こんにちは、みたらしゴローです。今日は新宿。今週はせっかく桜が咲いたのに、雨と寒さで見どころのないまま散っていきそうですね。
ギリギリまで仕事の予定があったのですが、ラッキーにも最後の打ち合わせが早めに終わり、新宿に向かいます。
Zepp Shinjukuは、なぜかこれまで縁がなく、今回が初めてです。入場してパンフレットをもらい、ロッカーに荷物を入れてステージフロアへ。どんだけ下がるの?ってくらい階段を下りました。結局、地下4階でしょうか。想像よりコンパクトですが、ドリンクカウンターなどの付帯設備は、最近できたばかりなのか広々としていて、余裕がありました。
できるだけ前の位置を取り、ビールをいただきながら開演を待ちます。SOLD OUTはしてないようですが、お客さんの入りは悪くないです。
それでは、ライブの様子です。


ライブレポート
時間になるとSEが流れるのですが、変わったようですね。メジャーデビューすると、いろいろ変わります。新しいSEとの相性が良いといいですね。
上手袖から拍手に迎えられて、メンバーが現れ、手を振って挨拶しました。続いてショートSEから、紬衣が「えぃ!」と叫ぶと「ロングスカートは靡いて」でスタート。なんか心に刺さるんですよね。歌詞には1mmも共感ポイントがないんですが、紬衣の歌声と楓華のベースとコーラス、彩楓のニコニコドラムにやられてるんでしょうか。「歌って!」と2サビではフロアに歌割りが振られましたが、涙が溢れているので歌えません。
「集まってくれてありがとう!忘れられない夜に」と言って「執着」を続けて演奏。
インタールードを挟んでから「恋」を爽やかに披露。
再びインタールード。「ヘイヘイ!調子どうですか!?」と煽ってから「ファジーネーブル」をしっとり演奏しました。
紬衣が「イエイイエイ!Conton Candyです!」と元気よく挨拶し、彩楓が「やばいね、楽しすぎます!」、続けて楓華も「楽しすぎます!」と笑顔で応じます。そして楓華が「本番前、本当に緊張しすぎて、彩楓に背中叩いてもらったんだけど、初めて効果を実感しました」と舞台裏のエピソードを明かし、フロアを和ませました。
その後、紬衣がパンフレットやリクエスト募集、Con友、サイン会について話していると、「えっ、目薬さしてる」とフロアの様子に触れ、楓華が「仕方ない、花粉症。彩楓もなったし」と応じ、彩楓は「初!一年目、新生活です。粉に勝ちましょう!」と花粉症との闘いを宣言。すると紬衣が「関係ない!?つむが悪いか」と、ギャップのある一人称を飛び出させ、笑いを誘いました。
リクエストは意外な曲が多かったようで「フェスではセトリ落ちになりがちな曲。ここからすごいことになるよ!」とライブに戻ります。
「envy」そして手拍子を促しながら「リップシンク」と続けました。
少し間を空けて、しっとりと「milk」続いて「桜のころ」を歌い上げました。新生活の不安定な時期の歌です。
そしてまた、雰囲気を変えるインタールードが挟まれ、自己存在感を醸し出しながらイントロへ移行して「急行券とリズム」。これも訳もなく涙が出る曲です「東京!」の大コールが響きます。
彩楓が「楽しんでますか!?いつもよりニコニコしちゃてる気がする」、楓華が「確かに仏感強い」とツッコミ、フロアが和みます。入場時に配布された手書きのパンフレットの話題でも盛り上がり、「なんか、終わったらこのままここでみんなで寝る!?」という斬新な表現には、「そのくらい、心が安らいでいます」と続きます。
「普段いろいろ悩むけど、ステージに立って、いろんなお客さんを見てると“必要にされてる感”があります」「憧れたZepp、中学生のときに行ったKANA-BOONもリクエストやってた。いま、自分がステージに立ってリクエストを募った」「小さい頃からライブハウスが好きで、、、3人でここに立ちたかったんだと思う。平和で安全な場所で最高を創りたい」と、それぞれの思いを噛みしめるように、熱を込めて語りました。
「忘れたくないから」と「エンジェルスモーク」で再開し、「ノっていこうぜ!」のひと言から「爪」へ繋げます。さらに「イエイ!」と肉声でシャウトして「102号室」、フロアは最高潮に達します。
「次ラストの曲。話したいことがなかったんです。最近、頭空っぽだったけど、私たちのことが好きなみんなを私も好き。笑っていてほしい」と、4月という心も体もキツい時期に、特別なみんなには笑っていてほしいという優しいメッセージとともに、「普通」で本編を締めました。
フロアから自然と手拍子が起こり、やがて恒例の「好きなものは手のひらの中」の大合唱に。しばらくして、グッズTシャツに着替えたメンバーが再登場し、「ありがとうございます」と感謝を伝えると、フロアから「かわいいよー!」と大きな黄色い声が飛びました。
「私たち、有名人になった!?」「帰りたくないね」「みんなで寝よう〜!」など、歓声があちこちから飛び交い、フロアの一体感がさらに高まります。
楓華が「これね、彩楓と一緒に描いたの。買って帰ってね、お願い!」とTシャツを紹介すれば、紬衣は「フロアがよく見えるよ。変なポーズしたら真似できるからね」と冗談まじりに呼びかけ、誰かがとんでもないポーズをしたのか「それやばいだろ!」と笑いながらやりとりする場面も。
リクエストについても触れられ、「envy」と「エンジェルスモーク」が特に多かったとのこと。
「ここがゴールではないし、みんなが乗る大きな船にする」との決意とともに、7月にライブが決定していることが告知されました。対バンのゲストはまだ発表できないそうですが、「魚」のジェスチャーがヒントに使われ、会場はざわつきます。
そして、新曲「ライブハウス」へ。ライブハウスが大好きで書いたというこの曲は、「ワンツー!」のかけ声でスタート。続けて「めちゃくちゃな日にしに来たんでしょ!」という叫びから「好きなものは手のひらの中」へ。ついにフロア前方には人が密集し、ダイバーも発生。大合唱の渦に包まれました。
「ありがとうございました!」と締めくくられましたが、フロアからは「もう一回!!」のコールが沸き起こります。紬衣が「なになに!?待って、聞くから」と彩楓と一緒に袖のスタッフに確認し、まさかの再演、「好きなものは手のひらの中」がもう一度披露されました。前方の密集はさらに増し、ダイバーの数も増えて、会場は大興奮のクライマックスへ。
記念写真の撮影が行われたあと、楓華が独特の調子で「このあと、サイン会があるからCD買ってね!あと、カオスボリューム3は今日の来場者先行があるから、帰りにもらえるパンフレット見てね。会えるの楽しみにしてます!」と締めくくり、「じゃあ、気をつけて帰ってね」で全編終演となりました。
セットリスト
01. ロングスカートは靡いて
02. 執着
03. 恋
04. ファジーネーブル
05. envy
06. リップシンク
07. milk
08. 桜のころ
09. 急行券とリズム
10. エンジェルスモーク
11. 爪
12. 102号室
13. 普通
EN1. ライブハウス
EN2. 好きなものは手のひらの中
WEN1. 好きなものは手のひらの中
まとめ
高校でバンドを組み、今春大学を卒業していよいよメジャーデビュー。どんな飛躍が待っているのか、これからが本当に楽しみでなりません。
以上、みたらしゴローでした!

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