第3期BiSラストライブ「Finale of third BiS」2025年1月12日 @日比谷野外音楽堂

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです!前日に引き続き日比谷野外音楽堂です。今日は昨日よりも一段と寒く感じますので、少し厚着をして、昨日と同じ時間の電車で会場に向かいます。

入場後、席はCブロック。ほぼ正面の位置で、視界良好です。少しだけ後方に空席があるようですが、昨日より埋まっている印象を受けました。やはり注目度の高いラストライブだけあって、観客の熱気が感じられます。

開演時間が近づくと、メンバーによる影ナレがスタート。観客への注意事項が説明される中、トギーが「今日は死ぬ気で頑張ろうぜ!」と力強く気合を入れました。この一言に、会場の期待感が一気に高まります。

また、席のすぐ斜め前が関係者席になっているようで、他グループのメンバーらが続々と着席していきます。おそらく彼らもBiSのラストステージを見届けに来たのでしょう。その姿を目にして、ラストライブの特別な空気感を改めて実感しました。それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

円陣の掛け声が微かに漏れ聞こえると、客席から早くも大歓声が沸き起こります。期待感が最高潮に達したところで、「LET’S GO どうも」のイントロが響き渡り、ステージ奥正面からメンバーが勢いよく飛び出します。いつもの衣装に身を包んだ彼女たちが登場すると、いきなりトップギア全開のパフォーマンスでライブがスタート。観客もそのスピードに慌てて追いつこうとします。

ヒューガーが「研究員! 世界一熱くなる準備できてますか? 端から端まで跳べ!」と会場を煽ると、続いて「DA DA DA DANCE SONG」へ。そしてそのまま「teacher teacher teacher」に繋がり、さらに会場のボルテージが上昇。観客の声援もどんどん大きくなり、まさに冒頭から飛ばしまくりの展開です。

メンバーがおなじみの挨拶と自己紹介を行い、肉声で「よろしくお願いします!」と一言。その後、クレナイ・ワールズエンドが「今日は、BiS野音最後の日」と語り、続けて「口がカピカピです」と少しユーモラスに場を和ませました。

さらに、「みんな、まだ寒そうなので」と観客を気遣いながら、ブロックごとに声出しを行いました。各ブロックから元気な声が上がり、次第に会場全体が一体感を増していきます。

「テレフォン」でライブが再開。おなじみの客席の横移動パフォーマンスも見られましたが、ここはライブハウスではないため控えめに。それでも、ヘドバンは全力で行われ、熱気がさらに高まります。続けて「DEAD or A LiME」「悲しみを纏う男たちの行進」と畳みかけるように披露され、観客のテンションも上がり続けます。

そして、次の曲のイントロが流れると、会場全体にざわめきが起こりました。「thousand crickets」、おなじみのスクワットを開始。永遠に続きそうにも思える動きをしっかりと繰り返します。2セット目からは「オイ!オイ!」の掛け声も加わり、集団スクワットはさらに熱を帯び、体はすっかり芯から暖まりました。

すぐにイコ・ムゲンノカナタの雄叫びが響き渡り、「FUCKiNG OUT」へと突入。激しいパフォーマンスに会場の熱気がさらに高まります。

曲が終わると、ヒューガーがマイクを握り、「みなさん、息してますか?」と笑いを誘いながら観客に問いかけます。「なんか薄着になってる」「真冬の野音でスクワットなんて、BiSにしかできない」と続け、会場を盛り上げました。「みんなとライブをやるのが一番楽しい。今日が最後のライブ」と語り始め、少し言葉に詰まりながら、「今日ほど時間がたつのが惜しいと思う日はない。今日は今日しかないので、最後まで研究員と一緒にライブを創っていきたい」そして、「全員、裸になりたいくらい熱くしたい、でも言ったら本当にやる人がいそうだから、そこは控えめに!」と冗談を交えつつも、心からの思いを語りました。

「BASKET BOX」が披露されると、会場全体がその良さに浸ります。続いて「STiLL BE CHiLD」が響き、さらにほっこりとした空気をもたらす「LOVELY LOVELY」へ。温かさと感動が混じる瞬間です。

