こんにちは、みたらしゴローです。今回は、東京ドームで行われた日向坂46「Happy Magical Tour 2024」最終日に参戦しました。この公演は、2022年3月以来となる東京ドームでの開催です。当時は声出し禁止で、スティックバルーンが配られていたような記憶があります。ちょっと曖昧ですが、あのとき天空席で隣に座っていたすごくかわいい女の子が、もし今の四期生の誰かだったとしたら……なんて想像すると、とてもエモいですね。
今回も会場で定番の参加賞を受け取ってから入場しました。席はアリーナ後方でしたが、斜めに切れた配置の端の方で、後ろにはすぐ花道があります。振り返れば、ある意味で最前列のような位置です。アリーナは十字型の花道が設けられており、バックステージの左右にも花道が広がっている構成でした。それでは、ライブの様子をご紹介します!
ライブレポート
影ナレは佐々木久美と高橋未来虹が担当。キャプテンと副キャプテンのコンビです。二人は何やらふざけ合っている様子で、半笑いのまま注意事項を読み上げ、「ツアー千秋楽、東京ドーム声出して行くぞ!」と締めました。その瞬間、ボカの姿が浮かぶSEが流れ、会場の熱気が一気に高まります。
ライブの幕開けは、教会の鐘の音とともに始まります。続いて流れるのはお馴染みの「overture」。会場を埋め尽くすコールと歓声が東京ドーム中に反響し、圧倒的な音の迫力に包まれます。この瞬間、演者や野球選手がここに立つ理由を実感させられるような高揚感がありました。
ステージにまず現れたのは、パジャマ姿の正源司陽子。彼女はステージ上段に置かれたベッドに入り、物語が動き出します。すると、天空から魔女姿の藤嶌果歩が舞い降り、正源司陽子を起こします。そして魔法をかけると、彼女の衣装が魔女風に一変しました。
さらに藤嶌果歩がステージ中央に魔法をかけると、スモークが立ち込め、その中からメンバーが登場!ライブは「君はハニーデュー」でスタートしました。しかし、冒頭で一瞬音響が途切れるハプニングが発生。また、モニターのスイッチングのタイミングもやや不安定で、少し気になる場面もありました。それでも、ライブの臨場感がその些細な問題をかき消してくれました。
上村ひなのが「やって来ました東京ドーム!」とかわいく煽りながら、エアーマスコットが何体も並ぶセンターステージにメンバーを引き連れて行進しました。そして、「Am I ready?」の歌唱中の「キスをしてもの」歌詞の部分で、佐々木美玲が河田陽菜の頬にチューをするという微笑ましい場面が!会場は一気に盛り上がりました。
続いて、魔界を思わせる転換SEが流れます。その中で、魔法使いの藤嶌果歩が「あんなところに困っている人がいる!」とつぶやき、メインステージにいる4期生メンバーに魔法をかけます。すると、彼女たちの衣装がカラフルでかわいいワンピースに早替わり!さらに、上段にいる小西夏菜実のもとへ傘を届けると、すっかりライブの定番曲となった「雨が降ったって」がスタートしました。
この曲では、メンバーが一斉に傘を広げたり、それぞれ思い思いの小物を使って個性をアピールしながらパフォーマンスを展開。アウトロではおなじみの「お片付け」タイムが始まり、曲の余韻を楽しみつつ会場を和ませてくれました。
最初のMCが始まります。まずは佐々木久美が挨拶。続いて上村ひなのが「前回の東京ドーム公演では、次は4期生も一緒に立てたらいいなと思っていました。今日はみんなで一緒に楽しみましょう!」とコメントしました。佐々木久美も「千秋楽ですし、ここは私たちの目標地点である東京ドーム。だから、我を忘れて思い切り楽しんでください!」と呼びかけ、さらに「地面の底から!」と声出し、会場を盛り上げました。
その直後、モニターに半透明の怪人が映し出されます。この怪人は昔は人間だったようですが、どうやら「おばけホテル」に行った際に半透明にされてしまったとのこと。しかも、「盛り上がれない人間は許せない!」という信念を持っているらしく、独特の緊張感とともにステージに不思議な雰囲気が漂いました。
