こんにちは、みたらしゴローです。いよいよ最終日ですね。千葉駅で初めてコインロッカーを利用しましたが、残りが少なかったので、おそらく早い時間でないと埋まってしまうかもしれません。今回は蘇我駅ルートもバスルートも入場が非常にスムーズで、全日程とも好天に恵まれましたね。それでは、ライブの様子をお届けします。


ライブレポート
Wash My Friday
ROAD TO JAPAN JAM 2025優勝アーティストのWash My Fridayからスタートです。涼しげなシャツ姿でリハーサルを行い、2曲目では「この曲やるから、みんなで“嫌になっちゃった”って歌って」「まだリハだけど、準備体操しよう!」と観客に呼びかけ、声出ししながら4曲を演奏して一旦ステージを離れました。
ジングルが鳴って朝礼が始まりました。「最終日、こどもの日、JAPAN JAMの鯉のぼりも6年ぶりに泳いでいます」「ハートフルな雰囲気で、最終日。アーティストとお客さんがそろってフェスが完成することを実感」との説明があり、毎日昼は暑く、夜は寒くなるための注意喚起もされました。
その後、オープニングアクト企画の説明があり、バンド紹介が行われました。「2024年8月結成、ロックからガレージソングまで幅広く取り入れたミクスチャーバンド。現在、46都道府県ツアー中で、車で行ける場所はすべて自走。昨日は愛媛、今日は夜に高知というハードスケジュールです」と紹介され、ステージに呼び込まれました。
メンバーが登場すると、ドラムのけんこうこつが「楽しむ準備できているか!?」と呼びかけ、「花が降る時には」を披露。「今日はよろしく、めちゃくちゃ楽しみでした!」と語り、イントロトークではダンスのレクチャーを行い「嫌になっちゃった」で観戦エリアをダンスで埋め尽くしました。「エーオ!」と声出しして「Your Smile」、続けて「Week!」と演奏。多様な音楽がミックスされることで、ロックは優しい音楽になると感じさせてくれました。
<セットリスト>
RH1. 花が降る時には
RH2. 嫌になっちゃった
RH3. Your Smile
RH4. Week!
01. 花が降る時には
02. 嫌になっちゃった
03. Your Smile
04. Week!
らそんぶる
最終日はBUZZ STAGEからスタート。何かが起こりそうな雰囲気のトッパー、らそんぶるが登場です。ギターボーカルのそらは白と赤のラグランロングTシャツ、他メンバーはそれぞれ個性的な服装でした。ギターのゆうは、白くて丸いぬいぐるみをギターヘッドにぶら下げてプレイしていました。
「START DASH★」で勢いよくスタートし、「風船」「いつかのうた」を続けて演奏。観戦エリアは早くからパンパンで、「最高な景色をありがとう!」と感謝の言葉を伝えました。「一年前には夢にも思わなかった。でも、出たい出たいと言い続けて来られました!」と喜びを爆発させて「夢を見よう!」、そして「みんな最高!」と叫び、「オーライ」でさらに盛り上げます。手拍子の音が圧巻でした。
ラストは、ドラムの、みやびが連打を炸裂させてからアンセムソング「ロックンロールに恋をしたんだ!」を披露し、最高潮に。そらの誕生日だったようで、「おめでとう」の声に包まれながらステージを後にしました。
<セットリスト>
01. START DASH★
02. 風船
03. いつかのうた
04. 夢を見よう!
05. オーライ
06. ロックンロールに恋をしたんだ!
