こんにちは、みたらしゴローです。今回は乃木坂アンダーライブの最終日、ここ最近では3シングル連続アンダーライブへの参戦となります。前回は史上最大のアンダーライブを横浜アリーナで体験しましたが、今回はどのような進化を見せてくれるのか楽しみにしていました。金曜日まで都内の仕事なのに、泊まり込みでかなりハードなスケジュールでしたが、今日は昼過ぎまで寝て、急いで横浜のぴあアリーナMMに向かいました。
しかし、チケットが見当たりません。どこで購入したのか思い出せず、焦りましたが、結局楽天チケットで購入した際に電話番号を入力ミスしていたことが判明。初めて「不備対応」係のお世話になり、迅速な対応でスムーズに入場することができました。今回は初めて天空席4階スタンドでの観戦でしたが、ステージに近く、非常に観やすい席でした。それではライブの様子をお伝えします。
ライブレポート
影ナレは清宮レイと松尾美佑の「ピュアパイン」、清宮レイは「Welcome to NOGIZAKA…」と得意の英語で出迎えます。松尾美佑は、会場からの「はーい」という返事に「はい」と軽くあしらうように返してしまい、「すみません」と謝ります。最後に清宮レイは「Are you guys ready?」と英語で観客を煽り立てます。
OVERTUREの後、彼女たちは深紅の厚手のミニスカート衣装で登場し、ほっこりとした4曲で開幕します。途中、全員が白い大きなフラッグを持ってフラッグパフォーマンス、そして「錆びたコンパス」を披露し、そのあとダンスパフォーマンスを展開します。続いて、悔しさを表現した歌が続き、最初のMCへと移ります。
佐藤楓が興奮を煽るように「みなさん、盛り上がっていますか?今年最初のアンダーライブも最終日、外の寒さを吹き飛ばしましょう」と呼びかけます。座長の中西アルノも「楓さんの言葉で、今が冬であることを改めて実感しました。あっという間に千秋楽で、本当に感慨深いですね。人は心拍数が上がると、時間が短く感じるそうです。この一瞬が、忘れられない思い出になることでしょう」と感慨深く語ります。また、能登地震の義援金募金の呼びかけも行われました。
続いて、メンバーたちの今年の目標が発表されます。小川彩は「今を大切に生きること。高校生活はできることもできないこともあるけれど、それを楽しみながら大切に生きていきたいです。明日は学校でテストがあるけれど、今この瞬間はライブのことしか考えていません」と意気込みを語ります。この若さあふれる目標に、他の先輩メンバーは驚きを隠せません。
中西アルノは「まっすぐに、余計なことを考えずに生きること」、松尾美佑は「幸せを探し、小さな幸せを見つけること」、そして佐藤楓は「大吉並みの年にすること。気持ちの持ちよう次第で、大吉並の一年を過ごせると信じています」と、それぞれが心に決めた目標を共有します。
続いて、新春!おみくじユニットコーナーが展開されます。このセグメントの幕開けを飾ったのは、“優柔不断なプリンセス”による「全部夢のまま」のパフォーマンスです。彼女たちの後には、“ぴんくちゃん”が「大嫌いなはずだった。」を、そして“なんでもやさん”が「遠回りの愛情」を、それぞれ特徴的なかわいい衣装で披露しました。その後小型トロッコが登場し、「ハウス!」をパフォーマンスで会場は大いに盛り上がりました。
中村麗乃が「改めて、ユニットの紹介です」と言い、ユニットメンバーたちが順に感想や思いを語ります。「優柔不断なプリンセス」でセンターを務めた伊藤理々杏は、「めっちゃ緊張しました。いいお茶の時間になりましたか?ティーパーティーをテーマにしてやりましたので」と、彼女なりのパフォーマンスへの思いを共有します。清宮レイは、「昨日『君に贈る花がない』を披露させていただいて、すごくうれしかったです。グッズで『優柔不断なプリンセス』のタオルやアクスタがあったんですが、買ってくれましたか?」と語り、グッズを掲げるファンもいて、会場が一層盛り上がります。阪口珠美は、「プリンセスと聞いてびっくりしましたけど、でもプリンセスらしく可愛くなれたと思います」と自身の感想を述べました。
