こんにちは、みたらしゴローです。今日はZepp DiverCity Tokyoで行われるサバシスター「あの夜のはなしツアー」ファイナルに来ています。平日三連続ライブの最終日で、仕事を終えて駆けつけました。サバシスターのライブは新潟での「あの夜のはなしツアー」以来で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのかとても楽しみです。
今回のチケットは抽選でなかなか当たらず、整理番号は2000番台ですが、観られるだけでもラッキーです。開演時間が19時と少し余裕があったので、ダイバーシティのガンダムなどを見て時間を潰し、ほぼ最後の方で入場しました。ドリンクを交換し、会場最後方の壇上から開演を待ちます。遠いですが視界は良好です。それではライブの様子をお届けします。
ライブレポート
開演までの時間、今回の対バン相手のバンドの楽曲が場内に流れています。やがて場内が暗くなり、SE「Ca Va?」が響く中、おそろいの黒いつなぎを着たメンバーが登場。つなぎの背中には青地でPIZZA OF DEATH RECORDSのロゴが入っており、見た目からもインパクト大です。なちが「サバシスターZeepへようこそ!」と叫ぶと、会場は一気にヒートアップし「作戦会議」からスタート。観客からは「オーオーオー!」の大合唱が巻き起こり、いきなり大興奮の幕開けです。
続いて「リバーサイドナイト」では恒例の「じゃんけんぽん!」なちの「全員跳べ!」の掛け声に合わせて、フロア全体がジャンプ。GKのドラムもさらに力強く響き、場内の熱気が一層高まります。
「ジャージ」ではついにダイバーも発生し、「ロッケンロール!」の合唱が場内にこだまします。
続けざまに「タイムセール逃してくれ」がスタートし、手拍子とダイバーが続出。「ノーコンオーリー!」「ロンダート逆上がり!」も大合唱で、会場全体が盛り上がります。間奏ではメンバー紹介が入り、るみなすは毛先を青に染めた髪を激しく振りながら、爆音のギターで応えます。
るみなすが「ありがとうございます、ツアーファイナルだよ、知ってる?泣いても笑っても。最高の空間にしていこう」と声をかけると、なちも「みんな優しいお客さん」と応えます。るみなすが続けて「今日は新しい衣装、ベージュと黒で迷ったけど黒にしたよ。髪もバックライトに合わせて青くした」と語り、ファイナルらしい意気込みが伝わってきます。
再び、なちが「みんなの声聞かせてほしい」と煽り、「ヘイまま!プリーズコールミー」でライブが再開。「へいママ!」の大合唱が巻き起こり、なちの「足りねえなぁ!」の一言で、さらにヒートアップする場内。
ドラムのリズムに合わせて「ここでゲスト、よしよしマシーン!」とコールがかかると、ロボットの「よしよしマシーン」が登場し「よしよしマシーン」を披露、マシーンはセンターでメンバーをよしよししながらダンスを披露し、会場が和やかで楽しい雰囲気に包まれます。
続いて、「I don’t want to be 22!」と叫びながら「22」へとつなげると、観客はピースマークを作って手を挙げ、熱気がさらに高まります。間奏では再びメンバー紹介が入り、GKのドラムプレイが爆音で響き渡ります。そして、「キラキラユー」へと続きました、無数の星型のキラキラが発射さればら撒かれました。
なちが「楽しいです、ありがとうございます!Zepp、ヤバいね」と嬉しそうに語りつつ、「デコに貼るのやめて、ツボ浅いから、集中して歌いたいから」と観客をユーモアたっぷりにいじります。「この場所にワンマンで立てると思ってなかったし、まだ2,3年だけど、愛する歌を丁寧にやります」と語り、「初めてのライブだった3月15日から大切にし続けている歌です」と「しげちゃん」を披露。続いて「生活」と、感動的なバラードが続きます。
次に、最新のCMタイアップ曲「ひとりぼっちと廊下の窓」。この曲は、聴けば聴くほど沁みてくる良曲で、会場の雰囲気をしっとりと包み込みます。
るみなすは、「ありがとうございます!さっきギターソロでお立ち台に乗ったとき、目の前のセキュリティーさんの頭の頂点に星が乗ってた!」と会場を和ませる一幕も。なちも続けて「まだまだですけど、初めてZeppでやったときはオープニングアクトで、正直トラウマ級にショックなライブだったんです。あのとき、やらなきゃいけないことが山ほどあると痛感して。それが今日、自分たちのワンマンで、ファイナルでここに立てて、妥協せずにやってきた結果だと感じています」と感慨深そうに語ります。「お客さんに認められている、自信を持ってやれているので安心してる」と話し、さらにツアーグッズにも触れつつ「七本やったけど、大阪の方が元気いいわ!」と観客を煽り、いよいよ後半戦へ。
