櫻坂46「小林由依 卒業コンサート」DAY1 @国立代々木競技場第一体育館 2024年1月31日

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は櫻坂46の小林由依さんの卒業コンサートについてお伝えします。元々は諦めていたのですが、リセールで運良く当選し、なんとアリーナAブロックの前から4列目という神席でした。仕事は半休を取り、ジムで汗を流した後、代々木へ向かいました。SNSではウサギの着ぐるみが出現している情報があり、過去の事例から判断して間違いなく中身は小林由依さんでしょう。もう少し早く行っても良かったかなと思います。

展示スペースには巨大な写真と、その中にはご家族からの祝いの花も含まれており、なんとなく幸せを分けてもらった気分になりました。それでは、ライブの様子をお伝えします。

ライブレポート

良席なので、何となく早く入場してしまいました。近いとやはり興奮しますよね。花道も近く、ほぼ中央でした。やがて始まった影ナレは、主役の小林由依と上村莉菜でした。落ち着いた感じでアナウンスされました。「卒業コンサートを最後まで楽しんでいきましょう」

SEとOvertureが終わると、中央の電飾スクリーンが開き、小林由依が登場しました。上手と下手からは藤吉夏鈴と遠藤光莉が登場し、いきなりユニット曲「ジャマイカビール」で幕を開けました。会場は青と黄色のペンライトで埋め尽くされていました。

ダンストラックを挟んで、メンバーが再び現れ「摩擦係数」を披露しました。その後、VTRが流れ、小林由依が白いドアをノックするシーンが映し出され、「断絶」が披露されました。

メンバーが勢ぞろいしてMCを行いました。松田里奈が「バディーズの皆さん、配信をご覧のみなさん、櫻坂46です。小林由依卒業コンサートにようこそ!集まっていただきありがとうございます」と挨拶し、海外での配信も紹介されました。小池美波の休養、小田倉麗奈の学業都合、的野美青の新型コロナ感染による欠席も報告されました。的野美青は明日の2日目には必ず出演したいところです。小林由依は「青と黄色のサイリウムがすごくうれしかったです」と感謝の気持ちを表しました。武元唯衣は「私は由衣さんと踊るのが大好きだったので、喜びを噛みしめながら、かっこいい背中を目に焼き付けます」とコメントしました。守屋麗奈は「由依さんが以前言っていたけど、“断絶”で手を握る振りで最初の頃はうまくいかなかったけど、最近、今日もしっかりできてうれしかったです」と振り返りました。松田里奈は「皆さんが楽しい、最高のライブにします」とライブが続きます。

スクリーンには、白いドアに寄り掛かる小林由依の姿が映し出されました。ドアを開けると、MVのメイキング映像がテレビで流れています。寂しい気持ちになりそうな雰囲気から一転、「思ったよりも寂しくない」へとつながり、その後連続で「ドローン旋回中」で田村保乃のいつもの何言ってるかわからない煽りで会場中タオルを回す盛り上がり曲までが披露されました。

VTRでは一期生から三期生まで、加入間もない頃のレッスン風景が流れました。皆が幼く見えて懐かしい気持ちになりますね。当時の小林由依が「私が乃木坂46さんを憧れているように、私も憧れられる存在になりたいです」と語るシーンは、感動的で涙が出てきます。ステージには三期生と小林由依が現れ、「Anthem time」が披露されました。センターステージも使い、全力で何かを伝える姿は、エモーショナルな一瞬でした。

近くの席からは「凄い」という声が漏れました。そのままMCに移り、中嶋優月が「皆さん楽しんでくれていますか?ライブはまだまだ続きます。さて、この日がついに来ました。私たち三期生は”Anthem time”を一緒にやってもらいました」と話しました。小林由依は「ありがとう、一緒にやってくれて。どうしても一緒にやりたくて盛り上げたかったんです。いつも見ていて、楽しそうだなと思っていました」と応えました。山下瞳月は「うれしくて、歌詞と今の状況が一緒で、涙をこらえました。由依さんのことが大好きだから、2日間全力でその好きを伝えます。大好きです」と感情を込めて話しました。向井純葉は「由依さんにお願いしたいことがあって、先日、瞳月が頭をなでなでしてもらっているのを見てうらやましかったので、私もしてもらっていいですか?」と頼み、頭を撫でてもらった後には「キャー」と喜びの声を上げました。

神秘的なVTRの後、「偶然の答え」のイントロが流れると、会場からは悲鳴が上がりました。切ないメロディーが心に響く演出です。続いて「桜月」が披露され、別れの春がいつもとは異なる形で表現されました。守屋麗奈と小林由依が絡むパフォーマンスは、一気に寂しさを引き立て、観客の感情を動かしました。

再び神秘的なSEが流れた後、小林由依のソロダンストラックが始まり、その後に森田ひかるが続きました。小林由依が赤い衣装にチェンジして登場すると、「Nobody’s fault」「BAN」「承認欲求」という表題曲が連続で披露されました。続いて大きな花火の特殊効果がさく裂し「Start over!」のイントロが流れると、会場は揺れんばかりの全体ジャンプで盛り上がりました。センターステージと花道を大きく使い、藤吉夏鈴が小林由依を引きずり回すパフォーマンスは圧巻で、クライマックスを迎えました。

VTRで小林由依が砂を手ですくうシーンが映し出され、ステージ上でも彼女が同じ動きをすると、「隙間風よ」のイントロが流れ、本編の最後の楽曲として披露されました。楽曲が終わり、最後にステージに一人取り残された小林由依が、開演時に現れた場所へ戻り、ゆっくりとステージを後にしました。