ライブが再開され、「真夜中の懺悔大会」が披露されます。この曲のセンターは高瀬愛奈。独特な雰囲気でのパフォーマンスが会場を引き込みます。
続いて、「ここからは、ダンシングタイム!」という掛け声とともに、センターステージで観客を巻き込んだサビ部分のダンスレッスンが行われました。メンバーが観客に振り付けをレクチャーする姿に、会場全体が一体感を増していきます。
その後披露されたのは「ホントの時間」。センターの小坂菜緒は、メインステージから王座のような椅子と屋根が付いた豪華なカートでセンターステージに運ばれ、堂々とした姿でパフォーマンスを繰り広げました。この豪華な演出に、会場中が息をのむような感動に包まれました。
転換の間に、再び半透明の怪人が登場。真夜中の学校で肝試しが行われているような演出です。その後、渡辺莉奈をはじめとする4期生が制服衣装で現れ、メインステージで「夕陽Dance」をパフォーマンスしました。この曲では、長めの間奏でのダンスが際立っており、特に平岡海月のおでこを出したスタイルがとても似合っていて印象的でした。
続いて、半透明の怪人が登場し、「今日は俺たちのお披露目の次の日で、クリスマスの次の次の日だ」と語ります。そして、サンタクロースが東京ドームにやって来た、というストーリーに移行。すると、ステージ上手と下手から外周にフロートが発車し、「ドレミソラシド」のパフォーマンスがスタートしました。メンバー全員が白を基調としたサンタクロース風の衣装を着用しており、可愛らしい雰囲気で会場を魅了します。
さらに、すぐ目の前を通過するフロートの上に上村ひなのが乗っていて、タオルを掲げてアピールすると、彼女が指をさして手を振ってくれるという嬉しい瞬間が!まさに興奮のひとときでした。過去にライブで何度かレスをもらったことがあり、彼女とは相性が良いのかもしれません。ちなみに、握手会のようなイベントには一度も参加したことがないのですが、このようなレスポンスがあるとライブの楽しさが倍増しますね。
そのままバックステージで披露されたのは「ってか」。金村美玖のキレッキレのダンスが非常にかっこよく、視線を奪われるステージでした。続いて、4期生だけでセンターステージに登場し、「ブルーベリー&ラズベリー」をパフォーマンス。この曲は、4期生らしいかわいらしさが詰まった楽曲で、会場の雰囲気を柔らかくします。真っ白なサイリウムが定着する様子はまだ見られませんが、今後が楽しみなシーンでした。
次に、かっこいい転換SEが響き渡り、披露されたのは「My fans」。会場は一気に真っ赤な光に包まれ、メンバーは花道に散らばってパフォーマンスを繰り広げます。少し長くアレンジされた間奏では、メンバーによる迫力あるダンスが披露され、この曲がライブに欠かせない存在であることを改めて感じさせられました。
会場が真っ赤に染まったまま、観客を煽るように始まったのは、「HEY! HO! HEY! WHO ARE YOU?」の大合唱。そこから繋がるのは「キツネ」。まるでクライマックスに達したかのような盛り上がりで、会場全体が熱狂に包まれました。
センターステージでは、「ひなあいコラボ企画、パピマジ懺悔大会」がスタートしました。司会を務める佐々木美玲が、「またせたなぁ!」と勢いよく挨拶し、会場を盛り上げます。
最初の懺悔者は松田好花。彼女は神戸公演での差し入れとして用意された神戸牛を食べ切れず、スタッフに押し売りしてしまったことを告白しました。このエピソードに、懺悔の神様役を務める富田鈴花が判定を下し、結果は「◯」。その後、髙橋未来虹がたくさん食べたエピソードも紹介され、会場は笑いに包まれました。
