こんにちは、みたらしゴローです。今回は幕張イベントホールで開催された「乃木坂46 大感謝祭」に行ってきました!10年ぶりの開催ということで、事前にあまり下調べせずに参戦。過去に参加したAKBグループのファン感謝祭のように、いくつかのブースで企画が展開される形式なのか、それとも日本武道館で行われた櫻坂46の「Buddies感謝祭」のような形式なのかと予想していましたが、結果は後者のような内容でした。
当日、コンビニで発券してみるとなんと「アリーナAブロック」の席!急にテンションが上がりました。今回は珍しく車で向かい、幕張メッセ駐車場を利用、高速からのアクセスが良く、広々とした駐車場は満車になることもほとんどありません。しかも終日駐車料金が1000円という手頃さも魅力的です。
会場周辺はさまざまなイベントが同時開催されており、大変な賑わいでした。モバイルブースではシールや抽選でもらえるトランプカードをゲット。入場後は、今日の目玉でもある向井葉月の卒業セレモニーのサプライズ用チラシを受け取り、席に着きました。
ライブレポート
企画パート
影ナレは久保史緒里と梅澤美波が担当。「今日は向井葉月の卒業セレモニーもあります。明るく送り出そうね」「今からみんなに会いにいくね」と、期待感を高める言葉で会場を温めます。そして、いよいよ開演です。
「乃木坂46大感謝祭、こんばんは!」という元気な挨拶とともに、白い清楚な衣装に身を包んだメンバーが登場。みんな本当にかわいらしく、ステージが近いこともあり、その魅力を間近で感じることができました。
司会進行は、高橋大輔アナ。昨日の登場曲は「君の名は希望」でしたが、今日はテンションが一気に上がるという「Route 246」この曲のイントロとともに、高橋大輔アナが呼び込まれ、会場はさらに盛り上がりを見せました。
最初のコーナーは「3チーム対抗!乃木坂イントロクイズ」です。参加メンバーは以下の3チームに分かれて競いました。
「イントロースAランク」チーム
向井+久保・田村・筒井・佐藤璃果・松尾・五百城・一ノ瀬・井上・菅原・冨里
「B級」チーム
伊藤+岩本・中村・与田・賀喜・金川・矢久保・林・弓木・池田・岡本
「狙え!一発大逆転」チーム
黒見明香+梅澤・佐藤楓・吉田・遠藤・柴田・小川・奥田・川﨑・中西
クイズが進む中で、ハプニングやほほえましい場面がたくさんありました。中西アルノが関係ないタイミングで回答ボタンを押してしまい、「悔しくて押しちゃいました」と大天然を発揮する場面も。一方で池田瑛紗は、自身がセンターを務めた曲を当てられず「すごく聞き覚えのある曲なんですけど……」と、顔を真っ赤にする場面が。これには高橋大輔アナからも強烈にいじられ、さらに耳まで赤くなっていました。
奥田いろはや岩本蓮加は、自身のセンター曲をしっかりと正解。久保史緒里も自身のユニット曲を当てるたび、場内から歓声が上がりました。そのたびに池田瑛紗が再びいじられるという、微笑ましい展開で盛り上がりました。
その他にも、メンバーそれぞれが個性的な場面を見せてくれました。小川彩は「とりあえず早押し」で、答えがわからないのにボタンを押してしまう大胆な行動を披露。一方で、黒見明香はもっともらしく長いコメントを語り始めたものの、徐々にメンバーから失笑が漏れるという微笑ましい一幕もありました。それぞれのかわいらしい個性が光り、会場を和ませました。
最終問題前には、最下位だった「B級」チームが全員でかわいくおねだりし、特別にポイントが加算、しかし「イントロースAランク」チームが見事に優勝!優勝チームには、終演後に豪華なフルーツ盛り合わせが贈られることになり、大きな拍手が送られました。
メンバーが退場すると、高橋大輔アナが、一晩で自身のXのフォロワーが1,000人増えたことを明かしました。さらに、10年前の大感謝祭やクリスマスライブで司会を務めた際のエピソードも披露。当時はグループについてほとんど知識がなく、メンバーの名前を知らなかったことから責められた苦い思い出を語り、会場は笑いに包まれました。「皆さんとグループの架け橋、いや、歩道橋のような存在になりたい」とユーモアを交えた宣言をし、温かい拍手が送られました。
