櫻坂46「12th Single BACKS LIVE!!」2025年7月9日@幕張イベントホール

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。今日は幕張で行われた櫻坂46「BACKS LIVE!!」に来ています。最近は北側の駐車場に物販や展示コーナーが設けられることが多く、今回も一通り見学してから入場しました。花道はいつも一本道でしたが、今回はT字型になっており、私の席はその下手側メインステージ寄りという良席でした。

影アナウンスは遠藤理子と大沼晶保が担当。注意事項のあとに、「花山椒は好きですか!?花山椒みたく私たちに依存しちゃってください!」とまとめて、会場が和やかなムードに包まれます。SEはO.B.M Notion & Andy Elliassの「Way To Paradise」。手拍子が響く中、開演を待ちます。

ライブレポート

overtureに続き、重厚な音楽と共に真顔の石森璃花がメインステージ上段に登場し、ダンストラックでスタート。上手・下手・花道・センターステージと、さまざまな位置にメンバーが次々に現れてはダンスを繰り広げ、やがて全員がメインステージに集合し、今回のアンダー楽曲「港区パセリ」でライブが本格的にスタートします。

続いては「油を注せ!」。BACKSらしい力強さがあふれるナンバーで、途中からメンバーが花道に繰り出し、センターステージへと移動します。そして、髪をまとめてもかわいさがにじみ出る小嶋凪沙の「HEY!HEY!HEY! ◎△$♪×¥●&%#?!◎△$♪×¥●&%#?!」という盛大な煽りから「Dead end」へ。早くもフロアは最高潮に。再びメインステージに戻り、「美しきNervous」へ。ユーモラスな振り付けが楽しい曲ですが、昂ったメンバーの雄叫びがマイクに拾われると、それが最高にロックなアクセントになっていました。

最初のMCでは、メンバーが整列すると衣装はパンツスタイルとスカートがちょうど半々の5人ずつという構成でした。石森璃花が「盛り上がってますか!?楽しみにしてましたか!?熱気が最高です!」と笑顔で語り、遠藤理子は「熱気がすごくて汗が止まりません。“美しきNervous”はかわいい曲で、璃花ちゃんに『クルクルってやってね』とアドバイスをもらったけど、リハでは恥ずかしくて。でも本番はやりきりました。かわいかったですか!?」と会場に問いかけます。

小嶋凪沙は「盛り上がってますか!?私の煽り、なんて言ってたか分かりました?」と聞くと、小田倉麗奈が「バカになれ!」と即答し正解。「全部超音波で聞き取れないって言われる」と笑わせながら、再び「夏の暑さに負けてるやついないよな?お前ら全員バカになれ!」と叫び、会場は笑いと拍手に包まれました。その後、水分補給の注意と、小嶋凪沙の誕生日を祝うコールが起こり、ライブへ戻ります。

遠藤光莉センターの「恋が絶滅する日」では、さざ波の音と映像のつなぎが印象的に入り、「ジャマイカビール」は井上梨名、遠藤光莉、石森璃花の3人で披露されました。続いて、イントロでどよめきが起きたのは「標識」。増本綺良がセンターを務め、幸阪茉里乃、遠藤理子、小田倉麗奈が共に出演しました。

ここで大沼晶保が「暗いところから失礼します」と笑いを誘い、「私たちはBuddiesをもっと笑顔にしたい!全員でお届けします!」と宣言。なんとメンバーが2階スタンド通路に登場し、「Anthem time」をファンサしながら周回。客席は大興奮に包まれました。

続いて「確信的クロワッサン」、そして「ULTRAVIOLET」。かわいい曲が続きますが、フロアの興奮はまったく冷めません。石森璃花が「楽しんでますか?『ULTRAVIOLET』大好きなので楽しかったです」と語ると、遠藤光莉は「『恋が絶滅する日』をやらせていただきました。かっこいい自分を頑張ってみました!璃花ちゃんがダンスを褒めてくれて…」とコメント。石森璃花は「見惚れて自分のダンスを忘れちゃった」と、リハーサルでのエピソードを明かしました。

ツインテールがかわいい小田倉麗奈は「リハーサルでいろんな事件が起きました」と話し、「『美しきNervous』での井上梨名の『YES!』が素晴らしかった」と回顧。細編み込みがかわいかった井上梨名に向けて「YES!」のムチャぶりが飛び、続いて会場全体でも「YES!」の大声援が巻き起こりました。

