こんにちは、みたらしゴローです。今日は国立代々木第一体育館で開催された新しい学校のリーダーズのライブに行ってきました!世界中を巡ったツアーも、ついに東京での公演です。
少し早めに会場近くに着いたので、渋谷で「タレカツ皿」をいただいてから向かいました。最近、仕事の関係でとんかつを食べる機会がやたら多く、このままだと本当に「ブタ」になりそうです。
今回はアリーナ席でした!テンションが上がり、会場で新しいタオルを購入して準備万端。スムーズに入場、他のライブでの荷物検査やボディチェックが形だけのように感じてしまうのは私だけでしょうか?むしろ、手間を省いても良いのでは、と思ってしまいます。そんなこんなで席に向かうと、まさかの最後列から3列目。ステージが少し遠いのは残念ですが、中央には花道が設置されていて期待が膨らみます。では、ライブの様子をお届けします!
ライブレポート
開演が近づくと、メンバー全員による影ナレが始まりました。いつものふざけた雰囲気を存分に発揮しつつも、新グッズ「光るレコーダー」についての注意事項も忘れずにアナウンス。「いつ吹いてもいいけど、ちゃんと空気を読んでね!」とユーモアたっぷりに促していました。
会場内にラップ調のBGMが流れ始め、徐々に戦士が登場するかのような壮大なSEへと変化していきます。その瞬間、ステージ中央に設置された巨大な鳥居の中央にある球体が上下に割れ、ゆっくりと広がりました。そこから現れたのは、セーラー服にナポレオンジャケットを羽織ったメンバーたち。SUZUKAが力強く「We are ATARASHII GAKKO NO LEADERS!」と叫び、ライブがスタート。1曲目は「Change」で幕を開けました。
ステージ上部には生演奏を担当するトロンボーンやサックスなどの楽隊が配置され、迫力ある音楽がライブをさらに盛り上げます。
2曲目は「Fly High」勢いそのままに、SUZUKAが「東京マジよろしく!」と叫び、続けて「Maji Yoroshiku」をパフォーマンス。曲の終わりには「今日はマジよろしく!」と観客に挨拶しました。
その後、「オトナブルー」のイントロ風のSEが流れ始め、SUZUKAは「東京のみんな、お元気ですか?」と呼びかけます。そしてSEに合わせて「新しい学校!」と声出しを促しました。そのまま「オトナブルー」へ進むかと思いきや、突然メンバーはステージ上段の球体の中に移動します。
すると「Hero Show」のイントロが流れ、メンバーたちは上段で、怪人たちは下段でダンスを展開。すると突如、白い戦隊ヒーローが舞台に飛び出しました!曲の最中には、ヒーローと怪人の戦いが繰り広げられ、前半はヒーローが優勢。しかし次第に怪人たちに押されながらも、最終的にはヒーローが怪人を倒して幕を閉じます。
SUZUKAは「東京の皆様、こんばんは!」と元気に挨拶し、「ヒーローショウのみんなに拍手をお願いします!」と観客に声をかけました。すると、ヒーローと怪人たちは仲良く退場。会場は温かな拍手に包まれました。
そして、改めてお馴染みの「個性や自由ではみ出していく」という自己紹介が始まりました。SUZUKAは、「本日は、NIPPON CALLING TOUR 2024 東京公演1日目にお越しいただき、誠にありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えます。続いて、MIZYUが「ヨーロッパ、アジア、北米、全26都市に降臨し、そして日本各地を巡って、ついに帰ってきました!」とツアーの歩みを振り返りました。
RINも、「日本国内では、6都市11公演を巡り、ついに最終地点・東京です」と力強く語りかけます。その後、他の都市にも参加した人や、今日が初めてという観客に声をかけながら、一人ひとりへの感謝の気持ちを伝えました。
ここでKANONが元気よく声出しをリードし、SUZUKAが「みんな、めっちゃアチアチだね~!セクシーな気分だわ。…ちょっとそこのおっさん!」とユーモアたっぷりの一言を挟み、笑いを誘います。そしてその流れのまま、「オトナブルー」へ突入。会場中の観客が首を揺らし、曲のリズムに乗る光景は圧巻でした。
次の曲は「Arigato」。メンバーは花道を行進しながらパフォーマンスし、そのまま「Forever Sisters」を披露。観客の近くまで来てくれるステージングに、ファンの喜びがひしひしと伝わってきます。SUZUKAは我慢できずに客席へ突撃!会場は一気に熱気を帯びます。
