打首獄門同好会「ついに対バンしてみようツアー2025」w/GANG PARADE 2025年11月5日@Zepp Shinjuku

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日はZepp Shinjukuで開催された打首獄門同好会「ついに対バンしてみようツアー2025」、GANG PARADEとの対バンに行ってきました。昼間は重要な会議があり、すっかりぐったりでしたが、終了後は早めに上がって新宿へ向かいました。すっかり寒くなりましたね。

整理番号はキャパの真ん中あたりでしたが、平日開催ということもあって当日券も出ていました。できるだけ前に行こうと、上手側の一つ目の柵付近にポジショニング。打首獄門同好会のファン、いわゆる獄一門が多く、年齢層はやや高め。開演が近づくにつれて照明が落ち、いよいよライブのスタートです。

ライブレポート

GANG PARADE

フロアには無数のLEDバンドが輝き、SEが流れる中、青を基調に白と赤の差し色が入った、まるで戦隊ヒーローの変身前のような最新衣装で登場。挨拶代わりに「Happy Lucky Kirakira Lucky」、そして「パショギラ」でスタートダッシュを決めます。

整列して「みんなの遊び場、GANG PARADEです!」と挨拶。アイナスターは「本日は『ついに対バンしてみようツアー』に呼んでいただき、ありがとうございます!打首さんとは初めての対バンで、こうしてギャンパレを観ていただけてうれしいです!私たち、見ての通り人数が多いんです。一緒に踊れる曲になっているので…」とサビの振り付けをレクチャー。「最後までよろしくお願いします!推しメンをぜひ見つけてください!」と続け、「So many members」で再開。上手の端いっぱいまで来たメンバーとたくさんアイコンタクトが取れた気がして、幸せな時間でした。

「アンビバレント」では後方のオーディエンスにも呼びかけ、「GANG PARADE」で力強くキメます。再び整列し、ユメノユアが「打首さんとはイベント含め初で、私たちは異色だから少し心配もあったんですけど、ご挨拶させていただいたらとても優しくて。お客さんもそれぞれに楽しんでくれているのが見えて」と感謝を述べ、「ライブキッズだったので、ギャンパレになる前から打首さんはよく観てたんです。一緒にできるなんて夢のようです!」と早口で喜びを爆発。「うちら、ダメ元で申し込んだんですけど、一番大きな会場に呼んでもらえて本当にうれしいです」と語ります。ラストスパート宣言には客席から「えーっ!」の反応。照れながらライブ続行です。

「かっこいい曲やおもしろい曲もあるけど、キュートな曲も」と紹介されたのは、アニメ『デブとラブと過ちと』のタイアップ曲「Happy Yummy Lucky Yummy」。さらに「Gang Gang Disco」「GANG RISE」でスカダンスを繰り広げました。

月ノウサギは「junkoさんにご挨拶させていただいて、ファンの方はなんて呼ぶんですか?ってお伺いしました。獄一門の方々も盛り上がっていただき、ありがとうございます!」と感謝を述べ、「最後までみんなで跳んで盛り上げて、バトンを渡します!」と語り、ラストは「Plastic 2 Mercy」で締めくくりました。

<セットリスト>
01. Happy Lucky Kirakira Lucky
02. パショギラ
03. So many members
04. アンビバレント
05. GANG PARADE
06. Happy Yummy Lucky Yummy
07. Gang Gang Disco
08. GANG RISE
09. Plastic 2 Mercy

打首獄門同好会

転換中は緞帳が下ろされ、派手なSEが鳴り響く中、メンバーが登場。白と赤のベースボールシャツにピンクのLEDバンドを巻いたベースボーカルのjunko、赤いメッシュカラーがかっこいいドラムスの河本あす香、イエローのLEDバンドをつけたビジュアルジョッキー&コーラスの風乃海、そして白い上下ジャージ姿のギターボーカル大澤敦史が「◎△$♪×¥●&%#?!」とシャウトしながら登場し、「きのこたけのこ戦争」でライブがスタート。「よろしくお願いします、みんなの遊び場にようこそ!」と軽くジャブを放ち、「筋肉マイフレンド」でスクワット、「Sports&Music」と続け、水分補給を呼びかけると「BUNBUN SUIBUN」プロレスは好きでしょうか?と「WAZA」牛丼が食べたくなりました。

「ありがとうございます、Zepp Shinjukuへようこそ」と大澤敦史が挨拶。「『ついに対バンしてみようツアー』という結滞なライブですが」と冗談交じりに話しつつ、今回のツアーは全て応募型で、各地に色とりどりのアーティストが集まってくれたことを紹介。メタルバンドから、動物がバックバンドのメルヘンユニット、インストバンド、ヴィジュアル系、地元の若手までと振り返り、「全部やるにはアイドルも必要だった」とGANG PARADEの起用理由を明かします。

応募は複数OKで、GANG PARADEはたくさん応募してくれたが、埼玉の会場は楽屋が8畳しかなく11人では無理。遠征費もかかるということで「最大のZepp Shinjukuが正解だった」と笑いを交えて語ります。さらに楽屋から何度も聞こえてきた「そんなことより♪」という練習の声が着信音にしたいほどだったとエピソードを披露。

また、「定期的にオタクのいるペンライトがピカピカしたり、やたらジャンプしてるやつがいるフロアやヴィジュアル系の一糸乱れぬダンスフロアを見ないといけない体」だと話し再開。

「今日は平日、今週は祝日もありマシだったけどみんなの気持ちはよく分かる」と「はたらきたくない」ラーメン二郎歌舞伎町店に捧げる「私を二郎に連れてって」そして「いつもパレードとはいかない」と「地味な生活」GANGって名前だけど真逆の曲と「シュフノミチ」一粒どうですかと「部長ぷっちょどう?」で盛り上げます。

