Conton Candy pre. “CHAOS!!!” Vol.3 2025年7月5日@SHIBUYA CLUB QUATTRO

ライブ参戦
この記事は約7分で読めます。

こんにちは、みたらしゴローです。今日はConton Candyとサバシスターの2マンライブです。4月のConton Candyのワンマンで本イベントの開催が告知され、対バン相手は当初不明でしたが、紬衣が魚の真似をしていたヒントから確信し、来場者先行で即座にチケットを確保しました。

整理番号もまあまあ良かったので、ど正面2段目のテーブルカウンターのところを確保し、開演前にカクテルをいただきました。好きなバンド同士の対バンということで、期待が高まります。開演が近づくと、注意事項のアナウンスが流れましたが、ほとんど誰も気づかずに聞き流していると、「それでは、楽しんでいきましょう!楽しみだね双子!」という声が響き、「紬ちゃん、声きれいすぎて気づかれなかった」という笑いも起きました。なんとナレーションは紬衣でした。それでは、ライブの様子をお届けします。

ライブレポート

サバシスター

開演前にはフロアがパンパンに埋まり、おなじみの「Ca Va?」のSEでメンバーが登場。お揃いのカーキのPizzaつなぎ衣装で、「最高な日にしようぜ!」と叫び、「My girlfriend is PIZZA OF DEATH」でスタート。初音からダイバーが出現し、いきなりフロアはもみくちゃの大騒ぎです。

「やろうぜ渋谷!」と続く「22」では、フロア中がピースサインだらけに。Dくんのかっこいいベースとごうけのドラムが炸裂します。続く「!」では大合唱が巻き起こり、るみなすのソロギターもバッチリ決まりました。「サバシスターです、よろしく」と「ナイスなガール」へ。なちはハンドマイクに持ち替えて「ポテサラ」を披露。曲の最中もダイバーが絶えず、終わったタイミングでなちが「誰か靴落としたよ!」とアナウンス。かなり後方の人が手を挙げるも、違ったようでフロアを彷徨う姿が印象的でした。

るみなすが「改めまして!久々のクアトロです、みんな自分の靴履いてね」と挨拶し、なちは「“CHAOS!!!” Vol.3に呼んでいただいて、世代やジャンルを超えて最高な夜にしようというイベント。でもだいたい一緒」と笑いを誘います。「学生の人は?」と問いかけ、「青春時代の後悔の曲」として「ひとりぼっちと廊下の窓」へ。続いて「マイベストラブ!」「キラキラユー」と演奏する中、靴やスマホを落とす人が続出していました。

なちは「助け合ってやってください。クアトロは思い入れがあって、ちょうど1年前、初ワンマンで初めて立つと決めていた場所。大事な場所にConton Candyに呼んでもらってありがとう」と感謝。「いろんなジャンル界隈があるけど」と話すと、るみなすが「何それ?」とツッコミ。「風呂キャンセル界隈は来ないで!」と綺麗好きな一面を見せて笑いを誘いました。

なちは「Conton Candyも今日…あれ、なんつってたかな?」と照れ笑いしつつ、「最高の1日にしよう」と呼びかけ。「一緒に歌って欲しい」「なちのあとに、なちより大きい声で」と「ウォーウォーウォゥォウォウ」の練習をして、「いろんなこと言われてきたけど、自分を信じて」と「作戦会議」へ。大合唱が巻き起こり、かっこいいアレンジのイントロから「覚悟を決めろ!」へ。リフトが大量発生し、フロアが飛び跳ねます。「ミュージック・プリズナー」では、Dくんのベースと、るみなす&ごうけのコーラスが胸に響き、涙腺にくる場面も。フロアは転がりまくっていました。

イントロMCで「また、いろんなことあったらライブハウスで会いましょう!」と語り、「タイムセール逃してくれ」へ。会場は最高潮に盛り上がり、ラストは「ハッピーなんて」。小さな子どもを肩車したお父さんが跳ねながら前方に突撃し、なちは失笑。ダイバーのキックが当たりそうでヒヤヒヤしましたが、屈強そうなパパがうまく避けていました。ハッピーの大合唱の中、「サバカン」で多幸感いっぱいに締めくくりました。

<セットリスト>
01. My girlfriend is PIZZA OF DEATH
02. 22
03. !
04. ナイスなガール
05. ポテサラ
06. ひとりぼっちと廊下の窓
07.マイベストラブ!
08. キラキラユー
09. 作戦会議
10. 覚悟を決めろ!
11. ミュージック・プリズナー
12. タイムセール逃してくれ
13. ハッピーなんて
14. サバカン