続いてのコーナーは、「軍団リベンジマッチ第二夜 団体ポーズ連想ゲームリベンジマッチ」です。今年発足した以下の3軍団が対決を繰り広げました。
「楓さん正そう軍団」
佐藤楓+林・松尾・冨里・中西
「まゆたん協会」
田村+池田・一ノ瀬・小川・菅原
「首ンセス」
弓木+筒井・五百城・奥田・川﨑
今年発足の軍団で争います。昨日の勝利チームである「楓さん正そう軍団」からは、佐藤楓のふわふわ全開のトークが炸裂。弓木奈於については「その対応ができるのは麒麟の川島明だけ」と言われるほどの独特な雰囲気を発揮していました。順番を決めるジャンケンで勝利した弓木奈於は、2番目を選択。しかし、その理由が意味不明で、高橋大輔アナをして「こ、これか」と困惑させる場面も。
ゲーム中、弓木奈於は「手術」というお題が出ると自ら寝そべって患者役になりきり、回答者としても「どこからつつけば良いのか?」と会場を困惑させる自由奔放なぶっ飛びぶりを発揮しました。そのユーモラスな行動に、場内は笑いに包まれました。
中西アルノも負けじと奇妙な動きや意味不明なコメントを連発。これには高橋大輔アナも「ちょっと、何言ってるかわからない」と苦笑い。一方、冨里奈央も珍回答をして、高橋アナに「ここにも……」と困惑の視線を送られる一幕もありました。
結局、連想ゲームは「首ンセス」と「楓さん正そう軍団」が同点となり、最終的にはじゃんけんで弓木奈於が勝利。「首ンセス」がフルコーラス披露の権利を獲得しました。「楓さん正そう軍団」は惜しくも2位となり、ワンハーフ披露の権利を獲得。最下位となった「まゆたん協会」は、サビ前までの披露にとどまりました。
披露された楽曲は以下の通りです。
君にDitto(C.:弓木+筒井・五百城・奥田・川﨑)フルコーラス
Keep in touch(C.佐藤楓+林・松尾・冨里・中西)ワンハーフ
懐かない仔猫(C.田村+池田・一ノ瀬・小川・菅原)サビ前まで
次のコーナーは「乃木恋リアル」。メンバーがロマンチックなシチュエーションを演じながら、楽曲を披露します。
まず登場したのはセーター姿の与田祐希。大学生のスキー旅行という設定で、マフラーを差し出され「そんなに優しくされたら好きになっちゃうよ」とささやく甘いセリフに、会場が一気に引き込まれました。続いて他のメンバーも加わり、楽曲パフォーマンスへ。
気づいたら片想い(C.与田+梅澤・中村・向井・金川・黒見・佐藤璃果)
その後、与田祐希は「くっついて帰ろうか、好き」とさらに心をくすぐる一言を残しました。
次はブレザー制服姿の井上和が登場。卒業した先輩が学校を訪れるというシチュエーションで、「合格したら、彼女にしてください。初めて好きになった人だから」と、ミュージカルのような演技を披露。
初恋の人を今でも(C.井上+ 伊藤・吉田)
井上和は「先輩、ずっと好きです」と真っ直ぐな告白で会場をときめかせました。
最後に登場したのは白いコートにミニスカート姿の遠藤さくら。幼馴染みと遊園地に来たという設定で、「もう幼馴染みのままじゃいや。好きになったんだもん」と、キュートながらも真剣なセリフを響かせます。
好きになってみた(C. 遠藤+岩本・柴田・矢久保・岡本)
遠藤さくらは「これからは幼馴染じゃなくて彼女だからね」と締めくくり、このコーナーを感動的に終えました。メンバーそれぞれの演技力と表現力が光り、観客を物語の世界に引き込む素晴らしい時間となりました。
3人が感想を求められると、それぞれ個性あふれるコメントで場を和ませました。与田祐希は「久しぶりに緊張感がありました。マフラーを渡された時、笑いが起きて少し困っちゃいました」と照れながらも率直な感想を述べました。
井上和は「初めて乃木恋しました!先輩お二人のパフォーマンスを袖から見ていて、思わずキュンキュンしました」と、先輩の演技を称賛。
遠藤さくらは「私は、かわいいに振り切った曲をやるのは珍しいんですけど、矢久保美緒ちゃんが後ろで踊ってくれて、とても心強かったです」と、共演者への感謝を込めた粋なコメントを披露しました。