アンコールに応えて、VTRで欅坂46時代から現在までの思い出のスライドが上映されました。小林由依がセンターステージでソロ曲「君がサヨナラ言えたって…」を披露しました。メンバーが登場し、田村保乃が「ありがとうございます、ゾノはどうでした?」と尋ねました。大園玲は「下で着替えながら観てましたけど、由依さん一人なのに発光してました」と述べ、守屋麗奈も「本当にかっこよくて感動しました」と感想を述べました。皆、感動で涙をこらえていました。山崎天は「みんな、しんみりしているところ悪いんだけど」と切り出し、小林由依考案のグッズを紹介しました。増本綺良は「私の持ってるのは、小林さん考案の巾着とステッカーセットです。櫻ポーズがお気に入りです。匂わせになるけど一般の人にはわからない、櫻ポーズの練習にもなります」と説明しました。小林由依が移動してメインステージに登場し、田村保乃は「スウェット、大人気だそうです」と報告しました。そしてマイクを一期生に交代しました。

齋藤冬優花が「一期生三人です。ゆいぽん、“君がサヨナラ言えたって…”はどうでしたか?」と小林由依に質問しました。小林由依は「一人でこんな大きなステージでやるなんてなかったから、ヤバかったです」と答えました。上村莉菜は「一人で魅せられる人でないとソロ曲は与えられないから、凄いと思いました」と感想を述べました。齋藤冬優花は「どれだけ歌唱やパフォーマンスで支えていたか改めて思いました。一期生、8年以上前21人で始まったけど、3人になってしまいました」と振り返りました。そして、「櫻坂になってから、一緒にいることが多くなり、常にグループのことを考え提案して行動していること、負担も多いと思うけど、一緒に活動できてよかった。尊敬しています」と続けました。小林由依は「欅坂では年少組だったけど、甘えられなかった。櫻坂になってからは皆に素直に甘えられるようになった」と語りました。そして、欅坂時代の曲「風に吹かれても」を披露しました。まさか、今さら”ザッツウェイ”と叫ぶ日が来るとは。

松田里奈は「みなさん、ありがとうございます。一期生の皆さんがこの曲を披露しているのを見ると、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。実感がいよいよ湧いてきてしまいました」と感謝の言葉を述べました。小林由依は「改めて、櫻坂の楽曲は最高に楽しいライブができると感じています」と話しました。藤吉夏鈴は「小林さんとの一番の思い出は、”Start over!”で一緒に踊れたことです。その時の感情が揺れて、不思議な感覚になったのが嬉しかったです」と述べました。大園玲は「私は由依さんが笑顔でいると嬉しいんです。ここまでグループにいてくれて、本当にありがとうございます。一期生の皆さんがいなかったら、私たちもここにいないし、知らない大変なこともあったと思います。ありがとうございました」と感謝を表し、とうとう涙をこらえきれずに泣いてしまいました。

「Buddies」が披露され、その最後に森田ひかるが田村保乃に乾杯を持ちかけるように見えましたが、無視されて苦笑いしている場面がありました。そしてアウトロでは感謝の言葉が述べられました。まだ明日があるので、さわやかな卒業コンサートですが、明日はこうはいかない予感が満載です。そして、「本当に最後になります」と続け、「櫻坂の詩」が流れました。松田里奈は「本日はありがとうございました。いよいよ明日、由依さんは卒業されます。明日来られる方、配信でご覧になる方、一緒にお過ごしいただけると嬉しいです」と言って、全編が終了しました。

<セットリスト>
1. ジャマイカビール(小林/遠藤光莉/藤吉)
2. 摩擦係数(C.山﨑/森田)
3. 断絶(C.田村/小林)+武元/藤吉/森田/守屋/山﨑)
4. 思ったよりも寂しくない(C.山﨑)
5. 君と僕と洗濯物(C.森田)
6. 僕たちの La vie en rose(小林/武元/田村/森田/藤吉/山﨑)
7. ドローン旋回中(C.田村)
8. Anthem time(C.小林/中嶋)+三期生
9. 偶然の答え(C.藤吉)
10. 桜月(C.守屋)
11. Nobody’s fault(C.森田)
12. BAN(C.森田)
13. 承認欲求(C.森田)
14. Start over!(C.藤吉)
15. 隙間風よ(C.小林)
EN1. 君がサヨナラ言えたって…(小林)
EN2. 風に吹かれても(小林/上村/齋藤)
EN3. Buddies(C.山﨑)
EN4. 櫻坂の詩

まとめ

オリジナルメンバーが抜けた楽曲において、三期生が随所で素晴らしいパフォーマンスを見せ、安心して卒業できる様子が伝わります。また、今回の特別振り付けがTAKAHIRO先生と小林由依の相談によって作られたことも特筆すべき点です。

最終日は配信で視聴しましたが、「危なっかしい計画」が披露され、欅坂46時代のほとんどのOGが観覧したり、最後には小池美波、小田倉麗奈、的野美青も駆けつけるなど、感動的なシーンが多くありました。小池美波の「どうしても来たかった」という気持ちや、的野美青の泣きじゃくる姿は感動を呼び、小林由依が、どれほど重要なメンバーだったかを改めて感じさせます。

今後のグループの成長に向けた新たなスタートとも言えるこの卒業コンサートは、多くの感動を与えてくれました。みたらしゴローでした!

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