Conton Candy

おなじみ、ハナレグミの「音タイム」をSEに登場。紬衣は黄緑のダボT、楓華は黄色のピチT、彩楓は鮮やかな水色のタンクトップ姿。「何あの色、かわいい!」という黄色い歓声がフロアに沸き起こります。大爆走したサバシスターに引っ張られたのか、「歌おう!」と初手からなんと「好きなものは手のひらの中」。大合唱と大量のダイバーが発生し、幕開けから会場が沸騰します。彩楓は剥き出しのムキムキな上腕を躍動させ、立ち上がりの気迫を見せます。続いて「プードル」へ。「サバシスターとConton Candyが歌いに来たぞー!」と叫び、紬衣が「今日、世界が滅亡するって言われてたけど、まだまだ行くぞ!」と「音の鳴る方へ」へ突入。序盤から飛ばしていきます。

「今日は、ありがとう!」と彩楓が呼びかけ、「スマホ落とした人?」と尋ねると、またしても落とし物騒動。改めて挨拶し、「CHAOS!!!ってどういう意味?」と聞かれた楓華は「年代とかジャンルとか関係なく、最高な日にしようっていう企画です。大好きなサバシスターに来てもらいました!最高でした!」とコメント。「サバシスターとは、東北の“覚悟を決めろ!”ツアーで2マンして以来、ありがとうございます」と給水タイムに。彩楓は「あとでハイボール飲みます」と言って、フロアから「かわいい〜」の声。女性ファンの支持も厚いのがわかります。

「さっき“ポテサラ”で飛び跳ねてたけど、ジャンプソング」とインタールードを挟んで「リップシンク」。長めのイントロからは歓声が沸き、「オレンジ色に染まる準備はできてる?」とフロアと合唱しながら「ファジーネーブル」で再び大合唱。

「大きな災害が起きなくて良かった。でも、人はいつか死んでしまう。生きているなら笑顔で、幸せでいて欲しい。サバシスターや、ここに集まってくれたみんな!」と、下手の関係者エリアで観ていたサバシスターにまでメッセージを贈り、弾き語りで「月と太陽」「my JAM」と続けて束の間のクールダウン。

インタールードを挟み、「この街の歌」として「急行券とリズム」、そして「普通」で「そのままでいて」のメッセージを送ります。

「最高ありがとう!」と彩楓が語り、「◎△$♪×¥●&%#?!なんて言っていいかわからなくなっちゃった。楓華、楽しい!?」と双子の謎確認。紬衣は「700人くらい、いっぱい来てくれてありがとう!ヤッホー!」と叫び、「何を伝えるか切羽詰まってたけど、なちとご飯行って、お互い“ただただ楽しんでやる”って約束した。悩みなくなって、今日ステージに立ててよかった。まだ22〜23歳、これからもついてきて欲しいけど、もっとたくさん届けていきたい」と語りました。

「スノウドロップ」から短いつなぎを挟み「102号室」、さらに「まだまだ行けるか!?来いよ!」と「爪」で再び会場をもみくちゃに。

紬衣は「音楽を始めたとき、夢なんてなかった。でも、気付いたらここに立ってた。サバシスターみたいに、夢とか目標をちゃんと持って音楽ができるなら、“CHAOS!!!”を死ぬまでやり続けるのが私の夢!」と語り、ラストは「ロングスカートは靡いて」で大合唱。双子のコーラスが心に深く刺さりました。

すぐにアンコールで「こんなにも、、、」の大合唱。再登場した紬衣は「嫌だ、もう欲しがっちゃってさ。楽しかったってことでいいですか!?」と叫び、彩楓は「あとちょっとやって、サバシスターと美味しいお酒飲みたいと思います!」と笑顔。紬衣は「自分が自分らしく生きてください。またライブハウスで会いましょう」と「BABY BABY」、さらに「サバシスターのライブ観ても“いい曲!”って、それってライブハウスで育った曲だから」と、「ライブハウス!」で締めくくりました。

東名阪ツアーというこの世代でブーストする対バンツアーが告知され、サバシスターの3人が呼び込まれてポジションごとに対になって写真撮影。メンバー同士がハグしながら、全編が終演。楓華がいつものように可愛く挨拶。「今告知したツアーは9時解禁だから、それまでは“シー”ね」「来場者選考とファンクラブ先行は9時からできるからチェックしてね」「プライヤーは出口で受け取ってね」「じゃあ、またね。気をつけて帰ってね」とステージを降りました。

<セットリスト>
01. 好きなものは手のひらの中
02. プードル
03. 音の鳴る方へ
04. リップシンク
05. ファジーネーブル
06. 月と太陽
07. my JAM
08. 急行券とリズム
09. 普通
10. スノウドロップ
11. 102号室
12. 爪
13. ロングスカートは靡いて
EN1. BABY BABY
EN2. ライブハウス!

まとめ

大好きな2バンド。年齢もほぼ同じで、一応どちらも3ピース。共通点も多いけれど、似て非なる2組。これからもどんどん飛躍して欲しいと思いました。お互いに切磋琢磨する、素晴らしい2マンでした。リハの段階からSNSで言っていた打ち上げ、美味しいお酒でまた誓い合ったことでしょう。またこの組み合わせで観たいです。みたらしゴローでした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました