こんにちは、みたらしゴローです!いよいよ春フェス開幕ですね。素晴らしい快晴のもと、少し早めに会場へ向かいました。シャトルバスを利用すれば、事前に割り当てられた入場時間に関係なくスムーズに入場できるのが嬉しいポイント。開門直後に入場し、WING STAGE近くの休憩テントでのんびり開演を待ちます。コロナ前は開演前からお酒で酔いが回ることもありましたが、今回は落ち着いて臨めました。まずは「ROAD TO JAPAN JAM 2025」優勝アーティスト、ザ ドーベルマンションのステージから。それではライブの様子です。

ライブレポート
ザ ドーベルマンション
リハーサルから青春パンクロックど真ん中の音が響きます。開演時間が近づくとジングルが流れ、まずは朝礼。前夜は雨だったものの、まさにフェス日和の快晴で野外フェス開きにふさわしい一日、日中と夜の気温差についても軽く触れられつつ、昨年まではオープニングアクトがSKY STAGEでしたが、今年はWING STAGEからのスタート。千葉市出身のバンドで、ギターボーカルとギターが双子というエピソードも紹介され、呼び込まれました。
かわいらしい曲調のSEに乗せてメンバーが登場「あなたを笑顔にしに来ました!」の掛け声から「笑わせたいのさ」でライブがスタート。「初恋motion」では“2時半の塩ラーメン”という歌詞が耳に残り、急激にラーメン欲が刺激されます「Jumping!Jumping!」と続き、「朝早くからありがとう!俺たちここに立つまで11年かかったよ、夢を持ってJAPAN JAM楽しんで、叫んで!」と語りかけ、「ロックンロール」で会場を巻き込みながら合唱を誘って本編を締めくくりました。
ドラムのかせがこの日で卒業することが発表されていて、バンドは前向きな充電期間に入るとのこと。新体制となる“第二章”への期待も込めて、温かい拍手に包まれての終演となりました。
<セットリスト>
RH1. Love Me Do!!
RH2. 曖昧 YOU&I
01. 笑わせたいのさ
02. 初恋motion
03. Jumping!Jumping!
04. ロックンロール
imase
SKY STAGEのトップバッターはimase。まずは海津亮社長による恒例の朝礼からスタート。爽やかな気候の中、野外フェスシーズンがついに始まりました。今年で15回目の開催で、会場は今回で5カ所目。初回の富士スピードウェイに参加した人?という問いかけに数人が手を挙げ、「ソノダマンだけじゃなかった」とコメントが入ります。GWの暑さや寒暖差への備えについても丁寧に案内されました。体調を崩していたハンブレッダーズとSUPER BEAVERの復帰、ももいろクローバーZの高城れにの休演も報告され、コロナ期をチャンスに変えトップシーンへと登場したimaseが紹介され、満を持して呼び込まれます。
おなじみのSEに乗ってバンドメンバーが登場。キーボード松本ジュン、ギターはAwesome City Clubのモリシー、ベースは林あぐり、ドラムはReiko。そしてimaseが、爽やかなシャツに七分丈デニム、真っ赤な靴下というスタイルで登場。「Nagisa」でライブをスタートし、「ユートピア」と続けます。ステージ端から端まで歩き回りながら、独特のファルセットを多用した歌い方が印象的です。
「まだまだ盛り上がれますよね!」と「LIT」を披露し、「ついにJAPAN JAM始まりました、元気ですか!?早くから来てくれてありがとうございます!」と感謝を伝え、「自由に歌って踊って、休んでもOK、自分の楽しみ方で」と語り「惑星ロマンス」へ。「でもね、たまには」も続けて披露。「楽しんでますか!?水分補給忘れずに、初日トップバッターなんで」と、各所でレッドブル割りで乾杯する姿も見られました。
ラストスパートは「一緒に踊りましょう」と「メトロシティ」。ピアノも演奏し、多才さを見せるimase。キラーチューン「NIGHT DANCER」を放ち、ラストは「Happy Order?」で陽気に締めくくりました。