ハルカミライ
前方当選で観覧できたハルカミライ、ほぼ正面からのステージに歓喜です。ジングルが鳴ると関大地、小松謙太、須藤俊が先に現れ、橋本学がヤンキー歩きで登場。「サンキュー!JAPAN JAM!やろうぜ、ハルカミライ参上!!」と叫び、「君にしか」を爆音で披露し、一斉に大合唱。続いて「カントリーロード」では怒涛のシンガロング、「さすが晴れバンド!」と空を見上げました。
挨拶では「もうお昼、バンドマンにとっては朝。おはよう!」「最終日、初っ端、俺たちハルカミライだ!!」と語り、「ファイト!!」を披露。続けて「俺達が呼んでいる」から「フルアイビール」へ繋ぎ、関大地がステージを転がりまくります。曲を一時中断し、須藤俊が「絡まりすぎ、一回解こう。学はこっちにくぐって、大地大丈夫?小松は勝手に持ち場離れないで!」と声をかけ、橋本学は「一応30超えてます」と冗談を挟みつつシールドを解いて再び「ファイト!!」、そして「春のテーマ」へ。橋本学はいつの間にか上裸で熱唱し、「音楽やって帰ろうぜ!」と一旦小休止。
「いつもの人も、初めての人も滅茶苦茶良いものになりますように」との言葉からアカペラで始まった「ピンクムーン」では過去・現在・未来すべてが叶うような祈りが込められていました。続いて「ウルトラマリン」、そして「K・O・M・A・T・S・U」と、小松謙太が応じて上裸でスネアドラムの上に仁王立ち。橋本学はアコースティックギターに持ち替えて「それいけステアーズ」を熱唱しました。
「JAPAN JAM、今年もかましてくれって呼んでくれた」と感謝し、「世界を終わらせて」で大合唱。ラストの「エース」では「この指とまれ、JAPAN JAMまた来年会いましょう!」と呼びかけ、時間が余ったため、須藤俊が「まずは、フュージョン」「次はHughだ!」と犬の歌「Tough to be a Hugh」を披露し、「最後、みんなの一日にファイト!」と「ファイト!!」で締めました。
<セットリスト>
01. 君にしか
02. カントリーロード
03. ファイト!!
04. 俺達が呼んでいる
05. フルアイビール
06. ファイト!!
07. 春のテーマ
08. ピンクムーン
09. ウルトラマリン
10. K・O・M・A・T・S・U
11. それいけステアーズ
12. 世界を終わらせて
13. エース
14. フュージョン
15. Tough to be a Hugh
16. ファイト!!


RIP SLYME
次は25周年を迎え、PESとSUが合流しての復活ライブとなるRIP SLYMEです。エアホーンが鳴り響く中、メンバーが登場し、「STEPPER’S DELIGHT」でスタート。RYO-Zが「久しぶりの人も初めての人もRIP SLYMEです」と挨拶し、「Super Shooter」をコール&レスポンスの後に披露。全員お揃いのオレンジ色のつなぎ姿が青空によく映えていました。
「YO!さっそくですが、繋がってもらっていいですか」と呼びかけ、「JOINT」を披露。「帰ってきました」と改めて挨拶し、「SAY HO!」と観客と掛け合い。PESは「実に8年ぶりに5人で再結成、SUはガチガチでした!」と明かし、SUは「こんな縮こまっちゃって」と下ネタを交えて笑いを誘い、「うっせぇ!」とたしなめられます。
「はじめましての人も平等に」と新曲「どON」を披露。モニターにはアニメ映像が流れ、続く「SLY」ではPOPな曲調が印象的でした。「FUNKASTIC」では「知ってる人も知らない人もPut your hands up!」と観客をジャンプさせ、続く「JUMP」ではステージ上のメンバーも大はしゃぎ、写真撮影まで行われました。
Soul Bossa NovaをBGMにMCが入り、「再集結後の初春フェスがJAPAN JAM、感慨深い」「RIP SLYMEのライブ、疲れるぜー、こんなんだった?」と盛り上がり、「この後、ミーワン?」と問いかけるとRYO-Zが「ME:Iな、知らんなら言うな」と返して笑いを誘いました。「JAPAN JAM、ここは楽園!」と「楽園ベイベー」、続けて「黄昏サラウンド」を披露。
「楽しい時間はあっという間。今日をきっかけに来春まで駆け抜けていきます」と語り、ラストは「熱帯」。アウトロでは観客と合唱しながら、熱気を残してステージをあとにしました。
