COUNTDOWN JAPAN 24/25 DAY1 2024年12月28日@幕張メッセ国際展示場

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。年末ラスト4日間は恒例のCOUNTDOWN JAPAN!私は27日まで仕事があったため、深夜3時くらいまでいろいろ作業をして、バタバタしながらも何とか無事に会場へ到着しました。

今年はコロナ前のように9~11ホールが使用され、エントランスやグッズ売り場、クロークも設置されていて、快適な空間が少しずつ戻ってきている印象でした。スペースに余裕があるのはやはり重要ですね。

モバイルオーダーで予約したグッズを受け取ろうとしましたが、列が長く、流れはスムーズなものの時間がかかりそうだったため、断念しました。荷物をクロークに預けて、まずはEARTH STAGEへ向かうことにしました。それでは、ライブの様子をお届けします!

ライブレポート

ME:I

海津亮による「朝礼」です。彼からは、5月や8月に行われる野外フェスと比べて、屋内空間を創り上げる難しさや、彼らが大切にしている「ロックンロールユニバース」の世界観について説明がありました。

また、ME:Iが今年9月に「ROCK IN JAPAN FESTIVAL ひたちなか」で初めてJフェスに出演した際のエピソードも語られました。当日は土砂降りの中でのパフォーマンスとなりましたが、それでも素晴らしいステージを披露し、彼らの大躍進を象徴する一幕となりましたよね、鮮明に思い出されます。

昨日はここで朝早くからリハーサルを行い、その後イベントホールから放送された「ミュージックステーション」にも出演。さらに明日からは「日本レコード大賞」や「NHK紅白歌合戦」など、数々の大型イベントに引っ張りだこの状態です。

モノトーンのかっこいいパンツスタイルに身を包んだメンバーが登場。映像はシンプルに、センターモニターに映し出されたピンクのロゴのみ。「Click」「Sweetie」と挨拶代わりにキレのあるパフォーマンスを繰り広げ、会場を一気に引き込んでいきました。

続いてメンバーが整列し、「こんにちは、Click ME:Iです」と自己紹介。それぞれが一言ずつ挨拶をしました。「トップバッター頑張ります!」や「最高の思い出に盛り上がりましょう!」といった言葉に、ファンからは悲鳴にも似た歓声が上がります。

その後披露されたのは、「想像以上」から「TOXIC」へと続く流れ。さらに、「PRODUCE 101 JAPAN」のオリジナル楽曲をロックバージョンでアレンジし、左右のモニター下まで伸びるランウェイをファッションショーさながらにウォーキングしながらパフォーマンス。力強い歌声とスタイリッシュな動きが会場を圧倒しました。

パフォーマンス後、メンバーたちは客席に感想を聞きながら観客とのコミュニケーションを楽しむ場面もありました。そして次のコーナーへ。ここでは少ししっとりとした雰囲気の「Tomorrow」が披露され、続いて「Sugar Bomb」へ。お団子頭にしているメンバーのダンスや仕草がとてもかわいらしく、視線が集中してしまいました、まだ顔と名前が一致しません。

「みなさん、あったかくなってくださいね!猫の振り付け、気付いてくれましたか?」とメンバーが一息入れながら笑顔で話しかける場面も。その後、次の曲の準備に移りますが、ここでメンバーの1人が袖に捌け、何らかの調整を行っていたようです。しばらくして急いで戻ってきて、再開を可愛くやり直しました。

「PRODUCE 101 JAPAN」のオリジナル楽曲「LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜」では、メンバーがステージ横いっぱいに広がり、力強いパフォーマンスを披露しました。続いて披露された「&ME」では、堂々とした姿が印象的で、その存在感が会場全体に響き渡りました。

ラストブロックでは、「セカンドシングルからの楽曲です」と紹介され、メンバーから出演の感謝とこれからのさらなる努力への誓いが語られます。そして、最後を飾るのは「Hi-Five」と「Cookie Party」。可愛らしさが際立つだけでなく、圧巻の歌唱力とキレのあるダンスが観客を魅了しました。まさに「すごい人たち」という表現がふさわしいパフォーマンスで、ライブは大盛況のうちに幕を閉じました。

<セットリスト>
01. Click (Holiday Ver.)
02. Sweetie
03. 想像以上 (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
04. TOXIC (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
05. Tomorrow
06. Sugar Bomb
07. LEAP HIGH! 〜明日へ、めいっぱい〜 (ME:I Ver.)
08. &ME (ME:I Ver.)
09. Hi-Five
10. Cookie Party

DISH//

次のステージもEARTH STAGEです。今回は下手後方の椅子エリアで鑑賞しました。しばらくすると、黒っぽい衣装に身を包んだメンバーがリハーサルのために登場。音を合わせながら演奏を進め、「この後本番よろしくお願いします!」と声をかける姿からも、仕上がりの良さがうかがえました。

そして本番が始まると、ジングルに続いてメンバーが再登場。オープニングを飾ったのは「プランA」。イントロが流れると同時に観客からどよめきが起こり、演奏がスタートしました。モニターには武士が戦う様子が映し出され、ステージの世界観をさらに引き立てます。

続いて披露されたのは「No.1」。力強い演奏と熱いパフォーマンスが続き、会場の熱気は一層高まります。

北村匠海がマイクを握り、「改めまして、DISH//です!調子はどうですか?年末、感じていますか?2025年に向かう準備はできてますか?」と問いかけ、観客を盛り上げます。続けて、「ME:Iの後はさすがに緊張する」と冗談を交えつつ、「今年頑張ったみんなへ、お疲れ様」と語りかけました。

優しい雰囲気の中で披露されたのは「朝、月面も笑っている」。モニターには歌詞が映し出され、それが観客へのメッセージとなるように、北村は心を込めて歌い上げました。

そして一転、「両手を上げて万歳してください!」という声に応えて、次の曲「万々歳」では激しい盛り上がりを見せます。北村が「リハでやったやつ、やるぞー!」と雄たけびを上げると、「勝手にMY SOUL」のイントロが響き渡り、モニターと照明が真っ赤に染まります。

間奏では、「やり残したことねえのかよ!俺ら、これでライブ納めだ。騒ぎ倒せ!」と熱く煽り、観客のボルテージは最高潮に。DISH//らしいエネルギッシュなステージで、会場を完全に掌握しました。

「なんか毎年やってるけど、ジャンプして!」という北村匠海の声に続いて披露されたのは「JUMPer」。観客が一斉にジャンプし、会場全体が一つになった瞬間でした。

北村匠海は、「自分たちのライブを初めて観る人もいると思うけど、こうやって一つになれるの、本当に素晴らしい!」と感謝を述べ、観客の熱気をさらに高めます。

ラストスパートではハンドマイクに持ち替え、名曲「猫」を披露。モニターにはエモーショナルな言葉がパラパラと表示され、会場に静かな感動が広がります。まさに心に沁みる一曲でした。

そのままラストソング「沈丁花」へ。「ありがとう!」と何度も叫びながら、感謝の思いを込めてステージを締めくくり、DISH//のライブは大盛況のうちに幕を下ろしました。

<セットリスト>
RH1. 勝手にMY SOUL
01. プランA
02. No.1
03. 朝、月面も笑っている
04. 万々歳
05. 勝手にMY SOUL
06. JUMPer
07. 猫
08. 沈丁花

櫻坂46

続いてのEARTH STAGEは、櫻坂46。前方エリアへの当選でした。私の位置は結構うしろでしたが、問題なく楽しめる距離感です。前方エリアの入場時には、身分証明書の確認が行われるなど、厳正な対応が取られていました。

ジングルから「Overture」へと移ると、早くも会場は大盛り上がり。黒いロングスリーブシャツにシルバーのスカートがレイヤードされたパンツスタイルの衣装でメンバーが登場しました。