続いては、吉田綾乃クリスティーが主宰する「とある不思議なBAR吉田」コーナー。吉田綾乃クリスティーが「皆様ようこそ、この店のマスター、吉田綾乃クリスティーです」と挨拶すると、会場からは親しみを込めた「ママー」という声が飛びます。「ママ?マスターなんですけどね。ここからは、小粋な音楽と軽快なトークでお楽しみいただきます」と彼女は言い、その日は特に高めのツインテールの髪型で可愛さを際立たせていました。
お客として登場するのは、林瑠奈と奥田いろはです。「ママー」という先輩弄りで登場し、それぞれマスター吉田に相談事を持ちかけます。林瑠奈は「片付けができない」と相談し、吉田からは「物を一個増やしたら一個整理し、置き場所をしっかり決めましょう」とアドバイスを受けます。奥田いろはは「乃木坂46でアイドルしているんですけど、ぶりっこができないんです」と悩みを打ち明け、吉田は「両手をグーにしてあごを載せて『いろは、皆のこと大好き!』と言ってみてください」と提案。奥田がそれを実践し、会場を沸かせます。
「ところでそこで油断しているあなた、苦手そうだね」と吉田が指摘すると、林瑠奈は「瑠奈ちゃん、皆のことが大好き」と、そして吉田綾乃クリスティーも「綾ちゃん、皆のこと大好き」と会場の歓声に応えます。そして、JAZZピアノバージョンで2曲が披露されました。
続いて、吉田綾乃クリスティーが「そういえば、最近怪盗団が現れるらしい」という謎めいた言葉を投げかけ、場の雰囲気が一変します。このセリフを皮切りに、ダンストラックが流れ始め、バーカウンターを巧みに利用したパフォーマンスが展開されます。「My rule」では、歌割りがないメンバーはカウンターの後ろに隠れてしゃがみ、歌うパートが来た時だけ姿を見せるユニークな演出で会場を魅了します。
その後、怪盗団をテーマにした演出が続き、同じメンバーがステッキを手に「Hard to say」を披露します。このパートでは、ステージ上での精密な動きと、曲の雰囲気に合わせた表現力豊かなパフォーマンスで、物語を彷彿とさせるような独特の世界観を創り出し、観客を更に引き込みます。
ステージ上には驚くべきことにドラムセットが3セット準備され、松尾美佑、小川彩、そして中西アルノが現れ、彼女たちによるドラムセッションが展開されました。このパートでは、メンバーそれぞれがドラムを叩く姿が披露され、会場からは驚きと称賛の声が上がります。そして、このドラムセッションをバックに、「Under’s Love」がドラムバージョンで披露されました。このユニークなアレンジメントは、曲に新たな魅力を加え、アンダーライブならではの特別な演出として観客を魅了しました。
松尾美佑が「いろんなことをしてきましたが、お話を聞いていきましょう」と切り出し、吉田綾乃クリスティーは「3日間、かわいいお客様が来て楽しかったです」と振り返ります。続いて、松尾美佑が「怪盗団に金庫を盗まれました。初日は、オーディション中のあやてぃーさんのお写真、2日目は珠美さんのでした。璃果ちゃん、今日のを開けてください」と言い、佐藤璃果が開けると、中からは佐藤楓の小梅太夫の写真が出てきます。「みんな、広めたらだめだよ」と会場は笑いに包まれます。
佐藤璃果は「怪盗団させてもらったんですけど、私は怪盗団をしたことがなくて、レイちゃんが上手だったのでマネしてしました。これを機会に何か盗みをしたいと思います」と冗談交じりに話し、岡本姫奈は「私はステッキがへたくそで、家で錆びた傘で練習していましたが、モノを壊したり大変でした。でも、最終日はうまくできてうれしかったです。昨日まではかっこつけすぎて自分に蛙化していました」と苦労話を披露します。
林瑠奈が「ここまで、盛りだくさんでしたがドラムセットはいかがでしたか」と質問を投げかけると、中西アルノは「まさか3つも叩かせていただけるとは思いませんでした。以前は飛鳥さんも叩いていましたが」「早く来て練習していたり、大変でしたが、ドラムに正解がなくて、楽しくできればいいと思ってやりました」と振り返ります。伊藤理々杏は「普段とは違うJAZZバージョンで、皆と息を合わせて歌うところ、たくさん練習して楽しかったです。「三角の空き地」は大好きで、楽しいし、アルノの声がおしゃれでした」と感想を述べ、中西アルノは「理々杏さんのサビ前が素敵だった」と返します。小川彩は「歌唱メンバーに入ってびっくりしたけど嬉しかったです。向上心も持てました」と語り、そしてラストスパートです。
終盤は「Actually…」から始まり、途中で中西アルノのシャウトが会場を一気に沸かせます。この楽曲は、さまざまな経緯を経てきたものですが、ようやくその良さが際立つようになりました。そして、この曲を皮切りに、アンダーの代表曲が連続して披露され、会場の熱気は最高潮に達しました。各曲が持つ独特の魅力とメンバーたちの情熱的なパフォーマンスが相まって、忘れられないライブのクライマックスを演出しました。
中西アルノ「みなさん、ここまでお聞きくださりありがとうございます。私は乃木坂に入りもうすぐ2年になりますが、やっと周りのことも見えるようになったかもしれません。たくさんの方がこのライブを作り上げて、この3日間に向けて、乃木坂とアンダーライブに真摯に向き合ってきました。皆さんはやさしくて努力家で、愛をくれる方々ばかりです。乃木坂46って最強なんですよ。だから私たちもアンダーライブ史上最強を更新し続けます」と力強く語ります。そして「思い出が止まらなくなる」が披露され、彼女が乃木坂46としての成長と共に、グループの一員としての誇りと責任感を深く感じていることを示しており、メンバーとファンの絆をさらに強固なものにしました。
歌唱後、中西アルノは過呼吸になりながらも、深い感謝の気持ちを何度も伝えます。「皆さん、本日は本当にありがとうございました。もう全てを出し切ることができたライブを行うことができたと思います。私たち14人は、選ばれてここに立ちました。そして、私たちは誇りを持っています。皆さん、本当にありがとうございました」「ありがとうございました」「ありがとうございました」「ありがとうございました」「本日は本当にありがとうございました」と、その言葉は会場に響きわたり、彼女の感謝と感動が伝わります。
アンコールの声が響き渡る中、再びメンバーがステージに登場します。中西アルノは半泣きの状態で「誰よりそばにいたい」を力強く歌い上げ、その情感豊かなパフォーマンスは多くの観客を感動させます。同時に、メンバーからのメッセージがモニターに流れ、それぞれがこのライブを通じて得た絆と感謝の気持ちを表現します。
伊藤「沢山の愛をありがとう」
岡本「ステキな景色を見せてくださり、ありがとうございました。宝物。」
小川「みんなと一緒に夢をみられるアンダラが大好き!」
奥田「明日の力になれますように」
佐藤楓「たくさんありがとう。ずっとそばにいてね」
阪口「見つけてくれるあなたが大好き。」
佐藤璃「素敵な思い出ありがとう!」
清宮「大大大感謝です!」
中村「会いに来てくれてありがとう!」
林「愛が届いていたら嬉しいです。」
松尾「幸せ見っけ」
矢久保「宇宙で1番大好きです!」
吉田「一生感謝。」
中西「絶対に一生忘れられないです。」
伊藤理々杏は「アンコールありがとうございます」と感謝を述べ、清宮レイは「年末から準備してきました。アンコールが本当にうれしいですし、満員のお客さんにも感謝しています」と語ります。矢久保美緒は「まずは、来てくださりありがとうございます。満員になったり、配信があったり、求められるのは本当に嬉しいです。アンダーだからかわいそうだと思われるかもしれないけど、たくさんの応援をいただいて、本当に嬉しいです。ありがとうございました」と心からの感謝を伝えます。
