乃木坂46山下美月卒業コンサートDAY1 2024年5月11日 @東京ドーム

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。連休明けの週末は金曜日から三連続のライブです。二日目は、東京ドームで行われた山下美月の卒業コンサートに参加しました。昼間はジムで軽くトレーニングをした後、ドームに向かいました。周辺はすごい人でしたが、一周見学してから無事に入場しました。今日の席は天空席でした。それでは、ライブの様子をお伝えします。

ライブレポート

今日は中村麗乃と柴田柚菜が欠席でした。天空席は眺めが良く、ライブ全体を見渡すことができました。影ナレは遠藤さくらと中西アルノが担当。遠藤さくらは少々噛み気味でしたが、「大好きー!」と叫んで案内を終了しました。その直後、「レッツゴー乃木坂レッツゴー」という少し奇妙なコールが会場に響き渡りました。

しばらくすると、「overture」が流れ、会場が一気に盛り上がりを見せます。そして、メインステージ上空から三日月に座った山下美月がゆっくりと降りて登場しました。「お前ら盛り上がれるのか!」と煽りを入れると、メインステージには白を基調としたダブルボタンの衣装をまとったメンバーたちが次々と登場し、「チャンスは平等」でライブがスタートしました。

そのままダンストラックへと移行し、メンバーの半分ほどが花道に繰り出しました。次に披露されたのは「制服のマネキン」。曲の途中、センターステージで山下美月が格好良くせり上がり、他のメンバーが背を向けて彼女を囲むパフォーマンスが展開されました。ここで早くも爆発音の特効が使われ、会場は熱気に包まれます。

続いて「シンクロニシティ」がセンターステージで披露され、ステージが3段ケーキのようにせり上がりました。頂上には山下美月、賀喜遥香、そして遠藤さくらが立っていたでしょうか。

その後、メンバーの半分ほどがメインステージに戻り、2台の大型ウサギフロートが登場。外周を回りながらファンサービスを行い、「キャラバンは眠らない」を披露しました。山下美月は「会いたくて仕方なかった人?」「会いたくて昨晩寝られなかった人?」などとあざとく煽りを入れつつ、「皆さんに会いたかった!」と「会いたかったかもしれない」を歌いました。再びメインステージに戻ると、「ガールズルール」で「ライブは声出してなんぼですからね!」といった煽りを何度も入れ、特効も惜しみなく使って序盤を盛り上げました。

MCの進行は梅澤美波が担当しました。興奮した様子で、曲中のように観客を煽りながら進行していきます。山下美月は「1日目のテーマは、卒コンらしくない楽しいセットリストです」「衣装は自ら考えました」「ネックレスも特別で、メンバーそれぞれの下の名前が入っています」と説明しました。

向井葉月は「本番になって実感が湧いてきて、寂しいけど、美月の一生の思い出になるようにします」とコメント。黒見明香は「美月さんはいつも『最近どうぉ?』って、私にも優しく声をかけてくれます」と述べました。梅澤美波は「黒見だけ、ネックレスの名前が『MINGO』なんですよ」と笑いを誘いました。最後に菅原咲月は「急に実感が湧いてきて寂しいけど、楽しく笑顔で送り出したいです」と序盤の感想を語りました。

短いVTRが流れ、「山下美月『美』」とナレーションされると、ユニットコーナーが始まりました。真っ赤なミニスカートのドレスに身を包んだメンバーたちが登場し、「欲望のリインカーネーション」から、エモーショナルな手拍子とコールで盛り上がる「命は美しい」までを披露しました。

次に流れたVTRでは、「今年、考古学上であり得ない発見があった」「激動の年、2017年、若様、松、秋の3つの軍団が争いを繰り広げた、いわゆる三国時代として知られている」というナレーションが入りました。若様軍には、優秀な軍師・諸葛亮美月がいたという内容で、「天下三分の計」が紹介され、再びユニットコーナーが始まります。