<セットリスト>
01. Nagisa
02. ユートピア
03. LIT
04. 惑星ロマンス
05. でもね、たまには
06. メトロシティ
07. NIGHT DANCER
08. Happy Order?
ano
今日は2本の前方エリア抽選に当選、その1本目。中盤列ながらど正面という好位置。2025年からは入場時に顔写真が表示されるようになり、身分証チェックが省略されスムーズな入場になったらいいですね。
ファンタジカルなSEとともに登場したanoは、超ショートパンツにソフトボールユニフォーム風のグッズシャツ姿。「かわいい!」の黄色い歓声に包まれ「JAPAN JAM!楽しんで行こう!」とギターをかき鳴らして「普変」でスタート「全部吐き出して帰ってけ!」と叫びながら、バンドマイクに持ち替えてダンサー4人とともに「ちゅ、多様性。」「うしろまで見えてるよ!」とフロアを眺め「涙くん、今日もおはようっ」で「JAPAN JAMおはよう!!」と挨拶。再びダンサーと「スマイルあげない」を披露。膝のデコレーションも可愛く、細部まで凝ったステージング。
「はじめまして、anoです。フェス日和、今日は今日しかないので、嫌なこと全部吐き出していきます!」と宣言「アルバムがいつか忘れたけど出ます」とゆるく告知し、そこから「ロりロっきゅんロぼ♡」へ、そしてモニターには猫がゲロを吐きまくる映像が流れる「猫吐極楽音頭」を披露すると、「お集まりの皆さん、何がしたくて集まってるんだ!?」と独特な煽りを経て、ドラの音から「許婚っきゅん」ピッコロスネアから「F Wonderful World」と畳み掛けます。
「暑い……楽しめてますか?この後もあると思うけど、全部僕にぶつけてくれ!」と再びギターを担ぎ、I’sの楽曲「Past die Future」を頭に被ったベビーボンネットを振り乱して熱唱、その姿はまさにかっこいい。ラストは幾田りらとのコラボ曲であり、ソロでもよく披露する「絶絶絶絶対聖域」全力のシャウト2連発で体力を使い果たし、ステージ前方のお立ち台から今にも落ちそうになりながら、ギャップ全開で吐き出し切ったパフォーマンスをやり切りました。
<セットリスト>
01. 普変
02. ちゅ、多様性。
03. 涙くん、今日もおはようっ
04. スマイルあげない
05. ロりロっきゅんロぼ♡
06. 猫吐極楽音頭
07. 許婚っきゅん
08. F Wonderful World
09. Past die Future(I’s)
10. 絶絶絶絶対聖域


羊文学
続いては羊文学。「光るとき」でライブスタート。塩塚モエカは白く涼しげなレースのシャツにパンツという装いで、チルな空気をまといながら「ありがと」と小さく挨拶。そのまま「Burning」「深呼吸」と続けて演奏します。「気持ちいいね、春だね」と独特の口調で話し、新発売のオレンジ色のタオルをアピール。続いて、休養中のフクダヒロアに代わってドラムを務める元CHAIのユナを紹介。
そして「声」でライブに戻ります「永遠のブルー」「OOPARTS」と演奏が続き、黒のキャミソールトップス姿の河西ゆりかもチルで心地よい雰囲気を作ります。少し長めのジャムを挟んで「more than words」を演奏すると、「あと一曲なんだけどさ、一番すごいやつやるからね」とかわいく言って準備運動をし、ラストはアップテンポな「Addiction」で締めくくりました。
<セットリスト>
01. 光るとき
