ASPワンマンライブ「We are in BUDOKAN “The floor is all ours!!”」2024年10月8日@日本武道館

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は、日本武道館で開催されたASPのライブに参戦してきました!7人組のASPは、精力的にLIVETOURを行い、WACKでイギリス公演も成功させているグループ。私は、1年半前に日比谷野音で観て以来の再会となります。

仕事を終えて、九段下に向かいました。当日券も販売されていたようで、残念ながら会場を満席にすることはできなかったようですが、ASPにとって記念すべき初の武道館公演です。しっかりとその瞬間を目に焼き付けたいと思い、会場へ向かいました。

武道館に到着すると、グッズ販売の列は長蛇の列でした。窓口が5つほどしか設置されていなかったためか、長い待ち時間が発生していました。普段はWACKの運営はこうしたストレスを感じさせないものだと思っていたので、今回は少し意外でした。開演が近づくと、雨が本降りになってきたので、早めに入場しました。私の席は1階スタンド席の上手側でした。

ステージは花道が設けられ、メインステージとセンターステージが配置されていました。アリーナ席はやや余裕を持った配置に見え、スタンド席の2階上段は使用されていなかったようです。私の周りの1階スタンド席にも空席がちらほら見受けられました。次回は、ぜひ満席にしたいところです。

それでは、ライブの様子です。

ライブレポート

スピーカーの音量が最大になり、真っ黒なかっこいい衣装を着たメンバーが登場。センターステージまで駆け寄り、「日本武道館にお集まりの皆様、初めまして、ASPです!」という挨拶とともに、ライブは「拝啓 ロックスター様」でスタート。会場は一気にヒートアップし、かっこいいコールや肩を組んでのヘドバンで、早速MAXの盛り上がりを見せました。メンバーの歌唱にも力が入っていて、この曲は個人的にもお気に入りです。

続いて、重低音が響き渡る「BOLLOCKS」そして「the MAN CALLiNG」ASPのファン「ならず者」たちも全力で盛り上がり、会場の熱気はさらに高まります。

ユメカ・ナウカナ?がかすれ声で「日本武道館の皆様、こんにちは!」と再び挨拶。ここからはおなじみの自己紹介タイムです。「パンダがあれば何でもできる」「名前無いです」「もぐもぐもぐ」「こっちがウォンカー、こっちがマチルダ」「うわっ、小さい」「おいでよリオンタウン」など、メンバーそれぞれが個性的なフレーズで自己紹介をしました。

ユメカ・ナウカナ?が「改めて、ありがとうございます!この武道館の大きさに圧倒されています。今日はASP史上最大規模のステージですので、今日しかできないことをたくさん詰め込んできました!」と、大音量のかすれ声で喜びを爆発させ、観客を煽りまくりました。

「日々是虚無也」でライブが再開し「武道カーン!」と絶叫しながら、「TRUST MYSELF」「SPiT OUT」「レリゴ」と次々に披露していきました。

一旦、メンバーが下手袖に捌け、モノクロのメンバー紹介VTRが流れます。幻想的なSEから拍手が起こり、黒基調でタマムシのような構造色がかっこいい衣装に着替えたメンバーが登場。「TOXiC iNVASiON」でライブが再開されました。メインステージには大小11画面ほどのモニターが設置され、様々なCGが映し出される中、レーザービームも派手に発射され、演出は圧巻です。

その後は「Black Nails」「TOTSUGEKI!!!!!」「NO COLOR S」と続き、「Blueberry Gum」という、韓流風のテイストが感じられる曲へ。この曲では、コールもどこか外国風で、ナ前ナ以が上手から下手、下手から上手に全力でダッシュするシーンが印象的でした。

続いて、「だるまさんが転んだ」のフレーズで始まる「darma」では、モニターにコミカルなだるまやアヒルの画像が映し出され、観客を楽しませます。

チッチチチーチーチー「みんな驚いてるわ、ステージチェンジとお着替えもしました!かわいい??」と呼びかけ。続いて「先週、7人で初めてのアルバムをリリースしました。大事な日にやろうと、とっておいた曲を披露します」と紹介され、かっこよく「Anyway」が演奏されました。この曲では、チッチチチーチーチーとモグ・ライアンの歌唱力が際立っていました。

続いて「PLEASE!!!」、そして「Tokyo Sky Blues」では激しいシャウト、「I HATE U」と続き、さらに「Too young to get it, too fast to live」へ、WACKらしいエッジの効いた楽曲で、メンバーのナ前ナ以が作詞を手掛けた曲でもあります。

マチルダー・ツインズが「ありがとうございます、ならず者として楽しんでください!」と感謝の言葉を伝え、「次は、ならず者とASPが一つになれる曲です」と紹介。そして、イントロが始まると同時に大絶叫で「NO REASON」がスタート。曲中でも「オーオーオー」の大合唱が巻き起こり、観客とメンバーが一体となった瞬間でした。

