ヤバイTシャツ屋さん”Tank-top Festival 2025″ DAY2 ONE-MAN SHOW 2025年5月11日@志摩スペイン村

ライブ参戦
この記事は約7分で読めます。

昨日に引き続き志摩スペイン村です。三重県内に宿泊して会場に向かいます。鵜方駅の市民の窓口に荷物を預け、少し時間に余裕があったのでクラフトビールをいただいてからシャトルバスに乗りました。市民の窓口は帰りもスムーズでしたので、会場で長蛇の列のクロークに並ぶよりかなり優位だと思います。バスに乗ると昨日同様に車内BGMでヤバイTシャツ屋さんの曲が流れていて、気分が高まります。

会場に到着すると、昨日売り切れだったありぼぼコラボTシャツは完全に完売しており、ネット販売が予定されているとのことだったので、後日注文することにしました。入園後は快晴で、かなり日焼けしそうな陽気です。またビールを一杯いただいてから待機列に並び、入場。昨日とほぼ同じ位置で開演を待ちます。それではライブの様子です。

ライブレポート

前日同様にタンクトップくんが登場し、かわいらしく注意事項などを説明して前説を務めました。時間になると、昨日からおなじみのジングル、そして本物のパルケエスパーニャのテーマソングが流れ、パレードカーに乗ってメンバーが登場。「ヤバイTシャツ屋さん始まるよ〜」「三重県代表ヤバイTシャツ屋さんです。めちゃくちゃ晴れた!」とこやまたくやが叫び、「前の方、気合い入れていけ!疲れたら下がってもいいよ!後ろも前来たくなったらいつでも来て!」と声をかけ、「KOKYAKU満足度1位」でライブがスタート。待ってましたと言わんばかりに、ものすごい数のダイバーが発生しました。

続いて「Tank-top Festival 2019」、そして3曲目はお約束の「メロコアバンドのアルバムの3曲目くらいによく収録されている感じの曲」。ジャンプジャンプと盛り上がり、「しゃがんでしゃがんで、こういうのゆっくり時間とります」と煽り、「1.2.3.4!」でジャンプ。「ええがな」に続き、「集まれ集まれ!」と「あつまれ!パーティーピーポー」と、怒涛の序盤展開です。

「どうも、主催者です。久石譲です!」とこやまたくやがボケると、ありぼぼが「昨日も言ってたけどシンプルスベリ」とツッコミ。こやまたくやは「ワンマンライブ、天気良くて元気よく、ビジュよし」と言えば、もりもりもとは「孫正義!」「ソフトバンク、電波よくして」と自由奔放なMCが続きます。「顧客だらけなのでレア曲いきます。知ってるフリしてください!」と宣言して、「珪藻土マットが僕に教えてくれたこと」で再開。続けてレア曲「恐竜 〜Dynamite Soul〜」、さらに自主制作時代の「Don’t Stop SNS」ではヘドバンを指示し、観客も熱狂。「かかとローラー」でライブらしさ全開に戻り、「ちらばれ!サマーピーポー」でこのブロックを締めました。

「スペイン村らしいことする!?」と声をかけ、スペイン村のダンサーとマスコットキャラクターを呼び込み、「ブエン ビアへ」を一緒に踊ります。難しい振り付けと密集したステージでなかなか揃わない中、「gracias‼︎」と明るく送り出すと、もりもりもとは「去年より踊れてなかった!?」と嬉しそうにコメント。「Aメロのところが難しい」などとやりとりし、「みんな志摩スペイン村のことが、すこ!」と叫んで「すこ。」へと繋ぎました。

「ちびっ子たち、お待たせ!」と、アニメ『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』のエンディングソング「ZORORI ROCK!!!」を披露。続いてはバラード「肩have a good day」。間奏ではもりもりもとの口笛が鳴らず、観客から「がんばれ!」の声が飛びます。落ちサビではもりもりもとのアカペラでキメて、大きな拍手が湧きました。

元気いっぱいに「鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック」、そして「かわE」と再びダイバーとサークルモッシュの嵐。「立ちリフトきしょいからやめよ!」という謎の指示が飛び、「よくできました!」のタイミングで、百基ほどのリフトから大量のダイバーがなだれ込み、セキュリティもsしっかり対応していました。

「次で最後の曲じゃないです」とこやまたくやが前置きし、「これがとっても面白い」と楽屋でもスタッフに披露していたネタと試しますが、ダダすべり。ありぼぼが「またちょっとしゃがんで」とジャンプの準備を促すと、「前の方諦めとるやんけ」と密集具合にツッコミ。無理がありながらもなんとかしゃがみ、「gracias‼︎」と叫びながらウェーブのようにジャンプを試みます。

しかし、観戦エリア中盤で体調不良の方が出て、観客から×マークが出されスタッフが救援に向かいます。複数発生し、「graciaジャンプなんかしようとするから!」と別の場所からも救援依頼が。こやまたくやは「靴無くなったとかは知らん!」とコメントしながら、ようやくウェーブジャンプが成功。「Universal Serial Bus」でハイパーメロコアメドレーが発動し、楽しいサークルモッシュがエリアを巻き込みます。