黒のドレス衣装で登場したメンバーですが、山下美月は「軍団」と書かれた白いTシャツで、「失恋お掃除人」を披露しました。パフォーマンス中には、各メンバーが「〇〇担当」として自己紹介をしつつ、サインボールを投げ入れる場面もありました。曲の終わりには、箸くんの寸劇が行われ、「今度、乃木坂を卒業する粋な女は誰だい?」「かわいくて完璧でチャーミングな、山下美月だ!」というセリフが続きます。それに対して、梅澤美波が「全然違うけど」とツッコミを入れ、坂口珠美が「軍団長、これからも夢に向かって頑張ります!」と宣言しました。

その後、バックステージでは白米様の衣装を着た3人が登場し、こちらも寸劇を展開。「やっぱり白米が世界一美味しい」「いつかふわふわの白米の上で寝てみたい」などのセリフが飛び交い、「次の曲が何かわかっちゃう」と言うと、白米の被り物をした山下美月が合流し、「みづりんご軍団」と称して「白米様」をパフォーマンスしました。曲の途中で山下美月は「私、やっぱり白米様にはなれない。今日からあなたが軍団長よ」と言って、一ノ瀬美空に被り物を託しました。

山下美月が「みくりんご軍団、これから頑張ってね」と言うと、向井葉月と矢久保美緒が両袖を勢いよく引っ張り、山下美月の衣装が肩出しスタイルに変化しました。山下美月は「あなたのハートに、ずっきゅん!」と「ずっきゅん砲」を打ち込みながら、「2度目のキスから」を披露。コール&レスポンスで会場を盛り上げました。

短めの英語ナレーションが入ったVTRが流れると、山下軍団が黒いミニスカートにガーターベルト、そして白いコートを羽織った衣装で登場し、「遥かなるブータン」を披露しました。間奏で山下美月が「こんばんは、山下軍団です」と挨拶すると、一ノ瀬美空が「ちょっと待った!」と乱入。「なんで私が山下軍団にいないの!?」と問い詰めます。山下美月は「いろんな人にかわいいかわいいって言われてるけど」「人類で一番好きなのは山下美月さんよね?」と問いかけ、「入団テストします」と宣言しました。一ノ瀬がクイズに正解し、無事に入団が決まりました。

曲が終わると、山下軍団は今日で解散することが発表され、最後にもう一曲披露するため、コール&レスポンスの練習が行われました。メンバーたちはチェックのJK制服スカートに、それぞれ派手なアウターを羽織り、山下美月が作詞・振り付けを手がけた新曲「恋山病」を披露しました。賀喜遥香は伊達メガネを、一ノ瀬美空は白い被り帽子を身につけていました。

曲が終わると、解散セレモニーが行われ、山下美月から団員に称号と贈る言葉が与えられました。「賀喜山遥香、富士山のように輝く笑顔で皆を照らしてください」「マウンテン五百城、その南アルプスのような真っ白な心で、これからも前向きにがんばってください」「川﨑桜島、その桜島のような秘めたハートで皆を引っ張っていってください」「一ノ瀬チョモランマ美空、そのチョモランマのような笑顔でアイドルとして突き進んでください」と、それぞれに称号を授与しました。最後に山下美月は「みんなの軍団長でよかった」と言い、山下軍団は解散しました。解散を惜しむVTRが流れ、山下軍団は別れを告げました。

次に流れたVTRは、「おしゃれアイドル ヤマandバニー」客席からのコールによって、トップス、ボトム、頭の衣装が選ばれた結果、ヤマはサウナの格好になりました。山下美月は「これから銭湯に行くの!」と宣言し、メンバーたちはカラフルなセーラー服を着て登場。「銭湯ラプソディー」面白くてかわいい曲を披露しました。

