こんにちは、みたらしゴローです!昨日に引き続き、今日は新しい学校のリーダーズ「NIPPON Calling Tour 2024」の東京ファイナル公演です。昨日とは打って変わり、寒風が吹きつける寒い日となりました。渋谷から代々木に向かう途中、恒例の青の洞窟をちらりと見ましたが、人が多すぎてスルー。直接会場へ向かうことにしました。
今日はスタンド席なので、昨日惜しくも取れなかったサインボールには期待できません。開演までの待ち時間、会場内のモニターではスポンサーであるグミのCMや、今日のライブが配信されるWOWOWのCMが繰り返し流れていました。配信用の機材も昨日以上に充実していて、大量のカメラが配置されています。ワイヤーカムやアリーナ後方のアームカメラなど、昨日はなかった装備も追加されており、撮影への気合いが伺えます。
ただ、今日はSOLD OUTではないようで、当日券も販売されていました。スタンド席のステージ脇がそのエリアに該当するようです。少し空席が目立つ部分もありましたが、それでも熱気は十分。それでは、ライブの様子をお届けします!
ライブレポート
開演が近づくと、メンバー全員による影ナレが始まりました。ふざけた雰囲気満載で笑いを誘いますが、内容が昨日と全く同じに聞こえるため、もしかしたら録音かもしれません。
やがてBGMがSEに切り替わると、会場は大歓声と手拍子に包まれます。今日は特にキッズの姿が目立つ印象です。注目が集まる中、ステージ中央の大鳥居に設置された球体が上下に割れ、セーラー服にナポレオンジャケットを羽織ったメンバーが現れると、さらに大きな歓声が湧き起こりました。
SUZUKAは力強く「TOKYO! We are ATARASHII GAKKO NO READERS!」と叫び、「NIPPON CALLING TOUR 2024 東京公演、Are you ready?」と観客に問いかけます。ラッパ隊の生演奏が場内を盛り上げる中、1曲目「Change」がスタート!SUZUKAは「東京の皆様、我々と青春楽しむ準備できてますか?」と勢いよく呼びかけ、会場のテンションを一気に引き上げました。
続いて披露されたのは「Fly High」RINが「東京、Are you ready? もっと高く!」と観客を煽り立てながら、勢いそのままに「Maji Yoroshiku」へ、観客席からも「イエイー!」と元気な応答が返ります。SUZUKAが「東京マジよろしく!」と曲を締めると、次は「オトナブルー」のイントロ風SEが流れ始めます。
昨日はいなかったマッチョたちがセーラー服を着て登場!ステージ上部の球体の中でポーズを決め、観客の笑いと歓声を誘います。「新しい学校!」という声出しで会場が盛り上がる中、マッチョたちは捌け、メンバーは再びステージ上段の球体へと移動。
そこから「Hero Show」がスタート。イントロが流れる中、メンバーは上段、怪人たちは下段でダンスを展開。やがて白の戦隊ヒーローが登場します。そのまま楽曲が披露される中、ヒーローが下段へ飛び降り、怪人たちとの戦いが繰り広げられます。迫力ある演出に、観客は目を奪われました。
楽曲が終わると、SUZUKAが「東京の皆様、こんばんは!」と元気に挨拶。「もっと!」とさらに会場を盛り上げ、「青春のヒーローと悪者たちに大きな拍手を!」と呼びかけます。ヒーローと怪人たちは、仲良く退場していきました。
そして、お馴染みの「個性や自由ではみ出していく」という自己紹介タイムが始まりました。SUZUKAが「本日は、NIPPON CALLING TOUR 2024 東京公演ファイナルにお越しいただき、誠にありがとうございます!」と挨拶すると、MIZYUが続けます「今年はワールドツアーでヨーロッパ、アジア、北米、全26都市に降臨し、日本各地を巡り、ついに東京に帰ってきました。ただいま!」と笑顔で感謝を伝えました。
ここでSUZUKAが「MIZYUちゃん、今日誕生日じゃないの?」と話題を振ると、MIZYUは「ありがとうございます。今日で26歳になりました!すっかり大人です」と答えます。「一番大きな誕生日、ライブがあって幸せでしかない!」と喜びを語り、「メリメリで行きます!」と元気に宣言しました。