「とりあえず噛む」では、前方の密度がダイバーによって薄まり、こやまたくやが「もっと前つめて、土台が全然足りてない、危ないからもっともっと!」と叫びながら、なんとかカオスな状況を収めました。「ダックスフンドにシンパシー」「小ボケにマジレスするボーイ&ガール」「k.r.k.r.」「Blooming the Tank-top」と怒涛のラッシュを続け、「お疲れさまでした」と一旦休憩に入ります。

こやまたくやが「楽しすぎる」と笑えば、ありぼぼは「今のコーナーみんな大丈夫!?」「靴やスマホなくすのはしょうがない」と語り、あちこちで持ち主不明の靴が掲げられます。「もうあとちょっとです、ちょっとそれ…」と岡崎体育の真似。「頑張れとか負けるなとか言わないけど、パワー貰ってもらえると嬉しい。みんなが応援してくれるように、みんなを応援してます」と語り、「ヤバイTシャツ屋さんっぽくない曲」として「hurray」でライブ再開。

両手を上にと「癒着☆NIGHT」、そしてラストスパート。「どんだけやれんの、もっとやれるでしょ!」と「無線LANばり便利」。こやまたくやは「昨日今日で思ったのは、みんな音楽、バンドやってほしいなって。俺が京都大作戦観て衝撃受けたときと同じように、年齢とか関係なく、バンドやりたいって思ってくれる人が一人でも多くいたら」と語り、「ヤバみ」で会場は完全なお祭り騒ぎに。

「バンド楽しい、夢がある、絶対できる、バンド始めなさい!」と訴え、本編ラストはスペイン村のダンサーとマスコットキャラクターを呼び込み「NO MONEY DANCE」。全員で乱れ踊り、どでかい爆発の特殊効果がフェスの最後を華々しく締めくくりました。

アンコールで再び登場すると、「あんまり時間ないから写真撮ろう」と呼びかけ、スペイン村のダンサーとマスコットキャラクターも再びステージに現れて記念撮影が行われました。そのまま「帰らんといてトロ!」とマスコットたちに語りかけ「きっとパルケエスパーニャ」へ。本編では惜しくもセトリ落ちしていた曲です。

続いて「sweet memories」、そして最後の最後は「ハッピーウェディング前ソング」感動のフィナーレで、こやまたくやが「来年も絶対やれますように!」「時間ない人を先に帰してあげて、19時まで園内遊べます」と締めの案内をしました。もりもりもとは「志摩スペイン村、近鉄、来てくれた人、本当にありがとう!4回しかやってないけど、すごくホームに感じました」と語り、そしてありぼぼから衝撃の発表。

「ありがとう!私、お腹の中に赤ちゃんがいて――」
エー!!!という声が会場を包み、空気が一瞬止まりました。

「灼熱のライブは暫くサポートに来てもらうんですが…」という続きに、おめでとうの大歓声が上がり、あたたかな拍手が響きました。ありぼぼは、これからも応援をお願いしたいと伝え、こやまたくや「忘れられない2日間になりました!」と涙ぐみながら、来年の開催も誓い、最高のフェスの2日間が幕を閉じました。

<セットリスト>
01. KOKYAKU満足度1位
02. Tank-top Festival 2019
03. メロコアバンドのアルバムの3曲目くらいによく収録されている感じの曲
04. ええがな
05. あつまれ!パーティーピーポー
06. 珪藻土マットが僕に教えてくれたこと
07. 恐竜 〜Dynamite Soul〜
08. Don’t Stop SNS
09. かかとローラー
10. ちらばれ!サマーピーポー
11. ブエン ビアへ(志摩スペイン村) w/ スペイン村ダンサー、マスコットキャラクター
12. すこ。
13. ZORORI ROCK!!!
14. 肩have a good day
15. 鬼POP激キャッチー最強ハイパーウルトラミュージック
16. かわE
17. Universal Serial Bus
18. とりあえず噛む
19. ダックスフンドにシンパシー
20. 小ボケにマジレスするボーイ&ガール
21. k.r.k.r.
22. Blooming the Tank-top
23. hurray
24. 癒着☆NIGHT
25. 無線LANばり便利
26. ヤバみ
27. NO MONEY DANCE
EN1. きっとパルケエスパーニャ
EN2. sweet memories
EN3. ハッピーウェディング前ソング

まとめ

昨日そして今日は30曲に迫る怒涛のセットリストでも最後まで安定感のある演奏で魅せてくれました。なぜだか、とても感動してしまいました。ありぼぼには安産を願い、体を大切にしてほしいです。今後、違う形のヤバイTシャツ屋さんがどんな姿を見せるのかも楽しみです。そして来年も、このフェスには最優先で参戦したいと思います。

帰路もスムーズで、少し予想より早く帰宅できました。なんだか爽快感満点で、ここまでの人生で満足度最高のフェスになりました。みたらしゴローでした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました