日向坂46「ひなたフェス2024」DAY2 2024年9月8日@ひなた宮崎県総合運動公園ひなたサンマリンスタジアム宮崎

ライブ参戦
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こんにちは、みたらしゴローです。昨日に引き続き、ひなたフェスDAY2です。昨日は宮崎市内など近場で宿が取れていなかったので予約が何とか取れていた延岡で泊まりました。午前中は日向市駅(日向坂46駅)に向かいます。駅全体が日向坂46一色に染め上げられており、特にJR九州の社員が作成したであろうイラストが可愛らしかったです。

次の電車まで1時間ほどあったので、近くの有名とんかつ屋さん「不二かつ」を覗いてみましたが、やはり満席で断念しました。その後、宮崎駅まで移動し、日南本線に乗り換えました。1両編成の列車には多くの人が乗り込んでおり、私は奥の通路に立っていました。発車10分前には乗車制限がかかり、地元のおじさんが乗れない様子を見て、いたたまれない気持ちになりました。

しかし、発車後の南宮崎駅では20人ほどが乗車し、なんと問題なく乗車しました。その後も乗客の協力で、地元のお客さんの乗降は順調に行われましたが、宮崎駅での対応は今後の課題と言えるでしょう。

木花駅から会場へ向かいますが、昨日よりも暑さが厳しいです。パレードの終点付近で見ることにしました。しばらくすると、宮崎学園吹奏楽部が武道館方面からスタート地点へ向けて行進し、大きな拍手が沸き起こりました。続いて、黒カーテンやスモークがかかったワゴン車が10台近く移動。メンバーが乗っているようです。

昨日と同様、素晴らしいパレードが行われ、昨日は予定時間を大幅に超過していましたが、今日は約20分で終了。動線などが改善されたように見えました。最終地点では、メンバーが乗ったオープンバスが目の前で2分ほど停車し、しっかりとメンバーの姿を観ることができました。特に今日は、正源司陽子の前髪を上げた髪型に釘付けでした。

パレードが終了し、立ち入り禁止エリアが開放されると、吹奏楽隊が歩いて戻ってきました。割れんばかりの拍手が起こり、彼ら彼女らは全身汗まみれでした。私もスタジアム方面に移動し、日陰で休むことにしました。途中、ポカのバルーンの前で吹奏楽隊が記念撮影をしていました。2日間、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

その後、フアンクラブブースへ向かいました。事前に抽選のQRコードを表示させていたつもりでしたが、画面を開くとホワイトアウトしてしまい、WiFiも全く繋がらず、抽選を諦めることに。今日は外れくじすら引けませんでした。

入場に関して、今日は早めに入るよう頻繁にアナウンスが流れていました。武道館でクールダウンしようと思いましたが、日陰で休むことに変更して、しばらく休息後、入場口に向かいました。昨日は無かった「避暑地」の案内があり、日陰エリアを利用して休む人が多く見受けられました。

会場内には、メンバーの等身大パネルがあちこちに設置されていました。これも富士急のW‐KEYAKI FESで見た光景ですね。懐かしいです。

入場し、今日はアリーナど真ん中の最後方から2列目の席です。とはいえ、ホームベース部分とマウンドが保護されて椅子が置かれていないため、実際には少し上手寄りの位置になります。そういえば、センターステージがセカンドベースの位置にあり、左右に伸びる花道がファーストベースとサードベースに対応しているように感じます。この部分には重量をかけないための配慮かもしれませんね。

開演が近づくと、オレンジや水色のスタッフTシャツを着た集団がアリーナ中央のブロックに入りました。特徴的な顧問の先生で分かりますが、パレードを盛り上げた宮崎学園吹奏楽部のメンバーのようです。彼ら彼女らは役目を果たし、ご褒美としてライブ鑑賞を楽しんでいる様子に胸が熱くなりました。それでは、ライブの様子をお伝えします。

ライブレポート

開演前には昨日と同じVTRが流れ、県知事の挨拶の後、すぐに影ナレが始まりました。今日はテンポ良く進行していきます。影ナレを担当したのは金村美玖と丹生明里の「ゆばレタ」コンビでした。丹生明里は、いつも通りゆっくり丁寧に話し、最後は二人で「日向坂フェスってトキメキだー!」と声を合わせ、盛り上げSEへと繋がりました。

和太鼓の準備が進み、佐々木美玲が「ひなあい」から始まるVTR、続いて松田好花が浴衣姿で現れ、今日もミスなく太鼓を鳴らします。さらに、浴衣姿のメンバーが次々と登場し、盆踊りバージョンの「日向坂」でライブがスタートしました。昨日同様、花道も使ったパフォーマンスが繰り広げられ、曲の終盤にはメインステージに全員が集合。佐々木久美が「ひなたフェス二日目始まるよー!」と元気に宣言し、メンバーは一旦退場。overtureが流れ始めました。