RINは「日本国内では7都市13公演目、今日が千秋楽です」と説明。他の都市にも参加した方や、今日が初めての観客に声をかけ、「あなた、アメリカにもいたよね?」と軽くいじって会場を沸かせます。また、世界へ配信中であることを紹介し、英語でカメラに向かって挨拶。KANONは、「4人でのライブが特別なものだと感じます。楽しみきる準備できてますか?」と問いかけ、SUZUKAも「みんながアチアチなので、セクシーな気分!ちょっとそこのおっさん!」とお馴染みの一言を挟み、「ディスコに行きたい気分」と続けて笑いを誘いました。そして、「オトナブルー」が披露され、そのリズムに合わせて会場中が首を揺らします。
その後、メンバーはホウキを手に取り「Arigato」を披露。観客は手を左右に振りながら一緒に楽しみます。さらに花道を行進して「Forever Sisters」を歌唱。センターステージでは、泳ぐような動きをしながら歌い、SUZUKAが「MIZYU、RIN、KANON、わしら永遠の姉妹やで!」と叫びました。
続けてRINが「一緒にキャンディ食べて、Suger high Suger low、ぷっぷーしてくれますか?」と観客に呼びかけ、「CANDY」へ。メンバーと観客が一体となり、ダンスで楽しい時間を共有しました。
ホウキを手に取り、「Arigato」を披露。観客は手を左右に振りながら、会場全体が一体感に包まれます。続いてメンバーは花道を行進しながら「Forever Sisters」を熱唱。センターステージでは泳ぐような動きでパフォーマンスし、SUZUKAが「MIZYU、RIN、KANON、わしら永遠の姉妹やで!」と叫びました。
その後、RINが「一緒にキャンディ食べて、Suger high Suger low、ぷっぷーしてくれますか?」と呼びかけ、「CANDY」がスタート。「食堂通過、胃液で溶解」と歌いながら、観客と一緒に踊り、楽しさが広がります。
そのままSUZUKAは客席に突撃。「楽しんでますか、みなさま?」と声をかけると、観客を見渡しながら「あんたら、オッサン元気やね」と軽くいじり、笑いを誘いました。一方、MIZYUは「みんな元気だね」と微笑みながら声をかけ、全員がメインステージへと戻ります。
MIZYUは「6月にリリースしたアルバムから新曲を披露していますが、みなさんの生活にフィットしていますか?」と観客に問いかけます。「ロサンゼルスでレコーディングした曲も、日本で作った曲もあって、from Japanとしてもっと冒険するつもりで創りました」とアルバム制作の背景を説明しました。さらに「個性にもフォーカスして」とRINの滑舌が凄くなったなど新しい学校のリーダーズらしく語ります。
ここでRINが「肩で風切るアイツは誰?」と滑舌よく歌詞を披露すると、SUZUKAが「覚えてる。私が『見つけた!』って覚醒した瞬間のこと」と秘話を明かします。続けてRINは「KANONとMIZYUの双子みたいなコーラスも」「SUZUKAの喉の広がりもすごい」とメンバーの進化を紹介。SUZUKAも「全身が喉みたいな感じ。レントゲン撮りたい!」と冗談を交えつつ笑いを誘いました。
感謝の言葉を伝えた後、SUZUKAは「来年は10周年です。これまでの全部を愛しています」と語り、10年の活動を振り返ります。「世界に向けてリミックスした曲もあるし、今日ここだけのスペシャルも用意しています。さっきちょっとだけ出てきたけどね」と明かし、次の楽曲へとライブが続いていきます。
重厚な転換SEが流れる中、再びマッチョたちが登場。やはり「マッスルAG」ですね。一人ひとりがブレイクダンスやボディビルのポーズを披露し、観客を沸かせます。
ステージ中央の球体がパイナップルのような形状になり、上下に割れると、学ランを羽織ったメンバーが現れます。「Pineapple Kryptonite remix」がスタートし、迫力のあるダンスで会場を魅了。ステージに降りると、SUZUKAが「Everybody!準備はいいか?跳べ!」と声をかけ、学ランを脱ぎ捨てます。文字がたくさん書かれたセーラー服姿に変わり、ハンドサインをかざして「最終人類」と「恋ゲバ」を連続でパフォーマンス。海外でのクラブシーンにもマッチしそうなリミックスが、客席をさらに盛り上げました。
続いて、SUZUKAが「アオー!」と雄叫びを上げ、「Toryanse」へ。RINのラップも安定感があり、観客を引き込んでいきます。