02. Burning
03. 深呼吸
04. 声
05. 永遠のブルー
06. OOPARTS
07. more than words
08. Addiction
ハンブレッダーズ
kenoの「おはよう」がSEとして流れ、メンバーが登場。喉の不調から復帰したムツムロアキラが「スクールカーストの最底辺から青春を歌いに来ました!」といつもの決まり文句で挨拶し「最初はグー!」と叫んで「グー」でスタート。「楽しいなぁギターって!」と叫びながら「ギター」へ。ドラムの木島は青いシャツがよく映えていました。
「こんにちは」と改めて挨拶し、「ロックンロール、製造の工程をお見せします!」と語ってから「BGMになるなよ」を披露。好きなように楽しんでと「ワールドイズマイン」へ、左右の通路にも繰り出し、観客の近くで演奏を続けました。
春にぴったりの「スローモーション」「東京」で中盤を構築し、ラストスパートは「バタフライエフェクト」そして最後は「⚡(イナズマ)」で鬱憤を晴らすように激しく演奏し、ステージを後にしました。
<セットリスト>
01. グー
02. ギター
03. BGMになるなよ
04. ワールドイズマイン
05. スローモーション
06. 東京
07. バタフライエフェクト
08. ⚡
ももいろクローバーZ
本日2本目の前方エリア当選、抽選順の希望が功を奏し、ど正面の一桁列という最高のポジションで昂ります。時間になると「よろしくお願いします!」という声が聞こえ、「overture ~ももいろクローバーZ参上!!〜」が流れ、圧倒的な一体感のコールが巻き起こります。メンバーが登場し、10人のダンサーも加わって「ココ☆ナツ」で華々しくスタート。今日は高城れにが発熱で欠席していますが、歌割りをメンバーが分担し見事にカバー。メンバーは高城れにのメンバーカラーである紫のスカーフを腰に巻き、バンドメンバーのやまもとひかるは紫のリボンで髪を結っています。
続く「BLAST!」では「お手持ちのタオルを回してください」と促しながら、モニター下まで繰り出して盛り上げます。マーティ・フリードマンがギターソロで酔いしれたあと、「武陵桃源なかよし物語」「レナセールセレナーデ」と続けます。
「皆さんこんにちは!私たち、週末ヒロイン ももいろクローバーZ!」とおなじみの挨拶。「初めての人!」と呼びかけ、「私たち、普段は4人です」と説明。一人ずつ自己紹介に入り、「あーりんこと佐々木彩夏29歳です!」と年齢を1歳間違えて笑いをとり、「ももクロの若大将、玉井詩織29歳ですです!」「エクボは恋の落とし穴!百田夏菜子30歳です!」と続き、「ももクロの鋼少女、高城れにです!」と代わりに紹介。「紫のグッズ持ってる人とよく目が合う!」というコメントも飛び出します。
「泣いてもいいんだよ」のイントロが鳴ると、会場にどよめきが広がり、名曲が披露されます。「ワニとシャンプー」では再びダンサーが登場し、扇子を使った華やかなダンスで盛り上げます。緊急の歌割り対応で、少しかわいらしいミスもありつつ、それすらも愛嬌に変えていきます。
ここで藤原祐介、やまもとひかる、マーティ・フリードマン、宗本康平、ユウタマンら豪華なバンドメンバーと、ダンサー、モノノフを紹介し、ラストは「行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-」。ジャンプと大コールで大団円を迎え、横浜スタジアムでの夏のライブも告知されました。