続いて、石塚瑶季が登場。彼女は宮地すみれが豆掴み大会で不正をした疑惑を告発!これに対し、懺悔の神様が下した判定は「×」。宮地すみれは「困らせちゃって、ごめーんね」とおなじみのかわいらしい仕草で切り抜け、会場を和ませました。
ライブは「アザトカワイイ」で再開。メンバーが会場中に散らばり、それぞれが観客に近づいてパフォーマンスを披露します。目の前では河田陽菜がパフォーマンスしており、そのあまりのかわいさに完全に心を奪われました。その後も他のメンバーがやってきましたが、あまりの興奮に記憶が飛んでしまいました。
次のシーンはセンターステージ。藤嶌果歩が「今日、東京ドーム千秋楽です!昨日のクリスマスも楽しかったよね!」と語りかけ、会場を盛り上げます。そして「みんな、クリスマスプレゼント欲しいですよね?」と問いかけると、4期生同士でプレゼントについてのトークが展開されました。藤嶌果歩が「魔法使いかほりんが、みんなの欲しいものをあげる!」と言い、魔法をかける演出に。
すると、ステージ中央の大きなプレゼントの箱が開き、中から水色のドレスをまとった丹生明里が登場!その瞬間、会場全体がオレンジのサイリウムに変わり、一気に感動の涙が溢れてきました。「One choice」のパフォーマンスが始まり、メンバーの歌声と美しい演出が会場を包み込みます。
終盤では、センターが丹生明里からおでこ全開の山口陽世に交代。この展開には、正源司陽子が丹生明里休養中、代理センターで自身をブレイクさせたと感じていただけに驚きましたが、この新しいアプローチもとても新鮮で、良い印象を受けました。
まだプレゼントが残っており、もうひとつの箱が開かれると、濱岸ひよりが登場。「青春の馬」を披露しました。彼女はどこか寂しげな表情でパフォーマンスをしており、その姿に思わず引き込まれます。途中でマイクに入った「頑張って!」という濱岸ひより自身の声。そして、終盤で堪えきれず涙を流してしまう姿に、会場中がもらい泣き。彼女が「初めての東京ドーム、最高でした!」と感謝を伝えると、さらに大きな拍手が湧き上がりました。前回の東京ドーム公演では、新型コロナ感染の影響で直前に出演を断念せざるを得なかった彼女。その悔しさを乗り越えて、今日のステージに立てたことへの思いが痛いほど伝わってきました。
続いて、昨日卒業セレモニーを行った加藤史帆が登場。「君しか勝たん」を披露します。この曲に合わせて、会場全体がスティックバルーンを叩いていた前回の東京ドーム公演が鮮やかに蘇りました。「この後も、楽しんでね!」と観客に語りかけた彼女に、会場からはスタンディングオベーションのような大きな拍手が巻き起こり、その瞬間が特別なものとして記憶に刻まれました。
藤嶌果歩が「またせたなぁ!」と元気よく叫び、再び始まったのはひなあいコラボ企画「秋のG1、4期生日向坂ダービー決勝」今回の種目は競歩での競争です。3つの花道の先端からスタートし、選抜されたメンバーたちがメインステージを目指して競います。さらに、ペンライトの色を使ったファン投票も行われ、観客全体が参加できる企画となっていました。BGMは「ロッククライミング」に合わせて流れ、小西夏菜実がオペラ調に一節を歌い、場の盛り上げ役として活躍しました。
6人で行われた競争の結果、清水理央が余裕たっぷりの勝利を収めました。一方で、平尾帆夏は奇妙な歩き方で断トツの最下位となり、会場は笑いに包まれます。優勝者の清水理央には「100チャチャコイン」が贈られました。
続いて、ロック調の転換が流れる中、白と濃い空色のサロペット風のパンツ衣装をまとったメンバーが登場。佐々木久美が狂ったような煽りを見せ、会場を熱狂させます。そして披露されたのは「誰よりも高く跳べ!2020」メンバーは花道に散らばり、全力で大熱唱。このパフォーマンスに会場全体のボルテージが一気に最高潮に達し、いよいよラストスパートへと突入しました。