ここからは少しセクシーなパートへ。衣装は花柄のふわふわスカートに黒のミニジャケットへチェンジ。まずはユニットの残り3人、武元唯衣、大沼晶保、小島凪沙による「恋は向いてない」。花道を使ったパフォーマンスで披露されます。続いてセンターステージでは「何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう」。飛び跳ねるように踊る増本綺良がとにかくキュートです。

メインステージに戻って、しっとりと「もしかしたら真実」。インタールードではモニターに青い月が浮かび上がり、歓声が湧き、幸阪茉里乃センターの「ブルームーンキス」は、特徴的なセリフ「あ、キスしちゃった」「あ、こんなに好き」と、エロティックな振り付けで盛り上がりを見せます。続く「Cool」は小田倉麗奈がセンターを務め、ここ数曲は挑戦パートとして印象的でした。

続いては、コールドプレイの「Humankind」に合わせたダンストラック。各メンバーがソロでダンスを披露し、それぞれの個性が光ります。「泣かせて Hold me tight!」では小島凪沙が躍動し、会場の視線を集めました。

石森璃花が「楽しい時間はあっという間。寂しいですよね」と語り、「誰かのことを想う強さややさしさ、私たちの気持ちを込めて」と、本編ラスト曲として初披露となる「君のことを想いながら」をパフォーマンス。感情を込めた歌声とステージ演出が、美しく本編を締めくくりました。

アンコールでは、グッズTシャツとアンコールスカート姿で再登場。なんと再び2階スタンドへ向かい、客席を一周しながら「タイムマシーンでYeah!」を披露。今日のスタンド席は本当に神席でした(私はアリーナですが…)。

メインステージに戻る最後のメンバーは、下手側から最後尾だった増本綺良。メンバー渋滞が発生し、全力ダッシュでギリギリ集合フォーメーションに滑り込みました。石森璃花が「アンコールありがとうございます!またまたスタンドに行きましたけど、メンバーと目が合いましたか?」と問いかけ、増本綺良は「私が滑り込んだ原因は武元唯衣さんです!じゃんけんで時間を使いすぎて、階段で渋滞して、私は階段苦手だから滑り込みになって恥をかきました」と暴露。リハでは間に合わないことが分かっていて「みんな早く!」と指示が飛んでいたという裏話も明かされます。

井上梨名は「こんなに近くまで行けて、すごくラッキーでした!」と語り、大沼晶保は「ユニットを唯衣ちゃんとこんなぎと一緒にやりましたけど、花道をランウェイみたいに歩くのが一番苦手。でもみんな笑い転げるくらい練習したよね!」と振り返ります。武元唯衣のセリフも冷やかされ、「やめとこか!」という関西弁バージョンのセリフ披露で悲鳴が上がりました。

「寂しいけど、最後に一つになります」と石森璃花が語り、「まだ終わりたくない」とおねだり。聖徳太子が得意という井上梨名が、一斉に起きる歓声を見事に聞き取り、ラストは「I’m in」。ステージとセンター花道をフルに使ったラストパフォーマンスで、石森璃花が「ライブは想いを届けるとともに、皆さんからもいただく場です」と締めくくりました。

<セットリスト>
01. 港区パセリ(C.石森)

02. 油を注せ!(C.武元)

03. Dead end(C.小島)

04. 美しきNervous(C.遠藤理子)

05. 恋が絶滅する日(C.遠藤光莉)

06. ジャマイカビール(C.井上+遠藤光莉、石森)

07. 標識(C.増本+幸阪、遠藤理子、小田倉)

08. Anthem time(C.大沼)

09. 確信的クロワッサン(C.井上)

10. ULTRAVIOLET(C.石森)

11. 恋は向いてない(C.武元+大沼、小島)

12. 何度 LOVE SONGの歌詞を読み返しただろう(C.増本)

13. もしかしたら真実(C.井上)

14. ブルームーンキス(C.幸阪)

15. Cool(C.小田倉)

16. 泣かせて Hold me tight!(C.小島)

17. 君のことを想いながら(C.石森)
EN1. タイムマシーンでYeah!(C.石森)

EN2. I’m in

まとめ

10人という少人数ながら、それをまったく感じさせない迫力のあるパフォーマンスでした。次回はおそらく四期生も加わるでしょうから、今回の編成は非常にレアだったと思います。また、スタンド席に2度も出向くなど、今回のスタンド席は間違いなく“神席”だったことでしょう。さらに、今回は普段より生歌が多かったようにも感じました。他グループへの意識もあるのかもしれません。

次回、四期生が加わることで、どのような化学反応が起きるのか、今からとても楽しみです。みたらしゴローでした!

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