SBE“TATSUTORA 2-MAN TOUR” 渋谷編 2025年4月19日@渋谷CYCLONE

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は岩手・盛岡のバンドSBEと、大先輩キュウソネコカミをゲストに迎えたツアーファイナルでした。

午前中は年に一度の人間ドックを受けてきました。体重が2年連続で5kgずつ、合計10kg増えていて、さすがに体力の低下を実感しています。

気を取り直して、昼にはラーメンを食べ、残っていた仕事を終わらせてから渋谷に向かいました。渋谷CYCLONEは今回が初めての訪問でしたが、想像していたよりもコンパクトなライブハウスでした。ロフトのような上部にPAブースがあり、その真下で観ることにします、それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

キュウソネコカミ

時間になり、スクリーンが競り上がると、FEVER 333の「BITE BACK」をSEにメンバーが登場。ヤマサキセイヤが勢いよく挨拶し、「SHIBUYA CYCLONE!嵐の夜にしようぜ!」と叫んで「ネコカミたい」でスタート。フロアの熱気が一気に上がります。「思い切り遊んでいけ!」と「The band」、「叫んで踊れるか!」と続き、フロアはダイブで大暴れ。湿度がどんどん上がっていくのを肌で感じます。

続いて「ファントムヴァイブレーション」。手振りをマスターしないと乗り遅れる勢いで、手拍子とジャンプで盛り上がります。ヤマサキセイヤが「あー今日も馬鹿みたいに盛り上がる人達で良かった」と一言。「3minutes」では「走ろうぜ!」の声で、狭いフロアにきれいなサークルも発生。

誕生日おめでとうなどの声援が飛び交う中、ヤマサキセイヤは「うるせえ!喋らせろ!でもありがとう」と返します。SBEの大事なツアーファイナルに呼ばれた御礼を述べつつ、色んなジャンルのバンドと対バンして幅を広げ、大きくなりたいと語ります。「CYCLONEのフラッグのど真ん中にSiMのサインがある、ここはSiMのシマってことだろ!?」と語り、MCが長くなりそうなところで切り上げてライブへ戻ります。

「住環境」では「座れ!床を抜くジャンプ!」「サビはウルトラソウル、はい!と同じや!」と大騒ぎ。真ん中を開けるようにハンドサインが送られ、「TOSHI-LOWさん」。ハンドマイクに持ち替えウォールオブデス、ヤマサキセイヤがフロアに突入し「正義マン」へと続きます。

インターバルでは再び声援が飛び、ヨコタシンノスケが「せっかく呼ばれたから、しっかり聞こうとイヤモニを外したら、オカザワとかセイヤばっかり。でも、俺を呼ぶ勇気が良い」とコメント。ヨコタシンノスケをコールした人にお礼を言います。「SBEは盛岡を大事にしていて、これから世界に出ても盛岡を背負っていく。俺たちも西宮を背負っていこう」と提案しますが、表記が長くなると苦笑。SBEが大船渡の山火事募金もしていることを紹介します。

渋谷の騒がしいおじさんの話や、ヤマサキセイヤの赤いほぼノースリーブのシャツから乳首が見える話、ソゴウタイスケがMC中に何もせず、ボーカルの顔も見ないことなど、コントのようなMCが続きますが、「長なるって!」と打ち切ります。

「炊き上がれ召し上がれ」で再開するとすぐにモッシュ。「米米米米」と続き、今度はスカダンスが繰り広げられます。インターバルではまた声援が飛び、サポートベースの木原潤にも声がかかりますが、ヤマサキセイヤはヨコタシンノスケに「今、ムッとしただろ」とツッコミ。「本メンバーのヨコタです」と紹介します。CYCLONEはかなり前に出たことがあるかもと思いきや、渋谷WWWと勘違いしていたことが発覚。「初めまして。ここ、フロアは熱いけど、ステージは快適。ラウドバンドがここを好きなのがわかる」と語り、SBEのために床を滑りやすくしておくと御礼を述べてラストスパートへ。

「ビビった」で大熱狂。「DQNなりたい、40代で死にたい」ではヨコタシンノスケが煽りまくり、SBEのYUYAが乱入して歌い踊り、さらにフロアへ突入。何故かダイバーがマイクを奪おうと群がります。ヤマサキセイヤも続いてフロアに突入し、寝そべったり立ち上がったり、後ろに倒れたり大暴れ。「ヤンキーこわい」の大合唱はフロアの人の上で続き、魔法を使ってミラーボールを回すよう合図を送り、照らします。

「普段この曲で終わることはないけど」と、「KMDT25」へ。スタッフが盆踊りのようにという段ボールの指示ボードを掲げ、大きなCYCLONEのようなサークルが発生。さらにもう一曲、「家」でアツいステージを締めくくりました。