伊藤理々杏はさらに「みっちゃん、大事よ。全員大事、一人一人が大切」とメンバー間の絆の深さを強調し、伊藤と矢久保の両名は感極まって涙を流します。
そして最後に、「乃木坂の詩」の歌唱が終わると、中西アルノは感慨深く言葉を継ぎます。「会場の皆さん、配信でご覧の皆さん、本日は楽しんでいただけましたか?三日間、一緒に走り抜けることができました。この経験は、絶対、絶対に忘れません。もしかしたら、私が死ぬときに思い出す景色かもしれません」
終演し、退場を促すアナウンスが流れる中でも、アンコールの大合唱はやみません。その熱意に応える形で、アナウンスが中断され、メンバーが再登場します。「ダブルアンコールありがとうございます!」と中西アルノが絶叫し、全員で「思い出が止まらなくなる」を熱唱します。
中西アルノは「ダブルアンコールありがとうございます。もう話すことはすべて話しましたので、最後にやりたいことをやってもいいですか。せーの、で」と提案します。メンバーは一瞬戸惑いながらも「うん、何をやるの?」と応じます。そして、メンバー全員が肉声で「ありがとうございました!」と叫び、この特別な夜を締めくくりました。
<セットリスト>
1. マシンガンレイン(C.中西)
2. 自惚れビーチ(C.小川)
3. 口ほどにもないKISS(C.阪口)
4. 生まれたままで(C.清宮)
5. 錆びたコンパス(C.松尾)
6. さざ波は戻らない(C.伊藤、林)
7. ここにいる理由(C.中西)
8. 全部夢のまま(C.伊藤、阪口、中村、清宮、岡本)
9. 大嫌いなはずだった。(吉田、佐藤璃果、矢久保、林、奥田)
10. 遠回りの愛情(小川、中西)(ダンサー:佐藤楓、松尾)
11. ハウス!(全員)(トロッコ:阪口、吉田、松尾、小川)
12. 三角の空き地(伊藤、中村、吉田、林、小川、奥田、中西)
13. 涙がまだ悲しみだった頃(伊藤、中村、吉田、林、小川、奥田、中西)
14. My rule(C、松尾、阪口、佐藤楓、清宮、矢久保、佐藤璃果、岡本)
15. Hard to say(C、佐藤楓、阪口、清宮、矢久保、佐藤璃果、松尾、岡本)
16. Under’s Love(WC.伊藤、阪口)(ドラム:松尾、小川、中西)
17. Actually…(C.中西)
18. 届かなくたって…(C.佐藤楓)
19. 踏んでしまった(C.松尾)
20. 悪い成分(C.中村)
21. 日常(C.小川)
22. 思い出が止まらなくなる(C.中西)
EN1. 誰よりそばにいたい(C.中西)
EN2. ロマンスのスタート
EN3. あらかじめ語られるロマンス
EN4. 乃木坂の詩
WEN1. 思い出が止まらなくなる
まとめ
中西アルノ座長の下で行われた今回のアンダーライブは、前回の大規模かつ史上最強のライブを経て、相当なプレッシャーの中で準備されたことが伺えます。趣向を凝らした演出やセッションなど、盛りだくさんの内容で、その準備は大変なものだったでしょう。中西アルノが挨拶で繰り返し「ありがとうございました」と述べたことからも、彼女が周囲への深い感謝の気持ちを持っていたことが感じられます。
このライブを通じて、主に5期生をはじめメンバーたちが成長し、グループ全体がさらに強固な絆で結ばれている様子が見て取れます。感謝の気持ちに溢れ、互いを支え合う姿勢が、乃木坂46を本当に最強のグループへと導いているのかもしれません。こうした成長と変化を目の当たりにすると、今後のさらなる活躍が非常に楽しみになります。みたらしゴローがお送りしました!
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