<セットリスト>
01. STEPPER’S DELIGHT (2025 ver.)
02. Super Shooter
03. JOINT
04. どON
05. SLY
06. FUNKASTIC
07. JUMP
08. 楽園ベイベー
09. 黄昏サラウンド
10. 熱帯
Hump Back
今回最後の前方はHump Backです。RIP SLYMEがステージをあとにすると、すぐに林萌々子が「もういなくなった?実家の車はいつもRIP SLYMEだった。大好き!」とSKY STAGEに向かって叫び、「星丘公園」、そして時間を気にしながら「宣誓」を高速で演奏し、本番が始まりました。
「おかえりー!」の声援が飛ぶ中、「LILLY」でトップギアに突入。「生きて行く」も最高でした。「恋をしよう」では林萌々子のギター、ぴかのピョンピョンジャンプ、美咲の包み込むようなドラム、すべてが健在で最高でした。「恋しとるやつおるか!?」「恋はええぞー!」と会場は幸せオーラに包まれます。「オカン最高!」「ママー!」などの声援に対して、「なんて!?ライブハウスじゃないから拾いきれん、私より喋ってるで!」と林萌々子が返し、「諸事情で1年半の休みがあって、復帰したらJAPAN JAMが速攻で誘ってくれました」と語ります。メンバー全員が「一児の母です」と紹介し、「ロックンロールで食わしていきます」と宣言。「休み明けのクソみたいなライブはできない」と「明るい葬式」を歌います。
「JAPAN JAMありがとう。気が付いたら30を超えて、3人とも結婚して子供も生まれて、春が来るとしんどくなって5月病。でも音楽は形がない、イヤホンがなくても心の中で鳴らせる。今日のこと、思い出してくれ」と語り、チャットモンチーに救われた話を交えて弾き語りのMCから「番狂わせ」へ。ぴかは独特の走りでステージを移動しながらベースを弾き、途中でシールドが抜けて急いで差しに行く様子もかわいらしかったです。
続いて「ティーンエイジサンセット」では、「この中でライブハウスに来ないでフェスだけ来てる人いるでしょう?素敵だけど、間違えてライブハウス来ちゃいますように!」と語り、「ティーンエイジ!!」の大合唱から「僕らの時代」へ。D-Beatのリズムに合わせてぴかが足を上げて踊りながらベースを奏でる姿も印象的でした。「みんないい感じだから曲変えるわ」と「僕らは今日も車の中」、そして「今日はありがとう。悲しみは強さに、痛みは優しさに変わる。でも妬みや僻みは何にもならない。かっこよく生きていこう。うちらも頑張るんで」と語り、ラストナンバー「拝啓、少年よ」へ。「サンキューJAPAN JAM!」で締めくくり、「オカン最高!!」の声援が飛びました。
<セットリスト>
RH1. 星丘公園
RH2. 宣誓
01. LILLY
02. 生きて行く
03. 恋をしよう
04. 明るい葬式
05. 番狂わせ
06. ティーンエイジサンセット
07. 僕らの時代
08. 僕らは今日も車の中
09. 拝啓、少年よ


ME:I
次は、ひたちなかロッキン以降、Jフェスに連続出演しているME:Iです。真っ赤なミニスカート衣装でメンバーが登場し、「クリック!ME:Iです!」と挨拶しながら、先月リリースされた「MUSE」でスタート。「こんにちは!」と整列して一人ずつ自己紹介を行いました。「ひたちなかでは土砂降りだった」など、雨グループであることに触れつつも、今日は快晴。しかし、なぜか会場上空にだけ円形の雲が現れていました。
ここからはRock Arrangeで盛り上げていくと宣言し、「TOXIC」「想像以上」と続けて披露。左右のモニター下の狭い通路でピタッと揃った激しいダンスを展開しました。「&ME」では途中で観客を煽りながら披露し、「ありがとう、水分補給も忘れずに」と呼びかけます。初見の観客が多く手を挙げると、「初めてじゃない感じのノリ」「アレンジ驚いたでしょ!」とコメント。
続いて可愛らしくアレンジした「Sweetie」、さらに「Cookie Party」ではバンドアレンジで高いダンスレベルを披露しました。後半はグッズ紹介を挟みつつ、代表曲「Click」「Ready Go」を連続で披露。「最後のブロックになります」とアリーナツアーやYouTubeチャンネルの告知を行い、「Hi-Five」では再び通路に繰り出してダンス。ラストは「Million Stars」でかっこよく締めくくりました。
<セットリスト>
01. MUSE
02. TOXIC (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
03. 想像以上 (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
