ラグビー リポビタンDチャレンジカップ2023 日本代表VSAll Blacks XV 20230708 秩父宮ラグビー場

スポーツ観戦
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みたらしゴローです。今回は日本代表対All Blacks XVの試合を観戦してきました。秩父宮ラグビー場での熱戦の様子をお届けします。

試合レポート

キックオフまで

試合前には余裕をかましてジムトレーニングをしていたので、ギリギリの時間での入場となってしまいした。普段はバックスタンド側の外苑並木道から入ることが多いのですが、今回は正面の正門から入場しました。秩父宮ラグビー場の建て替えに反対する署名活動の人たちが多く集まっていました。ハイブリッド芝と屋内競技場となること、そして収容人数が減ることが議論を呼んでいます。
リポビタンDの無料配布はまもなくなくなりますとのことで、今回はその特典を諦めました。正面の正門から入場し、南スタンドを抜けてバックスタンドに向かう途中で、All Blacks XVの控えメンバーがアップ中でした。チケットは完売で、スタジアム内は満席でとてもいい雰囲気でした。
前日に飲み過ぎたため、ビールは我慢。席に着いてしばらくすると、選手入場が始まりました。期待していた「ハカ」を観ることができ、やはりその迫力に圧倒されました。
国家斉唱の時には近くにいたニュージーランド人が熱唱し、上手な歌声に感動しました。しかし、君が代を歌う人は誰もいなくて、「何で歌わないの??」と彼らは不思議そうに言っていました。

試合内容

試合は前半、開始早々にペナルティキックを得て、松田力也が冷静に決めて日本代表が先制しました。その後も日本代表はジャッカルを決めるなどして粘り強く守りました。
前半15分、日本ゴール前のスクラムからAll Blacks XVが見事なトライを決めましたが、キックは外れてしまいました。それでも前半23分には再び松田力也が冷静にペナルティゴールを決め、日本代表が6-8と食らいついていきました。
前半30分、スティーヴン・ペロフェタが再びゴールを外す場面がありました。風の影響もあるのか、何かミラクルが起きるのではないかと期待してしまう展開でした。
今日のポイントはこのプレーだと思いました、前半終了間際ホーンが鳴ったあとでしたが、日本代表が自陣で反則を犯してしまいました。これによりAll Blacks XVがポストに当てながらも何とかペナルティゴールを決め、日本代表は精神的には少し打撃を受けたようです。後半の流れを決める大きなプレーとなりました。

後半は日本代表がまさにやられっぱなしになってしまいました。風が強く、All Blacks XVもキックを信じられないほど外したり、真冬のニュージーランドからサウナのような夏の日本の過酷な条件での試合となり集中力を欠いたのかもしれません。日本代表も合宿中で疲れのピークかもしれませんが、完敗で終わってしまいました。

試合結果

日本代表 6-38 All Blacks XV
   (6前半11)
   (0後半27)
得点者:前半5分 PG 松田力也
    前半15分 TRY スティーヴン・ペロフェタ
    前半19分 PG スティーヴン・ペロフェタ
    前半23分 PG 松田力也
    前半42分 PG スティーヴン・ペロフェタ
    後半5分 PG スティーヴン・ペロフェタ
    後半15分 TRY ジャック・グッドヒュー
    後半16分 G スティーヴン・ペロフェタ
    後半22分 TRY エテネ・ナナイセトゥロ
    後半27分 TRY アレックス・ナンキヴェル
    後半41分 TRY フォラウ・ファカタヴァ
    後半42分 G ブレット・キャメロン
入場者数:22,283人 

まとめ

前半は一瞬だけワールドカップの高い目標に向けて期待が湧きましたが、後半はAll Blacks XVにやられっぱなしの展開となりました。日本代表は前半、松田力也のペナルティキックで先制するなど、粘り強い守備と攻撃を見せましたが、後半に入ると流れが一変し、All Blacks XVに完敗してしまいました。
さらに、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチのワールドカップ後の退任が発表されたことも注目すべきポイントです。彼はワールドカップで日本代表をピークに持っていくと語っていましたが、その後の微妙な空気が気になります。

いつもバックスタンド側の並木道では、セレブの人たちが高級車に乗っている様子や、テラスのカフェやフレンチレストランでのランチを楽しむ様子を見て羨ましく思い、さらにラグビー選手の鍛え上げられた肉体に対して生物学的な劣等感を感じるます、今日はさらに、All Blacks XVの圧倒的なプレーに心がやられっぱなしでした。
しかし、しっかりとやられると清々しい感情にもなります。本番であるワールドカップまでに修正を願いつつ、日本代表に対して期待を捨てずに応援していきたいと思います。9月に向けて、彼らがどんなプレーを見せてくれるのか楽しみにしています。みたらしゴローでした!

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