「GANGという名前に似合わず“みんなの遊び場”ってことで、俺たちの遊び方も受け取ってください」と「うまい棒回せ!」のコール。私も明太子味をいただきました。

大澤敦史は「GANG PARADEって結構ロックバンドとも対バンしてるんですよ。9mmなんてゴリゴリバンドやthe telephonesとはDiscoつながり、FLOWはアニメつながり、そして極めつけは…超能力戦士ドリアン!」と紹介。客席から「興味ある!」と、ドリアン風の完璧な返しが飛び出し「今日イチの大声!」と驚き。「もしかして、ドリアン売れてきたのかな!?」と笑います。

さらに「俺たちも、アイドルとのツーマンもけっこうやってまして」と語り、私立恵比寿中学、でんぱ組.inc、BEYOOOOONDS、関ジャニ∞を挙げ、「でも11人は初めて。ユニゾンに頼らず、しっかり歌える11人」とGANG PARADE10周年を称えます。

12月16日にZepp Shinjukuで予定されているワンマンの先行チケットがこの日で締め切りと告知も代行し、「音楽好きはいろんなジャンルの遊び場で、いい出会いを」とメッセージ。うまい棒の行き渡りを確認してから「デリシャスティック」へ。

セセリコールに変わって「ヤキトリズム」「ニクタベイコウ!」、そして恒例の3匹の魚風船がフロアに投げ込まれ「島国DNA」でクライマックス。

「名残惜しいですが、ここまでタンパク質に偏りすぎましたので、必要なものありますよね!?」「収穫の秋、収穫祭!」と呼びかけ、「日本の米は世界一」で本編を締めくくりました。

「最初から!」コールに応えて再びメンバーが登場すると、大澤敦史は「最初からって、GANG PARADEから!?」と笑い、「平日ここまでお付き合いいただきありがとうございます。あと1曲だけ」と告げます。「帰ったら熱いお風呂に」と「フローネル」へ。間奏中には、「色とりどりで楽しいツアー。礼儀正しい挨拶をする若い人たち、心の底から応援したくなります」「一方で、20年やってるバンドとともツアーで共演できて本当に幸せです」と感謝の言葉を述べつつ、「話が本題から外れたので」と軌道修正。今は熱気で暑いけど、外は寒いので油断しないでほしい、みんなもう遊び尽くして体力も残ってないはず、だから帰ったらお風呂を沸かして一糸まとわぬ姿で「ワォ〜!」の効果音に乗せて「お風呂最高♪」と曲に戻ります。

再び曲を止め、「朝には朝の幸せがあるけど、ローテンションの日もあるよね」とスクリーンを使いながら語り始め、「心配だな、あの子たち礼儀正しくて…でも“GANG”なんて誤解されないかな」と呟くと、「猫よ、猫よ、打首獄門同好会も大概です。でも、なんとかなってます」と自虐まじりに笑わせ、「そうか、NHKにも出れてるし、ファミリーマートはまだポスター貼らせてくれないけど」と続け、「布団が待っている♪」と「二度寝最高!」で大合唱が巻き起こりました。

さらに曲を止めて、junkoが「こんにちは。女子と対バンするとすぐナンパしちゃうんですけど、今日もリハ後にネイルやお洋服、髪の毛の話で盛り上がりました」と話し、「呼んでいい?女子〜!」とGANG PARADEを呼び込んで、即興女子会が始まります。

ココ・パーティン・ココは「ありがとうございました!今日はjunkoさんリスペクトで髪をストレートにしました!あとで写真撮ってください」とうれしそうに呟きます。junkoは「また対バンしようね!一番年下は?」と聞くと、年齢は一応非公表とのことでしたが、この日が誕生日だったナルハワールドが紹介され、即興で「ハッピーバースデー」が演奏されました。

さらにjunkoは、「舞台監督に“お孫さんですか?”って言われたの。私たちの年金、支えてくれてる?あと3年で70だから」と笑わせ、「まだ年金はもらってません!今日から年齢非公開にします」と宣言。ココ・パーティン・ココは「一生ついていきます!」とすっかり意気投合。

「せっかく出てきてもらったのに、年金の話になっちゃったけど、ワンマンの良い予行演習になったでしょ!」と笑わせ、junkoのピンク、風乃海のイエローのLEDバンドに触れて「服に合わせただけ」と話し、次回は「みなさんもぜひ」と白と赤のLEDバンドをプレゼントすることに、ユメノユアは「意外とチープなんで、演奏中に吹っ飛んでいくかも」と心配しながら、全員で合唱してライブは締めくくられました。

エンドSEには「だらだらしたい」が流れ、「今日はやる気が出ないから〜だらだらしたい〜♪」と、またしても大合唱。ラストは獄のビッグタオルを掲げてステージをあとにしました。

<セットリスト>
01. きのこたけのこ戦争
02. 筋肉マイフレンド
03. Sports&Music
04. BUNBUN SUIBUN
05. WAZA
06. はたらきたくない
07. 私を二郎に連れてって
08. 地味な生活
09. シュフノミチ
10. 部長ぷっちょどう?
11. デリシャスティック
12. ヤキトリズム
13. ニクタベイコウ!
14. 島国DNA
15. 日本の米は世界一
EN1. フローネル w/GANG PARADE

まとめ

異種格闘技戦のような組み合わせでしたが、見事にかみ合った対バンで、あっという間に過ぎた熱のこもった夜となりました。再びこの組み合わせでのライブはもちろん、MCで名前の挙がった他のバンドやグループとの組み合わせもきっと楽しいはず。以上、みたらしゴローでした!

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