オープニングを飾るのは「BAN」。疾走感あるパフォーマンスで一気に観客を引き込みます。続いて披露されたのは「何歳の頃に戻りたいのか?」。山﨑天が「もっと盛り上がれるだろー!◎△$♪×¥●&%#?!」と観客を煽り、その勢いは曲中でも止まることなく炸裂。冒頭から全力で駆け抜けるステージングに、観客のボルテージも最高潮です。

メンバーたちは「櫻坂46です!」と息を切らしながら挨拶。松田里奈が「熱気がすごくて、私たちもテンション爆上がりです!」と笑顔で語り、田村保乃は「幕張でのライブは11月以来ですね」と感慨深そうに話します。続いて森田ひかるが「最高ですよ!」と会場の熱気をさらに煽り、「COUNTDOWN JAPANに毎年呼んでいただけることは本当に光栄です」と感謝の言葉を伝えました。

次に披露されたのは「TOKYO SNOW」。山下瞳月のセリフから始まり、意外な選曲に観客からはどよめきが起こります。優雅で静かな楽曲が始まると、会場は一瞬で冬の空気感に包まれ、外の寒さがふと蘇るような雰囲気に。

パフォーマンスが終わると、松田里奈が「『TOKYO SNOW』いかがでしたか?」と観客に問いかけながら、楽曲についての紹介を行いました。山下瞳月も、「2024年は本当に濃い一年を過ごさせていただきました。ライブやフェス、新しい場所でのチャレンジなど、たくさんの経験をさせていただけました」と振り返り、さらに「2025年ももっと成長していきたいです」と抱負を語ります。

後半戦のスタートを飾ったのは「Dead end」。一転して緊張感のある雰囲気に包まれ、観客の視線を一気に引きつけます。続いて披露されたのは、紅白歌合戦でパフォーマンス予定の「自業自得」。間奏には特別なアレンジが加えられ、印象的なソロダンスパートが織り込まれるなど、一層華やかな演出となっていました、メンバーほとんど汗だくですね。そのまま「承認欲求」へと流れるように続き、ステージはますます熱を帯びていきます。

ラストを飾ったのは、「I want tomorrow to come」。この曲は山下瞳月がステージに寝ころんだ状態から始まるというドラマチックな演出で、観客を圧倒します。かっこよさが際立つ一曲で、聴いていると思わず歌えるようになりたくなる衝動に駆られます。まるで劇の最後を思わせるように、パフォーマンスの終了と同時に大きな拍手が沸き起こり、感動的な締めくくりとなりました。

最後に松田里奈が挨拶し、ステージは幕を閉じます。個性的で完成度の高いライブでしたが、いつかバンドセットでのパフォーマンスも観てみたいと思わせる、未来への期待感を抱かせるステージでした。

<セットリスト>
SC1. Nobody’s fault
01. BAN
02. 何歳の頃に戻りたいのか?
03. TOKYO SNOW
04. Dead end
05. 自業自得
06. 承認欲求
07. I want tomorrow to come

Da-iCE

次はGALAXY STAGEへ移動。今年はステージの向きが変更されており、6ホール際迄を使用する形で、ここ数年来以上に広々とした空間になっていました。

リハーサルから絶好調の様子で、楽曲「スターマイン」の途中では「ギリハッピー」を歌って踊るなど、ユーモアたっぷりの姿を見せるメンバーたち。花村想太が「かっこつけてるなーと思ったら『イエーイ』って言ってください!」と軽快にコメントを残し、一旦ステージを後にしました。

本番では、扉が開いていくようなSEとともに、オーバーサイズの茶系ジャケットなどを身にまとったメンバーが再登場。冒頭では「CITRUS」の一節をアカペラで歌い上げ、その美しいハーモニーに観客が息を飲む瞬間がありました。続けて「TAKE IT BACK」でスタート。観客を引き込む力強いパフォーマンスで、一気にライブが本格始動します。

さらに、「NaNaNaNaNaとこんな感じで歌ってくれますか?」と呼びかけ、観客を巻き込んでの「BACK TO BACK」へ。会場全体が一体となり、熱気に包まれる展開となりました。