MCに移りました。賀喜遥香が「山下軍団が今日解散しましたが、新曲『恋山病』、いかがでしたか?」と問いかけると、五百城茉央が「作詞、振り付け、衣装も全部美月さんが考えてくれたんです。忙しいから誰か手伝ってるのかと思ったら、一人でスタジオを借りて動きを考えてくださったそうで」と感謝の気持ちを述べました。川﨑桜は「美月さんが手書きで構成表を作ってくださって、コメントも泣けました」と続けました。

賀喜遥香は、「山下さんとの思い出で、どこか行きたいところはあるか聞かれて、おでかけして一緒にプリクラを撮りました」と回想しました。一ノ瀬美空も「尊い、苦しい。美月さん、聞いてますか?私もプリクラ一緒に撮りたいなぁ。最初は丁寧だったんですけど、最近は扱いが雑なんです」と冗談交じりに語りました。そして「チョモランマはすごく考えてたってマネージャーさんに聞いて、愛のチョモランマです」と付け加えました。

続いて、山下美月は全身うさぎの衣装で登場し、メンバー全員が薄紫の衣装にうさ耳をつけてフロートとトロッコで場内を周回しながら「人間という楽器」を披露しました。下手側のフロートは運転が少し不安定で、一瞬柵に当たりそうになり立ち往生する場面もありました。その後、「あれ?全員うさ耳、これって『自分じゃない感じ』だよね?」とファンサービスを続けながら、続いて「好きになってみた」と3曲連続で披露。最後はメインステージに全員が集合してダンスを繰り広げました。

VTRが流れ、山下美月の「5年後の自分への手紙」が紹介されました。5年前の手紙には「スーパーキラキラアイドル」と書かれていたのでしょうか。続いて、山下美月原案の短編エッセイ「忘れられない、ヒロイン」が川﨑桜のナレーションで披露され、最後のセリフは「たった17分間なのに」その瞬間、どよめきが起こり、「17分間」がスタートして期別曲コーナーが始まりました。

その後のエッセイの続きでは、賀喜遥香のナレーションが入り、「大事なのは一つだけ」というセリフで、再び怒号のような歓声が上がり、「I see…」が披露されました。間奏ではおなじみの激しい煽りが展開されました。そしてエッセイの続きが始まり、ここまでくると次の展開が読めるようになります。今度のナレーションは与田祐希が担当し、最後のセリフ「どこへ行った?あの夢」で「逃げ水」が始まりました。ただし、三期生曲ではセンターポジションに山下美月は入りませんでした。そこに何かメッセージ性を感じさせる演出でした。

続いてダンストラックが始まりました。メンバーによるダンスの後、山下美月のソロダンストラックが披露されました。そして、爆発音の特効が合図となり、ラストスパートへと突入します。まずは「世界で一番 孤独なLover」「ありがちな恋愛」「インフルエンサー」「帰り道は遠回りしたくなる」と連続で披露され、すぐに「Sing Out!」のイントロが流れました。山下美月は「一緒にクラップしてください!みんな見えてます!やらないのではなく、やるのがカッコいい!」と呼びかけ、2サビではアカペラで5万人の大合唱が響き渡りました。

山下美月「一緒に歌ってくれてありがとう。今日は楽しいライブにしたかったです」と感謝の言葉を述べました。「うさ耳とかも喜んでくれるかなと、すごくチャレンジしてきました」と続け、「最後は、私にとって大切な曲です。この頃は後悔をしているけど、振り返ると自分のことを少しだけ好きになれた」と語り、「僕は僕を好きになる」を披露しました。

曲中、モニターには山下美月から全メンバーへのメッセージが表示され、客席に背を向けて見入るメンバーが多数おり、涙を見せる姿も見られました。曲が終わると、梅澤美波が「手紙‼」と涙声で叫び、山下美月は「サプライズ、皆のことが大好きなので」と続けました。