その後、再び白を基調としたボーダー花柄刺繍のサマーニット姿でメンバーが登場し、デビュー曲「キュン」で会場を一気に盛り上げました。

MCです。佐々木久美が「始まりましたー!」と感謝の気持ちを伝えました。丹生明里は「たくさん来てくれたことも、天気も、雲ひとつなくて嬉しいです」とコメント。高瀬愛奈は「浴衣、みんなかわいかったですよね」とメンバーを褒めました。キャプテンの佐々木久美は「宮崎に日向坂の……」と言いかけて、何を言うか忘れてしまったようで少しためてから、「風を吹かせられますか!」と会場を盛り上げ、再びライブへ戻ります。

「ドレミソラシド」の一サビで放水が開始されました。今日の席には届きませんでしたが、後方から見ると放水の威力がすごいです。四曲目からは昨日とセットリストを変更し、「ソンナコトナイヨ」で放水攻撃を続けました。

一期生だけが残り、MCが始まりました。東村芽依が「やりたいことがある」と言い、「みんなで乾杯やりたい!」と提案。「せーの、乾杯!」と声を合わせて乾杯が行われました。高瀬愛奈は「なんと、ライブだけでなくフェスが実現しました。フェスといえば、フェス飯ですよね」と話し、東村芽依は「ロケで訪れた『みつをこぼせ』も出店してくれて嬉しい」とコメント。佐々木美玲は「メンバーには、たくさん『ゴーラー』がいるし、かき氷屋さんも出ていて、全部美味しい!」と感想を述べ、見かけによらずしっかりした一面も見せます。パレードの感想も語り、「VTRスターツ!」の掛け声で映像へ移行しました。

昨日と同じく、ひらがなけやきの誕生から三期生加入までを振り返るVTRが流され、アメリカ風の派手なスクールガール衣装をまとった三期生4人が登場。森本茉莉が「声出して、弾けて行くぞー!」と叫び、「青春のポップコーン」を披露しながら花道に飛び出しました。続いて二期生が登場し、花道を行進しながら、多幸感いっぱいの「世界にはThank you!が溢れている」を歌唱。「宮崎のみなさーん、Thank you!」と可愛らしく締めくくりました。

四期生が登場し、MCが始まりました。平尾帆夏は「デビュー前に初めて撮影で訪れたクルスの海、撮影日がちょうど2年前の2022年9月10日だったんです。今では四期生が表題曲のセンターを務めるまでになって……いやー、エモいなー」と感慨深げに語りました。続いて清水理央が「パレードが楽しかったです!宮崎学園の皆さん、忙しい時期に頑張ってくれて、素晴らしいパフォーマンスに思わず見入ってしまいました」と感謝を述べました。

さらに「宮崎学園の皆さん、いらっしゃいますか?」と呼びかけると、アリーナ中央で一団が立ち上がり、会場中がスタンディングオベーションに包まれました。これもまた、感動的な瞬間でした。その後、コラボ飯やドリンク(推しメンカラーサイダー)の購入確認があり、次のパートへと進みました。

次の楽曲では、水色のドレスをまとったメンバーが登場しました。加藤史帆が「この方たちと一緒に踊りましょう!」と呼びかけると、「みやざき犬」の「ひぃくん」「むぅちゃん」「かぁくん」もステージに登場し、昨日に引き続き一緒に踊りました。彼らはライブ前のパレードにも参加していたので、フル稼働です。加藤史帆が「宮崎しか勝たん!」と叫び、楽曲「君しか勝たん」が始まりました。

続いて、金村美玖が「行くぞー!」と声を上げ、「ってか」へと続きます。油断している前方の観客に向けて、水の大砲が発射され、メンバーたちは水を乱射して大いに盛り上げました。激しい煽りと水の演出で観客を喜ばせましたが、センターステージの噴射機の調子が悪かったのか、金村美玖が「てへっ」と可愛く誤魔化す場面もありました。

二期生のMCが始まりました。丹生明里が「みやざき犬、来てくれましたね」と話し、富田鈴花は「ひぃくんとバトルした」と振り返りました。河田陽菜は「私が提案した『みやざき犬ホットケーキだワン』、大好評でした!」と嬉しそうに語りました。