<セットリスト>
01. overture ~ももいろクローバーZ参上!!〜
02. ココ☆ナツ
03. BLAST!
04. 武陵桃源なかよし物語
05. レナセールセレナーデ
06. 泣いてもいいんだよ
07. ワニとシャンプー
08. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-


平手友梨奈
WING STAGEで平手友梨奈。序盤は仕事で課題がある「まぜそば」を頂きながら、食べ終わったらステージに接近して楽しみます、欅坂46脱退後では初めて観るステージ。バンドメンバーは高慶 “CO-K” 卓史、大津惣睦、白井アキト、石川裕大、なかむらしょうこ。メンバーが揃った後、白っぽい膝上丈のスカートスーツに身を包んだ平手友梨奈が登場。「bleeding love」でスタートし、続けて光GENJIの「ガラスの十代」をカバー。短いインターバルのあと、Coccoの「Raining」ではサングラスとブーツを外し、ウェーブのかかった前髪がちょうど目元を覆い表情が見えづらくなる演出でしょうか。
再びオリジナル楽曲「ALL I WANT」へ。ステージ左右を歩き回り、椅子の上に立ってのパフォーマンスも披露。ブーツを履き直すと、長いキーボードのインタールードから再びカバー曲、中島美嘉の「GLAMOROUS SKY」を熱唱。
平手友梨奈が目くばせで促して、石川裕大が「それでは最後の曲です」と紹介すると「イニミニマイニモ」。途中で歌詞を「次の新曲来月発売」と変える、笑いをこらえた新手の告知スタイルも印象的でした。ステージを降りたあと、モニターには8月のワンマンライブ開催が告知されました。
<セットリスト>
01. bleeding love
02. ガラスの十代(光GENJI cover)
03. Raining(Cocco cover)
04. ALL I WANT
05. GLAMOROUS SKY(中島美嘉 cover)
06. イニミニマイニモ


東京スカパラダイスオーケストラ
ワクワクするSEに乗ってメンバーがミントブルーのスーツ姿で登場。谷中敦が「最高だな!JAPAN JAM踊れ歌え騒げ!!」と叫び、「¡Dale Dale! 〜ダレ・ダレ!」でスタート。「踊れる準備できてるか!?」の一言で「DOWN BEAT STOMP」へ突入。続けて「東京スカパラダイスオーケストラ、最高!凄い景色!絶対勝たなきゃいけないよね!去年来なかったの信じられない、久しぶりの曲!」と語り、「遊戯みたいにGO」へ。客席ではスカダンサーが大量に出現し、会場の熱気が急上昇。「天空橋」では「ワッショイワッショイ!!」と観客を煽り、「Glorious」でドラムの茂木欣一が「サンキュー!!」を何度も叫び、会場全体が最高の気分に包まれます。
「日本最高齢アイドルです、ももクロの後に参上!」と冗談を交えつつ、スペシャルゲストとして同じミントブルーのスーツを着たimaseを呼び込み、「咲年春に出会ったけど、いまやテレビで見ない日は無い」と紹介し、「一日花」をimaseと共に歌唱。ご機嫌な繋ぎの演奏を経て、「自分たちの出番の前ですが」と次のゲスト、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介が登場。「白と黒のモントゥーノ」を披露し、「スペシャルゲスト、最高!斎(サイ)&宏(コウ)」と送り出されます。
谷中敦はジャケットを脱ぎ、派手なシャツ姿で「Paradise Has No Border」。恒例の左右どちらが盛り上がるか合戦を繰り広げ、大トリ級の盛り上がりで締めました。
<セットリスト>
01. ¡Dale Dale! 〜ダレ・ダレ!
02. DOWN BEAT STOMP
03. 遊戯みたいにGO
04. 天空橋
05. Glorious
06. 一日花 feat.imase
07. 白と黒のモントゥーノ feat.斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/TenTwenty)
08. Paradise Has No Border
Aooo
WING STAGEに登場したのはAooo。やまもとひかるは本日2度目の出演です。メンバーはゆるくておしゃれな服装で現れ、石野理子が「JAPAN JAMよろしく!!」と元気に声をかけ、「サラダボウル」でスタート。すりぃがフロアと一緒にコールの練習を行い、「ネオワビシイ」へ。途中ですりぃとやまもとひかるがポジションをチェンジしますが、マイクスタンドが高すぎて背伸びしながらコーラスする姿があまりにもかわいく、ほっこりさせます。石野理子によるスーパーシンセソロもあり、盛り上がりは加速。
「初めまして、初出演ありがとうございます」と丁寧に挨拶し、「BAQN」「フラジャイル・ナイト」と続けます。ここからラストスパート、「イエロートイ」ではクラップを誘導しつつ、バンドメンバーの紹介と各ソロプレイが光ります。「楽しんでますか!?初めての方も多いと思いますが」と語り、ツアーの告知。そして「魔法はスパイス」では石野理子とやまもとひかるが至近距離で向き合う絡みパフォーマンスで沸かせます。
ラストは石野理子がギターを抱え、「水中少女」で締め。ジャンルレスでありながら強烈な個性がにじむ、初出演とは思えない堂々のパフォーマンスでした。
<セットリスト>
01. サラダボウル
02. ネオワビシイ
03. BAQN
04. フラジャイル・ナイト
05. イエロートイ
06. 魔法はスパイス
07. 水中少女
いきものがかり
SKY STAGEでいきものがかり。先に登場した水野良樹は派手なアロハシャツ姿でピアノを弾き始め、白く爽やかな衣装の吉岡聖恵が登場。「風が吹いている」をピアノ伴奏だけで歌い始めると、一気に会場が静まり聴き入ります。「いくよー!」の掛け声で「気まぐれロマンティック」へ。ハンドマイクでステージを左右に行き来しながら、「ついて来て!」と煽ると、TikTokで定着した手振りを観客も真似して盛り上がります。「すごいな!最高!」と喜び、「ドラマティックおいでよ」と畳みかけます。
「蘇我の皆さん、最高!元気ですか!?」と呼びかけ、水野良樹が「すごーい、いっぱい人がいる!」と笑いながら、「どうも、昔よく実家の車で流れてた曲のバンドです」と自己紹介。「JAPAN JAMは初めてだけど、JFESには何度か出てます。調子に乗って新曲やりましたが、次はワンマンでもやったことない、本当に初めての新曲」と前置き。「アルバム出ます。みんな一枚ずつ買ってね、ダウ90000の蓮見翔さんが詞を書いてくれて。意外と人脈あるでしょ」と紹介し、「あの日のこと」を披露。
インタールードの後に空気が変わり、「ブルーバード」では会場から歓声が沸き上がります。「タオル振っていきましょう!」と「じょいふる」へ。吉岡聖恵は恒例の低ジャンプを繰り返し、左右の通路を駆け回って柵の外にまで身を乗り出しながら愛嬌たっぷりにパフォーマンス。
「タオルいっぱい回せた?初めて見た人もたくさんいたと思いますが、目が合って楽しかった。また会いましょう」と語り、「コイスルオトメ」をしっとりと歌い上げて締めました。
<セットリスト>
01. 風が吹いている
02. 気まぐれロマンティック
03. ドラマティックおいでよ
04. あの日のこと
05. ブルーバード
06. じょいふる
07. コイスルオトメ
UNISON SQUARE GARDEN
WING STAGEに登場したのはUNISON SQUARE GARDEN。throwcurveの代表曲にちなんだ「FRIDAY BLACK FRIDAY」のTシャツ姿の田淵智也は、なぜか千鳥足でステージに現れ、「フレーズボトル・バイバイ」でスタート。「オリオンをなぞる」では斎藤宏介のソロギターに歓声が上がり、「シュガーソングとビターステップ」へ。田淵智也は千鳥足で弾き、鈴木貴雄はスティックを口にくわえながらドラムを叩くパフォーマンスを見せます。
「フィクションフリーククライシス」「マスターボリューム」と続き、ようやく「UNISON SQUARE GARDENです」と短く挨拶。MCはなく、小休憩を挟みつつ「田淵!もっと暴れろ!」といった愛のあるヤジが飛びます。
「City peel」でライブを再開。イントロが鳴ると歓声が上がる「君の瞳に恋してない」、続いて「傍若のカリスマ」「スロウカーヴは打てない (that made me crazy)」とアグレッシブな展開。田淵智也は常に全力の動きで暴れ続けます。
ラストは「場違いハミングバード」「カオスが極まる」で熱量を爆発させ、エンドSE代わりのギターとドラムが鳴り響き、「ありがとうございました、UNISON SQUARE GARDENでした」と言い残し、ステージを後にしました。
<セットリスト>
01. フレーズボトル・バイバイ
02. オリオンをなぞる
03. シュガーソングとビターステップ
04. フィクションフリーククライシス
05. マスターボリューム
06. City peel
07. 君の瞳に恋してない
08. 傍若のカリスマ