続いて、キャッチーなイントロが流れ出し「CANDY」へ。SUZUKAは再び客席へと飛び込み、観客との距離をぐっと縮めます。「あら、すーちゃんみたいな子いるよ」と言いながら、メガネをかけたキッズの頭を優しく撫で回し、「健やかに育つんだよ」と温かい一言。一生忘れられない思い出を作ったことでしょう。
MCでは、「なんかアチィね、エアコン下げてもらおうか?」と冗談を交えつつ、「グッズ似合ってるよ」「Suger high Suger lowしてくれましたか?」「ぷっぷーやった?」と、観客に呼びかけます。「これが醍醐味だよね」と語り、会場全体を巻き込んで一体感をさらに高めました。
暑さに配慮し、観客に水分補給を呼びかける場面もあり、KANONは「命令ですよ!」と軽くSキャラを発揮。観客からも笑いと歓声が起こり、楽しい雰囲気が続きます。
MCタイムでは、MIZYUが語りかけます。「6月にニューアルバムを出して、その中からいくつか披露しています。レコード版もリリースしましたので、みなさんの生活にフィットしていたら嬉しいです」と、アルバムについて触れました。さらに、「LAで作った曲も、日本で作った曲もあって、from Japanとしてもっと飛躍していけたらと思っています」と、今後の抱負を語ります。
RINは、「個性にフォーカスして活動してきました」と振り返りながら、自身の進化にも言及。「滑舌のコツを掴んで、より表現力が高まった」と自信を見せました。一方、SUZUKAは「私も喉が広がって、声がもっと出るようになったよ!」と笑顔で応え、成長を感じさせるコメントを残しました。
また、SUZUKAは「来年で10周年を迎えます。これまでの活動は全部が大切で、そんな思いを込めてリミックスにも挑戦してみました」と告げ、次に披露する楽曲への期待感を高めます。そのまま自然な流れでライブパフォーマンスへと戻っていきました。
重厚な転換SEが流れる中、一旦ステージから捌けたメンバーたちが再び登場。今度は学ランを羽織り、再び球体の中から現れました。「Pineapple Kryptonite remix」をダンスで披露し、その動きに会場の視線が釘付けに。続けてステージに降り立つと、学ランを脱ぎ捨て、文字がびっしりと書かれたセーラー服姿へと衣装チェンジ。「最終人類」で指をかざし、そのまま「恋ゲバ」へと続けて、いずれもリミックスバージョンで披露しました。高速ラップ音がキッズたちは苦手なのか、座り込んだり耳を塞ぐ姿も見られましたが、会場の熱気は衰えません。
その後、SUZUKAの「東京、跳べ!」の掛け声で「Toryanse」がスタート。RINのラップもすっかり堂に入り、観客をさらに盛り上げます。
次にメンバーが横一列に整列し、「WOO! GO!」をパフォーマンス。この曲では、再びヒーローと怪人が登場し、ステージに彩りを添えました。最後には「みんなでバック転」で締めるものの、完璧に決めたのはヒーローと怪人たちだけ。SUZUKAは「いいな~、バック転できるの羨ましい」と冗談交じりに羨望の声を漏らし、会場に笑いが広がります。
その後、メンバーは花道へと繰り出し、年代ごとに声出しを促します。「イエイ、チェンジ、ウーゴ!」と観客との一体感を演出。SUZUKAはここでも客席へ突撃し、会場の熱狂がピークに達しました。
メインステージに戻り、披露されたのは「Giri Gri」。曲が進むにつれ、早くもラストスパートの雰囲気が漂い始めます。RINは「渋谷に原宿」の歌詞の部分で、「ここだよ」とジェスチャーを交えながら表現し、会場を盛り上げました。その後は「Suki Lie」。一つ一つの曲が観客を魅了していきます。
続いて、球体が再び開き、中から和太鼓が現れると、重低音が会場全体に響き渡り、観客の体に直接届くような迫力。メンバーは着物を羽織って登場し、「Omakase」を披露。さらに法被を着た男衆が登場し、祭りの雰囲気を一気に加速させます。
SUZUKAを先頭に花道を行進しながら「Essa Hoisa」をパフォーマンス。センターステージではメンバーと男衆が円を描くように行進し、まさにお祭り騒ぎといった様相です。途中でSUZUKAの上履きが飛んでしまうハプニングもありましたが、すぐに回収されて笑いを誘いました。
