語りました。

<セットリスト>
SE. 豚的六大欲求
01. KICKS
02. NAKED BORN NAKED DIE
03. ザ・ストレンジャーズ
04. VISITOR
05. 余すことない全霊で
06. ワイルドサイドを歩け
07. 1ミリでも
08. 背中で語るDreamer
09. PIGGS-モナ・リザ-
10. とらえる
11. LINK EMOTION

THE NEATBEATS

転換中は感動のあまりドリンクのお代わりをして待ちます。BARカウンターは大忙しの様子だったので、今日のドリンク売上は良かったのではないでしょうか。THE NEATBEATSは久しぶりのライブですね。

OSCAR BROWN JRの「WORK SONG」で、ダークスーツに髪をバリバリに固めたメンバーが登場し、「YAH! YAH! YAH!」でライブがスタートします。MR.PAN(ボーカル・ギター)は「久しぶりだぜ!」と喜びを爆発させ、「ハートをわたそう」ともう1曲、そして「You Can’t Judge a Book By the Cover」と続きます。

MCでMR.PANは「こんにちは、THE NEATBEATSです!さっきの元気はどこ行った!?」「楽屋で聞いてたらうるさいよ!あれも歌の一部なの?ハッハッエイちゃんみたいなん」「PIGGSの応援団長きいろさん?いるの!?」と語りかけ、後方で手が上がると「ありがとう、今日は後ろで見守ってるのね」と応じます。「病み上がりで、前回はトークとアコースティックでしたが、今日はロックやらせてもらいます」と、声援が一番の薬と観客に声を求めました。

MR.LAWDY(ボーカル・ギター)は「2週間入院して、5分間屋上に出るのが一番の楽しみだった」と語り、「独居房やんけ!」と漫才のような掛け合いに。「耐えられへんから看護師に言ったらテレビのリモコン渡されたけど、首が動かせない、ちょうど大谷と佐々木が出てたのに!」と続け、「まだ、曲やらへんよ」と冗談を交えます。

さらに「身体の管を抜く時、おしっこのは若い男がやってくれて、1.2.3の1で抜きよって、チンチン取れたかと思った」と話し、フロアからはウォーという歓声。「どんなMCやねん」とツッコミ笑わせました。

ライブに戻り、「Twistin’ Time With You」「恋のタンデム・ビート」「AROUND & AROUND」「I CAN TELL」と演奏。前後左右にメンバーもフロアも動き回り、熱気に包まれます。

MR.PANが「ありがとうございます!」と感謝しながら、PIGGS担当と紹介したのは、激しい動きで髪が乱れたMR.MONDO(ボーカル・ドラム)。モゴモゴと話し水を要求し、ドリンクBARから水がまわされます。MR.GULLY(ボーカル・ベース)は「PIGGSは6人から5人になって初めてで、気合いがすごいですね」とコメントし、MR.PANは「マイク6本あったから俺かと思った」とボケますが、滑り気味で「SET YOU FREEはPIGGSとNEATBEATSと、たまにフラワーカンパニーズで回してるのに!」と逆ギレ気味に締めました。

和歌山ネタでは「ミカンはヘタの裏で房の数が分かる」などとボケを連発し、アホ担当と紹介されたMR.LAWDYは「楽屋が狭くて朝の東西線みたい、PIGGSと俺だけになったときが一番緊張した」「お前もあの衣装着たのかと思った、ただのPIGだけど」と語ります。MR.PANは「リハビリ担当」と自ら名乗り、入院中に久々に会った人が怒髪天の坂詰克彦だった話で「おつとめご苦労様です!」と言われたと笑わせ、感謝を述べました。

「HAMBURG TWIST」でライブに戻り、曲中「PIGGSより声が小さいね。俺の和歌山の実家のテレビ、音量50やから!」とコール&レスポンスで煽ります。楽しそうに鑑賞しているPIGGSメンバーもかわいらしいですね。さらに英語詩の曲を挟み、「噂の男」ではフロア全体で踊りながら盛り上がりました。

MR.PANは「いいリハビリになった、ありがとう。喋りはイケてる、退院したらおもろなくなったらどうしようって」と話し、最後に「パパっとやります」と宣言。フロアからは「えー!」の声が上がりますが、「先に言っとくけど、アンコールでPIGGS出るから!」と告げてさらに3曲を軽快に演奏。「ありがとう!スペシャルな2マンでした!ロックンロールとアイドルは相性がいい!アイドルに人気、全員好き!」と熱く語り、最後はコール&レスポンスの練習をしてから「黒いジャンパー」で本編を締めました。

そのままアンコールが起こり、「PIGGS出る言ったからやろ!」とPIGGSを呼び込みます。かわいいという声援が飛ぶ中、互いに感謝を述べ、「なんで俺たちとやるのか意味わからんけど」と笑いつつ、「ランプみたいなやつ出してよ、環八でよく見るやつ」とペンライトを要求。「その場で感情を出すのがロックンロール!」と1曲踊り、門限何時なの?とのやり取りから「シンデレラ」へ。PIGGSも「これやりたかった!」とツイストを踊り、笑顔でライブを締めくくりました。

まとめ

今日は今しかない、凄まじい気合いのライブでした。PIGGSは出番が終わったあと、THE NEATBEATSのライブをとても楽しそうに観ている様子で、全力を出し切ったステージだったのではないでしょうか。本当にすごかった、心配していたこともすっかり吹き飛びました。みたらしゴローでした!

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