そして締めの挨拶として、「明日が最後になります。今日とはガラッと変わった雰囲気になると思います」と述べ、本編を締めくくりました。

アンコールに応えて、メンバーは白のグッズTシャツと制服のミニスカート姿でフロートに乗って登場し、「転がった鐘を鳴らせ!」を披露しました。続いて「ダンケシェーン」では、久保史緒里が歌い出しのパートで「美月の暖かい…」と歌い、一ノ瀬美空が曲中に小川彩を捕獲。アウトロでは向井葉月が「やっぱ、美月だな!」と叫びました。

その後、「人は夢を二度見る」を披露。久保史緒里の歌唱が心に響く、素晴らしい曲です。全員がステージに整列すると、梅澤美波が「大きい会場、嬉しいですね」と感想を述べ、井上和は「寂しいけど、演出がすごく楽しかった。モニターにも釘付けでした。リハーサルで見ているのに何度も見てしまいました。軍団員に入りたかった」と語りました。田村真佑は「楽しいライブだった。『銭湯ラプソディー』は今まで一回しかライブで披露できていなかったので、今回できて嬉しかった」と話し、「ありがとうございました」の時に「ゴン」と大きな音がして悲鳴を上げました。どうやらマイクに歯をぶつけてしまったようです。「折れてないかな?」と笑いを誘いました。

山下美月は「ここまで来れました。セットリストや映像は私にとっても賭けで、盛り上がってくれるか不安だったけど、盛り上がってくれて嬉しかったです」「最初に三日月で登場しましたが、高所恐怖症を隠していたのに、ばれちゃいましたね」と振り返りました。

そして締めの曲「乃木坂の詩」では、梅澤美波が「本当に、美月らしいライブになりました」と述べ、山下美月は「夢のような一日でした。一瞬一瞬が宝物で、幸せでした」と感謝の言葉で全編が終了しました。

<セットリスト>
01. チャンスは平等(C.山下)
02. 制服のマネキン(C.山下)
03. シンクロニシティ(C.山下)
04. キャラバンは眠らない(C.山下)
05. 会いたかったかもしれない(C.山下)
06. ガールズルール(C.山下)
07. 欲望のリインカネーション(C.山下)
08. 知りたいこと(C.山下+梅澤、阪口、与田、矢久保、松尾、一ノ瀬)
09. Rewindあの日(C.山下+遠藤、井上)
10. 命は美しい(C.山下)
11. 失恋お掃除人(C.山下+梅澤、阪口)
12. 白米様(C.山下+向井、矢久保、一ノ瀬)
13. 2度目のキスから(C.山下+吉田、筒井、黒見)
14. 遥かなるブータン(C.山下+賀喜、五百城、川崎)
15. 恋山病(C.山下+賀喜、五百城、川崎、一ノ瀬)
16. 銭湯ラプソディー(C.山下+梅澤、与田、金川、田村)
17. 人間という楽器
18. 自分じゃない感じ
19. 好きになってみた
20. 17分間(C.山下、川崎)
21. I see…(C.山下、賀喜)
22. 逃げ水(C.与田、岩本)
23. 世界で一番 孤独なLover(C.山下)
24. ありがちな恋愛(C.山下、賀喜)
25. インフルエンサー(C.山下、与田)
26. 帰り道は遠回りしたくなる(C.山下)
27. Sing Out!(C.山下)
28. 僕は僕を好きになる(C.山下)
EN1. 転がった鐘を鳴らせ!
EN2. ダンケシェーン
EN3. 人は夢を二度見る(C.山下、久保)
EN4. 乃木坂の詩(C.山下)

まとめ

山下美月の企画が存分に織り交ぜられた、内容の濃い、非常に考え抜かれたライブでした。長時間にもかかわらず、それを感じさせない素晴らしい公演でした。明日は最終日となり、二部構成となりますが、残念ながら私は今日だけの参戦です。卒業後も、山下美月がその才能をいかんなく発揮されることを期待しています。以上、みたらしゴローでした!

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