次は「プレゼント大抽選会」です。メンバー全員が登場し、サイン入りトートバッグやTシャツの抽選が行われました。高橋大輔アナは「この寒い中タンクトップの人がいる」と観客をいじり、会場は笑いに包まれました。
Tシャツが当選した最前列の方は、なんと全メンバーから至近距離で祝福されるという豪華なひととき。その方が中西アルノ推しであることがわかると、本人から「おめでとう」と声をかけてもらい、会場中がほっこりとした雰囲気に包まれました。
さらに、次回バースデーライブの最前列チケットの抽選も行われ、大きな盛り上がりを見せました。その後、「このあとが今年最後のライブ」という紹介があり、メンバーたちは一旦ステージから捌けてライブの準備に入ります。
ライブ準備の間、高橋大輔アナがファンから寄せられたメールを紹介し、待ち時間も会場を楽しませました。
ミニライブパート
「OVERTURE」が流れると、メンバーがステージに登場。紫のTシャツと制服スカート姿での登場でしたが、ここは「歩道橋」のかっこいい衣装で披露してほしかったと感じる場面でした。
最初の楽曲は「歩道橋」。力強いパフォーマンスが会場を魅了しました。その後、メンバー全員が入れ替わり、アンダーメンバーによる「それまでの猶予」が披露され、しっとりとした雰囲気に包まれます。
続いて井上和が再びステージに現れ、「まだまだ行けますか?」と観客を煽り、大きな歓声が返ります。その後、全員が揃い、「チートデイ」「インフルエンサー」と続きます。そして、大好きな楽曲「Sing Out!」が披露され、会場全体がクラップで一体となり、最高の盛り上がりを見せました。
梅澤美波は「12月とは思えないくらい熱いね!皆さん、忙しい中で疲れているでしょう?」と観客を気遣いながら、温かい言葉をかけました。
池田瑛紗は「新しい経験ができた一年でした。でも、神宮では梅澤さんにまだ抱きしめてもらえていないんです」と可愛らしくアピール。これを受けた梅澤美波は、池田瑛紗をその場で優しくハグし、会場が温かな雰囲気に包まれました。
賀喜遥香は「楽しい感謝祭でした。みなさんに“好き”を届けるつもりが、たくさんの愛をもらいました。これからも乃木坂46を好きでいてください」と感謝の気持ちを伝えました。
久保史緒里は「この感謝祭は感謝とともに、自信にもつながりました。毎年、別れもありますが、新しい出会いもあります」と語り、もうすぐ加入する6期生への期待とエールを送るような言葉を残しました。
ラストは「きっかけ」でフィナーレを迎えました。久保史緒里の伸びやかな歌声が際立ち、会場を感動の余韻に包みます。最後に、梅澤美波が「私たちの感謝の気持ち、届きましたか?」と挨拶をし、全員で感謝を述べて退場しました。
アンコールは「葉月」コールに包まれました。やがて向井葉月が白いドレス姿で登場。深くお辞儀をした後、手紙を読み上げました。
感謝の言葉に続けて、彼女はこう語りました。
「8年前、好きで好きでたまらなかったグループに入りたくて、学校、受験、友達、その時の全てを捨ててこの場所にやってきました。乃木坂では、これ以上ないというほど躓いてきましたが、好きという気持ちだけは変わりませんでした。
大好きな乃木坂46が初めてバースデーライブをしたのがこの場所です。ここで卒業セレモニーをしていただけること、本当に幸せです。
何度もめげそうになった時、メンバーがいたからこそ頑張れました。辛い時にはお互いをカバーし合い、メンバーの頑張る姿を見て、自分も頑張れました。そんな風に思える仲間と出会えたことが、私の誇りです。
いつも支えてくれて、一緒に笑ってくれてありがとう。大好きです。
そして、どんな時も応援してくれたファンの皆さん。素敵な景色をありがとうございました。乃木坂46が私の全てでした。この8年間、本当にありがとうございました」
涙ながらに語る向井葉月の姿は、とても素直で、心に沁み渡るものでした。彼女の言葉ひとつひとつが真っ直ぐで、会場全体が感動に包まれる瞬間でした。
「ここからは、私の大好きなメンバーと大好きな歌を歌わせていただきます」と挨拶し、「君は僕と会わない方がよかったのかな」を披露しました。数人のメンバーは涙を浮かべた状態でステージに登場し、心を込めた歌唱に会場中が引き込まれました。