<セットリスト>
01. ネコカミたい
02. The band
03. ファントムヴァイブレーション
04. 3minutes
05. 住環境
06. TOSHI-LOWさん
07. 正義マン
08. 炊き上がれ召し上がれ
09. 米米米米
10.ビビった
11. DQNなりたい、40代で死にたい
12. KMDT25
13. 家

SBE

ステージ転換となり、フロアが明るくなると床はみんなの汗で水浸し。強烈に暑い。戦場の後では持ち主不明の靴の捜索が行われ、無事シンデレラの元に戻り拍手が送られました。スクリーンが開き、自身の「The Occultation」をSEにメンバーが登場。最後に現れた猫噛飯店Tシャツ姿のYUYAが「調子はどうだい渋谷!TATSUTORA 2-MAN TOURファイナル!」「SBE岩手盛岡、キュウソネコカミに負けるな!」と叫び、「Non-Fiction」でスタート。いきなりYUYAはフロアに突入し、続く「UPSET」で「やばいとこ見せようぜ!」とファンを煽ります。

「Peter Pan Syndrome」では「いつまでこの声が持つかわからないから」と熱唱。「PROMETHEUS」へ続けて、英語詞でも大合唱が響き渡ります。MCでは「AbeKen誕生日おめでとう」とYUYAが語りかけますが、「セイヤさんの手前、くすむわ」と返すAbeKen。ツアーファイナルとキュウソネコカミへの感謝を述べ、男鹿フェスでの出会い、打ち上げで勝負ギャグをかまして印象に残ったエピソードを披露。袖から「一番おもろかった!」と声が飛び、メンバーは歓喜。石垣で再会しても覚えていてくれ、まさかの対バンOKをもらい、「噛み付いて恩返しする」と宣言します。

「Immortal」でライブに戻り、「Out of Control」ではYUYAがマイクケーブルを右腕にぐるぐる巻いて熱唱。本音で分かり合えることが大事と語り、「in focus」「WORKING DEAD」と続けます。「まだまだ!」とウォールオブデスの体制を作り、「Hey…」でクライマックスへ突入。最後の曲の前に「キュウソネコカミさん、遠くからも来てくれたお客さん、本当にありがとう!」と感謝を伝え、今日もカメラマンをしているオカベメイが主催するライブイベント「MAYDAY-FINAL-」など今後の予定も告知。さらに7月のシングルリリースも発表しました。

AbeKenに「いつもとキャラ違う」と指摘されると、YUYAは「キュウソ観ちゃったから」と返し、「その音楽との出会いは高校生。友達に勧められてTSUTAYAの半額DAYになけなしの小遣いで『チェンジ ザ ワールド』を借りて、『ビビった』でビビッときて」「安くないチケットを買って、何度も音源を聴いた曲を生で聴いて」とエモいエピソードを語ります。10年経って、今こうして同じステージに立っているのです。ラストは「FUTURE」。独特なリズムの手拍子が心に響くバラードで締めました。

アンコールが起こり、すぐにメンバーは再登場。再度感謝を述べ、YUYAがマイクケーブルを直している間、「直す間喋って」とAbeKenに振ります。フロアから「誕生日おめでとう!」の声が飛び、「ありがとう、年齢は想像にお任せします。セイヤさんのひとまわり違い、これくらいしかないから、こっち見ないで」と冗談を交えつつ、ヤマサキセイヤの誕生日も改めて祝福。先輩としての優しさにも触れました。感謝を込めて「Letter」、さらにラストのラスト、「The 25 minutes」を激しく披露。「そういえば、キュウソネコカミからヤバいもの借りてきた」と筋斗雲が登場。ヤマサキセイヤがマイクコード持ちを担当し、YUYAが乗り込んでフロアを一周。立ち上がるのに苦労しながらもそのまま歌唱。腹に力が入りにくそうな歌い方も新鮮で、最後まで派手に締めくくりました。

写真撮影ではキュウソネコカミのメンバーも登場し、小さなケーキやメガネなどのパーティーグッズで遊んで楽しく終了しました。

<セットリスト>
01. Non-Fiction
02. UPSET
03. Peter Pan Syndrome
04. PROMETHEUS
05. Immortal
06. Out of Control
07. in focus
08. WORKING DEAD
09. Hey…
10. FUTURE
EN1. Letter
EN2. The 25 minutes

まとめ

岩手盛岡の代表バンドが、憧れの先輩バンドをゲストに迎えたツアーファイナル。若手の挑戦と、優しい先輩の手加減なしの真剣勝負でした。今年初の乃木坂熱中症になるかと思いましたが、終わってみれば爽快感だけが残りました。また注目バンドが増えました。みたらしゴローでした!

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