その後、みんなで「タイプ診断」をしようという話になり、ひぃくんタイプのしっかり者、むぅちゃんタイプの元気な行動派、かぁくんタイプの自由でマイペースの3つのタイプに分けて、会場の観客に挙手させました。結果、かぁくんタイプが最も多いことが判明しました。

そして、小坂菜緒が「昨日誕生日でした。宮崎が好きになったし、最高の誕生日だった!」と感謝を述べると、丹生明里が「みんな立つよー!」と呼びかけ、再びライブが始まりました。

「僕なんか」がしっとりと歌われる中、ちょうど日が落ち始め、ライブが終わっていく感覚とともに、寂しい気持ちがこみ上げてきました。VTRでは、三期生加入以降から東京ドームに関わる昨日と同じ映像が流れました。加藤史帆の「あんっ」で今日も会場から失笑が漏れ、そして四期生の加入シーンへと続きました。

昨日は最初の四期生の曲が披露されましたが、今日は最新の「雨が降ったって」でポップにパフォーマンスが行われました。続いて、テンションがおかしい佐々木美玲が「ウワー!タオルまわせー!」と叫びながら飛び出し、「好きということは…」で暴れまわります。ここで再び放水も再開。佐々木美玲がおひさまに代わり、ナチュラルに「はい、せーの!」と煽ると、客席も最大限のレスポンスを返しました。ラストでは「ハーイハーイハイハイハイハイ」と観客からのコールに佐々木美玲がマイクで応じ、「Thank You!」と締めくくりました。

続いて、三期生のMCです。髙橋未来虹がMCを進行し、緑が多くて優しい雰囲気の宮崎について話す中、山口陽世が「住みたい!」と言い出しました。すると、森本茉莉が「一緒に住もう」「三期全員で住もう」と返し、髙橋未来虹が「5年後ね」と約束しました。そして、宮崎学園高等学校や一塁側スタンドで観覧していた宮崎大学のボランティアの皆さんに感謝を伝えたいという話になり、全員で「ありがとう」と唱和しました。観客が座ると、髙橋未来虹が「あれ?座っちゃった。立って!」と声をかけ、再びライブが再開しました。

丹生明里が「おひさま!イクゾー!」と煽り、「One choice」がスタート。球場の照明が一斉に点灯しました。続いて上村ひなのセンターの「Am I ready?」が披露され、可愛いうさぎダンスを踊りました。このコーナーから昨日も同様、水色とピンクのチェックが紫に見える衣装でパフォーマンスが行われます。

曲が終わると、佐々木美玲のナレーションで「皆さん、楽しんでますか」と問いかけ、「宮崎県のお祭りを三つ紹介」という流れに。昨日と同じく「日向ひょっとこ夏祭り」「宮崎HEROES」「青島 海を渡る祭礼」が紹介されました。二日目ということもあり、特に小学生中心のチアリーディングチームは、マイクを女の子に任せるなど、伸び伸びと演技をしていました。

VTRでは2022年の東京ドーム公演の様子から「ひなたフェス」開催決定、そして感謝と温かい宮崎の様子が昨日同様に放映されました。

オレンジのひなた衣装を身にまとった四期生が飛び出し、ここからはキラーチューンの連続です。清水理央が「サンマリンスタジアム、揺らせるかー!」と叫び、「見たことない魔物」でステージ上を駆け抜けます。放水も再開されましたが、やはりセンターステージの機械が不調でした。ラストは藤嶌果歩が「おひさま!大好き!」と可愛く叫びました。小西夏菜実が「ついてこれますか?叫べますか!」と煽り「キツネ」へ。正源司陽子のセンター「君はハニーデュー」が続き、会場はハイカロリーな盛り上がりを見せました。

MCでは佐々木久美が「楽しんでますか!?」と声を上げ、松田好花が「衣装、中心がオレンジでだんだん黄色になるのが素敵」「あと、ウェーブがやりたい!」と提案し、会場前方から後方へ大きなウェーブが起こりました。

今日も「HEY!OHISAMA!」を「HEY!MIYAZAKI」に変更した大合唱が行われ、モニターと発声のズレも見事に修正されていて、さすがのパフォーマンスでした。本編ラストは、佐々木久美キャプテンのおなじみの大煽りから「誰よりも高く跳べ!2020」が始まり「宮崎」とタメからの「跳べ―!」で会場中が大ジャンプ!佐々木久美は「みなさん、楽しんでいただけましたか?夢がかなって幸せな時間が過ごせました。ひなたサンマリンスタジアムは一生の思い出になりました」と感謝の言葉を述べて、ステージを去りました。