メインステージに移り、「アディショナルタイム」が披露されます。この曲、いいですね。私も大好きな一曲で、心に染み渡るようなパフォーマンスが展開されました。
壮大な転換SEが響き渡る中、髙橋未来虹がステージで見事な殺陣を披露。その後、「ひらがなひなた」時代の楽曲「錆つかない剣を持て!」へと繋がります。彼女の凛々しい姿が、この曲の力強さをさらに引き立てました。
そして迎えたクライマックス。「見たことない魔物」が披露され、会場のボルテージは最大に。藤嶌果歩が「おひさま!◎△$♪×¥●&%#?!」「イクゾー!」と絶叫し、全力で煽る姿に観客は大興奮。4期生が左右の花道に広がり、パンツスタイルで神曲を力強くパフォーマンスします。間奏ではメンバーが何かを叫びながらさらに煽りますが、その声も歓声にかき消されるほどの盛り上がり。会場中が熱狂に包まれる中、「最高最強4期生!」のコールが巻き起こり、まるでドームの天井が吹き飛びそうな勢いでした。曲のラスト、藤嶌果歩が「おひさま!大好きだよー!」と絶叫。そして4期生全員が元気いっぱいのアウトロダンスでパフォーマンスを締めくくり、感動と興奮が渦巻くクライマックスにふさわしいシーンとなりました。
転換が入り、正源司陽子と藤嶌果歩がメインステージに登場します。2人が空中に指で文字を書くような仕草をすると、モニターには「LAST SONG」の文字が映し出されました。そして、本編最後に披露されたのは「絶対的第六感」観客の期待感が最高潮に達しました、歌唱を終えるとステージ上段で佐々木久美が、ふざけて開演時の正源司陽子のベッドに入ったりと、ユーモアたっぷりのおふざけが繰り広げられます。最後は正源司陽子が再びベッドに戻り、眠りにつくような仕草で本編が静かに終了しました。
アンコールの声に応え、メンバーたちが白いグッズトレーナーとグレーのミニスカート衣装で再登場。フロートや花道に繰り出しながら、観客とさらに近い距離でパフォーマンスを披露します。アンコール曲は「HEY!OHISAMA!」目の前が立ち位置のようなド正面最前席という状況に、小西夏菜実、高瀬愛奈、渡辺莉奈が交代で現れ、そのたびに大興奮!間近で見る彼女たちのパフォーマンスに胸が熱くなる瞬間が続きました。
佐々木久美が「今日の盛り上がり、最高すぎますね!」と笑顔でコメント。そして、「ここで、最後のひなあい企画をやります!」と宣言しました。ところが、手元にあるはずの台本が見当たらない様子で、思い出しながら説明を続けます。「ホームラン企画ですね」と言いながら、正源司陽子にバトンタッチ。
正源司陽子が補足し、「ツアー各地でホームラン企画を実施してきましたが、最終的に東京ドームでホームラン王を決めたいと思います!」と説明します。これまでの上位者による決勝戦が行われることになり、出場者は加藤史帆、東村芽依、藤嶌果歩、佐々木久美、宮地すみれの5名。失格が河田陽菜と発表されました。
当時、河田陽菜の計測者が森本茉莉でしたが、「8本」と判定を下しました、後にその結果に疑問が浮上。証拠映像で検証が行われた結果、実際には「2本」だったことが判明しました。森本茉莉が「間違えてる自覚はありました。本当は10本と思ったんですが、周りのメンバーが4とか2と言っていたので、空気を読んで8本にしました。でも、懺悔です」と潔く告白。これに対し、富田鈴花が懺悔の神様として登場し、「×」の判定を下しました。
その後、加藤史帆が卒業していることから、河田陽菜が繰り上げで出場することが決まり、場内は温かな笑いと拍手に包まれました。
突然、ナレーションで「まてまて」と春日俊彰の声が響き渡り、メインステージのPOPUPから彼が腕を組んで登場。「トゥース!」とお決まりのポーズを決めると、会場は大歓声に包まれました。「よう、日向坂、やってやろうじゃないか」と挑戦的な一言でさらに盛り上げます。
春日俊彰は続けて、「前説ありがとう」と冗談交じりに感謝の言葉を述べ、「番組で出演交渉権を獲得したので来た」「所沢の怪人、カストラーデが参戦する」と宣言。会場がざわめく中、この後決定する日向坂のホームラン王と対決する流れに。
進行役は代打が得意な松田好花に交代し、決勝戦がスタートします。しかし、時間が押し始めている様子で、進行に少し焦りが見え始めました。決勝では、各自が花道の先端に分かれてトスバッティングを行い、スタンドにボールを入れることでカウントされるルール。限られた時間の中での白熱した対決に、会場の期待感がさらに高まります。
決勝戦の結果は、佐々木久美が5本、藤嶌果歩が8本、東村芽依が6本、河田陽菜が2本の発表には、会場が失笑に包まれ、そして宮地すみれが7本という結果に。見事、藤嶌果歩が優勝を果たしました。
春日俊彰は「相手に不足なし!10本だったら危なかったけど、8本なら余裕だな」と余裕を見せるコメント。すると、松田好花が「センターステージから打ってください」と提案。しかし、春日がゴネ始めると、松田が即座に「じゃあ、やらなくて良いです」と切り返し。これには春日も「やるよ!」とお決まりの持ちネタで応じ、会場を爆笑させました。
さらに「トスバッティングじゃありません。特別ゲストのピッチャーを呼んでいます!」とサプライズを発表。さらに、特別なバットとして、高瀬愛奈がイギリス時代にやっていたというラウンダーズの木の棒が与えられ、会場はますます盛り上がります。
ここで、「元横浜ベイスターズ監督、ラミネスが登場するのでは?」という期待感が高まりますが、どうやら台本上はそうなっているものの、メンバーへのドッキリとして仕掛けられている様子。次の展開に、観客もメンバーも一層興奮と期待が高まりました。
松田好花がピッチャーを呼び込みます。BGMには「ときめき草」が流れるものの、なかなかピッチャーが登場せず、仕切り直しに。しかし、再び音楽が流れる中、なんと若林正恭がスポーツ自転車でアリーナの外周を全力疾走しながら登場!会場は一瞬で笑いに包まれます。松田好花や佐々木久美は腰を抜かして泣き出すほど驚き、メンバーも観客も大爆笑。
若林正恭は「おひさま、会いたかったよ!」と挨拶。春日俊彰が「若林さんじゃないの、投げるの?」とツッコむと、登場時の音声トラブルについて暴露し、瞬く間にオードリーらしい独特の空気感に持ち込みます。観客の中には、若林正恭や春日俊彰のタオルを掲げて応援するファンの姿もちらほら見られました。
ピッチャー役を務める若林正恭はバックステージまで歩いて向かい、スタンドに向かって挨拶。「どうも、ポカの声を一回でクビになった若林です」と自己紹介し、会場の笑いを誘います。しかし、試技が始まると凡打の連続で、誰も正確なカウントをしておらず、グダグダな展開に。そんな中、若林正恭が「泣きの一球勝負」を提案し挑戦するも、結果はまたしても凡打。これには、春日俊彰に向かって全力疾走。最後はドロップキックをお見舞いし、会場は笑いと歓声に包まれました。
メインステージに全員が集合する中、若林正恭がステージに戻りながら「関屋さん、押してる押してるって、うるさい!」とスタッフをいじり、オードリーのライブ感そのままに場を和ませます。そして「私が持ってる布は、春日に内緒で切ったズボンの裾です」と明かしながら、その布で汗を拭く一幕が。会場がざわつく中、春日俊彰のズボンを見てみると、確かに裾が短くなっており、高校時代のままの関係性で、さらに笑いを誘いました。
「このコーナーの採点、98点です」と若林正恭が得意げに評価を下し。ホームラン王になった藤嶌果歩が喜びを爆発させる中、進行役の松田好花は「なんか、大切なことを学びました」とコメント。それに対し、若林正恭は「これが、生肉のぶち上げ方だ!」と締めの言葉を放ち、大盛り上がりのコーナーが幕を閉じました。