そして、手拍子を促しながら「Clap and Clap」へ突入。花村想太が「CDJの皆さん、大きく、小さく!」と声をかけながら観客をリードし、大野雄大が「リョクシャカじゃなく、僕らに来てくれてありがとう!」とユーモアたっぷりのコメントで会場を笑わせます。その後は「24年!」「25年!」「CDJ!」とコール&レスポンスを行い、観客をさらに盛り上げました。途中、和田颯がアクロバティックなダンスを披露し、ステージの熱気は最高潮に。

続いて披露されたのは、「I wonder」。この曲は紅白歌合戦でも歌われる予定で、メンバー全員が力強く、そして丁寧に歌い上げました。パフォーマンス後には再びおふざけタイムに突入。「スターマイン聞いたら帰ろうとしている人は返しません!最後にやります」「あと7~8分で聞けますよ」と花村想太が冗談交じりに話し、観客を笑わせます。紅白への出場も改めて報告され、会場は温かい拍手に包まれました。

さらに、大野雄大が「明々後日の予定は…紅白かな?」「大輝は?」「紅白かな?」とメンバー同士で掛け合いを展開。「じゃあ明後日は?」「レコ大かな」と答え、紅白でのけん玉チャレンジや、元旦にお酒を飲んで寝ている予定など、お正月の話題で笑いを誘います。

楽しい雰囲気の中、次の曲へと進むメンバーたち。観客との一体感が際立つ、心温まるステージとなりました。

「次は『推しの子』第三話の主題歌ということで…」と紹介され、披露されたのは「オレンジジュース」。続いて、ラストを飾る「スターマイン」へ突入します。ここでも恒例のおふざけが炸裂。大野雄大が「あー」で歌い出さないお決まりのギャグを展開し、メンバーが「一回もウケたことないやん!」「誰の真似してるの?」と突っ込みを入れるなど、笑いが絶えません。

ようやく歌唱しますが、「もう一回!」と何度も繰り返し、「ギリギリギリハッピー!」で締める場面では、警備員に扮した人が乱入して終演するという、これまたお決まりな演出がありました。

今回のライブでは、「CITRUS」のフル歌唱は封印されましたが、Da-iCEならではのコミカルな一面が存分に発揮されました。コミックバンドならぬ、コミックダンス&ボーカルグループを目指しているのでしょうか。とはいえ、圧倒的な実力があるからこそ、このスタイルが成立しているのだと感じました。それがまた彼らの魅力の一つですね。

<セットリスト>
RH1. スターマイン
01. TAKE IT BACK
02. BACK TO BACK
03. Clap and Clap
04. I wonder
05. オレンジユース
06. スターマイン

キュウソネコカミ

サウンドチェックに登場したメンバーたち。ヨコタシンノスケが、「Da-iCEとanoちゃんに挟まれて、一番紅白に遠い俺たち!」と笑いを誘います。それでも「CDJには10年くらい出続けてる」と語りながら、リハーサルから全開でパフォーマンスを繰り広げます。裏ステージの強さもあってか観客の集まりは少し遅めでしたが、「急がなくても大丈夫、階段は駆け下りないでね…いや、駆け下りてないけど」と冗談を交えて呼び込みながら、場を暖めていきました。

本番が始まると、メンバーが再び登場。ヤマサキセイヤが「◎△$♪×¥●&%#?!」と絶叫し、会場を一気に煽ると、「ネコカミたい」でライブがスタートします。続けて披露されたのは、「推しのいる生活」。ヤマサキセイヤが「推しのいる生活はやったか!」と叫び、「推しは推せるときに推しとけ!」と観客のテンションをさらにぶち上げていきました。

モニターにはiPhoneの画面を模したアニメーションが流れ、「ファントムヴァイブレーション」で大合唱が巻き起こります。さらに続いて披露されたのは「GALAXY」。ステージ名に合わせた演出が光り、モニターには宇宙を思わせる映像が映し出される中、「我々は、宇宙人だ!」の歌詞がいいですね。

