the shes gone「AGAIN TOUR 2025」2025年5月24日@HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日はさいたま新都心で行われたthe shes goneとConton Candyの対バンに行ってきました。チケットは直前に購入したので、ゆっくりと会場に向かいました。あいにくの雨でしたが傘を持たずに出発しました。お目当てのバンドは観客の半数ずつくらいといったところでしょうか。入場はほぼ最後の方で番号が呼ばれ、すでに場内はかなり埋まっていたため、入口奥の上手側にあるドリンクカウンターは諦め、下手側後方の壁際に陣取りました。徐々にスタッフの案内で詰めていくよう誘導されましたが、ドリンクの一部は入口でも交換できるとのアナウンスがあり、もう少し早く教えてくれたらと思いましたが、気を取り直してライブの様子をお伝えします。

ライブレポート

Conton Candy

先攻はConton Candyです。おなじみのハナレグミの「音タイム」をSEにTシャツや七分丈ポロシャツといったラフなスタイルで登場しましたが、どこかおしゃれです。

紬衣が「元気か!Conton Candyです、よろしく!」と挨拶し、「TOKYO LONELY NIGHT」からライブがスタート。「BABY BABY」では「知らなくても歌ってみて!」と優しく呼びかけます。インタールードでは「さいたま調子はどうですか!?その調子で!」と盛り上げ、「ファジーネーブル」を「好きに楽しんでいてください」と披露。彩楓が楽しそうにドラムを叩く姿がとてもかわいらしく、2サビでは大合唱となりました。

「Conton Candyと言います。シズゴ、呼んでくれてありがとう。円陣組んじゃった。初めての人も、逆にシズゴが初めての人も、遠くから来た人もいると思います。最高を届けます」と語り、「花びらと生活音」から再開。ギターだけのつなぎを挟み「もっと」、長めのイントロから「恋」としっとりと聴かせました。紬衣は「本当にありがとうございます。シズゴとしっかり対バンするのは初めてだけど、イベントでは何度も一緒だった。兼丸さんみたいにうまく話せないけど、イベントでライブやMCを見て、熱くて、いつか対バンしたいって思ってたと言ってもらえて。どこで誰が見てるかわからない、届けたいと思って立っています。人と人がつながる、またどこかで会えますように」と語りました。

「普通」で再開し、「ロングスカートは靡いて」では一気に盛り上がりました。楓華はステージ先端まで出て跳ねながら演奏し、紬衣が歌詞を飛ばして上を見上げて「アーッ!」と叫ぶハプニングも。2サビでは再び大合唱となりました。「忘れないように創ってるよ、最高の音楽。熱さや中身に気づいてくれてありがとう。あと2曲やって帰ります」と告げて「ライブハウス!」へ。間奏では「◎△$♪×¥●&%#?!」とシャウト。ラストはステージ中央へ楓華が紬衣の方に、タカアンドトシのような歩き方で近づきながら演奏。最後は「好きなものは手のひらの中」。再び「◎△$♪×¥●&%#?!」と叫び、「全員で守っていこうぜ!」と締めくくり、三人並んでお辞儀をしてステージを後にしました。

<セットリスト>
01. TOKYO LONELY NIGHT
02. BABY BABY
03. ファジーネーブル
04. 花びらと生活音
05. もっと
06. 恋
07. 普通
08. ロングスカートは靡いて
09. ライブハウス!
10. 好きなものは手のひらの中

the shes gone

転換が終わると、Mutemathの「Typical」に乗せて白T姿の兼丸らメンバーが登場。兼丸は「ちょっと待ってくださいね、さいたま!」「ん、ちょっと待ってください、ギター替えるから!」とギターを交換し、音が出なかった様子で「これがライブ」と笑って「タイムトラベラーと恋人」でスタートしました。「さいたま、会いたかったよ!」と叫び、「ラブストーリー」へ。さらに「もっと素敵な一日にしよう」と「Make my day」と続きました。

兼丸は「ツアー始まりました、さいたまありがとう!」と感謝を述べ、このツアーから松田ナオトを正式メンバーとして迎えたことを紹介。5枚目のミニアルバム「AGAIN」を引っ提げてのツアーであるとし、「皆さん聴いていただけましたか!?」と問いかけると拍手が起き、「今日は声出せないということで?」とさらに煽って歓声が広がりました。「大丈夫ですか?疲れてない?トイレとか言ってくださいね」「Conton Candyありがとう!」「あの幸福感なに?曲がそうってわけじゃないけど、雰囲気?香り?男くさいライブハウスを良い香りに」「急に柔軟剤の話?」と笑いを交え、2年前のイベントでConton Candyを見て「かっこいい」と思ったことや、コピーをしてくれたエピソードを語りました。

アルバムのリード曲「アゲイン」からライブを再開。「ラベンダー」では2サビを観客に任せ、大きな合唱となりました。続いて「ひらひら」では静かに聴かせます。

兼丸は「ラブストーリーとか、ホントに金なくて創った時期。いろいろ言われて、これが有名税かと思いながら」「出会ってくれてありがとう。SNSって本当は幸せになる道具のはずなのに、『クソみたいな曲ばっか!』と書かれたり、物販に立ったら最後まで残ってくれた人が悪口言ってきて、それのために待ってたのかって。見返してやると思ってた6年前と変わってないけど、巡り巡って、絶対救ってやると思ってる」と熱い想いを語りました。

「何者にでもなれる」と証明するように「何者」、さらに「頑張っても見てくれない、評価されないのは当たり前、それでも頑張るあなたへ」と「エイド」。そして「さいたま、力もらっていいですか!?」と呼びかけ、男子女子に分けて声出し。感謝を伝えてから「シーズンワン」。最後はつなぎで「◎△$♪×¥●&%#?!」と叫び、「ありがとうございました!また会おう!」と「嫌いになり方」で締めくくり、「ワンマン来てください!」とステージを後にしました。

<セットリスト>
01. タイムトラベラーと恋人
02. ラブストーリー
03. Make my day
04. アゲイン
05. ラベンダー
06. ひらひら
07. 何者
08. エイド
09. シーズンワン
10. 嫌いになり方

まとめ

the shes goneを観るのは2023年のROCK IN JAPAN FESTIVAL以来でしたが、さわやかな気分になる曲ばかりで心がスッキリしました。Conton Candyは心にぶっ刺さるバンドです。

両バンドの出会いはおそらくフェスだったと思いますが、我々聴く側が新しい音楽と出会うのと同じように、どこでどんな音楽に出会うかわからないし、その音楽に救われる人生もあるということを、改めて実感しました。雨の中、心が満たされたまま駅へと走って帰りました。みたらしゴローでした!

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