ライブのラストに向けて、「JOYFUL LOVE」が披露されました。オードリーの2人がステージを後にすると、場内にはおなじみの虹のサイリウムになります。しかし、今回はしっとりとした雰囲気にはならず、観客のザワザワがなかなか収まりません。そんな中、佐々木久美が「きれいな虹をありがとう!」と感謝を伝え、「最高の『JOYFUL LOVE』でした」と笑顔でコメント。さらに、オードリーの再登場を全員で喜び合う場面もありました。
そして、新たな発表が。2024年春に横浜スタジアムで「ひな誕祭」が開催されることが明らかにされ、会場は歓喜の声に包まれます。
最後に、佐々木久美が決意を語りました。「成長をお見せできましたか?」「もし嫌なことがあっても、私たちのライブで忘れられるようにしたい」「そしてもう一度、この東京ドームに立つことを目標にしてきて」「こんな素敵なライブができて幸せです。でも、もっと上を目指して、強く、スマイルハッピーに!」と力強く宣言。その言葉に観客は感動と期待を感じました。
エンディングでは卒業メンバーが再び呼び込まれ、「キュン」が披露されました。加藤史帆のラストシーンでは、「大好き!」という笑顔の一言が観客の心に深く刻まれました。そして、佐々木久美が「おひさま最高!」と叫び、最高のライブが幕を閉じました。
しかし、すぐに観客から「日向坂」「46」のアンコールが巻き起こります。照明も消えたままの会場に、期待と緊張感が漂い、何かが続きそうな雰囲気に包まれます。
すると、モニターに既視感のある映像が映し出されます。ファーストシングルから今作までのミュージックビデオのダイジェスト映像が流れ、それに合わせて小坂菜緒のナレーションが重なります。「さあ、みんな行くよ」という言葉とともに、白いドレスをまとったメンバーがステージに登場。そして、新曲「卒業写真だけが知ってる」が初披露されました。
最後に、小坂菜緒が感情を込めて語ったセリフ、「私も好きだったのに……」。その言葉が静かに響き渡り、ステージの幕が下ろされました。本編の終演にふさわしい、感動的なフィナーレでした。
終演後は、規制退場と場内の撮影がOKであることのアナウンスがされました。
<セットリスト>
01. 君はハニーデュー(C.正源司)
02. Am I ready?(C.上村)
03. 雨が降ったって(C.小西)
04. 真夜中の懺悔大会(C.高瀬)
05. ホントの時間(C.小坂)
06. 夕陽Dance(C.渡辺)
07. ドレミソラシド(C.小坂)
08. ってか(C.金村)
09. ブルーベリー&ラズベリー(C.清水)
10. My fans(佐々木美玲)
11. キツネ(C.小坂)
12. アザトカワイイ(C.佐々木美玲)
13. One choice(C.丹生、山口)
14. 青春の馬(C.小坂)
15. 君しか勝たん(C.加藤、小坂)
16. 誰よりも高く跳べ!2020(C.佐々木久美)
17. アディショナルタイム(C.金村)
18. 錆つかない剣を持て!(C.高橋)
19. 見たことない魔物(C.藤嶌)
20. 絶対的第六感(C.正源司、藤嶌)
EN1. HEY!OHISAMA!
EN2. JOYFUL LOVE
EN3. キュン(C.小坂)
WEN1. 卒業写真だけが知ってる(C. 小坂)
まとめ
今年は、宮崎でのひなたフェスを大成功させ、そして東京ドームでの公演も見事に実現しました。一方で、主力メンバーの卒業や紅白歌合戦への出場を次世代へ引き継ぐタイミングで、惜しくも落選という結果に。しかし、そのことに触れることはありませんでしたが、メンバーたちの思いは察するに余りあるものがありました。
数年前、櫻坂46が紅白落選からの逆境を経て大きく成長し、大飛躍を遂げたように、日向坂46もこの経験をバネにさらなる成長を遂げることでしょう。その未来に大きな期待を寄せています。以上、みたらしゴローでした!
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