ヤマサキセイヤは「西宮から来ました」と自己紹介を挟みつつ、「ここんところ大晦日にライブしてたから、どう過ごそうかと思うけど、31日のテレビすごいよな。今日はみんなをファンにして帰らす!」と意気込みを語ります。そして「現在進行形のバンドなんで、新曲もやります」と宣言し、「やってみようぜヒーロー」を披露。なぜか短パン姿のヨコタシンノスケは、「いろんなことあるけど、頑張りすぎないで」と優しく呼びかけ、続けて「ハッピーポンコツ」。この曲の軽快なリズムが心地よく、癒されますね。

ラストは「ビビった」「さーあ、みんなで手を振って!さーあ、みんなで踊ろうよ!」さらに「なめんじゃねぇ!」の掛け声とともに、観客全員が両手をグーにしてジャンプ。会場全体が一体となる盛り上がりで、熱狂のステージが幕を下ろしました。

<セットリスト>
RH1. 良いDJ
RH2. 正義マン
RH3. 家
01. ネコカミたい
02. 推しのいる生活
03. ファントムヴァイブレーション
04. GALAXY
05. やってみようぜヒーロー
06. ハッピーポンコツ
07. ビビった

ano

続いて登場したのはano。リハーサルでは、ダンサーとバンドが入念にチェックを行い、ステージの準備が着々と進みます。そして、不思議なSEが流れる中、黒と薄い黄色のアイドルドレスをまとったanoが登場。しかし、その可愛らしい姿から一転、いきなり「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の絶叫が響き渡り、「絶絶絶絶対聖域」でステージがスタートしました。激しいパンクのようなパフォーマンスで会場の雰囲気をぶっ壊し、ステージを完全に自分のものにします。

「anoでーす、COUNTDOWN JAPANよろしく!」と元気よく挨拶し、続いて「猫吐極楽音頭」へ。anoが「踊れー!◎△$♪×¥●&%#?!」と叫ぶ中、会場は「ニャンニャンオエー!」の大合唱で盛り上がり、独特の世界観に包まれました。

さらに、「はじめまして、anoです!楽しんでますか?今日はロックバンドもアイドルも何にも関係ないです、楽しんでいこうな!」と語り、ギャップ全開の舌足らずでかわいいMCで観客の心をつかみます。次に披露されたのは、ギターを抱えて切なくも力強い「普変」。会場中に手拍子が広がり、一体感が生まれます。

続けて「涙くん、今日もおはようっ」では、anoが左右のモニター下の通路まで歩き回りながらパフォーマンス。観客一人一人に語りかけるようなステージングが印象的でした。私の近くでは、明らかに泥酔して踊り狂う女性がいましたが、まあ周りに迷惑にならない程度に楽しんでいるなら、それも一つのフェスの醍醐味でしょう。

「皆さん、僕のステージに来てくれてありがとう!」とanoが感謝を伝えながら披露したのは「ちゅ、多様性。」そのパフォーマンスを観ながら、何年か前のJAPAN JAMのBAZZ STAGEに初めて出演した時の姿がふと思い出されました。

一呼吸おいて、次に披露されたのは「許婚っきゅん」。楽曲の世界観がステージいっぱいに広がる中、anoは「ありがとうございます。こうして出させてもらえて本当に嬉しいです」と心からの言葉を伝えます。そして、「ムカつくことや理不尽なこともいっぱいあるけど、どうしようもなかったです。自分の力では何も変えられないし、隣でSUPER BEAVERがやってるのに…でも、ここに来ている皆さんのためだけに歌います」と語りかけ、観客を魅了します。

「嫌なことは忘れて…いや、忘れてはだめだけど」と含み笑いを浮かべつつ、再びギターを抱えて「Past die Future」を熱唱。anoの声とギターの音色が会場を包み込み、観客一人一人に響き渡るような演奏でした。

