「僕が見たかった青空 全国ツアー2025」東京・Zepp Shinjuku (TOKYO)昼公演 2025年4月27日@Zepp Shinjuku

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日はZepp Shinjukuで「僕が見たかった青空(以下、僕青)」の昼夜ダブルヘッダーです。時間を見間違えて1時間ほど早く出てしまったため、お昼の飲み食いをゆっくりと、お腹いっぱいで会場に向かいます。待機列は男性比率8割程度で、最近の女性アイドルの現場としては異様に思えるほど女性が少なく感じました。整理番号は良くなかったのでゆっくりと入場、下手の前方に位置を取りましたが、角度があるためモニターは見えない場所でした。

ライブレポート

時間前に金澤亜美と長谷川稀未による影ナレ。「東京に帰って来ました!」と挨拶し、大型モニターもあって緊張しつつも「亜美ちゃんならできるよ!」と励まし合いながら、コール&レスポンスの声出しを行いました。

すぐにovertureが流れ、八木仁愛が一人で登場。「見上げた青空と雲、ずっと待ってた、君に会いに来たよ」と語ると、太鼓を抱えた安納蒼衣が登場しパフォーマンスを開始。一度バチを落としますが、袖から予備のバチが補充され、しばらく叩いた後に再び落下、また補充されるという展開に。これは演出の一部なのか、当たり前のように続けられました。その後、選抜メンバーである青空組が合流し「恋は倍速」でスタート。制服は共通ですが、インナートップスやヘアスタイル、ブーツや靴下などで個性が出ており、ルーズソックス姿の柳堀花怜と持永真奈が特に目を引きました。続いて雲組に入れ替わり「青春の旅人よ」を披露。

「今日はありがとうございます、一緒に楽しみましょう」と挨拶を添えて、「スペアのない恋」へ。全員が整列し、キャプテン塩釜菜那の挨拶に続き、全23人が自己紹介と一言スピーチを披露。秋田莉杏は得意の野球で見事なバッティングフォームを見せ、青木宙帆は出身の石垣島にちなみエイサーの「イヤササ!」で声出し、山口結杏は「唐揚げが喉に良い?」と独自のトリビア、工藤唯愛はニコラモデルとして存在感を示し、須永心海は得意の一発ギャグ「雑誌撮影中の私」と題し「バシャ!」と「馬車」を掛けたダジャレでスベり芸を披露。柳堀花怜は「君は今でも僕の太陽だった」をアカペラで披露し、安納蒼衣は「エンターテイメントにハプニングはつきもの」と、冒頭の太鼓の件に触れていました。

次の楽曲は今回の全国ツアーに向けた合宿で鍛えた演目という説明のあと、青空組が傘を使ったパフォーマンスで「卒業まで」を披露。続く雲組は白い布を用いて「君のための歌」を披露。最後に全員で「飛ばなかった紙飛行機」をパフォーマンスしました。

そして面談のコントがスタート。金澤亜美がマネージャー役の須永心海に「路線変更したい」と相談し、吉本此那のようなヤンキーキャラになりたい、木刀を持ちたいと語ります。止められると「私の方がケンカ強いのに」と笑いを誘い、では筋肉キャラになって岩本理瑚みたいにSASUKEに出たい、でも50m走は12秒、岩本は6秒とまた止められます。「須永みたいにMCやるとかは?」と提案されるも、「うまく喋れないし、スベリギャグもできない、スタバのカップ洗って何度も使えない」と悩みを告白。最後は「鶏肉生で食べて救急車で運ばれたりできない」とオチをつけ、「かわいいが一番良い」と締めくくりました。

続いて、安納蒼衣・工藤唯愛とユニットメンバーが合流し「キッシュ・ラブ」。次に杉浦英恋・早﨑すずき・持永真奈・八木仁愛・吉本此那による5人ユニット「臆病なカラス」、そして早﨑すずきと柳堀花怜のデュオによる「昇降口で会えたら」が披露され、ユニットコーナーのラストは雲組で「涙を流そう」。静かな感動で一気に空気を染め上げました。

ラストスパートでは、フロアとのコール&レスポンス、スイングとジャンプで会場を沸かせ、メンバーが半円に広がってソロダンストラックへ。長谷川稀未、杉浦英恋、八木仁愛が順にダンスをキメていきます。「青空ディスコティック」では、早﨑すずきが他メンバーに持ち上げられ、空中で寝そべったまま歌唱するパートが特にエモーショナルに映りました。

「あっという間ですか?」という問いかけとともにマイクスタンドが登場。「全国回って成長を感じていただけたら嬉しいです」と感謝を述べ、「炭酸のせいじゃない」では大量のシャボン玉が舞う中、全員曲を連続で披露。杉浦英恋が「少し前にバンドのライブをここで見て、いつか23人で立ちたいと思ってました。他にもたくさん夢があり、みんなで叶えていきたい」と語り、本編を締めくくりました。

メンバーが捌けたあとは、「私がアイドルになった訳」。塩釜菜那のナレーションが流れます。中学生から夢見た警察官の試験に落ち、泣きながら浪人してもまた落ち、保育士に進路変更するも、辛い時に救ってくれたのがアイドル。ビビッときて僕青に応募し、今、僕青として少しだけ自信が持てるようになったというメッセージが静かに心に響きました。

そしてアンコールが起き、メンバーが薄いパステルカラーの涼しげな衣装にチェンジして再登場。雲組楽曲「初めて好きになった人」を全員で披露し、サインボールのようなものを客席に投げ込みます。岩本理瑚でしょうか、見事な超遠投を成功させていました。「初めてを全員は初でしたが楽しかった!?」という問いかけに続けて、周年ライブの開催が告知され、「まだ申し込んでない人!?」と煽りますが、誰も手を上げず。さらに夏の新曲リリースも発表され、会場の熱気が続きます。

塩釜菜那は「さっきのナレーション、アイドルじゃない私を見せるのが怖くて、内気で、僕青に入ってから存在が認められた気がして、リーダー任命された時も嬉しくて簡単に返事したけど、大変で。でもメンバーが助けてくれて、だから頑張れている」とエモーショナルに語り、「もっと頑張る。こんなんじゃダメだ、もっとできると思ってる」と続け、大きな拍手が送られました。

最後は「青空について考える」で前向きに締めくくり、岩本理瑚のバック転も綺麗に決まり、全編終了。終演後には全員でのお見送り会が行われ、最後まで丁寧な空気が漂いました。

<セットリスト>
01. 恋は倍速
02. 青春の旅人よ
03. スペアのない恋
04. 卒業まで
05. 君のための歌
06. 飛ばなかった紙飛行機
07. キッシュ・ラブ
08. 臆病なカラス
09. 昇降口で会えたら
10. 涙を流そう
11. 青空ディスコティック
12. 炭酸のせいじゃない
EN1. 初めて好きになった人
EN2. 青空について考える

まとめ

まもなく結成2年、単独ライブは今回が初めてでしたが、メンバーそれぞれの魅力と個性がしっかり光った素晴らしいステージでした。冠番組では見るべき焦点がぼやけてしまっていた印象もありましたが、ライブを通して「この子たちはこういうことがやりたいんだ」と伝わってきて、これからもっと注目していきたいと思います。まだこれからですね。ではまた夜公演で、みたらしゴローでした!

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