そこから一転、「Olenimorph, Ole」や、ユニークで独特なタイトルの「イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム」、そして激しさが爆発する「I WANT TO DiE!!!!!」と、怒涛のパフォーマンスが続きます。会場の熱気は最高潮に達し、観客と一体となったステージが展開されました。

ナノ3が「楽しい時間はあっという間」と話し始め、「次の曲は、このメンバーになってからライブでずっとやってきた大切な曲です。大きな会場でやってみたかった」と言葉を重ねます。そして「研究員、ついてきてくれますか?」と問いかけました。

披露されたのは「なまえをよんで」。客席では肩を組む観客も多く、手拍子や合いの手が会場全体を包みますが、次第に寂しさがこみ上げてきます。イコ・ムゲンノカナタも、歌唱しながら涙をこらえている様子で、今にも泣き出しそうです。

さらに「this is not a love song」や「つよがりさん」といった楽曲が続き、会場の雰囲気はますます感傷的に。ヒューガーが「大切に歌ってきた曲です。終わりがわからなくなるくらい、研究員、一緒に歌ってくれますか!?」と声を震わせながら問いかけ、「R.U.N」の大合唱が始まりました。観客の声が響き渡り、感動の渦が広がります。

そして迎えたキラーチューン「BiS -どうやらゾンビのおでまし-」。しかし、歌い出しとともにヒューガーは号泣しながら歌唱、他のメンバーも次々と涙を流しながら歌う展開に。客席もほとんどの観客が涙をこらえきれず、コールができないほど感情があふれる状況となりました。

終わりを実感し、会場全体が一つの感情に包まれる中、メンバーは整列し、「以上、BiSでした」そして肉声で「ありがとうございました!」と大きく頭を下げ、ステージを後にする姿に、これ以上ないほどの拍手と感謝の声が送られました。

大きなアンコールの声が響き渡り、一斉にスマホのライトが照らされる中、メンバーが再登場。「アンコールありがとうございます!」と感謝を述べながら、一人ずつスピーチが行われました。

クレナイ・ワールズエンド「改めて今日は日比谷野音に来て下さりありがとうございます。大きな場所で解散ライブができること、本当に感謝しています」と語り始めました。「歴代の先輩たちや応援してくれた研究員のおかげで、今のBiSがあり、私が存在しています」と感謝の思いを込めます。
「普通に生きていたら得られない経験や感情など、たくさんのものをいただきました」と言葉を詰まらせながら続け、「今日ここに立って言えることは、BiSに出会って、BiSを好きになって、本当に良かったです。そして、たくさんの研究員に応援してもらえてすごく幸せでした。もし私たちが少しでも皆さんをハッピーにできていたなら、私はBiSにいて良かったと思えます」と涙ながらに語りました。
最後に、「研究員には、これからも笑顔で毎日を過ごしてほしいです。約2年間、応援してくれてありがとうございました」と深く頭を下げました。

イコ・ムゲンノカナタ「研究員はいつもそばにいてくれて、受け入れてくれて、たくさん名前を呼んでくれて、イコ・ムゲンノカナタを育ててくれて、本当にありがとうございました」と言葉を紡ぎながらも、大泣きしてしまいます。
「メンバーと研究員と創るこの空間が本当に大好きで、BiSとして生きられて、本当に本当に幸せでした。今日が研究員とつくる最後の思い出になります」と語り、「淋しい思いをさせてしまうけど、ずっと笑顔で幸せでいてほしいです」と涙ながらに締めくくりました。

ヒューガー「長くはない期間だったけれど、楽しいことも、幸せなことも、悲しいことも、苦しいことも、数えきれないほど経験させてもらいました」と絞り出すように話し始めます。
「研究員がいたから、今の私たちがここにいます。どれだけ離れていても、同じ音楽を愛し、同じBiSという存在を愛し、今日まで一緒に生きて来れて本当に幸せでした」と感謝を伝えました。
「笑った顔も泣いた顔もたくさん見せてくれてありがとう。私たちと出会ってくれて、本当にありがとう」と締めくくりました。