アンコールに応え、昨日と同様にVTRが流れ、表題曲のMV映像をバックにカウントダウンが始まりました。5.4.3.2.1.0から「6」に変わり、新曲「絶対的第六感」が初披露されました。やはりカッコよく、特に後傾姿勢でのステップが既にツボです。

アンダーメンバーが黒いグッズTシャツ姿で登場。山口陽世が「ひらがなは、宮地すみれがセンターです」と紹介し、宮地すみれは「私たちも『絶対的第六感』に負けないように『君を覚えてない』をオール日向坂で頑張ります」と意気込みを語りました。また、10月23日・24日に横浜アリーナでのライブが告知されました。

選抜メンバーが戻ってくると、佐々木久美が「アンコールありがとうございます。『絶対的第六感』を披露させていただきました」と感謝を述べました。正源司陽子は「昨日と今日、宮崎で披露させていただき、たくさん声をかけていただいて本当に幸せです」と喜びを表し、藤嶌果歩も「披露させていただいて、もっとこの楽曲が好きになりました。これからも一緒に育てていただけたら嬉しいです」と改めて決意を語りました。

佐々木久美が「あっという間でした」としみじみ語ると、佐々木美玲が「宮崎でフェスをやりたいと提案させてもらって、いろんな方が協力してくれて、おひさまも来てくれて、みやざき大使にも就任しました。これからもよろしくお願いします」と感謝の気持ちを伝えました。また、地震や台風の被害に遭われた方々へのお見舞いと、協力への感謝を改めて述べました。そして「また戻ってこられるように頑張ります。宮崎は本当に素敵な場所、皆さんも好きになりましたよね。ひなたフェス2024って名前ですから……」と、来年も開催できることを願いを込めました。

「宮崎の空に虹をかけるように」と「JOYFUL LOVE」が披露され、佐々木久美は「本来ここで終わりですが、伝えたいことがあります」と語りかけました。

VTRが流れ、秋からの全国ツアーの告知がされました。最終公演はなんと東京ドームで行われることが発表され、地響きのような歓声が上がりました。佐々木久美は「声出し解禁での東京ドーム公演です。ひなたフェスから東京ドームへ、今年の夢がかないました」「宮崎のフェスは大きな挑戦でしたが、ここまで来られて本当に愛を感じました。これは終わりではなく、始まりです。東京ドームへ向かいます」と力強く語りました。前回の東京ドーム公演直前にコロナ感染で出演できなかった濱岸ひよりが、今回は出演できることを期待したいですね。

最後に「約束の卵」が歌われ、半分以上のメンバーが涙を浮かべながら歌唱。「おひさま!大好き!」の掛け声に合わせて大量の花火が打ち上げられ、感動的なフィナーレを迎えました。

<セットリスト>
01. 日向坂(盆踊りver.)
02. キュン
03. ドレミソラシド
04. ソンナコトナイヨ
05. 青春ポップコーン
06. 世界にはThank you!が溢れている
07. 君しか勝たん
08. ってか
09. 僕なんか
10. 雨が降ったって
11. 好きということは…
12. One choice
13. Am I ready?
14. 見たことない魔物
15. キツネ
16. 君はハニーデュー
17. HEY!OHISAMA!(HEY!MIYAZAKI!ver.)
18. 誰よりも高く跳べ!2020
EN1. 絶対的第六感
EN2. JOYFUL LOVE
EN3. 約束の卵

まとめ

日本の「ひなた」、まさに宮崎市や日向市など、町全体が一丸となった県民総出のフェスでした。メンバーのちょっとした一言から始まり、数々の障害がありながらも地域が力を合わせて動き、素晴らしいフェスを大成功に導きました。ボランティアスタッフや、宮崎学園の吹奏楽隊をはじめとする地元の方々が、まさに影のMVPでしょう。最終日の翌日には、一部のメンバーも含めて会場周辺の大掃除が行われたとのことです。来年以降もぜひ定着してほしいですね。

もちろん、通信環境やアクセス、動線の問題、案内不足など、慣れない中で精一杯の対応が見られました。特に今日は、規制退場の中盤での退場でしたので、木花駅では60分以上待つことに。住宅街の制約は理解しますが、案内情報がないことが、実際の待ち時間以上に辛さを感じさせました。ただ、工夫次第で改善できる点もあるでしょう。国内の大型フェスにはノウハウが豊富にありますので、来年はさらに良いフェスになることを期待しています。そして、必ず開催されることを願っています。感動の二日間でした!

翌日は「クルスの海」や「サンビーチ一ツ葉」を巡ると、そこにも多くのおひさまたちがいました。宮崎グルメも堪能し、帰京しましたが、まだまだ余韻が残っています。みたらしゴローでした!

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