こんにちは、みたらしゴローです。今回は久しぶりの女子サッカー観戦、AFCチャンピオンズリーグ準々決勝で熊谷にやってきました。熊谷に来るのも本当に久しぶりです。
今日はなんと、西芳照シェフが来場しているとのことで、朝からジムで筋トレを済ませ、早めに競技場へ向かいました。
競技場前には長蛇の列ができたキッチンカーに並んで、シェフから直接手渡してもらったバターチキンカレーは、鶏肉がゴロゴロ入っていて、優しい味わい。添えられた福神漬けと大根のアチャールがアクセントになっていて、これもまた美味しかったです。
場内ではすでにアップが始まり、春の陽気も相まって、早くも最高の雰囲気に包まれていました。
それでは、試合の様子をお届けします。



観戦レポート
猶本光はベンチ外、石川璃音はベンチスタート。武漢江大のキックオフで試合が始まりました。
前半5分、武漢江大の33番フォワード、テレザオブニュ・エンゲシャがロングパスに抜け出し、一瞬でディフェンダーの前に体を入れてキーパーと一対一に。幸い、シュートはミートせず、池田咲紀子が落ち着いてセーブ。直後に連続でコーナーキックを与えるなど、やや嫌な立ち上がりとなりました。
その後は、中央や右サイドを中心に攻め込む展開に。ですが、相手は5バック気味の布陣で守りを固めており、高橋はなも徹底的にマークされ、なかなかチャンスを作れません。
前半30分を過ぎたあたりから、ロングボールの落としを島田芽衣がシュートに持ち込むなど、徐々に攻勢を強めていきます。しかし、決定機を活かせず。高橋はなのミドルシュートも枠の上を越えてしまいました。
一方、武漢江大はテリー・エンゲシャをターゲットにロングフィードを繰り返し、何度かディフェンスラインを突破されかけますが、5分以降はシュートを許さず、0-0のまま前半を終えました。
後半の開始とともに、長嶋玲奈に代わって石川璃音が投入されます。立ち上がり早々、左サイドを攻め上がった遠藤優が島田芽依のパスをダイレクトでシュート。しかし、これは決まりません。その後も、左サイドに張る栗島朱里を起点に攻め込みますが、武漢江大の体格の良いディフェンス陣に阻まれ、なかなかゴール前に迫れません。
一方で、後半から入った石川璃音の強力なディフェンスが効きはじめ、相手のロングフィードにも競り負けなくなってきます。すると、武漢江大はショートパスやドリブルでのビルドアップに切り替えますが、決定機にはつながらず、チャンスらしいチャンスを作らせません。
後半12分、右サイドの好位置で得たフリーキックでは、キッカーの角田楓佳が石川璃音から耳打ちされ、短い横パスのサインプレーを試みますが、タイミングが合わずに失敗に終わります。
後半28分には、角田楓佳に代わって藤﨑智子が投入されます。中央突破やスルーパスも狙いますが、相手の堅いディフェンスラインに阻まれ、さらにはオフサイドも目立つようになってきます。
強引な突破には相手も体を張って対応し、高橋はなが相手GKのディン・シュエンと激しく交錯する場面もあり、緊張感の高いジリジリとした展開が続きます。さらに、レフェリーのジャッジも次第に不安定になってきました。
試合終盤は、再び左サイドを起点に攻撃を組み立てますが、武漢江大は何度も足をつる選手が出たり、接触プレーで倒れ込んだりしながらも、身体を張って守り続けます。これにより、ラストパスやシュートにまで持ち込むことができず、もどかしい時間が続きました。
後半も決着がつかず、試合は延長戦に突入します。

延長前半、カクテル光線が点灯されたピッチ。ここで島田芽依に代わって高塚映奈が投入され、サイドからの崩しでチャンスをうかがいます。武漢江大も疲労の見える選手を交代でリフレッシュさせ、屈強な守備を維持しつつ、カウンターやドリブルによる持ち上がりで一発を狙う展開に。
藤﨑智子の惜しいスルーパスや、隅を狙ったシュートなどで攻勢を強めますが、なかなかゴールには結びつきません。相手はリプレイに時間をかけたり、マイボールになるとキープを徹底したりと、PK戦への持ち込みを狙う意図が見え始めます。
延長後半、武漢江大は33番テレザオブニュ・エンゲシャに代わり、タン・ハンを投入。攻撃において、よりパスとドリブルを使った変化を加えてきます。
延長後半7分、遠藤優のクロスに藤﨑智子が合わせるも得点には至らず。続いて、藤﨑のスルーパスから高橋はながネットを揺らしますが、オフサイドの判定。
時間を稼ぎたい武漢江大は、ゴールネットに絡まったボールをそのまま放置し、ゴールキーパーのディン・シュエンが自陣ハーフウェイライン近くまで出てくる場面も。そこへ塩越柚歩が全力で走り、ボールを拾ってセンターサークルに置き、再開を急ぎます。
アディショナルタイムに入り、浦和のゴールキーパー池田咲紀子が前に出ていたところを突かれ、カウンターで裏を取られます。一瞬、万事休すかと思われましたが、無人のゴールを狙ったシュートは力なく、猛スピードで戻った遠藤優が間一髪でクリア。
そしてラストチャンス。藤﨑智子のアーリークロスを高橋はなが収め、体を入れ替えて放ったシュートは、惜しくもゴール左に外れました。
最後に、武漢江大はPK戦を見越してか、ゴールキーパーをチェン・チェンに交代。こうして、120分に及ぶ死闘は幕を下ろしました。

PK戦は浦和側のゴール前で行われることになり、サポーターがメインスタンドやバックスタンドからもゴール裏に集結。スタジアム全体が一体となって選手たちを鼓舞します。
2人目、武漢江大のウー・ハイエンのシュートを池田咲紀子が指先でセーブ。これで流れを引き寄せたいところでしたが、直後の浦和の3人目、藤﨑智子のキックは無念にもクロスバーの上を越えてしまいます。
4人目のキッカーとして登場したのは、なんと池田咲紀子。助走もほとんど取らず、あっさりとゴールに蹴り込み、会場からはどよめきと拍手が起こります。
その後、PK戦はサドンデスに突入。6人目の伊藤美紀のシュートは相手GKにセーブされてしまいますが、武漢江大の6人目、タン・ハンも枠を外し、緊張感が続きます。
そして8人目、遠藤優のシュートも止められ、勝負は武漢江大の8人目、シュ・チェンチェンに託されます。彼女の放ったシュートがネットを揺らした瞬間、試合終了。会場には静寂が広がり、深いため息が残りました。


<試合結果>
三菱重工浦和レッズレディース | 0-0 | 武漢江大 |
0 前半 0 | ||
0 後半 0 | ||
0 延前 0 | ||
0 延後 0 | ||
5 PK 6 |
入場者数:3,243人
まとめ
120分間、攻めあぐねた流れのまま、PK戦でも決めきれず、まさかの敗退となってしまいました。藤﨑智子をはじめ、PKを失敗した選手たちはピッチに崩れ落ち、涙を流しましたが、PK戦に持ち込まれる前に決めきれなかったことが悔やまれます。
この日は、なでしこジャパンのニルス・ニールセン監督も視察に訪れており、本来であればその前で圧勝したい試合でした。
さらに驚きだったのは、試合後の週半ば、26日に楠瀬直木監督の契約解除が発表されたこと。まさに激震でした。ですが、新体制のもと、次はいきなりリーグ戦の大一番、INAC神戸レオネッサ戦が待ち受けています。
以上、みたらしゴローでした。

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