アレンジされたイントロから「覚悟を決めろ!」の掛け声と共に、ダイバーが大量発生。さらに「!」で勢いを増し、なちのソロギターも冴えわたって、会場を圧倒します。
続いて、「ポテサラ」のイントロが流れると、なちが観客に合唱の練習を促します。「CD買ったよね?MVも観たよね?サビ前、一緒に歌ってほしいから練習しよう」となちが呼びかけ、「せーの、『突っ込んでおこう!』」と練習開始。「でっか!うるさ!」「じゃあ二番もわかるよね?」とさらに煽ります。お約束で一番の歌詞を叫ぶかと思いきや、観客は正解の「どんな顔するかな?」を一斉に叫び、「正解、すごい!」と大満足の様子。そして、観客の声援と共に「ポテサラ」を披露しました。
「まだまだ行くぜー!」と勢いよく続きますが、なちがギターの音に異変を感じ、観客を煽りながら調整を始めます。しかし「なちが、ボリューム上げてなかっただけでした!」と、そのまま「ナイスなガール」が始まり、手拍子で会場が一体となって盛り上がります。
続いて、心に沁みる「ミュージック・プリズナー」るみなすのコーラスもいつも以上に力強く、楽曲の素晴らしさが際立ちます。ラスサビ前には大量の発射台が立ち上がり、観客が一気になだれ込むように飛んで、熱気が増幅しました。
なちは「ありがとうございました、安心な気持ちと不安な気持ち、そして怖くなる気持ち」と語りつつ、「まだまだだけど、かっこいいものは逃げないから、どこまでもついてきてください」と肘で涙を拭いながら叫び、感動のフィナーレへと向かいました。
本編ラストは「ハイエースナンバー」。サビの部分ではなちがマイクを離れ、観客に歌声を託します。観客全員が声を合わせて歌い、会場が一体となる感動的なシーンが広がりました。
アンコールの声が会場中に響き渡り、アンコール隊長のDくんが先に登場。「Zepp!さすがに2000人の圧ってすごいよね、ちょっと怖くなっちゃった」と語り、観客からも様々な声援が飛び交います。「ちょちょ、まとめて…ん、かわいい?」「実はアンコール番長、引退を考えています」と笑いを交えつつも、「でも俺の100とおまえらの100、かけ合わせようぜ!」と観客をさらに煽り、盛大なアンコールの中でメンバーが再び登場しました。
「31回目のアンコール番長でした」と笑いを取りつつ、なちは「やりたいことがある、BeReal撮ろう!」と声を上げ、撮影タイムに。さらに「勝手にやったら怒られるかもだけど、今だけ撮影OKね」と言い、特別に10秒間だけ撮影タイムが設けられました。
なちが「どうでした?」と問いかけ、るみなすは「フェスとかで演奏する機会が増えてきたけど、同じ景色や思いは一度もない」なちは「またこの場所や、さらに大きなステージで会えるといいな。次に会いましょう」と語り、「アイリー」が披露されます。久しぶりに聴く気がします、会場がしっとりとした空気に包まれます。
続いて、「サバシスター’s THEME」では、なちがハンドマイクに持ち替え、客席に背面ジャンプでダイブ!バンドも観客も最後の力を振り絞るように、最高潮の盛り上がりを見せます。
そして、「あー!サバシスターより感謝を込めて!」の掛け声と共に「サバカン」が演奏され、爽やかに感謝を伝えて全編が終了。エンドSEにはクレイジーケンバンドの「魚」が流れ、輝ける未来を示唆するかのようでした「作戦会議」そして「ポテサラ」が続けて流れました。歓声と合唱が鳴りやまない中、会場を後にしました。
<セットリスト>
01. 作戦会議
02. リバーサイドナイト
03. ジャージ
04. タイムセール逃してくれ
05. ヘイまま!プリーズコールミー
06. よしよしマシーン
07. 22
08. キラキラユー
09. しげちゃん
10. 生活
11. ひとりぼっちと廊下の窓
12. 覚悟を決めろ!
13. !
14. ポテサラ
15. ナイスなガール
16. ミュージック・プリズナー
17. ハイエースナンバー
EN1. アイリー
EN2. サバシスター’s THEME
EN3. サバカン
まとめ
大盛り上がりのツアー最終日ワンマンライブでした。今回のツアーでは、各地ものすごい対バン相手で全国を回り、ラストのワンマンも見事にかっこよく締めくくりました。今後の活躍もますます楽しみです。武道館、Mステ、さらには来年かもですが紅白も期待してしまいます!みたらしゴローでした!
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