その後は「ITSUMO KOKOKARA」、続いて英語詞の「MAKE A MOVE」、そして「Heaven’s Seven」が続きます。そして本編の最後は、松隈ケンタらしいメロディーが光る「A Song of Punk」で見事に締めくくられました。

アンコールに応えて、再びメンバーが登場。「いつも観てくれて、手を伸ばしてくれて、そのたびにもっと前に進みたいと思っていました。ついにASPとならず者で立てた武道館です!」と感慨深げに語り、「武道館で披露するのを楽しみにしていた曲」として「Hyper Cracker」を演奏。そして、一人ずつメンバーが感謝の言葉を述べました。

ナ前ナ以「今日がASPの新たなスタートの日だと思っています。ASPが始まるときは、いつも支えてくれる誰かがいてくれました。今日の武道館は、みんなで一緒に立った武道館ではないでしょうか!明日も、明後日も、この先も一緒にカッコいいことをしていきましょう!」

チッチチチーチーチー「ライブハウスではよく『チーチー埋もれて見えないよ!』って言われるんです。ぎゅうぎゅうのライブハウスが私は大好きです。でも今日は『見えなかった!』なんて言わせません。右にも左にも、上にも、どこからでも観てもらえる。皆さんがいなきゃ意味がないです。ずっとASPのそばにいてくれたらうれしいです」

リオンタウン「今日まで何度も想像して、ワクワクしながら過ごしてきました。ASPでこんなにカッコいい曲を皆さんと歌えることができて、本当に幸せです。この曲たちと共に、これからも成長していきます」

ユメカ・ナウカナ?「ASPが武道館に立つって知ったときに、ASPって名前をもらった日のことを思い出しました。『なんかすげーことが始まるな!』ってゾクゾクしたんです。メジャーデビューも、アルバムも、そして今日の日本武道館も。夢がまた一つ叶っちゃいました。これからも大きな夢を見て、それを現実にできるように頑張っていきます!」

モグ・ライアン「今日もたくさんのならず者の顔が見えて、何度も目が合いました。こんなに大きい武道館でも、それは変わらないんだなって、ちょっと安心しました。明日からはもう『武道館に立ったASP』です。この先も、ならず者とこのメンバーと一緒に、泣いて笑って、大きくなっていきたいです」

マチルダー・ツインズ「今、どっちが喋ってるかわかりますか?(笑)武道館って、最初は何かのドッキリかと思いました。でも、自分が安心する場所よりも、成長できる場所で生きたいって思うから、ASPとしてここまで突き進んでこれたこと、本当にうれしいです」

ウォンカー・ツインズ「『日本武道館』という言葉を聞いたり見たりするたびに、それがすごく誇らしく思えるようになります。皆さんも、何かのきっかけでASPのライブを思い出してくれたらうれしいです。そして、いつまでも、ならず者でいてください!」

熱い語りの後、再びライブに戻ります。「SAKEBE」では、会場中が「叫べオーオーオーオー!」のコールに合わせてこぶしを突き上げ、全員でシャウト。そしてラストは、明るく「M」センターステージでメンバーが目まぐるしく暴れ回って歌唱しました。

ユメカ・ナウカナ?がマイクを外して「ありがとうございました!」と感謝の言葉。エンディングSEの「拝啓 ロックスター様」が流れる中、名残惜しそうに手を振ります、最後に全員の肉声で「せーの、ありがとうございました!」と感謝の声を届け、ライブは幕を閉じました。

<セットリスト>
01. 拝啓 ロックスター様
02. BOLLOCKS
03. the MAN CALLiNG
04. 日々是虚無也
05. TRUST MYSELF
06. SPiT OUT
07. レリゴ
08. TOXiC iNVASiON
09. Black Nails
10. TOTSUGEKI!!!!!
11. NO COLOR S
12. Blueberry Gum
13. darma
14. Anyway
15. PLEASE!!!
16. Tokyo Sky Blues
17. I HATE U
18. Too young to get it, too fast to live.
19. NO REASON
20. ITSUMO KOKOKARA
21. MAKE A MOVE
22. Heaven’s Seven
23. A Song of Punk
EN1. Hyper Cracker
EN2. SAKEBE
EN3. M

まとめ

初の武道館公演は、会場をパンパンに埋め尽くすことはできませんでしたが、そんなことが気にならないほどの迫力がありました。数多くのライブを重ねてきたグループだけあって、熱のこもった素晴らしいパフォーマンスでした。

BiSH解散後、事務所は少し不安定さを感じる部分もありましたが、熱心なファンが多く、メンバーも語ったように、この日がさらなる飛躍のスタートラインとなるでしょう。

終演後には、かわいい女の子たちのグループが何組か見かけられました。後からSNSで見たところ、同業のグループだったようです。彼女たちにとっても、ASPは憧れや目標の存在なのでしょう。どちらのグループも今後の活躍が楽しみです。以上、みたらしゴローでした。

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