その後、全員がステージに上がり「サヨナラの意味」を歌唱。特に三期生たちはほとんどが涙を流しており、その光景に胸を打たれる場面が続きます。普段あまり泣くイメージのない与田祐希も、この日は派手に涙を流し、会場の多くの人々がその姿にもらい泣きしてしまいました。
歌唱中、代わる代わるメンバーが向井葉月と目を合わせたり、頭を撫でたりする姿が見られました。そのたびに、堪えていた涙があふれ出してしまうメンバーも続出。感動的で、心に深く刻まれるシーンとなりました。
梅澤美波は向井葉月を見つめながら、「綺麗だよ、大人になったね」と優しく声をかけました。続いて、佐藤楓から向井葉月への手紙が読み上げられることに。鼻水をすすりながら、感情いっぱいに手紙を読みました。
「いつも横には葉月がいました。体操服でレッスンしていたのが、まるで昨日のことのように思えます。最近は葉月がいない活動も増えてきて、寂しさを感じています。
同じ女子高出身で、もし同じ学校だったらきっと親友になっていたんだろうなと思います。性格は違うのに、不思議と波長が合いました。些細な日常も大切な思い出です。
楽しい話だけでなく、ときには愚痴も言い合って、嘘偽りなく話せる関係でした。葉月の乃木坂愛は本当に強くて、何でも知っていて、グループのためなら勇気ある発言もしてくれました。その姿勢に何度も感動させられました。先輩からもたくさん愛されていて、その愛され力が羨ましかったです。
お花が大好きで、優しくて、そんな葉月に出会えて本当に良かった。ありがとう。これからもずっと幸せでありますように」
読み終えた佐藤楓と向井葉月は、お互いを見つめ合いながら涙を流しました「ほんと、ありがとう」と声を詰まらせながら、感謝の言葉を伝えました。
「最後の曲は、密かに真ん中でやってみたかった歌です」と向井葉月が語り、「乃木坂の詩」が始まります。会場全体が黄色と紫色のサイリウムで染まり、その光景はとても美しく、感動的でした。歌い終わり、メンバー全員が深くお辞儀をして顔を上げると、客席には黄色のボードで埋め尽くされていました。「8年間ありがとう、はづきがいちばん」と書かれたボードが掲げられ、その光景に向井葉月は「ありがとう!」と声を震わせて感謝を伝えました。
梅澤美波は「これからも葉月が愛してくれる乃木坂でいられるよう、私たちも頑張ります」と力強く宣言。そして向井葉月が「年末の紅白歌合戦に出演してから活動を終えます。それまで頑張るので、よろしくお願いします」と挨拶をしました。
その後、後輩たちは向井葉月をハグしながら退場し、三期生たちは整列して深々とお辞儀。最後にステージに残った向井葉月も、一人で深々と頭を下げ、感謝の気持ちを表しながら退場しました。
しかし、終演後も「葉月」コールが止むことはなく、向井葉月が再びステージに登場。「たくさん名前を呼んでくださったので、出てきちゃいました!」と明るい表情で笑顔を見せました。そして、「ずっと応援してくれて本当にありがとうございます。皆さんに出会えて本当に幸せでした」と語り、「ありがとう」と深く感謝を伝えて、最後は明るく去っていきました。
<セットリスト>
01. 歩道橋(C. 遠藤)
02. それまでの猶予(C.冨里)
03. チートデイ(C.井上)
04. インフルエンサー(C. 梅澤・賀喜)
05. Sing Out!(C.久保)
06. きっかけ(C.遠藤)
EN1. 君は僕と会わない方がよかったのかな(C.向井)
EN2. サヨナラの意味(C.向井)
EN3. 乃木坂の詩(C.向井)
まとめ
感謝祭企画パートではメンバーの個性が存分に発揮され、ミニライブは、乃木坂46の今年のライブ納めとなり盛りだくさんの内容でした。そして、愛された向井葉月の卒業セレモニーは感動的で、会場全体が涙と笑顔に包まれました。しんみりしつつも、どこか爽快感のある気持ちで帰路、高速を飛ばしました。向井葉月がこれからも幸せな人生を歩んでいくことを心から願います。みたらしゴローでした!
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