センターステージに戻ると、メンバーは羽織りを脱ぎ捨て、SUZUKAが力強く宣言。「我々は世界中を降臨してきました。今、日本、そして東京に降臨。一緒に拳を突き上げよう!」と観客に呼びかけ、「Tokyo Calling」がスタート。太鼓とラッパ隊によるセッションが絶妙で、迫力満点のパフォーマンスが続きます。
「次で最後の曲!」というSUZUKAの宣言に、観客から「エーッ!」という声が上がるも、「エーって言ってる暇ねーぞ!」と返してから「NAINAINAI」へ突入。SUZUKAはまたもや客席へ突撃!今日はほとんど下手側に突撃し盛り上げます。和太鼓、ヒーローショー、ラッパ隊といった演者が紹介され、最後には観客も交えて拍手をし合い、「みんな最高!」という言葉を残しながら、全員揃って下校しました。
会場はすぐにアンコールの声に包まれ、「はみだし」コールと手拍子、さらにリコーダーの音が入り混じる独特な空気感に。観客の熱意に応え、様々なグッズを身につけたメンバーが再登場します。
SUZUKAは「アンコールありがとう!みんなが“はみだし、はみだし”って呼んでくれるからだよ!」と感謝を伝え、「アチアチの後は、サッパリしましょう」と一言。「ケセラセラ」を披露しました。この曲に込められた「ありのままで生きていきましょう」というメッセージは、どこか昭和歌謡を思わせる爽やかさがあり、ライブの終盤にふさわしい内容でした。
ライブの締めくくりとして、集合写真の撮影が行われ、その後はサイン入りお手玉の投げ込みへ。メンバーたちはそれぞれ2個ずつ投げ入れ、会場の観客を喜ばせます。MIZYUの2投目では、私の一列後ろの方がキャッチし、惜しくもGETできませんでした。また、スタンド席では過去に関わったスタッフを見つけて軽くいじったり、KANONが手作りと思われる推し衣装を着た女性を見つけて、客席に降りて直接お手玉を手渡す場面も。しかし、「業者に発注したんだって」とのオチでさらに会場は盛り上がりを見せました。
続いて、来春開催予定の青春部ファンクラブライブの告知が行われました。今年5月に発足した青春部への勧誘も行われ、青春のコンセプト「年齢に関係なく青春を楽しもう!」が改めて共有されました。その後、「エンドレス青春」と合唱。RINがリズムマシンでビートを刻みながらの演奏が、合唱に彩りを添えます。
ラストナンバーは「迷えば尊し」。メンバーたちはステージや花道を駆け巡り、SUZUKAは再び客席に突入して大暴れ。最後には「不器用でもいい、無我夢中に青春します!愛してるぜ!」と絶叫し、観客の心を鷲掴みにしました。曲が終わると、「休め、気をつけ、礼!」の号令で「寂しいけど、明日もあるぜ!」と一言残し、全員揃って下校。大きな余韻を残し終演となりました。
退場時には主催者のフライヤーとスポンサー提供のグミがお土産として配布されました。
<セットリスト>
01. Change
02. Fly High
03. Maji Yoroshiku
04. Hero Show
05. オトナブルー
06. Arigato
07. Forever Sisters
08. CANDY
09. Pineapple Kryptonite remix
10. 最終人類
11. 恋ゲバ
12. Toryanse
13. WOO!GO
14. Giri Gri
15. Suki Lie
16. Omakase
17. Essa Hoisa
18. Tokyo Calling
19. NAINAINAI
EN1. ケセラセラ
EN2. 迷えば尊し
まとめ
新しい学校のリーダーズ、代々木第一体育館をSOLD OUTさせ、派手に暴れながら観客を存分に楽しませてくれました。一昨年からの勢いでブレイクしすぎた感もあり、その反動を心配しましたが、海外と国内でバランスよく活動している結果が見事に現れたステージでした。
明日のツアーファイナルはWOWOWでの放送や世界配信が予定されています。まだチケットが残っているようですが、これは海外の青春部メンバーを置き去りにしないという戦略の一環なのでしょう。きっと明日も素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられるに違いありません。
それでは、また明日!みたらしゴローでした。
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