ラスト、anoは「anoでした!◎△$♪×¥●&%#?!」と絶叫し、かっこよすぎるステージングでライブを締めくくりました。感情が爆発するようなパフォーマンスで、観る人すべての心に強烈な印象を残しました。

<セットリスト>
SC1. 絶対小悪魔コーデ
01. 絶絶絶絶対聖域
02. 猫吐極楽音頭
03. 普変
04. 涙くん、今日もおはようっ
05. ちゅ、多様性。
06. 許婚っきゅん
07. Past die Future

KANA-BOON

続いてもGALAXY STAGEに留まり、登場したのはKANA-BOON。昨年、大スキャンダルで出演をキャンセルせざるを得なかった彼らが、満を持してステージに戻ってきました。

リハーサル中、谷口鮪が「どうも、Vaundyです」と冗談を飛ばしながら、アフロヘアーを振り回して「怪獣の花唄」を一節披露。観客から手拍子が起こる中、「怒られるで!」とメンバーがツッコミを入れて、場を和ませました。

本番ではSEに合わせてメンバー2人とサポートメンバーのヨコイタカユキ、関優梨子が登場。谷口鮪が「今年の総決算、調子どう?」と声をかけると、いきなり「フルドライブ」を披露。「聞かせてくれ!」とオイオイコールと合唱を求め、観客も全力で応えて大合唱が巻き起こります。

「この音、行くか!」と煽りながら続けて演奏されたのは「ないものねだり」。会場全体が揺れるような盛り上がりの中、「ゆらゆらゆらゆら」と歌う大合唱を見事に導きました。

谷口鮪が「不滅の男、谷口鮪でーす!」と自己紹介しながら、「Creepy Nutsと被ってるのにこんなに来てくれてありがとう!本当は向こうに行きたかった人?ちょっとは遠慮しろよ」と笑いを誘います。そして「Bling-Bang-Bang-Born」を「ゆらゆらゆらゆら~」に代えて一節披露すると、大きなレスポンスが返ってきて、「なんでこっちの方が大きいの?」と観客との掛け合いを楽しむ場面も。

「新曲、やっていいですか?」と観客に問いかけ、披露されたのは「ラブアンドマスターピース」。続けて、「タオル持ってる人は回して!」と呼びかけながら演奏されたのは「ソングオブザデッド」。この曲もKANA-BOONらしい疾走感とエネルギーが溢れる一曲です。

谷口鮪が「疲れた?まだまだいける?」と煽ると、「じゃあヒット曲やるね」と言い、「シルエット」を披露。色褪せることのないこの名曲に、会場全体が感動と興奮で包まれました。

「KANA-BOON、帰ってきました!」と声を上げた谷口鮪。「去年の今頃、元メンバーがスーパーウルトラスキャンダルを起こして悶々としてましたが、不屈の精神でこれからも続けていきます」と力強い言葉を残し、観客に「拳を上げろ!」と呼びかけながら「まっさら」を演奏。熱い思いが詰まった歌声とパフォーマンスに、会場のボルテージは最高潮に達しました。

谷口鮪は「ロックバンドはやりがいがありますね。こうして帰ってこれて本当に嬉しい」と感慨深げに語り、「一年どうだった?」と観客に問いかけます。「バンドしかしてないからわからんけど、みんなもいろんなことを乗り越えてここに来たんでしょ。最高じゃないか」と続け、「ロックバンドとして、これからもみんなの人生を支え、救います」と熱いメッセージを届けました。そして、EARTH STAGEへの再登場を力強く宣言。

ラストナンバーは「日々」。モニターには歌詞字幕が映し出され、最新のメッセージソングとして観客の心に深く刻まれる一曲で締めくくられました。KANA-BOONの力強い決意と感動が詰まったステージでした。

<セットリスト>
RH1. 盛者必衰の理、お断り
RH2. Torch of Liberty
01. フルドライブ
02. ないものねだり
03. ラブアンドマスターピース
04. ソングオブザデッド
05. シルエット
06. まっさら
07. 日々