04. &ME (ME:I Ver.) – Rock Arrange Ver.-
05. Sweetie – Pop Arrange Ver.-
06. Cookie Party – Band Arrange Ver.-
07. Click
08. Ready Go
09. Hi-Five – Band Arrange Ver.-
10 Million Stars
TETORA
WING STAGEに移動し、TETORAのライブです。今日は寒くなるのが早く、風も冷たく感じられました。ジングルが鳴り、Tシャツにジャージというラフな姿でメンバーが登場すると、上野羽有音が「TETORAやらせてもらいます」と挨拶し、「友達、以上」でスタート。ハスキーな歌声が冷たい空気の中に響き渡ります。続いて「今日くらいは」で観客の心を掴みました。
「JAPAN JAMありがとうございました、TETORAでした」と一度締めながら、「こっからは、フェスを楽しんでる皆さんにもライブハウスを楽しめるように、ライブハウスのTETORAをやります」と切り替えます。「私たちの気持ちに気付いてくれる人へ、Orange Owl Records、TETORAです」と自己紹介し、「本音」「素直」と続けました。
「お祭りみたいなフェスの中にポツンといるロックバンド、でもこびりつくと思います」と語り、「バカ」へ。さらに、「ロックバンドはチャラくない」と「6月」、そして「会いに来てくれてありがとう」と「わざわざ」を演奏しました。「心動いちゃった奴は、ライブハウスでも待ってます!」と最後に叫び、「言葉のレントゲン」で締めくくります。
「直接ここにいる人だけの共有。SNSに載っててもわからない。いた人だけ、今日だけのライブを観てくれてありがとう。ライブは生もの」と語り、ライブの余韻とともにステージをあとにしました。
<セットリスト>
01. 友達、以上
02. 今日くらいは
03. 本音
04. 素直
05. バカ
06. 6月
07. わざわざ
08. 言葉のレントゲン
muque
BUZZ STAGEのmuqueに移動すると、すでに観客で溢れ返っていました。自身の「tape」をSEにメンバーが登場し、「muqueです、よろしくお願いします!」と挨拶して「456」でスタート。真っ青な髪を束ね、メガネをかけたAsakuraが「楽しんでいってね、よろしく!」と笑顔で「feelin’」を演奏しました。
ギターのKenichiは「福岡から来ました。後ろの方まで素敵な景色、ありがとう」と語り、ツアーやリリースの告知をして大きな拍手を受けました。「後半戦いきましょう」とONE PIECEとのタイアップ曲「The 1」「my crush」「nevermind」と続け、合唱を促す場面では「前しか歌ってない!後ろ見えてるぞ!」と観客を煽って会場を一体にしました。
Asakuraが一度ステージ袖に捌け、インタールードを挟んでから再登場。ラストは「Bite you」で観戦エリアを大きく揺らし、BUZZ STAGEの熱気を最高潮にしてライブを締めくくりました。
<セットリスト>
01. 456
02. feelin’
03. The 1
04. my crush
05. nevermind
06. Bite you
SHISHAMO
最近は毎回呼ばれているSHISHAMOです。今回もリハーサルからしっかり3曲を演奏し、タオルを回させていきました。SAKEROCKの「Urawa-City」をSEにメンバーが登場し、「JAPAN JAM!」「JAPAN JAM!」と何度も叫び、「恋する」で本編スタート。「君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!」では宮崎朝子がミニキーボードを叩きながら歌い、華やかに会場を盛り上げます。
再び「JAPAN JAM!」とおなじみのコール&レスポンスを挟み、「去年初出場で、今年も呼んでもらえてうれしいです。はじめましての方も、そうじゃない方も楽しんでもらえますように」と話し、「自分革命」でライブを続けます。松岡彩が「JAPAN JAMはなんかホームの雰囲気がある」と語ると、宮崎朝子は「女、男、全員!」とチルい声出しを行い、「狙うは君のど真ん中」へ。モニターには幾何学模様、さらに陸上選手の映像が流れる中「最高速度」へ繋ぎ、キラーチューン「明日も」で会場の熱気は最高潮に。最後は心地よいリズムの「恋じゃなかったら」でしっとりと締めくくりました。
<セットリスト>
RH1. 君と夏フェス
RH2. カラフル
RH3. タオル
01. 恋する
02. 君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!
03. 自分革命
04. 狙うは君のど真ん中
05. 最高速度
06. 明日も
07. 恋じゃなかったら
10-FEET
おなじみの「そして伝説へ…」のSEと、観客のタオルが一斉に舞う中、10-FEETが登場。黄色いTシャツを着たTAKUMAが「よっしゃ行くぞ、死にたい奴いたら一緒に心中してやるわ!」と叫び、「VIBES BY VIBES」でライブがスタート。いきなりの大合唱に会場は一体となります。
「ありがとうございました、10-FEETでした」と一度締めつつも、「アンコール始めます!」と「ハローフィクサー」で再スタート。観戦エリアではダンスとコールが飛び交い、続く「Re方程式」「helm’N bass」「RIVER」と一気に畳みかけます。都川、養老川を歌う「RIVER」では間奏中に「そっちのステージ聞こえてるか!?」と叫び、SUNSET STAGEの最前までウェーブが広がります。
「第ゼロ感」ではどでかい「ウォーウォウウォーウォ!」のコールが響き、NAOKIの大開脚も炸裂。「あと2曲だけど、行けるとこまで行ってみよう、ぶっ飛べ!」と「その向こうへ」、NAOKIの白目剥き芸も全開です。TAKUMAの「お願いで全員舌打ちして!」という無茶振りにも応え、最後は「ヒトリセカイ」。さらに「あと3分あるので、普段ライブハウスでしかやらないこの曲を」と「back to the sunset」を高速バージョンで追加し、会場を完全燃焼させてステージをあとにしました。
<セットリスト>
01. VIBES BY VIBES
02. ハローフィクサー
03. Re方程式
04. helm’N bass
05. RIVER
06. 第ゼロ感
07. その向こうへ
08. ヒトリセカイ
09. back to the sunset

THE YELLOW MONKEY
SUNSET STAGEの最後を飾るのはTHE YELLOW MONKEYです。ひたちなか以来の出演となりました。バンドメンバーに続いて、真っ黒な羽毛ジャケットを着た吉井和哉が登場し、「パンチドランカー」でライブがスタート。羽毛ジャケットを脱ぎハンドマイクに持ち替えると、大ヒット曲「SPARK」を歌唱しました。
「どうもTHE YELLOW MONKEYです。初JAPAN JAM、だいぶ前にブレイクしたバンドです。懐かしい曲から最新まで一生懸命やります!」と挨拶し、新曲「ソナタの暗闇」へ。モニターの映像も非常に凝っていました。続く「熱帯夜」では、蘇我について「初めて来たけど、いいところだね。THE YELLOW MONKEYはチル系バンドなんだけど、合うなって」と語ります。
「ロックバンドも時代に合わせて進化しないと。ダンスも取り入れなくちゃって」と「ラプソディ」では「オッパオッパオッパオパオパ」の変なコール&レスポンスとともに軽快なダンスを披露。黄色いサルの映像がモニターで踊ります。そして、ラスボス感たっぷりに「太陽が燃えている」を力強く歌い上げました。
その後、ドラムの菊地英二はギタリストの菊地英昭の弟であること、サポートキーボードの鶴谷崇、ベースの廣瀬洋一、そしてミスター完全復活・吉井和哉という、平均年齢60歳のメンバー紹介を行いました。過去の解散から再結成に触れ、「転がり続ける」ロックな生き様と困難を乗り越える姿を重ね、「バラ色の日々」をささげます。静かな導入から観客との合唱で会場をひとつにし、寂しさも漂う時間となりました。ラストは「歌おうぜ」と「LOVE LOVE SHOW」でぶち上げて、ステージをあとにしました。
<セットリスト>
01. パンチドランカー
02. SPARK
03. ソナタの暗闇
04. 熱帯夜
05. ラプソディ
06. 太陽が燃えている
07. バラ色の日々
08. LOVE LOVE SHOW
sumika
今年のJAPAN JAMのオーラスはsumikaです。登場した片岡健太は「昔、参加者だった時、オーラスって疲れてるのに中途半端なライブすんなよって思ってた!」と気合いたっぷりに「Lovers」でライブを開始。小川貴之にふざけて目隠しをする場面もありましたが、間違えるはずもなく、見なくても演奏できる安定感を見せつけます。
「どんなライブより良いライブしていいですか?」と宣言し、「運命」では火花が上がる中、観戦エリアは大合唱に包まれました。「流石に疲れたでしょ」と観客を気遣い、「ふっかつのじゅもん」でスカリズムを発動。特大の手拍子で会場を揺らします。
改めて挨拶し、「楽し疲れってある。でも、それでも残ってくれたあなたに最高のライブをします。今日以上に大事なものはない」と語り、「マイリッチサマーブルース」でタオルを振り回します。特殊効果の爆発音に悲鳴も上がり、小川貴之もボーカル参加して電車ごっこのような遊びもありました。
タオルのあとは手拍子と「1.2.3..4.5.6」、続く「伝言歌」では二番サビ前を観客に歌わせます。「Bibbidi-Bobbidi-Boo」の観客の合唱、「VINCENT」ではモノクロ映画のようなモニター演出とともに大合唱が響きました。
「今日のJAPAN JAM、あなたのおかげで最高でした。あなた一人でも欠けてたらできなかった。来年も開催されたら、あなたの種から花が咲く」と語り、「Dang Ding Dong」へ。そして最後の曲として、観客のハミングだけで始まる「Starting Over」を合唱し、本編を美しく締めくくりました。
アンコールの手拍子で再登場すると「ファンファーレ」で「また次も頑張ろう」と声をかけ、最後は打ち上げ花火で鮮やかに締めくくりました。
<セットリスト>
01. Lovers
02. 運命
03. ふっかつのじゅもん
04. マイリッチサマーブルース
05. 1.2.3..4.5.6
06. 「伝言歌」
07. VINCENT
08. Dang Ding Dong
09. Starting Over
EN1. ファンファーレ

DJ和
二次会はDJ和です。終わりが近づくにつれ、寂しさが湧いてきます。「寒い?大丈夫、あったまるので。今年もありがたく皆勤賞」と語り、「ヤジOKだから」と言われると、観客からは血液型などの質問が浴びせられました。
時間になると「カメラに抜かれるからね」と前置きし、「ラジオ体操第一」からスタート。「さあ行こうか!」と、チャットモンチーの「シャングリラ」、続けて「自由に歌って」とマカロニえんぴつの「ヤングアダルト」、SUPER EIGHTの「ズッコケ男道」へ。「この曲大好き」と話しながら嵐の「Love so sweet」と、時事性のある選曲も展開されました。
「どうですか!?じゃあ汗かく曲」と言ってから「ジャンボリミッキー」、そしてワンマンライブの告知。「その時はフルサイズでジャンボリミッキーやりましょう!」とSPYAIRの「サムライハート」、nobodyknows+の「ココロオドル」、Creepy Nutsの「オトノケ」、米津玄師の「Plazma」、女王蜂の「01」、Mrs. GREEN APPLEの「ライラック」とテンポ良く繋いでいきます。
「いやあ、最終日らしくなってきたね。寂しいな」とV6の「Waになっておどろう」では観客同士で挨拶して輪をつくり、GReeeeNの「キセキ」では大合唱が起きました。「早いもので、もう最後の曲」とDJ和が話していると、モニターに海津亮の「最終日なので10分延長」のカンペが映し出され、観客から大きな拍手が起こります。
[Alexandros]の「ワタリドリ」が流れ、「よし、延長!」と宣言。MONGOL800の「小さな恋のうた」、そして「やば、準備してないからつなぎなく再生」と苦笑いしつつ、WANIMAの「ともに」。なんと、会場にはWANIMAのタオルを持った人がいて驚きの声が上がりました。
「名曲とみんなに拍手」と言ってSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」で全力ジャンプ。「ももとふくらはぎキテるね」「ロッキン来たい人?俺も空いてます!」と語り、本当に最後にVaundyの「怪獣の花唄」。観客の中にはVaundyのタオルを持った人もいて「なんで持ってるの!?」と笑いが起こる中、記念写真を撮ってすべてが終了しました。
<セットリスト>
01. ラジオ体操第一
02. シャングリラ(チャットモンチー)
03. ヤングアダルト(マカロニえんぴつ)
04. ズッコケ男道(SUPER EIGHT)
05. Love so sweet(嵐)
06. ジャンボリミッキー
07. サムライハート(SPYAIR)
08. ココロオドル(nobodyknows+)
09. オトノケ(Creepy Nuts)
10. Plazma(米津玄師)
11. 01(女王蜂)
12. ライラック(Mrs. GREEN APPLE)
13. Waになっておどろう(V6)
14. キセキ(GReeeeN)
15. ワタリドリ([Alexandros])
EN1. 小さな恋のうた(MONGOL800)
EN2. ともに(WANIMA)
EN3. Dragon Night(SEKAI NO OWARI)
EN4. 怪獣の花唄(Vaundy)
まとめ
春の4日間が終了しました。若手にとってはチャンスの場である一方、復活・再結成・休止明け・新体制といった実績のあるバンドにとっても、新たな飛躍のきっかけとなる、優しくて希望に満ちたフェスでした。
来年のJAPAN JAMも、夏…いや、今年から秋に移行したROCK IN JAPAN FESTIVALもあります。もしかして秋になったから、サザンオールスターズの出演もあり得るかも?いずれにしても、また次が楽しみです。以上、みたらしゴローでした!

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