その後、「Choo Choo TRAIN」を思わせる回転パフォーマンスが炸裂。「WOO!GO!」ではソロダンスパートが繰り広げられ、海外のライブのような歓声が上がります。ここで再びマッスルAGが登場し、見事にシンクロしたダンスを披露。息の合ったパフォーマンスに会場中が大歓声に包まれました。
続く「みんなの時間」では、ヒーローと怪人が再登場。オチはやはり「みんなでバック転」。見事なアクションが決まり、観客を沸かせます。その後、メンバーは花道へ繰り出し、年代ごとに「イエイ、チェンジ、ウーゴ!」と声出しをリード。オッサンたちの野太い声が響く中、SUZUKAは客席に降りてマイクを観客に向け、直接やりとりを楽しみました。
最後はセンターステージに戻り、「WOO!GO!」の続きを披露。メンバーと観客が一体となった熱狂の時間が続きます。
メインステージに戻り、披露されたのは「Giri Gri」。続けて「好き、嫌い」と甘えたような声で観客を魅了しながら「Suki Lie」に突入。観客はそのかわいらしい演出に引き込まれていきます。
次にステージ中央の球体が開き、中から和太鼓が出現。重厚な音が会場全体に響き渡ります。メンバーは着物を羽織り、「AGにおまかせ!」と声を上げて「Omakase」を披露。大太鼓や尺八などの和楽器が加わり、日本らしい独特なサウンドが印象的です。
さらに法被を着た男衆が登場し、纏を振り上げながら花道を行進。「Essa Hoisa」を歌いながらセンターステージへと進み、到達すると全員で円を描くように踊り、まるでお祭りのような熱気に包まれました。
その後、メンバーはセンターステージに戻り、羽織りを脱ぎ捨てるとSUZUKAが力強く宣言。「我々は世界中に降臨してきました。今、日本、東京に降臨。一緒に拳を突き上げよう!」と叫び、「Tokyo Calling」へ。太鼓とラッパ隊の力強い演奏に加え、火炎の特殊効果がステージをさらに盛り上げます。SUZUKAは「青春日本代表、宇宙の果てまで冒険を続けます!」と力強く言い放ち、会場は大興奮に包まれました。
そして、「次で最後の曲」と告げられ、披露されたのは「NAINAINAI」。SUZUKAは花道の先端まで駆け抜けたかと思うと、なんと客席に降り、キッズをいじりながら会場全体を盛り上げます。さらに階段を登り、私たちのいる1階スタンド席に向かってきて、「こっちのみんな元気か?」と声をかけるサプライズに、一帯は大興奮!間近でのSUZUKAのパフォーマンスに、歓声は最高潮に達しました。
その後、SUZUKAは再びステージに戻り、和太鼓、ヒーローショー、ラッパ隊、マッスルAG、そしてリーダーズの全員が紹介され、それぞれに拍手が送られます。「NAI NAI」を歌い終えると、SUZUKAは終演を宣言。ゲストも加わり、全員揃って仲良く下校し、大団円で幕を閉じました。
アンコールは手拍子とリコーダーの音色に加え、「はみだし」コールが響き渡ります。昨日よりも揃っており、観客の一体感がさらに増しているのが感じられます。
すると、マッスルAGが再登場。「みんな、アンコールありがとう!」「サンキュー!」「Thank you, beautiful people!」とそれぞれ叫び、会場を盛り上げます。SUZUKA役のマッチョは低い声で「7会場13公演、本日東京に戻って来ました」と語りかけ、続けてMIZYU役が「イヤン、楽しかったよ~、世界回って帰ってきて」とオカマ風の声で応じます。さらに、RIN役の外国人マッチョが自分を指差し、「Is this RIN? Of course, thank you!」と発言。「イヤン、英語上手くなっちゃって」と茶番劇で、会場は爆笑の渦に包まれました。
すると、本物のメンバーたちが登場。「チョイチョイ、なんでやねん!」とSUZUKAが突っ込みを入れながら、いろいろなグッズを身につけた姿でステージに現れます。特にMIZYUはタオルを頭に巻いたほっかぶりスタイルがよく似合い、観客の笑いと歓声を誘います。
SUZUKAは「わしらがリアルAGだよ。アンコールありがとう!マッスルAGおもろいね。初のライブゲストでしたが、気が付きましたか?」と語りかけ、さらに「KANON役の人、MVと違う人なんです。フランスに帰っちゃったけど、今日の代わりの人、ブレイクダンスがめっちゃ上手いんよ」と裏話も披露しました。そして、「というわけで、アンコール二曲…いや、何曲か」と少し間を持たせると、ネタバレに驚くメンバーたちに向けて「二曲なんです」と照れ臭そうに笑いました。