09. スロウカーヴは打てない (that made me crazy)
10. 場違いハミングバード
11. カオスが極まる
SUPER BEAVER
初日の大トリはSUPER BEAVER。Cap’n Jazzの「Tokyo」をSEにメンバーが登場。喉の不調からしばらく休養していた渋谷龍太がこの日から復帰、間に合わせてきました。おもむろに「人として」でスタート。モニターには大きく歌詞が表示されます。「お待たせしました、準備できてるか。今言わないといけないことがある」と「あいしてる、あいしてる」と一節を繰り返し、「ライブハウスから来ました、FROM TOKYO SUPER BEAVERです、よろしく」と自己紹介。「人として」の途中で「声が小せえよ!」と合唱を促し、「アイラヴユー」の大合唱へつなげます。
「遅い時間までありがとう。少しお休みを頂いて申し訳ない。21年目の新人、SUPER BEAVERです!トリなんですけど」と感謝を述べつつ、声援を煽ります。「あなたがどんなふうに生きてきて、どんなことを音楽にしたいかだけ興味がある。とにかく楽しくやりたい、やりたいこと、好きなことを全肯定したい。あなたと創る音楽、俺たちではなく、オレタチだから。ライブハウスにしていいですか?」と語り、「突破口」へ。「長いリハーサルお疲れさまでした、正々堂々、威風堂々聞かせてくれ!」とパイロの炎が上がるなかでの大合唱。「ひたむき」と続けます。
「貴重な50分、預け合い。お客様は神様なんて思ってない、大事な仲間です。遠慮はいらない、音楽しようぜ」と「27」。さらに「歌を聴かせてくれ」と客席に委ね、「青い春」の最初と最後をオーディエンスに歌わせて盛り上げます。「いろんなバンドを見に来たと思う。能動的に聴かないと意味がない。好きで幸せ、喜びを感じるのも、超苦しいと思わせてくれるのもまた音楽。楽しくても苦しくても、一生懸命やれる事や人がある。人が好き、あなたが好き。命をかけた音楽、あなたで作用は決めてくれ」と語り、「片想い」、そして「本気でやるからな」と「切望」。爆発演出と共にラストを飾り、休み明けとは思えない全力のステージで締めました。フィナーレは花火が夜空を彩りました。
<セットリスト>
01. 人として
02. アイラヴユー
03. 突破口
04. ひたむき
05. 27
06. 青い春
07. 片想い
08. 切望
DJ和
打ち上げはALLDAYS恒例のDJ和が担当。薄緑のシャツで颯爽と登場し、参加者は走って集合するのがすっかり文化化しています。サウンドチェックは「Mela!」で、「こんな感じです。夜になって冷えてきましたが、体も使うから温まります。前方誰でも入れます」「ボク、男性からよく“愛してる”って言われます」には納得の笑いも。
時間になると「ラジオ体操第一」でスタートし、5曲を一気に流します。「どうですか?オリジナル曲はないけど、予習はラジオ体操とジャンボリミッキー!」と話し、「ジャンボリミッキー」へ。本家は6月で終了が予定されているものの、終わってほしくないですね。
拍手と指笛の祝福のなか、「他人と新曲とKing Gnu」と紹介し「TWILIGHT!!!」で再開。5曲流して「はじめまして、DJ和です!」と自己紹介とワンマンライブの告知。「あと2曲!」とラストスパートへ。「さよならエレジー」から「明日も」で締め、写真撮影して初日の打ち上げを終えました。
<セットリスト>
SC. Mela!(緑黄色社会)
01. ラジオ体操第一
02. 花占い(Vaundy)
03. 群青(YOASOBI)
04. DOGLAND(PEOPLE 1)
05. ルーキー(サカナクション)
06. 起死回生STORY(THE ORAL CIGARETTES)
07. ジャンボリミッキー
08. TWILIGHT!!!(King Gnu)
09. Lovers(Sumika)
10. グッドな音楽を(ねぐせ。)
11. ないものねだり(KANA-BOON)
12. CORE PRIDE(UVERworld)
13. サイハテアイニ(RADWIMPS)
14. さよならエレジー(菅田将暉)
15. 明日も(SHISHAMO)
まとめ
いよいよ野外フェス開幕。素晴らしい天候に恵まれ、絶好のスタートを切ることができました。ただ、夜になるとやや肌寒く、去年のように半袖半ズボンとはいかない、ちょうど良いコンディション。平日を挟んでの後半戦も楽しみです。みたらしゴローでした!

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