FRUITS ZIPPER

初日のラストは、癒されて帰ろうと思いFRUITS ZIPPERで。SEが流れる中、メンバーが登場すると、その姿はまさに「キラッキラ」。小さな王冠を頭に載せ、顔中に輝くメイク、そして完璧にセットされた髪型が印象的です。

「せーの!」の掛け声で始まったのは「NEW KAWAII」。観客の周囲からは「カワイイ!」という悲鳴があがり、会場は一瞬で彼女たちの世界に引き込まれます。続けて披露されたのは「完璧主義で☆」。そのパフォーマンスには、彼女たちの意地やポリシーが垣間見えました。

自己紹介では、「GALAXY STAGEトリをありがとうございます!」と感謝を述べ、「私たちのこともっと好きになってください!」と力強く宣言。そして、「うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー!」を披露。曲中の鎮西寿々歌の一発ギャグコーナーでは、「CDJ!CDJ!」「キュートな、誰もがメロメロ、ジャパニーズアイドル」「CDJピーアー!」とギャグを披露するも、残念ながら少し滑り気味。それでも愛らしさが全開で、観客は微笑ましい雰囲気に包まれました。続けて「Going!」を元気いっぱいにパフォーマンス。

鎮西寿々歌は、「楽しんでますか?なんと私たちの裏がVaundyさんみたいです。大好き!」と素直な気持ちを伝え、観客を和ませます。そして、「こちらはGALAXY STAGE、大気圏突入の準備できてますか?」と盛り上げ、「RADIO GALAXY」へと繋げていきました。

配置についただけで歓声が上がったのは「ぴゅあいんざわーるど」。その瞬間、会場は大歓声と大興奮に包まれました。松本かれんの顔は汗でテカテカになっていて、その姿もまた可愛らしいですね。続いて披露されたのは「君の明るい未来を追いかけて」。曲中の「天音!天音!」コールに、月足天音の黒目がキョロキョロ動いているように見える場面もあり、ほっこりさせられました。歌が上手なメンバーが多く、これだけ激しく動きながらも高い歌唱力を維持している姿には感嘆せざるを得ません。

仲川瑠夏が「皆さん、もう終盤戦なんですけど」と、ステージ後方に用意されたメンバーのドリンクがちらりと見えました。その中に1本だけ緑色の液体があり、緑茶なのかモリンガジュースなのかと気になりましたが、どうやら真中まな用のようです。

続いて披露された「フルーツバスケット」では、会場中に大合唱が巻き起こり、熱気が最高潮に。メンバーたちはモニター下の通路まで歩き回り、ファンサービスをしながら観客との距離を縮めました。

ラストを飾ったのはキラーチューン「わたしの一番かわいいところ」。メンバーたちは「みなさん踊ってください!」と呼びかけ、観客も一緒に踊りながら、最高の盛り上がりでステージを締めくくりました。最後にはモニターに直筆メッセージが表示され、温かい余韻を残しました。

会場を後にするときには、EARTH STAGE脇から「怪獣の花唄」の音漏れが聞こえ、それに見送られながら退場しました。ライブの余韻とともに、最高の一日が終わりました。

<セットリスト>
01. NEW KAWAII
02. 完璧主義で☆
03. うぇるかむとぅ〜ざ♡ふるっぱー!
04. Going!
05. RADIO GALAXY
06. ぴゅあいんざわーるど
07. 君の明るい未来を追いかけて
08. フルーツバスケット
09. わたしの一番かわいいところ

まとめ

初日は、デビュー年で紅白出場を果たしたグループ、長年の努力が実り初出場を成し遂げたアーティスト、今年復活を遂げたバンド、そして惜しくも紅白を逃したものの全力のパフォーマンスを見せたグループなど、さまざまな状況に立つアーティストたちが登場しました。どのステージからも、気合と覚悟がひしひしと伝わり、一瞬たりとも目が離せない一日でした。

明日以降、元旦まで続くこのイベントがますます楽しみです。みたらしゴローでした。また明日お会いしましょう!

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