アンコール一曲目は「ケセラセラ」。SUZUKAは「明日はなんとかなる、なんくるないさ」と呼びかけ、会場中が手を左右に振りながら曲を楽しみました。
アンコール後は集合写真の撮影と恒例のお手玉タイムがスタート。「キモキモグッズ」の顔面お手玉が投げ込まれます。KANONは花道の奥まで走って「寂しかった?」と一言。運動神経が悪いことで知られるRINも果敢に振りかぶって挑戦。MIZYUは3階席を目指して投げるも、あと少し届かず惜しい結果に。
ここでRINが「来年10周年なんです!お知らせがあります」と声を上げ、来年7月に幕張メッセで記念ライブが行われることが発表されました。観客から大きな歓声と拍手が沸き起こります。
MIZYUは「ぜひ、お祝いに来てください!」と明るく呼びかけ、SUZUKAは「さっき映った昔のアーティスト写真、恥ずかしいよね」と笑いを交えながら語り出します。そして、「昔はここ(代々木第一体育館)でもオープニングアクトでしか出られなかった。それが、昨日SOLD OUTになって感情が溢れた。本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えました。さらに「宇宙の果てまで冒険を続ける。この4人なら大丈夫って思ってる。でも、もっともっと輪を広げていきたい」と力強く語ります。
続けてSUZUKAは熱いメッセージを送りました。「青春に年齢なんて関係ない。今を全力で楽しんでいれば、それが青春なんだ!大人になったらできないとか、学生だけのものって思ってるんじゃねーよ!」と力強く叫び、「みんな、青春はエンドレスって思ってるでしょ?みんなの目、本当に美しい。どれだけ私たちの栄養になっているか。一番欲しいものはそれだよ」と観客への愛を語りました。「送り合おう、感謝と愛と喜びを忘れず、最後まで生きていきましょう」という言葉に、会場全体が心を打たれました。
その後、大切な曲を披露する前に「エンドレス青春」が始まりました。RINがリズムマシンでビートを刻みながら、観客全体での大合唱が繰り広げられ、会場は感動の渦に包まれました。
「エンドレス青春、迷ってもいいんだ!」という叫びとともに、ステージ上でメンバーが寝そべったり、花道を駆け回ったりと自由なパフォーマンスが展開されます。SUZUKAは客席にも突入し、床に突っ伏し、そして観客とハグを交わし、一人ひとりの青春を讃えるかのように「迷えば尊し」を熱唱。
「世界へ、宇宙へ!」と力強く叫ぶSUZUKA。「無様でも、ありのままに生きようぜ!ついてこいよ!」という言葉に、会場中が熱狂の渦に包まれます。続けて、「今年、武道館から始まり、4人で青春してきた。来年もよろしく!」と絶叫し、感謝と意気込みを観客に伝えました。
最後は、メンバー全員で「休め、気をつけ、礼!」の号令とともに整列し、「下校」と称してステージを去り、幕を閉じました。これ以上ない熱気と感動で包まれた終演となりました。
<セットリスト>
01. Change
02. Fly High
03. Maji Yoroshiku
04. Hero Show
05. オトナブルー
06. Arigato
07. Forever Sisters
08. CANDY
09. Pineapple Kryptonite remix
10. 最終人類
11. 恋ゲバ
12. Toryanse
13. WOO!GO
14. Giri Gri
15. Suki Lie
16. Omakase
17. Essa Hoisa
18. Tokyo Calling
19. NAINAINAI
EN1. ケセラセラ
EN2. 迷えば尊し
まとめ
ツアーファイナルにふさわしい、全てを出し切ったかのような熱量溢れるステージでした。華やかな演出と圧巻のパフォーマンスで、観客を最後まで魅了したアチアチの時間。来年迎える10周年では、どのような進化を見せてくれるのか、期待が高まります。
そして、MIZYU、誕生日おめでとう!グループ全体としても、個人としても、また素敵な一年になることを願っています。それでは、また次のライブで!みたらしゴローでした。
コメント