ナノ3「解散発表をしてから今日まで、いろんな気持ちを整理しながら過ごしてきました。BiSで過ごした時間はもちろん、楽しいことや幸せなことがたくさんあったけど、どうしようもない気持ちになることもありました」と振り返ります。
「普通に生きていたら経験できなかった感情や出来事を、BiSに出会い、研究員に出会わなければ知ることはできなかったと思います。この先、生きていく中で心が折れそうになったとしても、BiSや研究員のみんなのことを思い出して、前向きに生きていけるかなと思っています」と続けました。
「みんなからもらったたくさんのものを大切にして、全部忘れないでこれからも生きていきます。みんなにとっても、BiSを応援したことや研究員だったことが幸せな記憶であったなら嬉しいです。そして、こうして出会えたみんなには、笑顔で、健康でいてほしいなって心から思っています」と感謝の気持ちを込めて締めくくりました。

トギー「今日は、ここに来てくれてありがとうございます。本当はBiSで叶えたかった夢がまだまだたくさんあったんですけど、それでも研究員と一緒に駆け抜けてきた毎日を思い出してみると、楽しかった思い出でいっぱいでした」と、少し寂しさを滲ませながら語ります。
「BiSが研究員にとって力や何かの支えになれていたなら、今日ここまで続けてこられて本当によかったと思います」と話し、「みんな、今日は楽しかったですか?」と問いかけると、観客からの声に「うれしー!」と笑顔を見せました。
「これからもね、人生は長く続いていくので、好きなことをして、楽しく幸せに生きていってほしいです。私たちも絶対に幸せに生きていくので、みんなで楽しく生きようね!」と前向きなメッセージで締めくくりました。

「大切な曲を歌います」と宣言し、ライブが再開。「TOUCH ME」「Sakura」が涙声で歌われる中、会場全体が静かに聴き入ります。そして、気持ちを吹っ切るように「最後までやり切ろうぜ!」と叫び、「CURTAiN CALL」でエネルギッシュなパフォーマンスが続きます。

「STUPiD」のイントロが流れると、メンバーから「いくよ!これが本当に最後!」という叫びが。代表曲でラストを飾ると、客席は一人残らず肩を組み、涙を流しながら声を張り上げます。組体操も見事に決まり、メンバーと研究員が最後の一体感を共有しました。

「以上BiSでした、ありがとうございました!」と挨拶し、上手、下手、中央それぞれから「今日は本当にありがとうございました!」と肉声で感謝の言葉を届けます。一人ずつステージ中央から退場していく姿は、涙も枯れたのか、堂々と胸を張ったものでした。観客からの惜しみない拍手がその姿を見送ります。

ダブルアンコールの声も上がりましたが、これで全てのプログラムが終了。BiSの3期生としての幕が、感動の中で閉じました。

<セットリスト>
01. LET’S GO どうも
02. DA DA DA DANCE SONG
03. teacher teacher teacher
04. テレフォン
05. DEAD or A LiME
06. 悲しみを纏う男たちの行進
07. thousand crickets
08. FUCKiNG OUT
09. BASKET BOX
10. STiLL BE CHiLD
11. LOVELY LOVELY
12. Olenimorph, Ole
13. イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム
14. I WANT TO DiE!!!!!
15. なまえをよんで
16. this is not a love song
17. つよがりさん
18. R.U.N
19. BiS -どうやらゾンビのおでまし-
EN1. TOUCH ME
EN2. Sakura
EN3. CURTAiN CALL
EN4. STUPiD

まとめ

始まりがあれば、終わりもある——そうは言っても、やはり何とも寂しいものです。第4期の構想はないとのことですが、心のどこかで少しだけ期待を持ってしまいます。まだ若い4人のこれからの活躍には注目したいですし、何といってもBiSのことですから、何が起こるか分からないという期待も捨てきれません。

気長に待ちながら、彼女たちの未来を応援していこうと思います。以上、みたらしゴローでした!

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